ここは紅魔館の一番奥にある部屋、お嬢様ことレミリア・スカーレットの私室。
 そして私はお嬢様お付にしてメイド長。
 いつもの様にお目覚めになったお嬢様へおはようのお茶を淹れに、お部屋へお邪魔したときのことだった。
 突然お嬢様が告げた。私はもうすぐ死ぬと。
「今……何と?」
「私はおそらく、近い内に死ぬ」
「な、何の冗談でしょう」
「杞憂で終わればいいんだけどね」
「……」
「近頃胸騒ぎがする。当然私はまだまだ死ぬつもりはないし、フランを残してこの世を去るなんて出来ない」
 でも、と続けるお嬢様おの真面目な顔を見ていられなくなった。
「お嬢様、その……それはパチュリー様に相談してみたのですか?」
「大慌てで図書館中の本をひっくり返しはじめた。何とかする方法を考えるって」
「……」
「パチェの気持ちはありがたいけど、きっとどうにもならないわ……」
 高慢で、どんなときでも気丈に振舞うお嬢様が、ここまで弱音を吐くことに驚きを隠せなかった。
「でも、そんな、決まった話じゃあ……」
「落ち着け、とは言わない。できれば外れて欲しい予感だからね。でも……私に何かあった時のことを考えておいて」
「……」
「少し休ませて頂戴。仕事に戻りなさい」
「……」
「咲夜!」
「……は、はい!」
 怒鳴られて初めてお嬢様の言葉が聞こえた。
 震える足取りで主人の部屋を出て行く。
 お嬢様がどれだけ聡明で崇高な人物であるかを理解している私は、彼女の告白が真実だと思った。いずれ訪れる運命だと思った。
 本当にお嬢様は近い将来に死んでしまうのだろう。そう思うと、不安や心配等のネガティブな気分で頭は一杯になった。
 館内の掃除が出来る状態じゃない。とても仕事が出来る状態ではない。
 妖精メイドに声をかけられて何もない振りをしたが、愛想笑いすらできないぐらい顔がぐちゃぐちゃになっていく。
 私は時間を止めて、胸の中から溢れ出るものを吐き散らした。
 どれだけ泣いていたのか。時間を止めているのだからそもそも時間など経っていないが。
 止めていた時間を進ませてモップを手にしても、まったく仕事に集中できないでいた。
 私は今日だけでもと思い、仕事をサボって自室に引きこもった。



 美鈴はそんなことも知らずいつも通り門番をして、食べて寝てしている。笑顔で過ごしている。
 パチュリー様はそれを顔に出さないようにしているみたいだが、いつも以上に図書館で閉じこもる様に。
 お嬢様はそんなことを気にしておらず、開き直っているかの様。美鈴と同じく普段通りの態度。
 私はお嬢様が心配でどうしようもなく、自分でもわかるぐらい日に日にやつれていく。
 そしてある寒い夜。悲劇は起こった。
 夜の散歩に出かけたお嬢様に付き添いし、妖怪の山付近を通ったときのことだった。
 隙間の妖怪、八雲紫が突然現れて私たちを襲ったのだ。正確にはお嬢様を襲いたかったそうだが。
 彼女は言った。「幻想郷に強すぎる吸血鬼は二人もいらない」と。
 私が時間を止めようとした僅かな時間の間にお嬢様が隙間結界へ運ばれてしまい、時が動いた後には何食わぬ顔で佇む紫の姿しか無かった。
 お嬢様の姿を探すと、地面でうつ伏せになって動かないで居た。紫を睨みつけ、ナイフを手にした所で紫の強襲を受けて私は気を失った。
 気がついたときには野原のような場所で倒れていた。体の節々が痛い。
 お嬢様はまだ何とか息があるのか、肩で呼吸をしながら木にもたれてお腹を押さえていた。
「お嬢様!」
 返事は聞こえない。息をすることにさえ体力を必要としているみたいで、見ていて非常に弱々しく感じた。
 無理に体を動かして傍へ寄る。
「お嬢様、お怪我は……!」
「……」
「お嬢様! 返事をしてください! お嬢様が、あんな妖怪に負けるはず……!」
「……もう、体が動かない。目が、見えなくなってきてる」
「お気を確かに! 私を……咲夜を見てください! すぐに紅魔館へ戻りましょう!」
 お嬢様を抱えようとしたところで彼女が私を突き飛ばした。どうして僅かな希望にすがって生きながらえ様としないのだろう。
 館へ戻って手当てをすればきっと直るはずなのに。そうしても回復できない程の傷を負ってしまったのだろうか。
 いっそここで私の血を飲み干せば、お嬢様の体はきっと回復するはずなのに。
「聞きなさい、咲夜。もう……意識も持たないから、一回しか言わないわよ咲夜」
「そんなこと……言わないでください。私の血を吸って……生きながらえてください」
「お前は紅魔館に必要な人材なのよ……。聞いて、私の後任には、美鈴を……」
「え? な、なんで美鈴なんかに……」
「彼女ならフランの面倒を見ながら外交もこなしてくれるはず。咲夜には引き続きメイドをして。紅魔館をいつでも綺麗にして。パチェは自由にしてもらって……」
「そんなこと、言わないでください。遺言みたいなこと、言わないでください」
「さようなら、咲夜。死後の世界で会えたらいいわね……」
 直後、後ろが明るくなった。そう、夜が明けたのだ。
 お嬢様の体が消えていく。お嬢様の体が白い光を受けて灰になっていく。
 お嬢様の体を庇おうとしたときにはもう手遅れ。灰は風で運ばれ、腕の中にはお嬢様の血で汚れたドレスが残されただけ。
 私はお嬢様の名前を叫んで、お嬢様を守りきれなかった自分を呪った。



 それから私は紅魔館に帰り、お嬢様の死と遺言を館の住人皆に発表してお嬢様の葬式を執り行った。
 ただ、一つを除いては。そう、お嬢様の言った後継ぎのこと。
 私は美鈴なんかに勤まるわけがないと思い、自分自身が館の主人に指名されたと嘘をついた。
 門番の仕事すらまともに出来ている様に見えない彼女が紅魔館の当主なんて出来るわけがない。
 いくらお嬢様のお言葉といえどもこれだけは信じられない。あの方の観察眼が鈍るはずがない。
 パチュリー様に仕立て上げるのもいいかもしれないが、彼女が外を動き回るのは彼女にとって都合が悪いだろう。
 そう思って私が当主に成ったのだ。黄泉平良坂へ行ってしまわれたお嬢様も納得して頂けるはずだ。
「引き続きメイド長としての仕事はします。それと平行して当主の職務を果たしたいと思います。依存のある者はいますか?」
 ざわつく妖精達が静かになり、皆動かなくなった。パチュリー様と美鈴、フランドール様も黙って私を見つめる。
 お嬢様の役割を全うできる自信はないが、果たして見せたいと思う。
 そうして今日から、私十六夜咲夜が紅魔館の当主となった。



 とはいえ、具体的に何をすればいいのかよくわかっていない。
 パチュリー様に相談してみると「レミィと一緒に居たんだから何をしてきたかぐらいわかるでしょう?」と言われて門前払いを受ける始末。
 とりあえず知人全員に挨拶をと思い、私は一人ででかけた。
 まず神社の霊夢に挨拶。そこに居た魔理沙と鬼にも声をかけた。竹林へ行く途中に出合った人形使いに挨拶をした。
 それから永遠亭の月人達と妖怪兎へ会いに行き、白玉楼へも足を運んだ。マヨヒガにも向かった。
 人里へも赴き、最後に妖怪の総本山である山へ。
「そういうわけで、紅魔館の当主は私になりました。念のため挨拶がてら報告に来たというだけ」
「そう、ご苦労様ね」
 今私が居るところは妖怪の山の上にある新しくやって来た神社。
 そして今目の前にいるのは神社に奉られている神様の一人。八坂神奈子。
 妖怪側の人間だから嫌われるのではと思いきや、笑顔で出迎えてくれたので何とも言えない気持ち。
 そのことを言ってみると彼女は答えてくれた。
「妖怪は人間に嫌われる。その人間に慕われるべき神が妖怪を受け入れるっていうのもまあ不思議だけど、そんなこと関係なしに誰からも信仰される神としているべきだと理解しているからね。ここ幻想郷に限った話だけど」
「はあ」
 彼女達との会話も程ほどに、私は守矢神社を後にした。
 このとき紅魔館の掃除をし忘れていることに気付く。妖精メイド達がいるが彼らははっきり言って当てにならない。
「ちょっと」
「うん?」
 先ほど神様の傍に居た真面目そうな巫女に引き止められる。
「あなた、何か隠し事してない? なんだか辛そうよ」
「べ、別にそんなことないわ。思い違いなんじゃない?」
「それならいいけど……。辛くなったら、いつでも相談しに来てくださいね」
「ええ、ありがとう……」
 まさかこの巫女は私の心中を読めたとでもいうのだろうか? いや、気にしすぎだろう。
 早く帰らないと。そう思って私は山を急いで駆け下りた。パチュリー様が言っていた地霊殿というところへは後日向かうとしよう。
 不意に視界が真っ暗になった。掃除のことで気を急いていた私はパニックになり、時間を止めることを忘れてしまった。
 衝撃と激痛が背中に襲ってきて、私は地面に叩き付けられてしまった。
 後ろを振り向くとそこに居たのは暗闇を操る妖怪、ルーミアだった。私としたことがこんな妖怪に隙を突かれるなんて。
「誰かに聞いたわよ。今はあなたがあの大きな館の主人だって」
「へえ、じゃあどうしたい?」
「そうね、そのあなたを殺せば一杯人類食べられるかと思って」
「残念だけどあの館に人間は私しか居ないのよ!」
 急ぐことばかりに意識を使ってしまう。素早く相手を倒そうと必死になり、気がついたときには突撃を繰り返すばかり。
 自分の被るダメージ等に全く意識が行っていない。相手を追い払うことは出来たが、体力を消耗しすぎたために動けなくなった。
 こうしている間にも別の妖怪が出てきたら面倒だと思い、私は時間を止めて館へ帰ることにした。
 時を止めるというのは集中力を使う。長い時間を止めていようと思えばそれだけ疲れる。
 逃げるようにして館へ辿り着いたときには真っ直ぐ歩くことすらままならない状態。
 門番の美鈴が見えてきてようやく安心できた。
「咲夜さん! あー、咲夜様の方がいいですか?」
「私のことはどうでもいいから……!」
「あなたは当主なんですよ? 今やここの一番偉い人なんですよ? そのあなたがフラフラになっていて放っておくなんて」
「……」
 私は美鈴に無理やりされる形で運んでもらった。
「妖怪にでも襲われましたか?」
「そんな所よ……。変に急いでしまったばかりに……」
「ああ、そうそう咲夜……え〜と」
「さんでもいいわよ」
「咲夜さん、館内の掃除や洗濯、食事でしたら皆妖精にやらせましたよ」
「えぇ? 自分のことしかしない妖精が……」
「はい。声かけたらやってくれましたよ。まあ皆遊びながらでなかなか進みませんでしたが。それでも彼らは咲夜さん無しでよく働いてくれましたよ」
「そう……良かった」
「だからあなたは休んでください。私は咲夜さんが休んでいる間も門を見ておきますから」
「そう、無理はしないでね……おやすみ」
「ええ」
 驚いた。しつけしても意味のない妖精を手なずけてしまうなんて。
 三食きっちりガツガツ飯を食っては昼寝ばかりしている彼女に妖精達の指揮を取る技能があったなんて。
 色々考えようとしたところで体力の限界を感じ、私は休むことにした。



 妖怪から受けた体のダメージは酷いものではないが、館主という役職が私の頭を痛める。
 人間なので地霊殿へ侵入の出来る私だが、地霊殿にいる妖怪達は非常に手強かった。
 なんと言っても、負けることができない。お嬢様の後継ぎのプライドとしてそこらにいる妖怪には負けることができない。
 戦闘中においても瀟洒らしい結果を残さなければいけない。僅差で勝つ、なんて持っての他。
 強大な妖怪相手でも余裕を残して倒してしまわなければいけない。
 万が一でも命を落とすなんてことはあってはならないのだから。



 美鈴が一時的に妖精の統制を取ったとはいえ、いつまでも続くとは限らないし頼るわけにはいかない。
 嘘をついてまでこの地位に登りつめたのだから。美鈴には譲れないという理由で。
 だが妖精達は私から遠ざかるように言うことを聞かなくなって行った。
 毎日のように人里へ挨拶に行っては他の妖怪と力比べをして、紅魔館の戦力というものを世間に知らしめておかなければいけない。
 しかし私は人間だ。妖怪共のような体力と怪力を持っていない。
 油断して重症を負ってしまえば何ヶ月と体を動かせなくなり、その間妖怪に攻められたら悲惨なことに成りかねない。
 もっと私を苦しめることがあった。それはフランドール様の世話である。
 お嬢様が居なくなったことで以前よりも活動的になったのだ。
 彼女を抑えようにも口で何を言っても聞かない状態。
 力ずくで押さえ込むことも出来ないことはないが、こっちは常に必死。
 フランドール様が遊び気分で暴力を振り回すがこっちは自分の身を守るのに精一杯であったりする。
 満足してもらえれば暫く静かにしていただけるが、こっちはいつ暴れだすかわからないから心配で仕方がない。
 妖精達がフランドール様に襲われれば恐がってここを抜け出してしまうかもしれない。
 パチュリー様が色々とサポートしてくださるが、彼女もいざという事が起きれば我先にと逃げ出すかもしれない。
 美鈴に至っては言うまでもない。彼女は雇われ門番だ。飯で釣られているだけの妖怪だ。
 彼女こそ最も信頼できない。しかしこのまま当主を続けていてはいつか倒れてしまいそう。
 あれをしないといけない。これをしないといけない。
 外回りをして挨拶もしておかないといけない。
 お茶会に招待されれば出向いて失礼なことをしない様注意しながら相手の話に付き合う。
 宴会にでも呼ばれれば芸の一つはしないといけない。
 喧嘩をふっかけられれば、必ず勝たなければいけない。
 フランドール様が暴れたりしたらならば全力で抑えなければいけない。
 パチュリー様が本を買うお金が欲しいと言えば、経理をやりくりしてお金を作らないといけない。
 たまには妖精達にサービスをしてお菓子でも用意してやらなければいけない。
 美鈴が暇をくれと言えば彼女が居ない間私が門を見張らなければいけない。
 色々しないといけない。じゃあ今すぐどれをしないといけないのだろう。ぐちゃぐちゃだ。
 責任感と義務感に押し潰され、とうとう私は頭をパンクさせて倒れてしまった。



 気がついたときには自室のベッドに居た。服がパジャマになっている。誰かが着替えておいてくれたのだろう。
 すぐ傍には読書中のパチュリー様が居た。彼女は私の意識が戻ったことに気付いたのか、本を閉じる。
 起き上がろうとすると頭が酷く重たく感じた。
「目が覚めた?」
「はい……。早く、家事をしないと。それに今夜は宴会が……」
 ベッドから出ようとする私を彼女の手が引き止めた。
「咲夜、話があるんだけど」
「はい?」
「レミィは本当に自分の後継ぎとしてあなたを指名したの?」
「そりゃあ……」 
 まさか今になって疑われると思わなかった。突然嘘が気付かれて頭の中はパニック状態。
「本当に? 本当に彼女が言ったの?」
「……そうです」
「じゃあ何であなたがここまで体壊して働いているの? あなたは当主という仕事を担当できる様な器じゃないのに」
「えぇ? 私が相応しくないと?」
「レミィが死んだと聞いてあの時あなたがした演説を聞いた私に言ってやりたいわ。異論を唱えろと」
「わ、私の何がいけないんでしょうか。私は出来る限りのことをやってきているつもりですが」
「妖精すらまともに従わせることの出来ないあなたに、私や妹様、美鈴を動かせると思う?」
「……」
「確かに妖精だって働いてくれているみたいよ。でも彼女達に申し付けている仕事の殆どは結局あなたがやっていた現状で、あなたは十分な仕事量を前々からこなしているはず。そのあなたに紅魔館の当主としての仕事までこなせなんて無茶よ。さすがの彼女だってそんなこと言うはずがない。ましてや……あなたみたいに頭のキレない者にリーダーなんて出来るわけがない」
 きっぱりと言われた。私が当主を名乗るには能力不足すぎると。
「神社が地震で崩壊したときのことを覚えている?」
「天人が起こした騒ぎでしょう?」
「あのときの異変が気質に関係していると気付いたのはいつ?」
「緋色の雲を追っていって……」
「私とレミィは最初から感付いていた。外へ出るまでもなく」
「……」
「そんな簡単なことさえ時間をかけて調べないとわからないあなたに、私たちの指揮を取れると思う?」
「……」
「出来ないでしょう? そんな自信ないでしょう? あなたに軍配を振るう自信なんてないでしょう? 正直に答えなさい」
「ありません……」
「そうでしょう? あなたじゃせいぜい小隊長止まりよ。まあつまりはメイド長ね。その部下である妖精すらまともにコントロールできないんだから、笑い事にしかならないわ」
「返す言葉も、ありません」
「ようやく自分の無能力さに気付いた? じゃあ次はなぜ美鈴から当主の座を奪ったのか聞かせてもらいましょうか」
 どうして気付かれたのだろう。美鈴が当主になるべきであったことを。
 完全に嘘がバレたと思って、私はうなだれるしかなかった。
「あら、黙っているということはやっぱりそうだったの?」
「……どうして、お気づきに?」
「決まってるじゃない。彼女が適任だからよ」
「へ? あの美鈴が? じょ、冗談じゃ……」
 直後、頭を本で殴られる。重たい本の角で殴られたせいでたんこぶが出来てしまった。
「……っ!」
「人の無能を突くより自分の無能をどうにかしたら? 彼女を笑うのは美鈴に失礼よ」
「しかし、彼女は門番の勤めすらまともに……」
「『門番』だから彼女は真面目に闘わないということがわからないの?」
「え?」
「門番とは侵入者を撃退するだけじゃないのよ。館に侵入しようとする者を試す意味合いもある。そう、レミィと闘って彼女の暇を潰して上げられるだけの強い者だけを通すようになっているの。力のない者が彼女と闘えば彼女がつまらないだけでしょう?」
「……」
「仮に冥界の亡霊が訪れれば美鈴は手加減して闘うでしょう。でもそこらに居る野良妖怪がちょっかいを出してきたときは本気で闘い、完膚なきまでに野良妖怪を退治すると思う」
「やけに美鈴の肩を持つんですね」
「当たり前のことを言っているだけなのに、あなたは何を考えているの? 真面目に私の話を聞く気がないの?」
「……」
「彼女は妖怪としての強さはレミィより断然下だと思うわ。でもね、客に対する心遣いや妖精を手なずけてしまう所、なにより人妖関係なく優しく接することができる広い心の持ち主であることを考えればリーダーの素質は十分、いや十二分にあると言える。妹様も彼女になら懐くと思うしね」
「……」
「あなたよりずっと長く生きている彼女よ、きっとあなたより部下の扱いに対して理解があると思うわ」
「……私、美鈴に謝ってきます」
「そうしなさい。きっとあの世にいるレミィはあなたを見て怒り狂っている」
「失礼します……」
 部屋を出て行くときの私は泣いていたと思う。私は今頃自分の非力さと嘘をついたことに悔やんでいる。
 そしてパチュリー様があそこまで美鈴のことを見ていると思わなかった。
 もしかしたらパチュリー様はお嬢様から死んだときどうするかについて聞いていたのかもしれない。
 彼女の言った、美鈴に関する素質云々の話はとても納得の出来るものだった。
 もしかしたら私だけが美鈴を上から目線で見ているのだろうか。
 彼女の強さしか見ていない私が、彼女を間違って評価していたのだろうか。
 美鈴一人まともに観察できていない私に当主なんで出来るはずがない。やはり私では当主なんて出来なかったんだ。
 扉を開けて部屋を出たところで丁度美鈴に出くわした。
「あら、咲夜さん大丈夫ですか? なんか倒れたって聞きましたけど」
「ええ、色々と疲れたせいでね……」
「今夜の宴会ですが、次回お誘いくださいと主催の鬼に謝っておきました。だから今夜は休んでください。きっと体が持たないでしょうから……」
「そう、ありがとう……」
 なんて気の利いたことをしてくれるのだろう。確かに今ボロボロになっている私では宴会なんて参加出来たものじゃなかった。
「美鈴、私あなたに謝らなければいけないことがあるの」
 隣の部屋へ誘ってきちんと話そうと思った。
 部屋には数人の妖精達が遊んでいたが、大事な話があるから出て欲しいと頼んだ。
 妖精達は美鈴の顔を見て笑顔になり、出て行った。
「お嬢様が言った、紅魔館の後を継ぐべき者はね……私じゃなくて、あなたなの」
「へ? 話が大きすぎて飲み込めないんですが……」
「私があなたに当主の座を奪われたくないからって、嘘をついたのよ!」
「……お嬢様の遺言を偽ったんですか?」
「そうよ! 私は従者に有るまじき行為をしたのよ!」
「最低ね。私、見損ないましたよ」
「ええ、最低よ。今ここであなたに殺されても、恨まないわ……」
 私は土下座した。謝って許されるようなことではないが、こうしないと自分の気が済まない。
 埃の溜まった床だが形振り構わずお凸を床に擦りつけた。
「ん〜、まあ咲夜さんが壊れる前に打ち明けてもらって助かります。顔を上げてくださいよ。咲夜さんにはこれからも働いてもらわないといけないじゃないですか」
「……私を紅魔館で働かせてくれるというの? お嬢様の遺言を偽ったこんな意地汚い人間を?」
「まあ、これからそういうことは無しということで。咲夜さんが居なくなったら色々と困るでしょうし」
「それじゃあ、私はこれからも紅魔館で……」
「んもう、そういう改まった話は無しにしましょうよ! とりあえず妖精達と妹様へは私が話通しておきますから休んでください」
「ありがとう、美鈴。いいえ、お嬢様」
「美鈴でいいですってば」
 彼女は優しかった。いや、優しすぎる。叱られないからこそ自分の行いを悔い改めようと思った。
 彼女の真っ直ぐな気持ちを否定してきた私は重罪人だ。これから私は彼女に尽くそうと思う。
 それぐらいでしか罪を償えないから。



 紅魔館の当主が真っ当な、引き継ぐべき人物になってから紅魔館は以前の落ち着きを取り戻した。
 美鈴は門番の仕事の片手間に当主として成すべきことをすることになった。美鈴が居ない間は比較的優秀な妖精が門番を担当した。
 頻繁に暴れまわるフランドール様には美鈴が体力豊富であることもあって、たくさん構うようになった。
 フランドール様は美鈴を信頼するようになったのか、暴れたりすることが殆ど起こらなくなった。
 以前はあまり一緒に居たりしないのに、美鈴はパチュリー様と居ることが増えた。
 困ったことがあれば美鈴はパチュリー様に相談し、または話のネタを見つければすぐ彼女の所へ飛んで行った。
 そう、美鈴はまるでお嬢様のようにパチュリー様と絡んでいるのだ。
 お互い仲が良くなったからかどうかわからないが、美鈴はパチュリー様のことをパチェと呼ぶようになった。
 パチュリー様はパチュリー様で美鈴のことをメイ、と呼ぶことにしたようだ。
 館にいる妖精達はなぜか言うことを良く聞くようになり、よく働くようになったので少し楽になった。



 そして美鈴は異常な程強くなっていった。まるで今まで自分の実力を隠していたかのようなもの。
 この前霧雨魔理沙の訪問があった。また物を盗りに来たのかと、疑った。
 そのとき美鈴は用事で館内に居たので門番はしていなかったので妖精が迎撃に行ったが、あっけなく撃沈。
 私も今回ばかりは知人のよしみで通すわけにはいかないと迎え撃ったが負けてしまった。
 そこへ美鈴が現れ、瞬く間に魔理沙を廊下に沈めてしまったのだ。
 八卦炉を掴もうと伸ばした魔理沙の手を踏みにじったとき、彼女の表情は彼女らしい優しそうな笑顔だった。
 あのとき程魔理沙の恐怖に怯えた顔を見たことがない。
 自業自得といえばそうだが、あそこで私が止めなかったらきっと美鈴は魔理沙を殺していただろう。



 美鈴は次第に幻想郷の賢者達と呼べるような、妖怪の猛者達との付き合いが増えた。
 彼女の人間臭さもあってか、人里のリーダーや里を守る白沢ともよく酒を呑むようになっていた。
 以前よりも紅魔館の中は家庭的な雰囲気になり、よく客が訪れるようになった。人妖関係なく。



 異変が起きれば彼女は呆けた顔をして解決に向かった。
 そして私は言われるがまま紅魔館の警備でお留守番。
 彼女の中で何かの才能が芽生えたとでも言うのだろうか、的を得るような行動で巫女よりも早く異変を解決してしまうこともあったそうだ。
 面倒な烏に好かれたのか、彼女のことが文々。新聞に載ることが増えた。美鈴を褒めちぎるような記事が増えたのだ。
 美鈴は一躍人気者になり、宴会でも引っ張りだこであった。
 私が当主になった時とは大違い。待遇とも言うべき環境が全然違う。
 私はそれほどちやほやされなかったに、彼女が当主になった途端これだ。
 やはり私は相応しくなかったということなのだろう。そしてお嬢様はこれを見越して美鈴に後を継がせるつもりだったのだ。
 私では駄目。美鈴でないといけない。
 私では力不足。だが美鈴には相応しい地位。
 彼女は優秀だから当主になるべき。私は無能だからメイド長しかまともに務まらない。
 私はきっと死後地獄に叩き落されるだろう。そしてお嬢様にこっぴどく叱られるだろう。
 その罪滅ぼしとして、今日も私は美鈴、いや美鈴お嬢様に力を尽くすのだ。



 雪が降り積もる寒い季節。
 この日は美鈴の暇な日であった。特別やることのない日。
 パチュリー様が新しい魔法の研究に取り掛かり始め、フランドール様が彫刻に興味を持ち始めた頃。
 あれから美鈴お嬢様に酷い仕打ちをされることがなかった。
 レミリアお嬢様の言葉を偽って紅魔館を混乱させた私を叱ったのは、結局パチュリー様の本の角だけだった。
 昨夜行われた宴会で隙間妖怪と酒を呑んだのがよほど楽しかったのか、彼女はまた八雲紫と呑みたいとよく一人言を呟いていた。
「ねえ咲夜さん、今度皆で永遠亭へお邪魔しに行きませんか?」
「いいですね。何かお土産にお茶菓子でも持っていきましょうか」
 美鈴お嬢様と相談していると話しがあると言われ、適当な部屋へ誘われて入った。
 その部屋には誰もいないのだが、そのことに安心している美鈴お嬢様を見て大事な話をするのだろうと思った。
「咲夜さん、ちょっと耳を……」
「?」
 彼女の口元に耳を近づけていく。が、次の瞬間腹に激痛が走った。
 美鈴お嬢様の拳が私の腹に突き刺さっている。
 猛烈な吐き気と痛みに私は倒れそうになるが、押し付けられる拳に支えられて転がれない。
 口を押さえる指の隙間から涎が床へ零れていった。
「あーあー、咲夜さん駄目じゃないですかー。涎こぼして床を汚しちゃあ。掃除しておいてくださいよ〜」
「な……何を……」
「ほら? 早く掃除してくださいよ」
 突然暴力を振るわれて頭がパニックになる。が、出来るだけ落ち着いて自分が何をすべきか考えた。
 結果、私は彼女にナイフを投げつけてやることにした。時間を止めて大量のナイフを設置し、少し離れた所から時間を動かしてやった。
 だがナイフは彼女に刺さることなく、空中でナイフ同士がぶつかりあって全部床に落ちた。
「どうかしましたか?」
 気付いたときには後ろからしっかり固められ、身動きが取れなくなっていた。
 綺麗に決まりすぎて、時を止めて引き剥がすことさえできない。
「どうしたんですか咲夜さん。いいえ、咲夜。私に逆らうとは何なの?」
「うぐぐ……私が何をしたっていうのよ……」
「決まってるじゃないの! お嬢様を裏切ったからよ!」
 拘束を解かれたと思ったら壁に顔を叩きつけられ、その場に崩れた。起き上がろうとしたところで後頭部を足で踏みつけられる。
「どうしたんですか〜? 咲夜さんがこんな昼寝してサボったりしたことのあるダメな門番に踏みにじられちゃあ、駄目じゃないですか!」
「う、うるさい……」
「あれあれー? 私に逆らうって言うんですか〜? そういう悪い従者にはお仕置きしないといけないですねぇー!」
 何度も頭と背中を踏みつけられた。そのうち彼女の振り上げた拳を打ち付けられるようになった。
 妖怪らしい馬鹿力に私の肉体が耐えられるはずが無く、その痛みは骨を砕かれているような程大きい。
「お嬢様の遺言を偽って……生きていて恥ずかしくないの!? お嬢様はきっと今頃彼岸で泣いているでしょうね。大切にしてきたあなたに裏切られたと!」
「げほっ! うう……」
「私は譲られるべき今の地位をもらえなかったことに怒っているんじゃないの! お嬢様を……レミリア・スカーレット様の言葉を信頼しなかったことに怒っているのよ! 死者となってしまった彼女への冒涜もいいところだわ!」
 首を掴まれ、持ち上げられた。息は出来ず、意識がどんどん遠くなっていく。
「まあでも自殺しようと考えなかっただけ私はあなたを褒めてやりたいわ。生き恥晒していくのがあなたにはお似合いなんだから」
 手を離してもらい、床に転がる。咳き込み、彼女の顔を見上げると彼女は笑っていた。
 それは魔理沙を見下したときに見せた笑顔のもの。
「ねえ咲夜さん。いいえ、咲夜。あなたを蹴って私の靴底が汚れたわ。舐めて。舐めて綺麗にして」
「何を……」
「舐めてったら!」
 壁によりかかっている私の口にパンプスの踵を押し付けられた。無理やり靴底との接吻。
 埃のついた靴底が気持ち悪く、私は手で彼女の足を叩き落とした。
「あ。そんなことするんだー」
「……」
「じゃあここで殺しちゃおうかなあ。きっとお嬢様が死後の世界で可愛がってくれるわよ」
「なっ!?」
「それとも私に服従する? どっちがいい?」
「……くうっ!」
 こうなることなどわかりきって言った。こうやって美鈴に制裁されることなんて予想していた。
 むしろ望んでいた。だが実際にされてみるて、ここまで苦しいものだとは思っていなかった。
 私は拭いたい涙を我慢し、美鈴お嬢様に言われるがまま靴を舐めて奉仕した。 
「皆さーん! 見ものですよー! あのプライドが高いことで有名な咲夜さんが、私の靴底を喜んで舐めていますよー!」
 何事かと思って寄ってきた妖精達は私の行動を見て口を押さえた。
 美鈴お嬢様の高笑いに恐がる妖精達がすぐにどこかへ行ってしまう。
「あははははっ! 最っ高の気分だわ! 散々私のことを無能だとか言って虐げていた咲夜が、私の靴を美味しそうに舐めてくれるんだもの!」
「んぐ……はぁ……」
「あら、上手よ。もうそれぐらいでいいわ。今度はお前の唾液で靴底が汚れてしまうから」
「ううう……。お、お気に召して頂けましたでしょうか……美鈴お嬢様」
「これぐらいでお嬢様を踏みにじった怒りは収まらないわよ……。一生扱き使ってやるから覚悟しなさい咲夜さん。いいえ、咲夜」
「はい……か、かしこまりました。私を何にでもお使いください。美鈴お嬢様……」
 彼女は私に唾を吐き捨てて部屋を出て行った。美鈴お嬢様の気持ちは十分わかる。私が全て悪い。
 私は弁護士を呼ぶ必要がないほど悪いことをしたと自覚しているつもりだ。
 明日も扱き使われ、虐げられるのだろう。彼女に飽きられるまで、私は彼女の虐待を受け入れるつもりだ。
 それで私の罪が晴れるのなら、なんでも出来る。
 お嬢様、本当にすみませんでした。しかし私は悔いて強く反省しています。生き恥をさらしても、生きて罪を償わせて頂きます。

  • 結局このルートか
    200年くらい先にはフランが館主になってそうだ -- 名無しさん (2009-03-07 11:36:38)
  • 結局、紫の目的はなんだったんだろう
    あと、途中で出てきた神奈子はなんかのフラグかと思ったら違ったのね -- 名無しさん (2009-03-07 15:15:20)
  • 最後の美鈴の豹変は、権力に味をしめちゃったって事か
    多分咲夜さんが遺言を偽れなくても同じ結果になったろうな -- 名無しさん (2009-03-07 20:07:12)
  • やっぱ中国じゃ駄目だったんじゃないかね
    指揮力と力は強いけど -- 名無しさん (2009-03-08 01:45:42)
  • レミリアを殺した紫と仲良くなるというのはどうか? -- 名無しさん (2009-03-08 18:35:07)

  • 多分、最初からレミリアも咲夜さんも嫌いだったんじゃね?
    それをうまく覆い隠してきただけみたいな
    館様になってから、それが表に出てきたって感じで -- 名無しさん (2009-03-08 18:44:49)
  • 人間って使えないわね -- 名無しさん (2009-03-12 03:27:30)
  • この美鈴なら裏で文を脅迫して記事書かせてそうだな -- 名無しさん (2009-05-01 16:42:37)
  • 美鈴の豹変ぶりに違和感を覚えた。豹変するまでのストーリーは読み応えがあったが。
    暴力で咲夜を屈服させるより、美鈴の人望と実力を目の当たりにして次第に壊れる姿を見たかった。 -- 名無しさん (2009-05-03 23:25:46)
  • 豹変っつーか持ち上げておいて落としただけじゃね?
    私は昔の仕打ちを忘れていませんよ、と。
    前半見る限り咲夜さん中国の事を誤解してたようだし。 -- 名無しさん (2009-05-07 12:59:02)
  • 咲夜さんも咲夜さんで中国に色々してるだろうしなあ
    中国が豹変してもおかしくない気がする -- 名無しさん (2009-05-10 18:24:15)
  • で、この後咲夜さんは中国にいじめられ・・・
    周りの反応は・・・? -- 名無しさん (2009-07-17 15:01:56)
  • ここの美鈴はすぐ調子に乗る気がする
    -- 名無しさん (2009-07-17 16:09:34)
  • やっぱりパチェで良かったんじゃないかな… -- 名無しさん (2009-07-17 18:57:17)
  • 咲夜さんが嘘をついたときに運命が狂ったんだろ
    正直門番いじめを期待してたから、読んでて後悔したけどオチには納得した -- 名無しさん (2009-07-19 01:25:43)
  • パッチェさんは引きこもりで喘息持ちだから、外回りはちょっと…… -- 名無しさん (2009-07-19 01:28:04)
  • >ここの美鈴はすぐ調子に乗る気がする
    理由は如何あれ、従者を蔑ろにしすぎると周りの者は
    離れてゆくよ。そう言った周りの者が離れて行かない
    ようにする為には、自分に逆らう者は「粛清」という
    恐怖による支配。「名君」から「暴君」へと落ちて行
    くだけ
    -- 名無しさん (2009-07-22 22:34:18)
  • >フランドール様が彫刻に興味を持ち始めた頃。
    笑いが止まらない
    -- 名無しさん (2009-07-30 10:47:03)
  • 実際、美鈴は体力ならありそうだけど、それ以外で咲夜さんに当主として勝ってるとはとても思えんw
    -- 名無しさん (2009-07-31 06:04:17)
  • やっぱりパチェがよかったと思うな。
    咲夜さん中国殺せばいいのに・・・・ -- 名無しさん (2009-08-10 11:43:35)
  • もうこの館はおしまいですねw -- 名無しさん (2009-08-11 18:16:53)
  • 正直美鈴にとって都合良く行き過ぎで、美鈴の夢オチだと思ってた -- 名無しさん (2009-08-15 02:41:04)
  • 緋想天則で美鈴がこの美鈴に近くなってた -- 名無しさん (2009-08-16 03:27:22)
  • おぜうが美鈴を推したのは単に咲夜さんが当主になったら
    激務すぎて過労死するからだと思ったけど

    確かによくある二次設定の美鈴だったら相応しいかもしれんが
    この美鈴だったらおぜうの判断は失敗だったな。
    パッチェさんかフランを立てて裏から誰かがやるかしたほうがマシだわ -- 名無しさん (2009-08-29 20:51:23)
  • いやいや美鈴たてんの相応しいおもうで昔の人はいいました主に必要なのは魅力と少しの統率力だ、と咲夜さんどちらかと言うと恐怖政治に近いとこあるきするから大人数はいなせない -- 名無しさん (2009-08-30 10:08:03)
  • これ、咲夜いじめを装った美鈴いじめだな。故意かどうかはともかく。
    コメントフルボッコw -- 名無しさん (2009-09-11 12:14:06)
  • いままでさくやさんに見下されてたのがたまりにたまって爆発しちゃっらんだなめいりん -- 名無しさん (2009-09-12 00:38:27)
  • ん~、なんか最後の豹変で一気につまんなくなったな。別の人が勝手に付け足したのかってぐらい出来が悪い --   (2009-09-13 05:05:39)
  • この美鈴には流石に感情移入できそうにない -- 名無しさん (2009-09-14 03:57:19)
  • 豹変さえなければ名作だった。書いた人にはわるいけども、そういわざるをえない -- 名無しさん (2009-09-14 04:05:46)
  • でも豹変しなかったらあんまいじめにはなってなかったような気がする -- 名無しさん (2009-09-15 00:20:04)
  • ↑なるよ、上が言うように壊れるさっきゅんいいぞ…このメーリンはすぐあややとかにバレてバラされそう…、…すぐに異変を解決するメーリンかっこよかったのになぁ -- 美鈴、チルノ、さっきゅん好き (2010-04-04 17:00:03)
  • ↑俺はそうやってなんでもかんでも裏でお見通しみたいな文ばかりなのがが嫌でいぢめスレの常連になった -- 名無しさん (2010-04-04 19:40:30)
  • ↑そのあややは好きじゃ無いがな…、まさかのチルノかフランにバレて…かあややがこっそりバラすもバレてボコボコにされる→そしてみんなから美鈴はボコボコ→結局フラン当主 -- フラン、チルノ、美鈴、さっきゅん、チルノ好き (2010-04-05 06:34:19)
  • 豹変しなかったら名作とか、したら駄作だとか言ってるけど
    しなかったらいぢめにならないじゃん…。
    よくあるただの二次完璧めーりん話になってしまう -- 名無しさん (2010-04-06 11:00:48)
  • ↑お前…そんなこといったらこの作品は駄作ですって言うようなものだぞ… -- 名無しさん (2010-04-06 11:10:21)
  • 美鈴が豹変するよりひたすら善人の美鈴に
    咲夜が自壊していくほうが俺好み -- 名無しさん (2010-12-13 18:58:26)
  • もっと虐待の描写をしてほしい -- 名無しさん (2010-12-17 23:55:23)
  • みすずかっけー -- 名無しさん (2011-03-20 18:03:54)
  • 別人が咲夜さん壊れルートかいてくれないかなぁ -- 名無しさん (2011-04-05 15:25:07)
  • ↑なんという俺得w -- 名無しさん (2011-04-06 18:22:35)
  • 咲夜いじめにするために豹変しただけだろ
    だから違和感があるんだよ
    そんなことより美鈴お嬢様の靴舐めたい -- 名無しさん (2011-08-01 00:05:55)
  • 確かに美鈴は人気者になりそうだ。 -- 名無しさん (2011-09-19 16:20:05)
  • 美鈴は二次では性格良さそうだから人気者になるだろうねえ -- 名無しさん (2012-03-09 16:26:58)
  • 別に咲夜さんが嫌いではないけど興奮した
    面白いけどもっと続いて欲しかった -- 名無しさん (2013-05-24 18:01:45)
  • トップは無能でもいい
    レミリアよりフランの方が強いし仕事処理能力は咲夜の方が高いしパチュリーの方が頭良い
    決断能力と責任能力が重要
    スーパーカーも運転手がいなけりゃ鉄の塊
    運転手は車みたいに早くなくてもいい -- 名無しさん (2013-05-31 09:43:48)
  • フランを当主として、補佐に美鈴をすればよかったと思う
    やっぱりこういう当主は血筋だよ


    まあ、妖精メイドは怯える始末だし直ぐに天下が終わるな
    -- 名無しさん (2013-06-14 19:50:06)
  • 早苗さんはお優しいですね。私も見習いたいです。そして咲夜さん、頑張ってください。 -- 名無しさんでいい (2014-01-06 07:58:43)
  • こう考えると紅魔館の内咲夜だけが人間って結構イビツ -- グリーンアイモンスター (2014-03-01 14:00:53)
  • この手の独裁は外部から攻撃されて滅ぼされるまで長く続くよ。
    ちょうどナ○スみたいな感じさ。
    明確な目的(紅魔館の存続と繁栄)と分かりやすい敵(レミリアの遺言を捏造した咲夜)、迫害対象(嫌われ者咲夜)このうち2つ以上ある場合とても安定する。
    そのうち妖精にもいたぶらせて不満を発散させるのが目に見えてる。
    少なくとも外部からの攻撃を受けない限り咲夜が生きている間は天下は続く。後はフランちゃ(ゆかりん参上!テーレッテー


    ちなみに
    ナ○ス(緋斗羅ー)が民衆に挙げたのが
    明確な目的(ゲルマン人が最も優れた民族であることを証明する)
    わかりやすい敵(邪魔する英米仏)
    迫害対象(略


    偉そうに長いコメントしてすまん -- 名無しさん (2014-07-19 01:10:04)
  • ↑お前気持ち悪いぞ -- 名無しさん (2015-09-21 12:16:56)
  • いなくなってみてはじめて(?)レミリアの当主としての存在の大切さがわかったww -- 名無しさん (2015-09-26 16:44:09)
  • しゃくやぁぁぁwwww
    死ねぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇw
    『神槍 スピア・ザ・グングニル』
    しゃくやぁぁぁぁぁw
    しゃくやたんが、しゃくやたんがしんだんだどーw
    つるしてフランにわたすんだどーw
    フラーン、フラーン!
    おねぇたま!そのゴミちょーらい♥www
    プレゼントだどーw
    レミリア・フラン(はぁ、めんどくせぇ) -- 名無しさん (2015-11-02 20:00:20)
  • これを見たら美鈴が悪いみたいだけど、 咲夜が 
    今までにやってきたことを思えば当然だと思う 
    -- 名無しさん (2016-02-07 22:14:31)
  • 美鈴なら今まで咲夜がやった事も受入れてくれそうだぜ。
    美鈴の懐は深過ぎなくらいが美鈴っぽく見えるのはおいどんだけで良いぜ。 -- キング クズ (2016-06-20 04:53:37)
  • 球磨川引っ張ってこい。
    大嘘憑きで無かったことにしてもらえ。 -- 美鈴が一瞬で嫌いになった (2016-10-19 19:44:55)
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