638 名前:名前が無い程度の能力[sage] 投稿日:2007/12/18(火) 18:38:07 ID:kr38nGDk0
「ごめんなさい……私のせいで……」
「気にすることありません。怒られるのはなれてますから。」

仕事でミスを犯してしまった椛。
部下の失態は上司の失態、文はこっぴどく上司に怒られたのであった。

「ねぇ椛、今から一緒にお風呂はいりましょうか。心も身体もさっぱりしたいし。」
「え……」

椛はあまり風呂好きではなかったので、文の提案にはあまり気乗りしなかった。
他人に身体を見られるのは恥ずかしかったし。
けれど、迷惑をかけてしまった文の頼みを断ることも出来なかった。

「はい、分かりました。」

そう椛はうなずいた。


ざーっと、蛇口からお湯が出て、みるみるうちに洗面器がいっぱいになる。
洗面器のふちでお湯がもこもこと盛り上って、まるで生き物みたいだ。

「じゃあ頭から洗いましょうねー。」

文は椛の後ろに椅子を置いて座り、シャンプーを手にとって椛の頭を洗い始める。
まえに頭を洗って石鹸が眼に入った時のことを思い出して、きゅっと目をつむる椛。

わしゃわしゃ

文は丁寧に優しく椛の頭皮を揉むように上手に頭を洗う。
あ、なんだか気持ちいいかも。
肩をこわばらせていた椛の緊張は、次第にほぐれていく。
なんだか、すごく落ち着く。文さんとなら、毎日お風呂入ってもいいな。

「じゃあ次は背中を流しますから。」
「はい、お願いします。」

満ち足りた表情でそう答える椛。

きゅっ

蛇口を捻る音が聞こえる。

ザーーッ!!

「ひぁ、あ、あつ!あついです!!」

背中にかかるお湯のあまりの熱さに声をあげる椛。
椛は蛇口を閉めようと手を伸ばすがシャンプーがしみて眼を開けれず、
椛の手は空をきる。

「ほらほら、動いちゃダメですよー?」

文は椛の腰を、脚でぐっと挟みこんで押さえつけると、
さらに蛇口を捻ってシャワーの温度を上げる。

「あっ、あう!!うくっ、……!!」

あまりの熱さに身体を縮込ませる椛。
やめてと言いたくても声が出せない。

きゅっ

やっとシャワーが止まると、解放された椛は震えながら呼吸をした。
背中の皮膚が、じんじんと痺れている。

「あ、文さん……」
「じゃあ次は湯船に浸かりましょう。」
「あ……」

文は椛に何も言わせないという風に椛の手をとると、座っていた椛をぐいと引っ張った。


とかこんな感じの早く誰か頼みます