388 名前:名前が無い程度の能力[sage] 投稿日:2007/12/09(日) 02:07:48 ID:5Nnb22dMO
前スレあたりで誰かが言ってた気がするけど、
映姫様いぢめは閻魔失職なんかが良いな
映姫様、閻魔って職業に誇りを持ってそうだし、お説教以外にできることなさそうだし
でも、いったいどうやったら閻魔クビになるようなミスを映姫様が犯すのやら・・・


391 名前:名前が無い程度の能力[sage] 投稿日:2007/12/09(日) 05:29:14 ID:.WV0vU1A0
≫388
「小町、ちょっと話があります」
「なんでしょう映姫様」
「私は閻魔を辞することになりました」
「・・・ご冗談を」
「本当です。一昨日、閻魔本庁から通知があって、財務状況改善のために
 閻魔の数を二割削減するそうです」
「その中に映姫様が・・・?」
「そうね。特に最近はあまり裁けていなかったから」
「・・・ぇ・・・ぁ・・・」
「気にすることはありません小町、官僚たちは数字の上で物事を判断するのが仕事です」
「で・・・ですが!それじゃあたいのせいで映姫様が・・・映姫様が、その」
「失業することになりますね。失業手当は幾ら出るのでしょう?あと退職金も。
 次の仕事が見つかるまでのつなぎになればいいのですが」

気丈に振舞う映姫様の肩は小刻みに震えていた。
あたいは映姫様にすがりついて泣いて謝った。謝り続けた。それしかできなかった。
映姫様はそんなあたいすら気遣ってくれて―


グランドにけたたましい笛の音が響く。サポーターの声をも遮ったその音は
ファウルを告げるものであった。赤いユニフォームの選手が抗議に向かうのを
カメラが大写しにしていた。手振りで必死にファウルを否定している。
画面はそこでリプレイに切り替わった。さっきとは別の画面、チーム紅魔館の
美鈴選手が相手のディフェンスとボールを奪い合った結果、相手を遮ろうとするあまり
背中で相手を突き倒している。これはファウルを取られても仕方ないだろう。
画面が元のカメラに切り替わった。解説は美鈴選手にイエローが出たと告げている。
紅魔館勢はいまだ抗議しているものもあるが、当の美鈴は十六夜選手に諭されて
諦めたようであった。
笛が鳴った。試合が再開される。永遠亭側のフリーキックからだ。

小町はTVを消した。
審判になった映姫は物凄く光り輝いている。あの凛とした物腰、白黒はっきりさせる能力、
そして動体視力、どれを取っても審判に適切である。正直うらやましい。
そんな自分はどうか。映姫が解雇されてまもなく、自分も解雇された。
どうして先に自分から解雇されなかったのか不思議だったが、ともかく小町は晴れて
無職になっていた。死人を運ばなくてもよく、鎌を持たなくてもよい。
だが死神一辺倒で暮らしてきた小町はそれ以外の職にありつくのがなかなか難しかった。
職安でも紹介されるのは日雇い労働ばかり。たまにそんな仕事に顔を出して
日々の生活は送っていたが、喪失感は大きく、以前と比較して充足感もなかった。
「・・・」
小町は悲しくなって布団にもぐりこんだ。
敬愛する上司は今はもうどこか遠いところへ行ってしまった。
それに比べて自分は―


おかしいな、えーき様はちゃんと失職させたのに小町いじめになっている