255 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/09/14(木) 00:56:29 [ K0kISb4Y ]
魔理沙を家から出れなくして、観察する

259 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/09/14(木) 01:57:18 [ F9Jswkf. ]
 >>255
「よーし、霊夢ん所にでも行って来るかー!」
箒を握り締め、帽子をひっつかんでドアをバンと開け放つ。
目指すは博霊神社、自慢の高速でひとっとび 
気づけば魔理沙は玄関を入って直進した場所にある壁へ箒に乗った姿勢にて激突し可愛らしい顔をゆがめて頭部の激痛と戦っているところだった。
「?  ??」
なにがなんだかわけがわからない。
頭部の裂傷に絆創膏を貼り付け、折れかけた箒を別のものに取り替えた魔理沙は
今再び、ドアを開けて、外に出てそこには玄関があった。
ドアを開けるとそこには玄関。鏡のような世界が広がっている。
「な・・・何がどうなってるんだ??」
呆然としてばかりもいられず、反対側の家に立ち入る。
そこは今来た場所と同じ空間だった。自分が激突して凹んだ壁もそのままだ。
振り返って元来たほうの玄関を見てもやはり激突した壁は凹んでいた。

部屋に入ると、そこは今しがた自分が出てきた時の情景を保ったままだった。
ランプの油の残量、机の上に散らばった実験器具と魔道書、脱ぎ捨てたネグリジェ。
何もかも同じだ。何も変わらない。

締め切ったカーテンを開けてみた。窓一枚挟んだ向こう側に自分の部屋があった。
驚いた。箒を投げてベッドの上の枕にぶつける。枕が飛ぶ。振り返って窓を見るとベッドの上に箒と吹っ飛んだ枕が転がっていた。
驚愕に魔理沙は、今投げたほうの箒を探すため、振り返る。
こちらの部屋のベッドの上にあるのは枕だけだった。

いよいよ恐ろしくなった魔理沙は、箒にまたがり
暖炉から煙突を通って脱出する方法を試みた。
外行きを着ていたことも忘れ、煤に汚れながら半泣きで上昇していった魔理沙は
やがて落下して、焦げた薪の転がる向こう側の暖炉に転落した。 

魔道書にこんな幻術や空間操作の対抗手段がないかどうか探してみた。
家中の書棚をひっくりかえした。一日経った。一週間が経った。一月が経った。
魔理沙は泣き出した。助けて霊夢と親友の名を叫ぶ。
だが一向に誰かが訪れる気配はない。