「…ち……まち…」


映姫「小町! いい加減起きなさい!」
小町「きゃんっ!?」

頭に激しい衝撃と痛みが走り、あたいは飛び起きた。
目の前には…懺悔棒を構えたあたいの上司。

映姫「まったく! どうしてあなたはこうサボってばかり…!」
小町「え~、いやあの、そのほうが映姫さまも楽かな~って…」
映姫「楽とかそういう問題ではありません! いいですか? 渡されるのを待っている魂を放置するなどと…」
小町「あ、あはは…そういえば映姫さまの部下になってすぐのころも、そんなお説教されましたっけ…」
映姫「…? まあ、そんなこともあったでしょうか。あのころは真面目になったと思ったのに…」
小町「いや~、ちょうどあのころの夢を見ていまして…若かったな~、あたいも」
映姫「…一体何を言っているの?」

あれからしばらくして。あたいは銅を飲むのは閻魔の仕事のうちだと知った。
そしてあたいの行為が、結局映姫さまにより多くの苦しみを与えていたことも。
色々考えて、結局あたいは以前どおりのマイペースで仕事をすることにした。
けどあのころとは決定的に変わったことがある。

あたいは映姫さまを尊敬してる…とまで言うのは言いすぎだけれど、
上司として敬い、大切に思っている。
それはきっとこれからも変わらないだろう。

映姫「…小町! 聞いているの!?」
小町「は、はいはい! 聞いてます聞いてます!」
映姫「じゃあ、少しは真面目に仕事をしなさい!」
小町「そ、それは~…難しいかな…」
映姫「ほう…それはなぜです?」
小町「え~と…映姫さまが好きだから~…なんちゃって」
映姫「なっ…こ、小町ー!」
小町「わー! すいませんすいません!」

三途の川原に説教が響く。
小うるさくて、おせっかいで、すぐ殴る…でも部下思いで優しい。
そんなあたいの上司、四季映姫・ヤマザナドゥの声だ。






  • 結局サボっても金属飲まなくちゃいけないんだろう・・・ -- 名無しさん (2009-12-03 01:19:26)
  • それが閻魔様の仕事だしね・・・

    とはいえそういう知識を持ってから花映の映姫様見るとますますカリスマが上がってみえてしょうがない
    そんでそんな映姫様の説教をことごとく無視した幻想郷メンバーが死後にすごい地獄に堕ちればなお良いと思う -- 名無しさん (2009-12-03 09:37:08)
  • 『閻魔 銅』でググると・・・ -- 名無しさん (2009-12-12 01:07:21)
  • 本当なんだ -- 名無しさん (2010-11-08 14:13:57)
  • 映姫様が苦しまなくてすむ日が来ますように。 -- な梨さん (2014-06-16 22:23:23)
  • ↑そもそも人を裁くこと自体が罪らしいですし・・・・・・退職ですね
    たしか閻魔様って鉄板の上で寝るんだっけ? -- 名無しさん (2014-07-01 17:40:58)
  • ググりました。大変驚いてます。
    願兼於業の大菩薩。思いきり閻魔のイメージが変わりましたね。 -- 名無しさん (2015-01-03 21:59:18)
名前:
コメント: