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  皆さん、ようこそ。私は琴吹紬と言います。みんなからはムギと呼ばれてます。


  今日は私の日記をちょっとだけお見せしますね。



 某事務所のドア、ガシャ


澪「お疲れ~。あれ?まだムギだけ?って社長って呼ばないといけなかったな。すまん、まだまだ慣れなくてな」


ムギ「いいわよ~。誰もいないし、現場じゃないんだし、こ~ゆ~時はムギでいいわよ~。あっ、今お茶入れるわね~」


澪「社長にお茶を入れてもらうってどうなんだろうな」(苦笑)


 澪ちゃんはそう言いながら2人がけのソファーに座ったわ。私も澪ちゃんのためにお茶を入れ、お菓子の用意。

 そんなに私がお茶を用意するって駄目なことなのかな。でも、みんなのお茶を用意するのは私の楽しみだから。奪わないでほしいな。




















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ムギ「駄目だよ~。お茶を用意するのは昔から私の役目だの。しかも澪ちゃんはうちのトップモデルですもの。大事にしないとね♪」


  私、琴吹紬は大学在校中にお父様に呼び出されて、1つの会社を任される事になりました。

  芸能プロダクション【放課後ティータイム】の設立です。

  もちろん、私1人じゃ出来るわけありません。

  そこでいろんな人に頼み込んで、なんとか会社を軌道に乗せる事に成功したのよ~。


  今ここにいるのは秋山澪ちゃん。

  うちの事務所のモデル兼タレント。スタイル抜群で女子中高生に絶大な人気を誇るカリスマモデルです。

  澪ちゃんは高校生の時から人気あったものね。


ムギ「でも、やっぱり澪ちゃんが1番だったね~」


澪「あぁ、今日は写真撮影だけだったしな。集合時間は15時だったろ?もうすぐ時間だろ?他は誰も来てないって大人になっても相変わらずだな」


ムギ「もうすぐ来るわよ。だって憂ちゃんの結婚式の相談ですもの」


澪「憂ちゃんにはみんなお世話になったからな」



  あれ?澪ちゃんと世間話をしていたらドアの向こうが騒がしくなってきたわ。1人や2人じゃない。

  結構な人数が大きな声で話しながら向かって来ているみたい~。


晶「ちわ~す。すいません~。レコーディングがちょっと長びいちゃって」


菖「晶が無駄に力を入れるからだろ」


幸(コクコク)


澪「おっ、恩那組の登場か。お疲れ~」


ムギ「お疲れ様。今、お茶入れるわね~」


3人(声を揃えて)「いやいやいや。社長にお茶を入れてもらうってありえね~し」


  今来た3人(林幸、和田晶、吉田菖)はうちの事務所の主力3本柱の1つ。恩那組って言うバンドグループなの。

  大学の時に知り合ってね(詳しくはけいおん!COLLEGEを読んでね)

  そのまま、うちの事務所でデビューしてもらったの。

  今やトップアーティスト仲間入りをしてね、澪ちゃんと同じようにうちの事務所のメイン主力なのよ~。


晶「あれ、まだ澪だけか? 律や梓は? うちのマネージャーもいないし」


 ドタバタドタバタ

菫「お姉ちゃ……じゃなかった、社長。直ちゃんが新曲出来たそうです。ついでに恩那組のプロモーションロケ地の撮影許可もOKです」


ムギ「あらあら。ご苦労様。今、お茶入れるから~」


菫「駄目ですよ。お姉ちゃ・・・じゃなかった、社長にそんな事をしてもらうなんて・・・」


直「すいません。新曲の制作、ギリギリになってしまいまして。でも、その分自信作になりました」


幸「直ちゃんの自信作か。私たちが歌いたいね」



  斉藤菫、奥田直の2名の到着です。

  2人は梓ちゃんの後輩なのよ~。

  そして梓ちゃん、憂ちゃん、純ちゃんとともに高校でバンドを組んでいたの~♪

  斎藤菫は元々は私の実家、琴吹家のメイドで私の妹的な存在なの。事務所設立に伴って手伝ってもらっているの。

  今は恩那組のマネージャーと新人タレントの育成部門を任せているの。

  もう1人は奥田直ちゃん。うちのアーティストたちの作曲、作詞担当。

  直ちゃんが来てくれたおかげで、私が作曲する回数が減ってかなり助かってるの。

  (この2人に関してはけいおん!HighSchoolを読んでね)


澪「確かに直が自信作って言った作品は今までかなりの実績があるからな」


晶「じゃあ、その曲、恩那組に、私に歌わせてくれよ」


 トゥ!!・・・ヒゲブ!!バタッ!!!

菖「これは憂ちゃんの為の曲だろ。なら歌うのは決まっているだろうが。蹴るぞ」


晶(ゥゥゥ・・・)「蹴ってから言うなよ」ガクッ



 ドア、バタンッ

律「お~す。相変わらずここは騒がしいな~」


澪「律。遅いじゃないか。あれほど時間厳守って言っただろ」


律「ごめんごめん。理緒がなかなか寝てくれなくてさ。やっと寝てくれてお義母さんに頼んできた。これでも急いで来たんだぜ」


  只今到着したのは琴吹律(旧姓 田井中律)ちゃん。

  うふふ、律っちゃんはね……私の従兄弟の琴吹真司(オリジナル登場人物)と結婚したんだよ~。

  出会いは私の20歳の誕生パーティー。

  私の実家でパーティーをした時にね、真司さんが律っちゃん一目惚れしたの。


真司「律さん、君に決めた!」 律「ポケ○ンかよっ!」


  そんなこんなで付き合って結婚!玉の輿!って私が言っちゃいけない台詞だったね(苦笑)

  もう~見ているこっちが照れちゃうぐらいラブラブなんだよ~(テレッ!)


ムギ「姑さんとも仲良くやってるみたいだね。律っちゃんは評判がいいのよ~」


律「ムギ、やめてくれ。身体中が痒くなりそうだ……」


ムギ「え~この間、グループ総会で真司さんに会った時も『もう~うちのマイハニーが可愛くて可愛くて。もちろん娘の理緒もなんだけど(ハート)僕は幸せすぎてどうにかなっちゃいそうだ~』って言ったわよ~」


律を除く全員「あははっはっははあははは!!!」(部屋中大爆笑)



律「・・・よし、あいつは来月のお小遣いは抜き決定だな」(ボソッ)


澪「しかし、1番最初に来ないといけない奴が1番遅いってどうなんだろうな」


律「まだ駄々をこねてるのか? いい加減に妹離れしろって誰か言ってやれよ」


晶「そういう事は付き合いの長いお前らが言えよ」


 (遠くの方で)ドタンッ、バタン!!

???「純、そっちに逃げたわよ!」

???「警備員さん、ドアから離れちゃ駄目よ!絶対に外に出しちゃ駄目だから!」

???「もう~! 唯先輩!! いい加減に諦めてください!!」

???「とうぅ! 捕まえた~~~! 梓、脚!脚を持って!!」

???「嫌だ~!! 私は憂の結婚を認めないから~~!! 結婚式なんて出ない!」



純「お、遅れました! す、すいませんが手が空いてたら手伝っていただけませんか?」


梓「すいません。ケーキで上手い事釣れたのですが、途中で気付かれまして」


唯「嫌だ~結婚なんて認めない~!憂はずっと私の妹なの~~~!!」


  今入ってきたのは我が事務所所属で世界にも認められつつあるトップアーティスト

  Yui&Azusaの平沢唯ちゃんと中野梓ちゃん。

  そして一時的にYuiAzuのマネージャーをやってもらっている鈴木純ちゃん。

  今までは唯ちゃんの妹、平沢憂ちゃんにYuiAzuのマネージャーをやってもらっていたんだけど、結婚を期に退社。


  1ヵ月後に迫った憂ちゃんの結婚式に何かやろうっていう相談をしようと忙しい中、みんなに集まってもらったんだけど・・・


唯「ねぇ、あずにゃん。私たちは憂のマネージメントでここまでこれたんだよ。そんな憂がいなくなって今の人気が保てると思う?」


梓「そ、そこは2人で頑張れば・・・」(ボソボソ)


純「梓! 力を緩めないで!!」

唯「今だ!!」フンスッ!


純「あ~逃げた! 誰か止めて~~!!」


ムギ「菫っ!!」


菫「はいっ!! お姉ちゃ…じゃない。社長!!」トウッ!


唯「ぐえぇ!」バタッ!


ムギ「良い仕事です」


菫「ありがとうございます」


律「お~い、キャラが変わってるぞ~」




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