第一幕 目覚めるとき-27


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262 名前:ξ*゚⊿゚)ξ<死を夢に ◆PvLsLjGm0M[] 投稿日:2011/02/03(木) 09:39:03 ID:AOD3zxfI [2/4]

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| 集合地点のファーストフードにやる夫が到着したのは四時過ぎだった。
| 先ほどまで度を越した火力で地球表面を炙っていた太陽も、そろそろ弱火になり始めている。
| だが、夏場の夕暮れは長い。まだまだ外は明るかった。
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|「遅くなったお」
|
| 屋外のベンチで思い思いのモノを飲む一同に謝り、やる夫はやらない夫のジュースを奪った。
| もう全員集まっていると聞いて走って来たのだ。
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| 慣れないことをするものではない。
| 日が陰りだしたとはいえ七月のお台場は蒸し風呂だ。全身汗だくである。
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| やる夫はコップ半分残っていたコーラを一気に流し込むと、氷をバリバリと噛み砕いた。
| ここまで来てようやく一息つき、しかし汗まみれの己に気付いて戸惑った。
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|「アリカ、やる夫の飲み物を。あとやらない夫は?」
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| 蒼星石が財布をアリカに渡して立ち上がった。
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263 名前:ξ*゚⊿゚)ξ<死を夢に ◆PvLsLjGm0M[] 投稿日:2011/02/03(木) 09:39:16 ID:AOD3zxfI [3/4]


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        \ ,-=三三三三二>' " ̄: : : : : : : : : : : : .ヽ
        ,.<三三ニ>' ": : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : }
      /:::三三/: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :.i: : : : : : : : l
       \:三/: : : : : : :.ト: : : : : : ト、: : : : : : .人: : : : : : : .l
        ∨: : : : : ヽ _斗 ‐ ヽ- 、\\ 弋 ナ 十: : : : : : .l     ほら、あご。
.         ヽ: : : : : :.V / ィ≠ミ\\ ´、__,...ィ从: : : : : .l
.          ヽ、人 /メ、〈ハ::i.jc} ーゝ ` ̄¨´//: : : i: ハ l
               l .ノイ\\_ゞ-'   ,     ノイ i: : ハ/ .リ
               l: : : : 乂_\     r 、   ,イ /: /
.           lハ: : ト、ト、.:.个 、   ゝノ  / レ'l: /
            ∧ | リ ヽ./ r-‐≧ 一 く´ヽ-=l/ー-√ヽ_
             ヘ| r‐y/r,===y⌒y===、v   ( /::::`ヽ ヽヽ
             -=( 〈 〈 〈   ゝノ   //    )〈:::::::::::::ヘ_
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    , -=<::::::::::::::::::::::::::::}ハ    |_| /´, ,     レ .う \::::::::::::::::::::∧::::ヽ:::::::/:::::::`へ
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 (r'7く  /\::::::::::i::::::::::::i r‐"´`ヽ- ト_从ノr.l_/⌒~7     ヽ     ヽ:::::::⌒ヽ::::/
 `/  `K   `ヽ/:::::::::::::::ヽ、ゝ=、   ,人    ヘ ∠_         l    l::::::::::::::::Y::::)
 /  l   ∨´ ̄〈::::::::::::::::,-7   ` ̄  ヾ    l}  ゙`V o     j   ノ:::::::::::_/ 彡
 ゝ  ヽ /    `ゝ<´  |         ヽ   i|      |‐- _o  /  /-‐‐‐"  彡

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| ほほを流れ、ふぐりを伝い、あごにたまった汗の粒を、蒼星石が新しいガーゼでぬぐった。
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|「あー。ありがとうだお」
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| この距離で触れられても、蒼星石に対してやる夫は何も感じなかった。
| 普段から近すぎるからか? 水銀燈にはあんなに狼狽したのに。
|
| それとも、翠星石相手だったら違うのだろうか?
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|「買って来たよ! 分からなかったからコーヒーと紅茶とコーラ。あとシェイクのバニラとチョコ」
|「じゃあ今度はチョコじゃな。いやはや全く。人間の食べ物はすごいのぅ」
|「ニャンコ先生、しゃべっちゃダメだろ!」
| 
| トレーに飛び移ろうとするデブネコを押しとどめて、やらない夫が周囲を確認した。
| まだまだ暑い。やる夫達の他に、外で休もうなどという酔狂な客はいないようだ。
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264 名前:ξ*゚⊿゚)ξ<死を夢に ◆PvLsLjGm0M[] 投稿日:2011/02/03(木) 09:39:26 ID:AOD3zxfI [4/4]



     / ̄ ̄\
   /   _ノ  \
   |    ( ●)(●
   |      (__人__)   そういえば、どこまで行ってたんだ?
.   |        ノ
    |      ∩ ノ ⊃
  /     ./ _ノ
  (.  \ / ./_ノ │
  \  “ /___|  |
.    \/ ___ /

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| コーラを手にやらない夫が尋ねる。
| コーヒーは蒼星石の手に渡り、やる夫はよく冷えたアールグレイで喉を潤した。
|
|「観覧車だお……でもまあ、おかげで『巫女』の尻尾を掴んだお」 
|「「「!!!」」」
|
| 浮足立つ三人を尻目に、ニャンコ先生は懸命にシェイクを吸っている。
| やる夫はもう一口紅茶を口に含んだ。さわやかな香りが鼻を流れる。
|
|「観覧車に今晩七時頃に現れるみたいだお。理由は、これ」
|
| 携帯を開いて、観覧車の受付の人に見せてもらった図案の写真を表示する。
| 翠星石が19時に作る謎の図案。だが、やる夫にはその意味分からない。
|
|「全員に送るお。赤外線で」
|「ああ、じゃあ僕も送るものがある」
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| 蒼星石が、顔に似合わぬピンクの丸っこい携帯を取り出して言った。
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|「あ、蒼星石さんの待ち受け、やる夫にぃだ!」
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265 名前:名無しのやる夫だお[sage] 投稿日:2011/02/03(木) 09:45:42 ID:YWo/bdUw [2/2]
なん……だと……!?
やべぇ、蒼さん、シナリオ的に大リードじゃないっすかw

266 名前:名無しのやる夫だお[sage] 投稿日:2011/02/03(木) 09:53:50 ID:AxDMljEQ
アリカさんバラしちゃだめーwww

289 名前:ξ*゚⊿゚)ξ<死を夢に ◆PvLsLjGm0M[sage] 投稿日:2011/02/04(金) 09:19:35 ID:/.q/.wMs [2/8]


             /: : : /: : :.|: : : : : : : : : : : : : : : : : :.',: : : : : : : :ヽ
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             /: : : : :,′: : : :i: : : : : : : 、: : : : : : :.∨: : i: : : : : : : : :.ハ
           ′: : : :.j: : : : :.ハ: :.i、: : : :∨: : : : : : ∨: :|: : : : : : : : : : |
         i: : : : : : |: : /:./ i: : | ヽ: : : iヽ: : : : : :.∨:.|: : : : : : : : : : |
         |: : : : : : i: :/:/ u !: :i   ヽ: :ハ_,\<´: ∨!: : : : : : : ; : :.|
         i: : : :  ̄`7フ---、',:::',   ヽ≦, `ヽ、: : :V: : : : : : :/: i :i
         ',: :i',: : : /:/ --、 ∨',   ヽ:∧zzzz≧t、ヘ: : : : /: /:/
            ヘ:|.∨/;イ_!'、Ⅵ示ヽV:i   〃ヽⅦ汀7∨i:ヾ: : /: :/./   ちょっ……。
          ヾ ヽ:i、! | .i 乂z;ン、/ヾ,//// (`ヽ、ソ | i:.,': : : :7: /イ    誤解を受けるような言い方しないでよ!
             ヾ| .i l、 , ' y'r-,///// r、ヽ ヽノ7/: : : :/i/
                ', ` / .〃/ 、   \ ヽ  〃': : :./__,-t
                ヘ     .',   -、_,.、  7    |: : / i  キ
              _,iti___   }-  _    _,. {  ,-y!: /_ 7´/::∧
             ∨ ヽ-! ヽ7_i-、 ヽ ̄ ノi´V  |:/7 }  7::ハ
              7   {´  /_,.-=f:7   7   .!'〈 j (¨:::::::::',
                /!    ヽ j<:≠/∧:ヽキ ヘ__  ∧  7::::::::::::,
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| 狼狽する蒼星石の手元を覗きこむと、アップのやる夫、その横に蒼星石。
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| そしてやらない夫と翠星石が写っていた。
| 全員懐かしい制服姿で、カメラにやけにはしゃいだ笑顔を向けている。
|
|「卒業式のか。懐かしいだろ」
|
| そう言うやらない夫の携帯の待ち受けは、翠星石だ。
| 他人の目とかを気にしないその態度を、羨ましいとも妬ましいとも思っていた。
|
|「やる夫のは……時計か。つまらないだろ」
|「楽しませるつもりはねーお」
|
| 一時期は、やる夫も蒼星石と同じ壁紙を使っていた。
| しかし、嬉しそうに笑うやらない夫と翠星石に耐えきれずに変えたのだ。
|
|「アリカのは……あ」
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| やらない夫が困惑した声を上げた。
| 笑顔のアリカが、美しい老婦人と並んで写っている。
| アリカのばっちゃだ。
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290 名前:ξ*゚⊿゚)ξ<死を夢に ◆PvLsLjGm0M[] 投稿日:2011/02/04(金) 09:19:49 ID:/.q/.wMs [3/8]


             (ヽ三/) ))
         __  ( i)))
        /⌒  ⌒\ \
      /( ●)  (●)\ )
    ./:::::: ⌒(__人__)⌒::::\   終わったら、四人で撮るお!
    |    (⌒)|r┬-|     |
    ,┌、-、!.~〈`ー´/    _/
    | | | |  __ヽ、    /
    レレ'、ノ‐´   ̄〉  |
    `ー---‐一' ̄


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| アリカの顔が曇る前に、やる夫は言った。
| 目の端に涙をためて、顔を上げるアリカ。泣き虫め。
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| やる夫はその頭を軽く撫でた。
| 遠い昔、アリカはやる夫の妹分だった。そして昔から、泣きそうなアリカの頭をなでていた。
| それを、ふと思い出した。
|
|「なんじゃ? わしはのけ者か?」
|
| やらない夫の頭の上で、ニャンコ先生が笑いながら文句を垂れる。
|
|「じゃあ、みんなで撮ろうよ! ニャンコ先生も、巫女さんも! みんなで!」
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| アリカの言葉に、一同笑顔で頷いた。
| 蒼星石も、薄く微笑んでいる。
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291 名前:ξ*゚⊿゚)ξ<死を夢に ◆PvLsLjGm0M[] 投稿日:2011/02/04(金) 09:20:02 ID:/.q/.wMs [4/8]


      ∨////> 77///////////////////////////|
.        ∨<//////////////////>r──────┘
     〈///////////////> <::.::.::.::.::.::.::.::.::.::ヽ::.::.::.::.::.::.:\
        ヽ////////><::.::.::.::.::.::.::.::.::.::\::.::.::.::.::.:\::.::.::.::.::.::.:.、
.         \//7,イ::.:i::.::./::.::./:∧::\::ヽ::.::.\::.::.::.::.::.:'.,::.::.::.::.::.:∧
         Y::.::.::.::.: |::./::.:::/:/ ヽ::.::\::.::、::.::\::.::__:}::.::.i::.::l : ∧
            |::.::.::.::.::.Ⅳ:_:_/:/___ ヽ::.::.:ヾ: \::< ヽ::.::|::.::.|::.::!::iハ!
            ∨::.::.::.::/::.::/:/_____  \  \ィzテ≠ア.|::.::.|::./:/  !
           ∨::.::./::.::/:r=f芹示ミ    ヽ   { rケリ_ 从: |/:/
             八::/:::イ八 弋:::zリ        ゞ=く /:::/:/イ    じゃあ、約束だ。
         / }ハ::.::.ヽ::.\´ ̄゛     i     / イ::.:::ハ!    全部終わったら
           { い::.::.:::\::\""              ノ::.::::八    みんなで記念撮影しよう。
              i::ト::.::.::.ハー     -__ '   ,.イ∧: /
              |ノ ヽ::.::.:::|>.._      ..イ ./ Ⅴ
              /⌒ハ: : |>'¨| ≧ ーイ  \
                 /コ  .∧: !   ∧    /    >..  __
              /廴 ./ Ⅴ .//Yヘ イ           7/´ ∧ァ
              /:rソ ./    / ノ〉〈 \        .// 入 (
         /::/:::Y /     { {// | |〉、 }       ./ フ':::::::ヽ)
        /::::::/:::{` ,′    レイ| | |__ノ      ,ヘ __{:::::::::::::∧
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| 不思議な一体感があった。
| 全部というのがどこまでなのか分からない。
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| やる夫たちでは、ニャルラトホテプを相手取るのは不可能だろう。
| しかし、翠星石を保護して撤退したのでは、『全部』ではないだろう。
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| だが、それでも……。
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| 約束が、誓いが必要だった。
| 何もかもうまく行くはず無いから、針の穴程度の光でも、見て居たかったのだ。
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292 名前:作者書き込みのないスレッド下から落とすお[sage] 投稿日:2011/02/04(金) 09:22:33 ID:h1tPaSB2
死亡フラグ-

293 名前:作者書き込みのないスレッド下から落とすお[sage] 投稿日:2011/02/04(金) 09:27:40 ID:Hg40VQoE
そんなに死ぬ気マンマンで大丈夫か?w

294 名前:作者書き込みのないスレッド下から落とすお[sage] 投稿日:2011/02/04(金) 09:40:40 ID:IL/fN9Z.
本当にありがとうございました

295 名前:ξ*゚⊿゚)ξ<死を夢に ◆PvLsLjGm0M[sage] 投稿日:2011/02/04(金) 09:49:43 ID:/.q/.wMs [5/8]
>>293
大丈夫だ。問題ない。
蒼が死んでも翠がいるもの。

312 名前:ξ*゚⊿゚)ξ<死を夢に ◆PvLsLjGm0M[] 投稿日:2011/02/07(月) 09:58:05 ID:HYeI16mY [1/3]

        /.:.:.|:.:.:.:.:.:.:.:{:.{ \:.`ー-:.:`:.ー---:.、:.:.:.:.:\:.:.:.:.ヽ:.__:
      /.:/.:/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:',:.ヽ ヽ:.{⌒`ミ≧ーヽ--、:.:.:.:.:.\:.Y´,.-
.     /.:/.:/.:.:.:.:.:.:.:.:.!:.:.|l:.:.|   ` ̄ _,z彡'   ,. \:.:.:.:.:.\{r‐
    /.:/.:/.:.:/.:.:.:.:.:.:.!:.:ハ:.|    _z彡-‐_二ィ :!{ } .\\:.:.\'
   ノ:.:.:.:/.:.:/.:/.:./.:/|:/ jノ   ,彡テ /-、 / //Y _ノ ヽ:.\:.:ヘ
  /.:/.:.:.:.:.f:.:.i.:〃|:| |{  {{ _z彡ア/{::O:/ //{ }  f,ハト、\
. /.:/.:/.:.:.:.:.:|:.:.|:.|:| l:{ ヾ、 ヾ ̄/ノニニ´-‐' /ノ~´ (_)    i.:|
.f.:/.:.:l:.:.:.:.!:.ハ:.ハ:lヾ.ヾ、、 _, ´ _,. -――一'´ー‐'  ̄ ̄` ()f }ハ
.|∧:.:.!:.:.:.:|:l| |! \ ヽ ノ´ ,. ´  ̄(__) ー―‐¬ー-- 、_  Yヽ
  V:.:\:.ド、ヾ_,ォ彡__/ /    ̄ `)         _  ` f_)廴}
   ∨:.:.{`-彡ヌ.ーr1Yヘ    f⌒ /  _,. -―¬ア/     {
.   V:.:∨,イ{:O:}/ //}| r‐   } /´     ノ}´ ,′ (_) 、_丿
.     Y:.:.ゝ`ニ´ /// ハ._,  ー'_ノ   ,.r‐'´ー'´ /  __ {_ノ廴ノ
     |:|:l:.:Y^)‐ 'ノ/ | l  / ̄   ,.ィ_ノ      ′ cY__)、{__/
     ヾハ:.:ヽし(_){  f.) /   ,.イ_,ノ     / ,.--、 {__ノ /
        ヾド≧ー、  |  | ∠ ‐'     ,. ´   ゝ._ノ_  {_//
            ト、 ヽ く._   __,. '´         -'、 ,/廴.イ
            ,ハ \J(__) ̄    (__)       ア´
          / \  ヽ._廴r__Y(つ、__(__)  ⊂_ア´  ̄`\
          ,{   ` ー- 、    ̄ ̄ ¨¨¨¨  ̄  `マー-、__
         ノ、\     `丶、     、__,. -―7⌒\\__

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|「これがクツキの顔写真。特徴的だね」
|
| 潰れた蝦蟇のような醜怪な面構え。やる夫は『深きもの』という名を思い出しゾッとした。
| 鷹野が「逃げろ」と言っていたのを思い出す。
|
| クツキは……怪物なのだろうか?
|
|「そういえば、マイケルのおじじがクツキは【『怪魚』の像】を欲しがってるって言ってた。
| クツキの望みを叶えてくれるんだって」
|「『怪魚』?」
|
| アリカの言葉に疑問を呈したのは、蒼星石ではなくニャンコ先生だった。
| 蒼星石も思うところがあるのか、考え込んだ。
|
|「帽子の。『怪魚』の像は……」
|「ああ、『父なるダゴン』の方だよ。でも、そうしたらクツキの望みはなんだ?」
|
| 蒼星石は、盗まれた神像について一通りの知識は持っている。
| ただ、あまりにも古すぎるものや、正体の分からないものもある。
|
| そして、クツキが求める『怪魚』の像に封じられているのは、
| 混血の異端者どもの崇める歪んだ神であり、人知を超えた狂気の彼方の怪物のはずであった。
|_________________________________________________
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313 名前:ξ*゚⊿゚)ξ<死を夢に ◆PvLsLjGm0M[] 投稿日:2011/02/07(月) 09:58:17 ID:HYeI16mY [2/3]




   / ̄ ̄\
 /   _ノ  \
 |    ( ー)(ー)     クツキも騙されてるっていうのは
. |     (__人__)     ……甘い考えだよな?
  |     ` ⌒´ノ
.  |       nl^l^l
.  ヽ      |   ノ
   ヽ    ヽ く
   /     ヽ \

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| やらない夫が自分の発言に苦笑した。
| 彼は人の好過ぎるきらいがある。だから、そういったことを考えてしまうのだろう。
|
|「オレはLからニャルランステップは『人を破滅させる悪神』だって聞いた。
| そいつが自分の目的のためにクツキを騙しているって可能性はないのか?」
|「楽しそうな名前じゃな」
|
| 揚げ足を取るニャンコ先生を無視し、蒼星石は考え込む。
| 彼女は、クツキはカリンの為に『封印像』を盗んだのだと思っていた。
|
| 志摩子へのカリンからの使者の意味は分からない。
| だが、カリンがクツキに加担しているならば、少なくとも埠頭公園の半端な罠の理由は理解できる。
|
| アレを作ったのがクツキではなく、カリンならば。
| カリンがクツキへの援助として、片手間で用意した異界なのならば。
|
| クツキの襲撃が無いことも、クツキが戦力を使い果たすことも説明できる。
| クツキはあの罠には無関係なのだ。
|
| そう考えて、この後の行動を考えてきた。
| だが……。
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314 名前:ξ*゚⊿゚)ξ<死を夢に ◆PvLsLjGm0M[] 投稿日:2011/02/07(月) 09:58:28 ID:HYeI16mY [3/3]

 .:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:::.:.:.:.:.:.:. :. :.`ヽ
 .:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::::::::.、::::.:.:.:.:.:.:.:.:.\
 .:.:..:.:.:.:.:.:/.:.::::::::::::::\:\ヽ::ヽヽ:',
 .:.:.:.:.:.:.:/.:.:.:::::::::::::::::.:.ヽ::i:::i::::::', |:|
 i.:::::::::/::::ハ:::::::!::::::::::::::::',:i:::i:::::::l.|:|
 i.::::::/.::::〃ハ:::|:::::::::::, _::」|::|:::::::l l:!
 l.:::/.:::::〃 ',:::ト、::::く::::::::||::|:::::/ リ
 l::/.:::;ィ:/=-ヽ\ヽ,.ィイ1!::!::/ ′
 l/:/ /-‐      〈tfシノ::!::!′
 K ,.ィテテ'ヽ    `´1://
 ::::', V弋ソノ    、  l::::|     うちの上部に、
 ::::::', ¨¨´       / /::::|     クツキの上司、カリンから連絡が入った。
 ::::ト、ヽ、     _  ,.イ::::ハ!
 ::::i       ´ /l:::::/
 :::::i  ``ー┬一'´  |::/
 :::::L _ __/     |/
 \|__ _ ユ_==ァァ
         \//
          \
            \__
      . .: .: :/ ̄,.-、入
    .: .:. :. :./ ヽ_ソ.::::::::::.`、
   .: .:. :. / ヽ_ソ.::::::::::::::::::::.ヽ

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|「曰く、クツキは何者かに誑かされて行動していて、カリンとは無関係だそうだ」
|
| やる夫とニャンコ先生は薄く笑った。茶番だ。
| そしてやらない夫はほっとした様子だった。彼の純粋さと騙されやすさに、やる夫は頭を抱えた。
|
|「……つまり、悪いのは全部クツキとニャルルンで、カリンはクツキを見捨てたの? 酷いよ!」
|
| そして、思いもよらぬことで怒りを燃やすアリカ。
| その怒りは、憎い仇に対する暗いものではなく、アリカが本来持つ正義感から来る怒りだ。
| 故に、簡単に抑えられるものではなかった。
|
|「クツキはカリンの為に『怪魚』の像が欲しかったのに!」
|「アリカ、カリンは『結社』でも名の知れた策略家で謀略家だ。
| そんなに簡単なものじゃない。それこそ、カリンが無関係だというのは本当かもしれない」
|
| だから困っている。蒼星石の目がそう語る。
| クツキともカリンとも無関係と思われる『怪魚』が、混迷を深めている。
| 何も分からなくなった。そう言ってもいい。
|
|「カリンがクツキに命じたのかもしれないし、本当にクツキの暴走かもしれない。
| 問題は、僕らにはそれを証明する方法がなく、どちらにしてもカリンは状況を利用することだ」
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315 名前:作者書き込みのないスレッド下から落とすお[sage] 投稿日:2011/02/07(月) 10:15:16 ID:TTw042to
ニャルランステップだのニャルルンだの、ニャル様の名前がどんどん愉快になっていく!

316 名前: ◆z7fKsWA8UA[sage] 投稿日:2011/02/07(月) 10:48:20 ID:7Av/2yps
最初のニャルという音の響きが、可愛くなってしまう原因とみたw

317 名前:作者書き込みのないスレッド下から落とすお[sage] 投稿日:2011/02/07(月) 11:25:16 ID:oUBoVlbs
そんなことないアルラトホテプ

318 名前:作者書き込みのないスレッド下から落とすお[sage] 投稿日:2011/02/07(月) 15:57:33 ID:pthgZuH.
やっぱアリカさん、クツキが美少年?になりたいかもって情報忘れてるね!
まあ、言ってしまえば納得し過ぎて、他の可能性考えれなくなるけど

319 名前:作者書き込みのないスレッド下から落とすお[sage] 投稿日:2011/02/07(月) 16:20:18 ID:quxlwqXw
ニャル萌化計画か…
アザトイッス様の出番だな!

320 名前:作者書き込みのないスレッド下から落とすお[sage] 投稿日:2011/02/07(月) 22:23:42 ID:c8SUEf..
>>319
そして「いつもニコニコあなたの隣に這い寄る混沌」な
ちょっとおっさんくせーセンサー機能アホ毛付き銀髪の美少女がががががwww

321 名前:作者書き込みのないスレッド下から落とすお[sage] 投稿日:2011/02/07(月) 23:02:53 ID:JaQi.r1s
>>320
即フォーク

322 名前:ξ*゚⊿゚)ξ<死を夢に ◆PvLsLjGm0M[] 投稿日:2011/02/08(火) 09:11:00 ID:yy/NVpuo [1/3]
::/.    |     |l ト、 |ヽ|>イ「 \ | l: |   Vr‐ァ'
/   l  |     | l.| | イ l| l レ'ニヽ|二マ   l| /
.    |  |    l.| 」f | レ|'",ィjイ::: 。爿 '´| |.|  |l/:::::::::   ι
.    |  |、  ,| .| | | || イ/ |レぅ、 _ソ-' .| |.|  }l:::::::::::
 l   |  トレ< \ヽl ヽ.リ    ゝ'´::::::..  // /│:::::::::
 |   ヽ/ヽ\\ニ \       .:::::::::   // / /|:::::::::
 ヽ \ \.v,ィセマス"\          // / / .|:::::::
  \ \ゝL{弋ァ、y′           /∠/‐┤
   l\ \ヽ::::`'" `    , -ァ    / | 「 ̄|.〉
\  い\ \:::::::    '´--′  /  //  xイ\
ヽ \ .ぃヽ> 、二z-_          , './ /' l .ト、\
.\  \\\X  ` 丶 、        , '/    ヽ\\ヽ        /
――- \\>丶ニ二7/` ァr‐-  /<ヽニニニヽ \\l }      /
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|「すでに先を見ているってことかお?」
|「そうだよ。あいつらには人の死も、大悪魔の復活も、混乱も関係ない。
| 自分らの目的のためなら手段を選ばない修羅だ」
|
| 吐き捨てるように、蒼星石は言った。
| 彼女もまた、思うところがあるのだろう。
| 
|「だが僕らは巫女を助けなきゃならない。可能ならば『封印像』の回収もする必要がある。
| そして、クツキが騙されていようがいまいが関係ない。何故なら……」
|「クツキは、ばっちゃを殺した」
|
| 言い淀む蒼星石に、アリカが被せるように続けた。
| もうとっくに賽は振られているのだ。やる夫たちが立っているのは、その経過にすぎない。
|
| ならば、この先をせめて少しでも良い状況にもって行くために、
| 少しでもやれることはするべきなのだろう。
|
| 現実的には七月のまぶしい時間だが、状況は、何も見えない暗闇だ。
|_________________________________________________
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323 名前:ξ*゚⊿゚)ξ<死を夢に ◆PvLsLjGm0M[] 投稿日:2011/02/08(火) 09:11:40 ID:yy/NVpuo [2/3]


         !      ,.  -‐── ────┴ ─‐┐
         ',  ,.  '´                 /
         > ´                    /
      く         . -‐====== ー-く
          \  ,. . :"´: : : : : : : : : : : : : : l: : : : : : :ヽ
         >'´ .: .: .: .: .: .: .: .: .: .: ./ハ: :.l: :!: : : : : :l
          i: : : .: : . :. {: : : : : : : :./ /ハ: l.: !: : : : : :}
          |: : |: :.|: : : |::.:.:.:.:.:.`メ、 // V: :l: : : l : ;′
          |: : |: :.|: : : |::|: : :∠イ_〃> Vく: :./}:/
            \|: :.|: : : |:.|: : :`弋夕ソノ` tり:.:/ l/
           \|ヽ: :|.:|: : : :.i.:| ̄    ヽjⅣ       やる夫、
             }ヽ仆ヽ: : : :lN   _ _/: :l        巫女は七時に観覧車前に来るんだね?
             / ̄ ̄``ヽ、: レ'´ ̄`): : : :l
            /        V  `ー ユヽ.:.|
        ,ん子こ`ヽ     |     ユ、l./
       ,ん'´: : : : `ヽヽ   |     l ハ'′

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|「そうだお。で、誰かを呼ぶって話だお……恐らくはクツキかニャルだお」
|
| なんとなく、やる夫は翠星石の立てた筋道が見えていた。
| あの観覧車のイルミネーションは、噂のニャル撃退法なのだろう。
| 翠星石は、あのイルミネーションでニャルを撃退し、クツキと対決するつもりなのだろう。
|
| そう上手く行くとは、到底思えないが。
|
|「……ニャルランステップの撃退方法は聞いてきただろ」
|
| やらない夫が、困った様子でそう言った。
|
|「【旧き印】って奴と、太陽の召喚だ」
|「【クトゥグァ】じゃ。ニャルラトホテプの天敵とされる邪神じゃな」
|
| ニャンコ先生がすかさずサポート。しかし、天敵と言っても邪神?
| 毒を以て毒を制するなど、可能なのか?
|_________________________________________________
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324 名前:ξ*゚⊿゚)ξ<死を夢に ◆PvLsLjGm0M[] 投稿日:2011/02/08(火) 09:11:51 ID:yy/NVpuo [3/3]

                ―― 、
             / 〉 ´      \
            / /'  __ ノ   ゝ.__ ヽ
         / //〉  ( ー) (ー )  l
          l  ´ イl   (___人___)  l       問題は噂の【旧き印】が
.        l    iYl    ` ⌒ ´   l       どんな印なのか分からないことだろ。
.       /   ハ !.!          !
.        /  /  ' ヽ           /
       l   // 、ゝ       / ヽ_
      ´` ー‐ '`./  `ー、  ,-´  /   \
.     i      ii   / `:.i   i´ヽ.  /     `  、
.     , 'l     l.!  /   l   ! ハ /        \
    / ,:|     | ヽ/   !_'   V       ,  ,    ヽ
.  / / l     |     /:.:.:.:ヽ       / /  /  i
.  !/  !      l\.   i:.:.:.:.:.:.i      / /  /   l
  /        !  ヽ.  !:.:.:.:.:. !      ´   !  /     !

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| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| 大きくため息をつくやらない夫。
| やる夫は思うところがあり、観覧車に描かれる予定の謎の図案をじっと見つめた。
|
|「その【旧き印】っていうのは、お守りとか十字架の類かお?」
|「いや、Lには図だって言われたな……『ニュクス』まで戻れば見せてもらえるらしいが」
|「……やらない夫、さっき送った写真、その相手に送れるかお?」
|「ん? ……ああ!」
|
| やる夫の考えに気付いたのか、やらない夫は大きくうなずいた。
|
|「送ってみるだろ!」
|「その必要はない。正解じゃ白饅頭」
|
| ニャンコ先生がつまらなそうに言った。
| そう言えば、その辺りのヒントをくれたのは先生だった。
|
|「……つまり巫女は」
|_________________________________________________
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325 名前:作者書き込みのないスレッド下から落とすお[sage] 投稿日:2011/02/08(火) 10:11:42 ID:CgFuLCF6
問題は巫女に旧き印を教えたやつの意図かな?
あの自信から察するにそれさえあればなんとかなる!くらいの伝えられ方をされてる気がするのが気になる。
どういう意図で、誰が教えたんだろう?半端な情報を。

326 名前:作者書き込みのないスレッド下から落とすお[sage] 投稿日:2011/02/08(火) 12:32:08 ID:ABK1AQvM
>>325
どうだろうな、やらない夫であそこまで調べがついたんだし、巫女なら基本的には退散させるだけってのは知ってるとも想像できる。
その上で、なにか別の策があるかもしれないし。
あとは、観覧者のイルミネーションに描くとなると相当でかいのでその分効果抜群かもしれないし。

語られるのをwktkして待とうじゃないか。

327 名前:ξ*゚⊿゚)ξ<死を夢に ◆PvLsLjGm0M[] 投稿日:2011/02/09(水) 09:52:54 ID:CiPjZH9s [1/4]


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        イ {  }:.: :.:. :..:.:.ミ    /  札!        l:.: :}
     ノ/  { ト.:.:: :.:.ミ     {  トィノ     ' 仭イ:.:/
     {Yi     }ト ヽ「ミ`''‐-、          , ー レ'
    ノノ    )〈  { 〈   ヽ    __   __   |       この巨大【印】で
    {Y}     {Y}  ゝ 、    \  丶   / 丿       ニャルルンを追い払うつもりなんだね!
    iタ     }〈      l丶        ヽ_ノ / \
    {r}      {y}     l  `   .      /
    }タ       〉|       l       T
    {y}     マ!    ノ ___      ト  ._
    マ}     {i}_ - ´/  ヘ      l!  `  ‐ 、
     {ヘ   ,  ´   r´   -┤  -‐  l!         ハ
      マ! /      l     -┤     l!        l
     t} ′       l     イノ      l!           |

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| 目を輝かせるアリカ。しかし、果たしてそう上手く行くのか?
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|「……案は悪くないのかもしれないけど、危険だな」
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| 蒼星石が呻くように言った。そう、やる夫も同感だ。
| さすがにそれは状況を楽観視しすぎであろう。
|
|「もしもカリンが噛んでいたら」
|「それと、先にクツキの奇襲を受けたらっていうのもあるお」
|
| 蒼星石は大きくため息をついた。
|
|「とりあえず、各自でもう少し気になることを調べよう。
| ただし、五時半には集合。車で観覧車に行って、巫女を探す。
| 巫女を発見したら確保だ。クツキやニャルに遭遇しなければそのまま逃げる」
| 
| うなずく一同。アリカとやらない夫は釈然としないものを抱えているだろう。
| それでも、二人ともクツキとニャルの危険は理解しているようだった。
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328 名前:ξ*゚⊿゚)ξ<死を夢に ◆PvLsLjGm0M[] 投稿日:2011/02/09(水) 09:53:09 ID:CiPjZH9s [2/4]


           ∨三三三三三三三三三三ニ/
      __  lニ>‐ '´ ̄ ̄ ̄` ー<三三/
     〈三三二ニ―‐- 、 ___     `ヽ|
     ∨三三三三三三三三三三三三二二ニ¬
       ヽ三三二ニニニニニ二二三三三三三/
       Y´::.::.::.::.::/:l::.::.::.::.::.:\::.:`ヽ::<三/
.       ,'::.::.::.::.::.〃∧::l::ヽ::、::.::.ヽ、::.`、:l:T
      |::.::.::.フ7¬‐、ヾ、:\>、:|-ヘ::.::.}::!:|
       {::.::/代了圷ミヽ. \行‐t予l:ノ/::|
         !::.::.::.:| ゞ-'′  \  辷シ '/:/::./
       |::.::.::.:ゝ       ,       厶ノ::.;′     調べるべきことは?
       ヽ.::.::l|ヽ、    r-、     /::.::/
           \:ト、:j> 、   _,.ィ:´::;:l:: /
             ヽ ` ,.イ `¨´ ト、レ'|/ |:/
            __,. '´_>v< `ヽ、′
       ┌イ  //了,ハ\\ヽ `┬ァ
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|「やる夫は『怪魚』の像とクツキの関係が気になるお。
| どんな悪魔か詳しく分かれば、逃げる対策もしやすいってもんだお」
|「クツキは『怪魚』の像で美少年になりたいらしいんだけど……どうなのかな」
|
| 蒼星石の問いに、まず答えたのはやる夫だった。
| そして、あの『夢』に見ている相手が『怪魚』ならば、戦う算段もつけねばならない。
|
| 勝つ『夢』。負ける『夢』。どちらも『夢見て』いる。
| ならば勝てるようにしておく必要があるだろう。
|
|「『怪魚』とクツキと言ったら、クツキと『深きもの』の関係も気になるね」
|
| 蒼星石の言葉にやる夫は頷いた。
| 鷹野が警告した特徴とクツキの容貌は、一致するところが多い。
|
|「ニャルルン関係のことは、大丈夫?」
|「その言い方何とかならんのか? ……まあ【旧き印】を見せれば撤退はしてくれるじゃろうな」
|
| アリカの問いに、ジト目でニャンコ先生が答えた。
| ニャルルン。可愛い名前だ。
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329 名前:ξ*゚⊿゚)ξ<死を夢に ◆PvLsLjGm0M[] 投稿日:2011/02/09(水) 09:53:22 ID:CiPjZH9s [3/4]


              / ̄ ̄\
         rヽ  / ノ  \ \
         i !  |  (●)(●) |
      r;r‐r/ |.  |  (__人__)  |    カリンのことはいいのか?
      〈_L (`ヽ .}  |   ` ⌒´  ノ
     l` ( ``/ .  |        }
     ヽ   l  .  ヽ       }
      |,.   l   /⌒   ー‐  ィ ヽ

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| やらない夫の問いに、蒼星石は肩をすくめた。
|
|「残念だけど、カリンの行動に目を光らせても僕らが対処できることは少ないだろうね。
| 今は静観してくれることを祈るばかりだよ」
|
| 蒼星石は嘆息する。
| 実際、ニャルとクツキだけでも手一杯どころか容量オーバーなのだ。
| そこにカリンが出てきたら完全にお手上げである。
|
| 実際やる夫たちは、現在の行動のほとんどを幸運と希望的観測で補っている。
| もし本当にカリンが魔の手を伸ばしてきているならば、もういつ消されてもおかしくはない。
|
| 故に、『それはない』という仮定の元で動くしかない。
|
|「ああそれと、時間があったら観覧車のあたりを調べるべきかもしれないね。
| 僕らはクツキともニャルとも面識がない。そしてあの辺りは異界化していない。
| ……そう考えると、危険は少ないだろう」
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331 名前:作者書き込みのないスレッド下から落とすお[sage] 投稿日:2011/02/09(水) 19:39:41 ID:t0G2r/ZI
情報の共有化させたいから
コネを増やすための探索は蒼にやらせるところかなあ

蟻とない夫は個人でしか知らないことかなあ、まあ投票結果次第な話だけど

332 名前:ξ*゚⊿゚)ξ<死を夢に ◆PvLsLjGm0M[sage] 投稿日:2011/02/10(木) 09:55:57 ID:fGsOrXiw [1/5]
>>331
そういう相談をたくさんして下さった方が私としても助かります。
見てて楽しいですし。

333 名前:ξ*゚⊿゚)ξ<死を夢に ◆PvLsLjGm0M[] 投稿日:2011/02/10(木) 09:56:21 ID:fGsOrXiw [2/5]


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| 遠くの空に黒い雲が広がっている。
| じっとりと張りつく大気の中に、別の匂いが混じってきている。
|
|「……夕立が来るのぅ」
|
| ニャンコ先生の鋭敏な鼻は、雨の気配を察知していた。
| 対するやらない夫は、茫洋と黒い雲を眺めた。
|
|「……オレは、何ができるんだろうな」
|「力が欲しいか?」
|
| 馬鹿馬鹿しい問い。やらない夫は何もできない。
| 何もできない無力な男だからこそ、しかし、曲げられぬ己を持つ男だからこそ。
|
| ニャンコ先生は、やらない夫を選んだ。
|_________________________________________________
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334 名前:ξ*゚⊿゚)ξ<死を夢に ◆PvLsLjGm0M[] 投稿日:2011/02/10(木) 09:56:43 ID:fGsOrXiw [3/5]


         / ̄ ̄\
        /   _ノ  \
        |    (⌒ )(⌒)
        |     (__人__)       欲しいと言ったらくれるか?
          |     ` ⌒´ノ
        |         }
        ヽ     ヘミ|
        /,` 、` -`,--` ,
  __,---/;;;;;`  `-,-/ニニ |
 /;;;;;::::、:::::::::|、_ ,>、 /::l,_l・ ,<、__
ノ;;;;;;;;;;;;:::|::::::::::<:::::::ヽ``l::::|  |`l,::::ヽ
|;;;;;;;;;;;;;;:::::|:::::::::::::ヽ:::::::\|:::|`-‐'/::ヽ::::|
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|「やると言ったら?」
|
| ニヤニヤ笑いを浮かべるニャンコ先生に、やらない夫は渋面になった。
| これまで、幾度もなく「自分で何とかしろ」と言い続けてきた。
|
| それを忘れたかのようなセリフに、やらない夫は違和感を覚えたのだろう。
|
|「冗談じゃ。わしは手は貸せても力を与える能力はない。
| それになサマナー。『頼めば何でもしてくれる』存在がいては、『つまらない』じゃろう?」
|
| ニャンコ先生の言葉に、やらない夫は虚を突かれたような顔をした。
| いつのまにか、ニャンコ先生に頼りきりになっていた。
| 何度も注意をされてきたが、ついつい質問などをしてしまっていた。
|
|「『つまらない』……か。それはニャンコ先生の主観だろ?」
|「当り前じゃ。だが、お主にそんな『つまらない』男になられては困るぞ」
|
| そう、そうとも。
| そのために、やらない夫と契約したのだ。
|_________________________________________________
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335 名前:ξ*゚⊿゚)ξ<死を夢に ◆PvLsLjGm0M[] 投稿日:2011/02/10(木) 09:56:53 ID:fGsOrXiw [4/5]


                _________
           , -‐.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: ‐- 、   ∧
      _ /.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.>x/  \           呆けてないで考えろ。
     / /.:.:.:.: '´: : : : : : : : : : : : : : ` >≠´.:.:.:.:.`ヽ`丶         この後は何をするんじゃ?
      {  /. : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :/〃. : : :.:.:.:.:.:.:.:.} , ,,ヽ
     ヘ ,'. : : : : : : : : : : : : : : : : :r‐- </. : : : : : : : :.:.:.:/ / _,',       無力で足手まといのサマナーは、
        ! : : : : : : : : : : : : : : : : : '、  `ヽ: : : : : : : : /    - }‐- 、    それでも何ができるんじゃ?
        {: : : : : : : : : : : : : : : : : : 丶    ` ー  ,    _, _, /…'
     _入 ` 、 : : : : : : : : : : : : : : ト、    、、 /    _ノ┘'
    ("._ __、    ̄          ヽ',    ´ -,    /
         `ヽ           _.z-\    __z '⌒ヽ
           ` …‐─… ´     `¨ ¨´   ̄´


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| やらない夫はいつの間にか丸めていた背筋を伸ばし、天を見据えた。
| きっと碌でもないことを考えている。ニャンコ先生にはそう見て取れた。
|
|「できないことはできない。でも、オレは諦めが悪いだろ」
|
| 微笑むやらない夫。ニャンコ先生は無関心を装って耳を掻いた。
| いやはや、へこんだと思ったら立ち直った。
|
| 並はずれた変化と成長率を誇る人間の中でも、こいつの回転は速すぎる。
| まったく困った奴だ。
|
|「オレたちは生きて帰る。巫女も助ける。できれば、クツキもだ!」
|
| だが、それがいい。
|_________________________________________________
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378 名前:ξ*゚⊿゚)ξ<死を夢に ◆PvLsLjGm0M[sage] 投稿日:2011/02/14(月) 09:03:57 ID:w73JwqXk [1/2]
                       l|  _          ヽ
                  ,, - -- '´ ̄:.:.:.:.:.:`ヽ        リ
                /:,:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ      /
               /:.:./:.:,:.:,:.:.:.:.:r、:......ヽ........、..     _ノ
                  !:.;イ:.:.:ハ:.ト、:.:.:ハ \:.:.:ヾ、:.:.',:.:.::.ハ
               {:.;! ';.:.:', ヽ',ヽ;.:.:ヽ ヽ;.:} ヽ:ト:.:.:.:.:}
                   !:.{ ヽ_',_` `ー-ゝ ソ=‐リ-:.:.:.:.!        「好きな人にチョコをあげるのがバレンタインだ」
                   ';.ミ ´ ̄二ニ`    '´r,z-、 l:.:.:.:ノ        って、ばっちゃが言ってた!
               ゝミ r´ハ心`     'イYハ }|:.:.イー 、
               ,イハ `弋zソ    ,   ゞ-'`j:/ ハ  ヽ      読んでくれてるみんな、大好きだよ!
          ,ィ⌒X {| ヾ,_、/////     ////イ/゚  l} , l}ー 、    再開は明日からだよ。よろしくね!
         /   {l ヾヽ {:.ハ    !´ `j   /   ノ,イ ノ  )
         `ー、 ヽ ノ  ` / ヽ、  ヽ _ノ  イ:.}  /!    r' _,ィ⌒ヽ
       ,ィ⌒、ー ) {` i´ヽハヽノ`≧:... _ .::i´ ヘ__, ィ  {=-、-、 <_ノ   ヘ
      /    し´/ ヽ_ノ‐--}i !   ` ><´   / j| ィ´ヽ. ノ―ヾ、     }
      {     ,イ: :r'  ̄ヽ: r' l ! r-、/{◎}ヽ、_/,ィー、ー /- _  ハ    ノ
        !   _ ノ//    ヽ、 ̄7   `ヾー`''´/  __ヽ/   /ヽ!_ゝ r、r'
       `´ / (: : |/ヽ ヽ ゝ|i ̄`ヽ  ゝーイ , ィ´ 7ヽ イ////ヽ-' ハ
       ノ⌒ヽj ノ////`ー-‐'ヽ__  \ l  l-'__ノ//////////ハ : : |
         { : : : : ;イ//////////> '7´ 7/77ハ  `ヾ///////////イ: : :j
       ヽ : : :ハヽ///> ' ´  ,ィ  //////ハ   `ヾ//////ノ/: :_ノ
        `Y { ∨Y、´  ,, ィ´   /////////∧ /7777_>'´/人 ノ
         {: :ヽ ヽ|| ーil-ュ、7ハ ////////////>'>'</////: :)
          `i-ハ `ー- ||////≧ュ、////////,ィ´////>''´ ノ_ノ
           ソ `ー 、  ̄ヽー、/////≧ivi<////>ァ  /{:.:ヽ
          ハ  __ _ `ヽ_ j  ヽ><///||/>'ヾ {__, ´  ヽ:.:}
          !:.:j i 7ヽ !: :| ヽ-'   > <   Y //l     `|\

379 名前:ξ*゚⊿゚)ξ<死を夢に ◆PvLsLjGm0M[sage] 投稿日:2011/02/14(月) 09:04:10 ID:w73JwqXk [2/2]

        _ _   _ ,, -、
     , ィ´;-´:::::::;:>´  _ヽ
    /:::/:::::; ィー-―-<- 、
    i::/::::::;イ |○     ●、 \         ちなみに今回作ったAAは
     {_i:::::/ | |     , -―--、、/         雑談所の方でまとめてあるよ。
     !:/ |__」   /      )          よろしくね!
     ヽ   ヽ  /____  ハ     _ィヽ
      j  \ \ヽ、      Y  , イ´ ヽ´   架空の娘。
     /   ヾ/  `ー---‐', イ      }    ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/12368/1292901679/406n-
     `ヽ/ヽ/ l`ヽ、 _ ,, ィ´ヘ   __, r,イ
       /   l  ( 蒼 ) ヽイーr,、ィヽイ|
       > ̄i ̄ヾ   〉r-〈  \>    ||
      \ {   ヽ  ト、人__,,ゝ    ||
        >!    ∨::::::::::::::l      ||
        〉ヘ    ヽ::×::::::i       ||
        そヘ   r'ヽ´\::::|     ||
        /7ゝ_, ィ `ー'  ヽ!       ||
      /      ||     }     ||
     /       ||     l     ||

380 名前:ξ*゚⊿゚)ξ<死を夢に ◆PvLsLjGm0M[] 投稿日:2011/02/15(火) 10:01:36 ID:tNVhwksM [1/4]


                ―― 、
             / 〉 ´      \
            / /'  __ ノ   ゝ.__ ヽ
         / //〉  ( ー) (ー )  l    しかし、
          l  ´ イl   (___人___)  l    問題は誰に話を聞くかだろ。
.        l    iYl    ` ⌒ ´   l
.       /   ハ !.!          !
.        /  /  ' ヽ           /
       l   // 、ゝ       / ヽ_
      ´` ー‐ '`./  `ー、  ,-´  /   \
.     i      ii   / `:.i   i´ヽ.  /     `  、
.     , 'l     l.!  /   l   ! ハ /        \
    / ,:|     | ヽ/   !_'   V       ,  ,    ヽ
.  / / l     |     /:.:.:.:ヽ       / /  /  i
.  !/  !      l\.   i:.:.:.:.:.:.i      / /  /   l
  /        !  ヽ.  !:.:.:.:.:. !      ´   !  /     !

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| 長いあごに手を当ててやらない夫は呻いた。
| Lもニャンコ先生も、何度も話を聞いて答えてくれそうな相手ではない。
|
| ディオが思いのほか有能で、闇社会に精通しているということはないだろう。
| せいぜい、怪しい中国人がいいところか。
|
| そういえば、あの若い中国人兄妹がやっている喫茶店のカツカレーはうまかった。
| デザートもうまかった。……何て店名だっただろうか?
|
| 『喫茶店 ナイ……』なんだっけ?
|
| ない、ない……ナイアルラトホテップ? うん、違う。
| ナイトなんちゃらだ。ここまでは間違いない。
|
| そういえばその喫茶店のことを『糖分同盟』の面子に話したら、皆知っていた。
| ブーンがそこの店長がどうこうと言っていた気もする。
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| それを知っているディオ……意外と悪魔関係のつてがあるのかもしれない。
|_________________________________________________
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381 名前:ξ*゚⊿゚)ξ<死を夢に ◆PvLsLjGm0M[] 投稿日:2011/02/15(火) 10:01:46 ID:tNVhwksM [2/4]


     \                  ,.-‐'' ソ |/ /      / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
    ┌┬─               ∠ -  __  ヽ  /__    |  い  糖
  │ ├┼─┐             <  / / | | ヽ  /     |  い  と
\ | / ├┼─┼              /  | | |  | |ヽヽ フ     |  か  い
─┼-.├┴─┘             // | レ|/ヽ|ヽヽ ヽミ     |      う
/ | ヽノ┌─┐               ∠/ (〒,-、〒)ヽミ     |  お  字
  │  └─┘                くヽl `  _ ` lノミ     <  前  は
                          /ヽ、 -━,~~~      |  ら
                          /| ` - ' |\      \_____
    \                    /| |_  __/ / \ー-、_
     (\とヽ、           _, - ' ´| | |ヽ  | /  |\ l `i
     `二ヽ ヽ          /    | \|\ヽ|/ |  >  l  |
     `二   \        |     ヽ_|   =  |`ー-、 l  |
       `ー-、_/ \      | ヽ   / |  |::::|  |   / |  |
         く    \    へ.    く  |  .|:::::| |  / |  |
/  ̄ ̄ ̄ ̄\ \    `丶、/    l   |  |  .|:::::| |  /  |   ヽ
         \ \    ヽ    /l   |  |  .|:::::| | /  |  |
 む 人 支 十 唐 \ \      / |   |  |  |:::::| | /   |  |
 か と .え .字 へ  |  \   /   |   | |  |:::::| レヽ  |  |
 し 人 合 .架 行  |    `ー-''´    |   | |  |:::::|   丶 |  |
 む と っ を .き  |           |   ヽ|  |::::|    人,..へl
 か人 て か ま  |           |    |===∨===== ヽ/ ノ|
 し と   つ し  >          |    |:::::::::::l:::::::::::::::::::::ヽ/ |
   人   .ぎ た  |           |    |::::::::::l::::::::::::::::::::::::/ |
   と     と  | ________|    |::::::::::l:::::::::::::::::::::::|  |
   が     さ  |________|    |:::::::::::ヽ::::::::::::::::::::|  |  \  先生ー
           │    ∥     |    |::::::::::::::||:::::::::::::::::::|  |   \  昔話になってます /
\______/l    ∥     |    |::::::::::::::| |:::::::::::::::::|  |    \            /
           └───────|    |:::::::::::::| |:::::::::::::::::|  |

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| 考え方を変えれば、L以外の『糖分同盟』に話を聞くのもいいかもしれない。
|
| 少なくとも、今『ニュクス』にはロリカードさんや銀さん、太公望がいる。
| それぞれ情報が専門化というか、専門分野以外はまるで駄目そうだが、
| 運が良ければよい情報が得られるかもしれない。
|
| しかし、組織について詳しい人物はいるのだろうか?
|
| はっきり言って想像がつかない。
| 蒼星石は『結社』を悪し様に言っていた。
|
| 『糖分同盟』の気のいい仲間たちが、悪の秘密組織の一員だとか……。
|
| 以外と似合いそうだった。
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382 名前:ξ*゚⊿゚)ξ<死を夢に ◆PvLsLjGm0M[] 投稿日:2011/02/15(火) 10:03:06 ID:tNVhwksM [3/4]

                                                        _n_
                                                       ´Y⌒Y`
                                                        廴_リ
                                                           |:|
                                                           |:|
                                                           |:|
                            ニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニ     |:|
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                         ニZr‐ マ|  |ニニニニニニニニZrー マニニ|  F         |:|
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| 他に……当ては特にない。
| 巫女を探して観覧車近くをうろつくのもいいかもしれない。
|
| と、そこまで考えてやらない夫は恐ろしい事実に気付いた。
| しまった。巫女の人相を知らないだろ。
|
| 巫女探しをしている時点で、きっとやる夫は前もって聞いていたのだろう。
| まあ、やる夫も蒼星石も忙しかろう。
| 聞くのは後でいいだろう。
|
| ……そういえば、勢いで授業をさぼっているが、翠星石から何の連絡もない。
| もしかしたら、翠星石もいつもの調子で自主休業なのかもしれないな。
|
| 大口を開けてあくびする翠星石を思い出し、やらない夫は頬を綻ばせた。
|
| せめて、やれることをやる。
| ならば、誰に、何を聞くべきだろうか。
|_________________________________________________
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408 名前:ξ*゚⊿゚)ξ<死を夢に ◆PvLsLjGm0M[] 投稿日:2011/02/16(水) 10:02:56 ID:c/imjBPA [1/5]


                 .. ....:.r:.:..:‐-.:..::.:::...、
              ....:..:.: :.:.:..::.:|:.:..:.:.:..:..: :.:..:...:ヽ
           rア.:..:. :..: :.:..:...:.:{:.:..:|!:.:..:.:. :.:.:. :.:..:.:.
            ノ/:.ヽ :::.: :..::.:::ミ´ \lヽ:.:..ト:..:.:、.: :.:.:..:.
        ノタi:.: :.:.: :.:.:..:ト´  ,x==、\、\l\:.: :ハ
       イノ |.: ::ヽ:.::.:.:.}´     ,  、 ヽ,   、,-xl:. :.:i
        イ {  }:.: :.:. :..:.:.ミ    /  札!        l:.: :}
     ノ/  { ト.:.:: :.:.ミ     {  トィノ     ' 仭イ:.:/
     {Yi     }ト ヽ「ミ`''‐-、          , ー レ'
    ノノ    )〈  { 〈   ヽ             |
    {Y}     {Y}  ゝ 、    \     _   丿
    iタ     }〈      l丶        ´ `/ \
    {r}      {y}     l  `   .      /
    }タ       〉|       l       T
    {y}     マ!    ノ ___      ト  ._
    マ}     {i}_ - ´/  ヘ      l!  `  ‐ 、
     {ヘ   ,  ´   r´   -┤  -‐  l!         ハ
      マ! /      l     -┤     l!        l
     t} ′       l     イノ      l!           |

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|三三三三三三三三三三三/ /_. / / ̄ / ,ィ |  7 /ン ) / /_. / / ̄ 7 /ン ). // 〉 〉  // // / /三三三三三三三三三
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| アリカは暮れゆく空を仰いだ。
| 遠くに黒雲。三つ編みのふくらみ方から、大気中の湿度が上がっているのがわかる。
|
| 雨が近い。
| 昼にも通り雨にあった気がするが、あの雨は暑さを助長するような雨だった。
|
| だが、今度の雨は不吉な気配を発していた。
|
| アリカは可能ならば、雨の前に巫女を見つけたかった。
|
| クツキの、あの両生類じみた面相を思い出す。
| 彼は、不屈の剣士なのだろう。
|
| 異形の肉体、異様な容姿。
| しかし、へこたれずに達人と呼ばれる実力者に成り上がった。
|
| それが、歪んだ憎悪に裏付けされたものだとしても、
| 昨日まで学生だったアリカとは実力、覚悟、どちらを見ても恐るべき差があるだろう。
|_________________________________________________
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409 名前:ξ*゚⊿゚)ξ<死を夢に ◆PvLsLjGm0M[] 投稿日:2011/02/16(水) 10:03:10 ID:c/imjBPA [2/5]

                   /ソ
                  // ノア
                 //rァ'´           _rvァ      _
                l lrノ           _rァー'´   _, z 二/
             ト、     !リ′        _rァー'´ , ‐ 二 -  ̄
            トヘ    {イ        ,.ィァ'´  / ‐ ´      _
            \\ ハ|       ,/ノ  //      _ ィ- /
             \ヽYl!      ,イ´ //   _ - 二 -‐  ̄
               \ヽ、    j/ノフ/!. _-.二 -  ̄_
                  〈\\ーvー',.イ/' /‐´´     ハ ヽァェ、
          _    rv-ヽ\,イ:  ̄: `トく/⌒ヽ{:7´ ̄  } }_ぅ′
        rェ┤{゙ー'フY: :./:Y:{: : :v⌒:ヽ!: :ト: : : : }く‐ ´ ̄ ー′
        {r‐VLV⌒ゝ|:::..{: :|/:,: : : : : : :}}ヽ! l: :.::/ノ
         ̄    ⌒ヽ_l::..{://|:ハ:トヌ'ヽ:V::::/´
                `7小モァ 、 tテ/}-j!´
                 { ヾ.ヽ. ニ´イノ
                    ̄ {メ-ヲ
                      ̄

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| 『蒼天の青玉』を身につけてから、アリカの感覚は驚くほどに研ぎ澄まされている。
| しかしその感覚も、土砂降りの雨を前にどれほどの力を発揮できるだろう。
|
| 雨や闇の中での戦いは、アリカにとって未知の領域だ。
| 皆を守れるとは到底思えない。
|
| そも、満足に戦えるかすら怪しいのだ。
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410 名前:ξ*゚⊿゚)ξ<死を夢に ◆PvLsLjGm0M[] 投稿日:2011/02/16(水) 10:03:24 ID:c/imjBPA [3/5]



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           τ'::/ .;:
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         。            '  、       ;: 。
                               `'''`~''・    ' `
     f''`⌒(     ,,,,               !:(',,,,、              ::,,,,,、...
     ,!,,,、(     /::τ             ノ:::::::::::::::::)          。  !::::::::::`! 、
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| 『蒼天の青玉』が、アリカに囁きかける。
|
| 殺せ!
|
| 相手の刃から逃げる必要などどこにもない。
| 白刃に身を晒し、その熱い迸りを全身で受け止めれば良い。
|
| 鋭い切っ先が肉を割り、アリカの中を暴れ狂い、最奥に達しようとする正にその時に、
| アリカもまた必殺の一撃を放てば良い。
|
| 互いに互いの血と内臓と脳漿にまみれ、混ざり合い、判別つかぬ肉片となって果てる。
| 『蒼天の青玉』は、そんな甘美な破滅を謳う。
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454 名前:ξ*゚⊿゚)ξ<死を夢に ◆PvLsLjGm0M[] 投稿日:2011/02/18(金) 09:48:51 ID:uHQKS5/6 [1/5]



              / i          ∧
                i i   , -‐‐- .   ! !
               | レ ´ 、    ,'ヽノ |
              i i   \  /  !i !
              | `ヽ  iヽ() ,'i /  !
              | i::i i::iヽ{ v }, 'i::i i::i |
              l i::i i::i i::i ! i:i i::i i::i l     「『戦わなければ生き残れない』」
                  ヽ` i::i i::i | i:i i::i i::i,'
                レ`ヽ\ヽ i , ' / ヽi
         /ヽ      {´ \ i`V´i ノ `}__      ,、
          /   !      |ー― ` - ´  |__ !    ノ ヽ
       ,'    !ー― ´ `ヽ__,ゝ   / ノ`ヽ __ ! ヽ   !
    r―v    ii   \___ ____/\__/ヽ___ノ\  !  ヽ
    i ノ ヽ   `ヽ   ノノ ∧ i   l l     l l  ii ヽ /   !ヽ
     V ノ      \//   ヽヽ  ! !     i i  ll  Y   | ]
     i   ___    //    ! !  ヽヽ    l l  ヽ  i    ハ
     l , ´   `ヽ_//     ヽヽ  ! !   ! !   ii |__, ―ノ
     /     /i::::ヽヽ      i i  ヽヽ  //  // ノ  `ヽ
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   / `ヽ __  /  !::::::::::::::レ  ̄ヽ┘ヽ _ __ __//Y\    __ ゝ


(イメージAA)

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| ばっちゃは言った。
|
| 本当は、今のアリカが考える意味とは違うだろう。
| それを分かった上で、アリカはこう考える。
|
| 死より、生きることが大切だ。戦ってでも生き残る。
|
| 死んではダメだ。生き残るんだ。
| そのためには、何を調べたら良いのだろうか。
|
| アリカにはわからない。
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455 名前:ξ*゚⊿゚)ξ<死を夢に ◆PvLsLjGm0M[] 投稿日:2011/02/18(金) 09:49:03 ID:uHQKS5/6 [2/5]



::|     ! /-| |       ヽ   ヽ ヽ  ト、ヽ
::|:   /|. |  |. |       /ハ    ', li  i ', i
:::!. /  ! |  ,l. |==―`   | !_ -  ̄}i li  |. i |
:::|´    i |/ l |  .i    _.v:イ:.:.:.:./ |. | !. | i|
::::!.   /i.|  _.斗- マ ̄:.Y´ `くハ:.:./  | | i. |  |
::::|   _ -i|二 -‐七チ`:.:.fノ   ` く_  .| ! |/
:::::|=<_:.:.:.:.i|´`:.:.:.´i|:.:.:./      ノ  !|
::::::!    ―|――- - ´     r イ  /
::::::|                  >
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:::::::!  \           /   イ
:::::::|   \              ',
::::::::!     \               }
::::::::|       ゝ _        イ
:::::::::!      ー―- ニ= ―― ´:.:! ̄  - _
:::::::::|     - 二ニ -イ:::::::::::::::::::::::::.:i::::::::::::::::::::::::-
::::::::::!           :|::::::::::::::::::::::::::.:i:::::::::::::::::::::::::::::::` 、
::::::::::|           ト、:::::::::::::::::::::::.:i::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ

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| エダちゃんは、『教会』の何かを隠していた。
| きっと蒼星石が話しているような、難しい政治の問題なのだろう。
|
| マイケルのおじじは、仕事上話せないことがあると言っていた。
| おじじには、立場がある。
|
| 二人とも、アリカを馬鹿にすることもなく話してくれる。
| 言えないことは「言えない」と伝えてくれる。
|
| ……だが二人は、アリカを子供扱いしている。アリカを大切にしてくれるのは嬉しい。
|
| だが、だが違うのだ。
|
| やる夫にぃや蒼星石さんも、対等な仲間とは言いづらい。
| 他の三人の絆に、アリカは入り込めない。
|
| アリカは小さくため息をついた。
| 『血族』には年の近い子も多いようだ。
|
| ならばきっと、アリカと対等に……。
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456 名前:ξ*゚⊿゚)ξ<死を夢に ◆PvLsLjGm0M[] 投稿日:2011/02/18(金) 09:49:15 ID:uHQKS5/6 [3/5]


                  ,、 ‐== 、
               ,. --´‐-- 、  `ヽ、
             / /:.:.:.:.:.:.:.:._:_:_:ノ\  ヾ、
           r/:.:./:.:.:.:.:.:.: ̄:.:.:.:.: . ーヽ  }:}
           ハ:.:∧:.:l:.:.:.ヽ.:.:.:.:.ト、ヽ:.:. l _ ン
           〈.|:.:} 、ヾヘ:.:.:.ヽ丶、\_}:.:. |´
          〈 ハ:.! ,゙≧ォ、_, 、_ ィ.ニ、 |:.: l
           X(ハ〈 ヒリハ   'ヒ'ツ 〉リ)___
         ,.イ:.〉_∧    ゙     イ`ヽ  ヽ
        / /⌒|人   , -、   /ァ‐、   !
        /     | l:l>  __  イ| {   ヽ
       /    ...:} l:| \    !ノl:|__!_:..   \
     _/     /´二}   ̄ ̄  l:|r‐ ヽ   \
    / -─---‐ ´  ニソ       |:|二  ゝ 、.. ___ ヽ
    /      __ ノ´|:|    .   |:|ー‐、_     ヽ }
   \_.. -‐ "  ∧ ヽ l:|  .ノ:.:..  |:| /  `丶、   _」
           ∨ │l | ´      l:| /       ̄
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| 違う。
|
| アリカはかぶりを振った。
| 何が違うのかまではわからないけど、違うのだ。
|
| アリカは両頬を叩いて気合いを入れると、空を見上げた。
| わからないなら、わかるまで待てばいい。
|
| 今は、わからないことを考える時間はない。
| 必要なことを考えて、必要なことをしていればいいのだ。
|
| ……守るのだ!
|
| やる夫にぃを、蒼星石さんを、やらない夫さんを。
| それが、今のアリカにとって一番大切なことだった。
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485 名前:ξ*゚⊿゚)ξ<死を夢に ◆PvLsLjGm0M[sage] 投稿日:2011/02/19(土) 09:07:18 ID:73Dlliyg [1/5]



.       |、 _ミミミミミミミミミミミミミ彡‐''"」_
      _|  ヽ、ミミミミミミミ彡'''"´ _,.-''彡ミハ
      に_`ミー  ..____,,... -.'彡´ミミ彡'<
..       /`ヽミ_ミミミミ.ミミミミミ_彡: :‐''": : : : iヘ
      , : : : : :l: |: : 「 ̄: : : :'; : : : \: : : : : : : l: ,
      |: : : : : |: !: :ト、: : :ト、: :ヽ:. : : :.ヽ.| : : : : |: |
      |: : : : : |: l : | ヘ: : .';.ヽ: : ヽ: : : : l: : : : : |: |
      |、: : : :.|: l : |  ヽ : ヽ ヾ,,..\‐テ: : : :. :.|: |
       |:ハ: : : : 「| ̄!`   \: ´ _ヾ,.ニゞ: : : : : :| :|
      ′ヽ: ト、 k`rェ‐ュ、  ``´}k. zリイ : : : : : !|
          \:.ヘ`ゞ-`'     ` "´.|: : : /:l:ハ|
            |`.ヘ''''  ` _    ```l: : :/: ./. ′
           lルヽ`> 、 ___,.. イ´.|/:/ル/
           __,ヽィ-イ >ュ ''´ _ルソ`>、
          /´:.:.:r '//イ/| ト<"´ // ):.:.:.ヽ
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.        ,.:.:.:.:r ソ ハ:.ヽ'/ヘ l:.| l:.|// ク、:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ
      /:.:.:.:.:.:)./.ハ_/;ス/.|:.|ニノ./ に:.:.:.:.:.:.:ヽ:.:.:.:.:.:.\
     /:.:.:/:.:.:.:ヽ//_Z/イK/.|:.|_//  Z:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ.:.:.:.:.:.: \
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| 蒼星石は罪悪感と無力感に襲われていた。
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| 最初こそやらない夫とやる夫の二人に手を引くように言っていたものの、なんという体たらく。
| 二人がいなければ翠星石の発見は愚か、ニャルラトホテプへの対抗手段すら知り得なかっただろう。
|
| やらない夫とやる夫。
| 蒼星石は二人に報いる必要がある。
|
| なんとか二人を危険に晒さぬ様に、翠星石を助ける。
| となると、必要なのは情報だ。可能なら、翠星石の居場所。
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| だが、陰すらも踏ませず潜むクツキが気にかかる。
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486 名前:ξ*゚⊿゚)ξ<死を夢に ◆PvLsLjGm0M[sage] 投稿日:2011/02/19(土) 09:07:33 ID:73Dlliyg [2/5]

          _, -―- 、
       , ィ´-― ≧ー-, ` 、  /ヽ
      /フ ̄ ○` ヽ _,ィヽ   ヽr!_ }
    / /        |ヽ ヾ、 / ∧ヘ
   〈 /●    , ‐- _  ーヘ ハ >,| ヘヘ
     〉' !   /    7ヽ l  } l  ヘヘ       ← あの馬鹿
   〈_,ィ l r'    / / j   ! l    >
     L__ト、l   /  / ハ  |j   / ヽ
     |  l >ィ__,ノ/、 }  |ヽ/ l|  ヽ
     |  |-'   7 { 翠 } j   ト   l|   ヽ
   _, |  |_ , --l  T ヽ |   |:i   l|    ハ
   (_} |  |    L__∧ 〉>-'::::i.  l|    ハ
     〉:|  | , ィ´ /::::::∨::::::::::::::::i  l|     ハ
     ヾ|_ |´   |:::::::非::::::::::::::::ノ  l|       ハ
      / |l     入;::イヽ;::::::::/ l  l|     ハ
     /  |l    l-,\ /r'   人  l|      ハ
     {   |l  イヽ ヘ、¨r'` _ ノ r`  l|      }
     !   |l  ´L`ー゙'―'´r-' ̄ l.  l|     /
     `ヽ  |l  l `ヘィー'´    l  l|    /
       `ー|l  j           l  l|――'

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|三三三三三三三三三三三/ /_. / / ̄ / ,ィ |  7 /ン ) / /_. / / ̄ 7 /ン ). // 〉 〉  // // / /三三三三三三三三三
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| そして、あの馬鹿に【旧き印】を教えたのは誰だろうか。
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| 勉強嫌いの翠星石が、蒼星石の知らない知識を持っているとは思えない。
| 『血族』の誰かに聞いたなら、そのルートで捕縛できたはずだ。
|
| そこまで考えて、蒼星石は頭を振った。
| 『血族』も一枚岩ではない。怪しい人物はいくらでもいる。
|
| そのどれかが、『結社』と繋がっていたら……いや、
| 『結社』と繋がりがあるのは蒼星石も同じか。
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| ……とにかく、『血族』の裏切り者のことも考えねばならないだろう。
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487 名前:ξ*゚⊿゚)ξ<死を夢に ◆PvLsLjGm0M[sage] 投稿日:2011/02/19(土) 09:07:48 ID:73Dlliyg [3/5]




                                               ,, --_-、
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                、ー‐ > ⌒ヽヽ }ノ                      ,!| 7/=''゙ヾゝノ
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             ,ィ7 : : : : : ; :/ `_ }: : :ヽ\                   ` ハ__ィ=、/‐'‐-、__ ,, ィ‐- 、
                 /: イ: : :メ}:/,ィッァ; : : : :ト、    r-、 _              /   o__ ィ''.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ
              {/{: ! :<rッ{:' ¨´/: : :ム'ゝ  rくヽ}ート、}‐、            i__ ィ==''.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ.:.:.:.:.:.:.:',
              |:ハ: :|、 ヽ__ /イ: /: /   _ン/へ/ハ /           /.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:',.:.:.:.:.:.:.:`i
              ' l:ハ!ヽ `ー ' 彡'ィ==x、ム/ヽ/ヽ/〉つ        ィ.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:l.:.:.:.:.:.:.:.:i
                j r― `iー ´{i{  /////r.、ヽ/ヽ        /.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:`i.:.:.:.:.:.:ハ
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       ハⅥ 弋 ゝイi| ト.、 |: : i!  l ハ{ 〈  }   //´  }            l.:.:.:j.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:{    i.:.:.:.:.:.:!
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| 怪しさで言ったら、中東の紛争で暴徒鎮圧をしていた男と、
| 元職業テロリストあたりが最有力か。
|
| しかし、翠星石が『血族』以外の誰かから情報を得た可能性も否めない。
| 人見知りの翠星石のことだ。親切な誰かにコロッと騙されかねない。
|
| それこそ、あのデブネコの様に親切ぶった悪魔に話しかけられて、
| むざむざついて行きかねない部分が翠星石にはある。
|
| 早いところ探し出して翠星石を連れ戻さなくては。
|
| そう考え、蒼星石は暗澹たる気分になった。
| まだ、気が早い、実際に見つけていないのだ。気を引き締めなくては。
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| それにあの頑固者が簡単に引き下がるとも思えない。
| 逃がさないようにする手立てが必要だ。
|_________________________________________________
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529 名前:ξ*゚⊿゚)ξ<死を夢に ◆PvLsLjGm0M[] 投稿日:2011/02/21(月) 10:02:30 ID:.a/kQBtA [2/5]


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  (::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::i::::::;:::::;::;:', ̄  !::/、/j/ ll
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  _ノ::::::::::::::::;::ィ:::::::::::::::::::::::::::::::::;::::::::::;、゙、  , -;=‐;ニァ;-、_
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  ,.-ニ_ ´        l ゙l:::l:::::i:::::j        厂 ̄l゙-'  l
 ̄7  `丶、` ー      | ハ::l;::::i:::/        j   ヽ  !
  !      `ー- 、    lメ j/l:::;::/       //    ヽ {
  {           ̄`ヾ、`ヽ j;イ/       /´!      ヽヽ
  ヽ        ー- 、 }, /´/       / ヽl       } }

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| 情報を得るにしても、誰を頼るべきであろうか。
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| クツキのことならばデュランダルに聞くのもいいだろう。
| 『クチキ』などという偽情報を流してきたのだ。
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| 何らかの情報はあるだろう。
| それにこちらはカリンの件がある。
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| 蒼星石はある程度有利に交渉できる自信があった。
| 無論、デュランダルが信用ならない人物なのは確かだ。
|
| しかし、彼とのパイプは得難いものであり、些細な誤情報で断絶するのは避けたい。
| デュランダルもまた、志摩子さんに繋がる蒼星石は必要だ。
| デュランダルから見ても、これ以上信用を落とすのは避けたいはずである。
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530 名前:ξ*゚⊿゚)ξ<死を夢に ◆PvLsLjGm0M[] 投稿日:2011/02/21(月) 10:02:41 ID:.a/kQBtA [3/5]


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      ┌ .,ヽ||||||||||||||/...  ..\ _,.ィ炙ヲ㌍≠┼⇒弍j込ス>。/.   ヽ||||||||||||||/._, ┐
    _|_  '''-..,_ ̄       ,ィ升ヲナ'´ 'i,.. .│  /..`゙'<弖心、     ̄ _,.-'''" ._|_
... ../|    |\..∧ "'''- _   .;夕フア\   'i,  .|   /   / ヽホi心.  _,.-'''"  .Ⅵ/|    |\
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  ヽ||||||||||||||/         .从j'Y"'''-.,_  \..'i,..| / ./.  _,.-'''"∨iハ.       ヽ||||||||||||||/
     ̄ ̄ ̄ .i        斤W .     "'''-.,_ XΤX _,.-'''"     ㌣い        キ  ̄ ̄ ̄
    ┌──┼────..|友カ.──┬─‐┼ *..┼‐─┬──‐}ソ川 ────┼───┐
.  ._|_..  l  .       い叭.    .|_,.-'''" X上X "'''- ,_!     仄ガ         l     . _|_
.../|    |\...キ         Wi从 -'''".!   / /│'i, \  |"'''-.,_.从ノリ.         i   ./|    |\
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..ヽ||||||||||||||/. .Ⅶ. .,.-'''"  .゙マじへ./  ./   |  'i,  \ ./リiУ   "'''-.,_. .,'   .ヽ||||||||||||||/
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| 観覧車周辺を探索するという選択肢もあった。
| 下見しておけば有利に動ける可能性も否めない。
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| それとも、結局探索はやる夫ら任せになるという罪悪感はあるが、
| クツキやニャルラトホテプに対抗するために、師に力を借りるという手も有ることにはある。
|
| 蒼星石の師は、『血族』四天王の一人であり、
| 限定的状況下では他の三人が束になっても敵わない達人だ。
|
| 彼女の戦域におびき寄せることさえ出来れば、ニャルラトホテプすら惨殺できるはずだった。
| 蒼星石の師こそ、東京に張られた護国の結界の守護者にして、毘沙門天の巫女。
|
| 名を、上杉謙信。
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531 名前:ξ*゚⊿゚)ξ<死を夢に ◆PvLsLjGm0M[] 投稿日:2011/02/21(月) 10:03:02 ID:.a/kQBtA [4/5]



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     ムイ::;イ::::ハ:ハ 弋り     弋zり 〈 }::::::|::|、
      |//:::::|:::::::i|⊂⊃. -‐- .  ⊂⊃,、___ノ::::::/:::|、\
        /::: __!:::::八 /    \ _,ノ:::::/:::: / ::::|. \\
.       /::::/ /:::/ァ-./ ___  ∨,-_ン::::/ ::::: |  __〉 〉
      /::::/_/:::// _⊥. |三三三|.  |_//::::::/\ ::::: |二-‐'
.     /::::/_/::: |//乂_)}.|三三三|⌒ン./::::::/,弋''\::::\
    i ::/ /::::::!|/   /`二二二.乂_,〈::::::/ |  |   〉::::: \
    |::L/:::::::从__,/   |       .lヽ{.ニエニエニ/ ::::::::::: |
    |:::ムイ:└‐┘ 〉.-‐个‐-..,,_  /:::::|_|_/:::ハ:::::::::::|
    |:::::::::::_/.⌒ヽ` / ̄ヽ___/__\::::::::::::::::::/ .| ::::::: |
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| 彼女が維持する結界によって、東京は悪魔の跳梁を免れている。
| その結界故に、謙信は要となる寺から動く事ができないが、
| 代わりに寺の敷地内では古今無双の超人となっている。
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| 蒼星石は謙信から毘沙門天信仰とその秘技の訓えを受けている。
| 彼女に連絡すれば、何らかの技術を教われるかもしれない。
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| ……無論、『かも』の話だ。
| さらには彼女は現世の情報にあまりに疎い。情報収集には向かない。
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| 今は、戦闘を避けるべき時だ。
| そう考え、蒼星石は師のことを頭の隅から追いやった。
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556 名前:ξ*゚⊿゚)ξ<死を夢に ◆PvLsLjGm0M[sage] 投稿日:2011/02/22(火) 09:34:06 ID:PkO6KHwg [1/6]
今日は222だからにゃんにゃんにゃんで猫の日らしいです


             r- _                  , -‐i
             l    ̄` ー- , --―――--- -‐ ´   l
           !        /: : : : : : :::::::::::::::::ヽ       !
           ',      {: : : : : : : :::::::::::::::::::}      j
            ',.     !: : : : : : ::::::::::::::::::::j    /
               /      ヽ: : : : : :::::::::::::::/    ヽ
           /  ィ     `ー-----― '    、   ',     ……わし、猫じゃないんじゃが。
           i  ヽ`, -r‐-、         , -r-、' ノ   i
           { `ィ´ー┴-!、ヽ      ィ_ ! ┴-ゝ ´  }
              !  、__,     、 ,      、_,ィ   /
           ヽ_ --―(__人__)=三=-_/
      _,, ィ´ ̄         ____      `ー=、_
   ,, -''     ヽ <二 ̄ ̄ ̄ ̄       ̄ ̄` ー     ヾ
  ,イ {◎}/    \  ヽ  __ ------ __     `ー
ノ   __ノ /      --ー ヽ ー――, ィ´ ̄ ̄
-― ´   /  / ヽ     丿==―>




2/22が猫の日なら、1/1はワンワンで犬の日ですね!

557 名前:ξ*゚⊿゚)ξ<死を夢に ◆PvLsLjGm0M[] 投稿日:2011/02/22(火) 09:34:31 ID:PkO6KHwg [2/6]



                                             __
                                        . ‐'"´  ,. -‐` 'ー- 、
                                       /    ∠-‐''''" ̄ ̄``ヽ.
                                      /  .       /~`´ヽ`、`、 ヽ
                                  .   l  .'   :  .' /    l l l l l
                                  .    l  i   i : i | {'" ̄` ヽト、} l |
                                     l  i  rl l トl、レi´「`  ィTiレヘノ
                                     |    l l l、 l  └'     U l
                                     | :   :ヽl l `      、 ll
                                  .   | l : i  | ト、     ー_‐´.イl
         /.: ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\                 | l i l i| l      /i |l
        /: : :            \              ノ ノ l l l lヽl―‐┐ l二, l lノ
       /: : : :            \           .  i ,' l _ノ-<`     、L_L ムL|_
     /: : : : : :              \         / ̄ `ヾ::::::ヽ      。`i/  `i::::i`ー、
    / : : : : : : : ..               \               ヾ:::::ヽ     `i。  }:::l   i
    |: : : : : :  ,,,,ノ⌒" '' ``⌒\,,,        l
    |: : : ::;; ( (・) ) ノヽ ( (・) );;:::    |
    |: : : : :  ´"''"        "''"´       l
   . \ : : : : . .(     j     )      /
      \: : :: : >ー-‐'=ー-ー<    /
     /ヽ: : : : : : : : : : : : : : : : : : イ\
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| 幸せな誰もかもを憎むほどには、やる夫は落ちぶれてはいない。
| ただ、耐え難い胸の痛みに苛まれるのだ。
|
| ロランに電話して、彼とそのお嬢さんを巡り合わせた時、やる夫の胸はズキリと痛んだ。
| やる夫の携帯に向かって文句と悪態をつく少女の眼に、やる夫はやらない夫を見る翠星石と同じものを見た。
|
| やる夫は彼女に何か言おうかとも考えたが、何を言っても説教臭くなりそうなので止めた。
| 二人は、互いの気持ちに気づいていないのだろう。
| だが、すれ違っただけのやる夫が口を挟むべきではない。
|
| ……さて、気を取り直してやる夫は考え込んだ。
| やる夫は、すでに楽観的な気分だった。
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| 7時前に翠星石を見つけだし、拉致すればこれで落着である。
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558 名前:ξ*゚⊿゚)ξ<死を夢に ◆PvLsLjGm0M[] 投稿日:2011/02/22(火) 09:34:43 ID:PkO6KHwg [3/6]


    \ヽ, ,、
      `''|/ノ
       .|
  _    |
  \`ヽ、|
    \, V
       `L,,_
       |ヽ、)
      .|
     /           ,、
     /        ヽYノ
    .|       r''ヽ、.|
    |        `ー-ヽ|ヮ
     |            `|
    ヽ,          .|
      ヽ,/´ ̄ `ヽ、ノ
      /0         ',
        {o          :}
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| オプーナのことを考えると心は痛む。
| しかし、どうしようもない。
| やる夫にできることではない。
|
| 問題は、夢に見たあの巨大な魚である。
| 戦わずに済むなら相対したくない相手だ。危険も大きい。
|
| やる夫は、あの魚との対決を二度も夢に見ていた。
| 特に二度目の夢が問題だ。
|
| やる夫、やらない夫、蒼星石、アリカの四人と、コート姿の翠星石……。
| 明らかに現状の先だ。何時間後かわからないが、やる夫達はあれと戦う可能性が高い。
|
| ……ならば、わかるものなら情報を仕入れるべきだ。
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592 名前:ξ*゚⊿゚)ξ<死を夢に ◆PvLsLjGm0M[] 投稿日:2011/02/23(水) 09:08:44 ID:IeRPPb2E [1/5]



                x:≦≧:x
              <三三三三>
              /三/  (___)  _ \
            /三∠)\/, 二ヽ/ (>\
           /三/ー' / \_/\ ー'   Y 二二ヽ   ← 本体
        >― / }}       丶-、 |-――|
       /二/ }//}-―――‐ァ―-、 \! ―--l
      ├ / / /イ ⌒ヽ   〈.ノ⌒ヽハYミァ┬‐'
       _/ /  /:/ ⌒¨〈   //   |⌒V  !
     /  〈   //⌒)  ̄`,   、     |く /  h
    _/    l    rく「   〔__〕    l/  |:|
  _,/V        /ーヘ   , ---、   /    U
 /\ \_/T" ̄    l\ 丶二二ノ /l
,   丶 ___/}        \/>――<\ノ
        /  ___,// l \ / l \__
         / //   /  l  ×  l   l   \_
      / _/  |    /   l/  \l   \   / |
       // \ |   \ /l       l\  /   l |

(魚の専門家 イメージAA)

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| しかし……巨大な魚の怪物など、誰がわかる?
| 阿部さんは専門家だというが、どうなのだろうか。悪魔について詳しく語る姿は想像しにくい。
|
| ふと、阿部さんがよく入速貸本に来る理由について理解ができた。
| 入速貸本は、あの混沌とした貸本屋は『そういう店』なのだ。
|
| 阿部さんがいつも違う棚を見に行くのは『そういう事件』の担当で、
| 毎回『相手』が違うからなのだろう。
|
| つまり阿部さんは……知らない可能性が高い?
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593 名前:ξ*゚⊿゚)ξ<死を夢に ◆PvLsLjGm0M[] 投稿日:2011/02/23(水) 09:08:56 ID:IeRPPb2E [2/5]



              _,,,..-.ー.─.-.-....、._
          二ヽ,,..::"::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`:..、
       /::::::::``:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
      /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\::::::::::::ヽ
      /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヾ:::::::::::ヾ:::::\:::::::::',
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      i::::::::::::::::!:::::i i:::::::::l::::::::イ\\\:::::::::\:::\::',
      l:::::::i::::::::!::::i,,ゞ;::::::::i:::::::::l  >≧r、\::::::ヾ\_ r 、
      l::::::i!:::i::::l;/i ._,,\::::!、::::::l   辻ヾ〉 \:::ヾ) (ヽ、`\
     i:::::ハ::::|::::l:::i〈`(ヘ\! \:',   ゞ-′  ラ∨/\ \ \
.     l:::i l:::|::::lヾ、 弋i;) ヽ  \      ┌::ソノ   \ \ \_
      ∨ l::::l::::l:::\ "           ヘ::::/ r--‐-、>、    `ヽ
        \|\!\  ′          ∨   ` ‐-、 ``       `、
         ヾ ヾ 、    ー ´    ,   ヽ、    -\         `、   キラッ☆
          _, r ´:`  、      , ′ 、   |  !:.:ヽ : ヽ         ヽ
       _, r'´:.:.:.:.:.:.:.:./:.....` ー <´    ヽ  |  |::.:.:ヽ: : ヘ       `、
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| だが、誠ならどうだ?
| 悪魔について滔々と語る姿がバッチリとハマる。
|
| あの胡散臭い笑顔で詳細に語る姿は想像に易い。
| 先ほども考えたが、誠は……『結社』かもしれない。
|
| いや、それならそうである意味好都合だ。
| クツキのことを詳しく知っている可能性が高いという意味である。
|
| だが、その場合は注意が必要だ。
| 必要以上に情報を渡してしまっては、蒼星石が困るだろう。
|
| ただでさえ、無理やり行動を共にすることで迷惑をかけているのだ。
| 彼女の立場を危うくさせるのはよくない。
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594 名前:ξ*゚⊿゚)ξ<死を夢に ◆PvLsLjGm0M[] 投稿日:2011/02/23(水) 09:09:50 ID:IeRPPb2E [3/5]






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  /         \ ズキズキ
/           \
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(  \ / _ノ |  |
.\ “  /__|  |
  \ /___ /


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| 考えながら、やる夫は頭痛に顔をしかめた。
| ひどく疲れている。
|
| 理由は……『死の夢』か?
|
| やる夫は苦笑した。
| 明らかに、『夢』を見るたびにやる夫は憔悴している。
|
| 困った話だが、そうとしか思えない。
| 今だって、道端でもいい。座り込んでしまいたい。
|
| ……蒼星石らには悪いが、一休みさせてもらおうか。
|_________________________________________________
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