第一幕 目覚めるとき-17


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878 名前:ξ*゚⊿゚)ξ<死を夢に ◆PvLsLjGm0M[] 投稿日:2010/10/25(月) 09:35:12 ID:QbJuudWM [2/4]

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        ノタi:.: :.:.: :.:.:..:ト´  ,x===\、\l\:.: :ハ
       イノ |.: ::ヽ:.::.:.:.}´     ,  、     -xl:. :.:i
        イ {  }:.: :.:. :..:.:.ミ    /  札!        l:.: :}
     ノ/  { ト.:.:: :.:.ミ     {  トィノ     ' 仭イ:.:/
     {Yi     }ト ヽ「ミ`''‐-、          , ー レ'
    ノノ    )〈  { 〈   ヽ        __   |     ねえ、あたしはどうすればいいかな?
    {Y}     {Y}  ゝ 、    \    / ∨ 丿
    iタ     }〈      l丶        { _/ / \
    {r}      {y}     l  `   .      /
    }タ       〉|       l       T
    {y}     マ!    ノ ___      ト  ._
    マ}     {i}_ - ´/  ヘ      l!  `  ‐ 、
     {ヘ   ,  ´   r´   -┤  -‐  l!         ハ
      マ! /      l     -┤     l!        l
     t} ′       l     イノ      l!           |

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| アリカの問いに、蒼星石は逡巡した。
| クチキの手がかりだと考えた埠頭公園は、今思えば罠だった。
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| ゾンビをあからさまに集めた空間。
| あれは、クチキに対する『追手』の実力を図るためのものだったのだろう。
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| 恐らくクチキは恐らくまだ近くにはいるが、闇雲に探しても埒が明かないだろう。
| ……ならば、どうするか。
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|「……確か、アリカに知り合いには『教会』関係者がいるんだったね?」
|「うん。今までは気にしてなかったけど、たぶんそう」
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| アリカは、幼いころから親交のある女性を頭に浮かべ、うんうんとうなずいた。
| 彼女と、その祖母はアリカと祖母の知己だ。というか、彼女の祖母とアリカの祖母は戦友だとかなんだとか。
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879 名前:ξ*゚⊿゚)ξ<死を夢に ◆PvLsLjGm0M[] 投稿日:2010/10/25(月) 09:35:27 ID:QbJuudWM [3/4]



                , '"   `ヽ、
               ,'   , - 、  ヽ
               l   jrュ-rュl   l
               {  ,ゞ ,ム ,イ、  .}
               ヽ; `l;{(=)}、l' ノ
                 >;    l<
             _ /  {    } `ヽ
           /  f--―ヽ、_,::ノ―--`‐― 、   
.          /   /  、,j''´'"""ヾ,,;   .}  、 ヽ
.           〈-'-‐'^丶、シ      ツ / `ヽ` :.〉
          ヽ`'  '" ̄`゛>'  ̄ ̄>-― 、ヾ::レ
           {  /''  -     /,, .   `  l
.           ',       >'"`` ―    :ノ
           ヽ、-ニニィ‐',,,____.....-_,-'′
              `V ハ、,,ノ `ヽ、_ノ ̄ .;/
               }  i、 ,ハ、  , i ::}′
               | l} i`"´ハ,`"´  | :|
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              ノ-イ"´ |  | ` 7-、{
             //~| |  |  |  l |`ヽ、\
.            / '"   | | |   | | |   `ヽl_
          /   \ |  | | | | l,'  /  ヽ,
         /      ヽ | l |  レ /     ヽ、
       , '         .ヽ{     |    .     \
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| アリカの情報源としては、彼女の『鎧』をチューニングした鍛冶師マイケルもいる。
| マイケルはどこの組織にも属さぬ、無所属。
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| いわばフリーの身だ。武器関係ならば頼りになるかもしれない。
| しかし、クチキは『屍人操り』。マイケルから得られる情報は少なかろう。
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| すでに『血族』の状況は『教会』に伝わっているはずだ。
| おそらく責任問題やら何やら、政治的な問題も多くあるだろう。
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| ……だが、それはアリカには関係ない。
| 蒼星石は小さく嘆息した。
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880 名前:ξ*゚⊿゚)ξ<死を夢に ◆PvLsLjGm0M[] 投稿日:2010/10/25(月) 09:35:40 ID:QbJuudWM [4/4]


             ,.. -―- ..、_
               ,.::'´::.::.:::/::.::.::.::.::`ヽ、
             /:::/::.::.:;:'::.::.::.::.:}::.::.:、::.:::ヽ
          /::.:::/::.::.:/::.::.::.:::/ハ::.::.::ヽ::.:::`、
          ,'::ヽ⊥_:_厶彡'::://l::|::.::.::.::';::.::、ヽ
           |::.::.:「:::┬=ニ>く l∧ヽ、::.::.:l::.::.:Vl      その知り合いに、クチキのことを聞いて欲しい。
         l|:::/ |::.:::l:|「えメミ、 |ト V:_::.::.::|::.::.:::l:|     僕らの知らない情報を聞けるかもしれない。
        ノ|:人」::.:::|:l ゞミン  |l  ヽ:`ヽ|:l::.::;:l:|
        ´ j从:::|:::|:トゝ     丶 芯刈:/::|::/〃     クチキは『血族』とはあまり敵対してこなかったからね。
       _rヘ_}人:l::l   丶 _′`‐'/:/::l::|ー'′     僕らは相手の顔も知らない。
      /7rぅ 、廴_ヽト\    >=彳:::|::|
       rう:.:ヽrヘヽく  `メこて´V{   |::l::|/        『教会』側の情報が手に入れば、追跡も楽になるだろう。
      7:.:.:.;.:.く_nl〈  /,ニ{}ヘ f弌k ノ/;リ
     / :.:.::|:.:.:. r┤ ) // | lト、\ {X)″
.    /:.:.:.:.:.|:.:.:.:.`)|〈 // | |圦∨〉( \
    /:.:.:.:.:.:.:|:.:.:.:.:込八 \| l引 ∨ └r::∨

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| それまで黙って蒼星石の言葉を聞いていたやる夫が、物言いたげに蒼星石を見た。
| 蒼星石は苦笑で応える。
|
|『君は『血族』の人間じゃないだろう? 不始末とか、貸しとか、そう言うのは気にしなくていい』
|
| やる夫は蒼星石の考えを理解したのか、そのまま無言を通した。
| 対するアリカは、知人のことなど埒外であったらしく、目を輝かせていた。
|
|「電話してみる! 何か分かったらすぐに戻るよ!」
|
| 携帯を片手に車を降りるアリカ。
| 蒼星石とやる夫は、無言でそれを見送った。
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883 名前:ξ*゚⊿゚)ξ<死を夢に ◆PvLsLjGm0M[] 投稿日:2010/10/26(火) 10:08:26 ID:SCTr1e0k [1/8]


    /::/,/ :/ ム:|| |-、  / i| ̄`ヽ;:::::i
.   i::/./| /| :ム|-||-、_ L -――-ャ:::i
   i:::|/ri k´!|   i| .ノ´ ト、_ - ´i::::::i        よおアリカ、電話とは珍しいなぁ。
   |::::::/ヘ | i| ̄ |´ , i〉     :|:::::::i
   r ニ ´ ヘ|フ      _  - ォ :|:::::::::i       なんだよ? 儲け話か?
   i / r /.ノl 下二 ̄-―  ̄マ  i:::::::::::i       一枚噛むぜ~。
.  |' / /   l ∨       / .ハ::::::::::::i
 r.'|  イ .ハ   .l  \     / /::::|:::::::::::::i
 ∨  i しヘv ´ l\ ` ー ´ /|::::::|::::::::::::::i- 、
  |   ヽ ´ .l    l ` - _./_ - i:::::|::::::::::::::::i::::`ー
  !    i  \_イ ̄  -v ´   .|::::|::::::::::::::::::i:::::::::
. |        ノ::::i      i    マ.|::::::::::::::::::::i:::::::
/      /:::i´ノ_    i  / i|:::::::::::::::::::::::i:::::


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| アリカの友人であるそのシスターは、電話に出ると朗らかに言った。
| 聖職者とは思えないナマグサな物言いだが、いつものこと。アリカは平然と流した。
|
|「ううん、違うよエダちゃん。今日はお願いがあって電話したの」
|『へえ、お願い。このエダ様に?
| それは今日が平日で明らかに授業時間中だってことと関係してるのかい?
| いいぜぇ。使用済みの制服とパンツだったら高く買い取ってくれるところを紹介してやんよ』
|
| 平日で授業中。アリカは一瞬硬直した。
| アリカは昨日までは学生だった。平穏な日常を謳歌していた。昨日までは。
| だが、もうそこへは戻れない。戻らない。
|
| アリカの望むものは、学校では手に入らないのだから。
|
|「違うよエダちゃん。あたしね、『結社』のことを知りたいんだ。
| エダちゃんは『教会』の人なんでしょう? だって、ヨランダばあちゃんは、ばっちゃの……」
|
| 沈黙。電話口から息をのむ気配。
| そしてわずかな間の後、ため息が聞こえた。
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884 名前:ξ*゚⊿゚)ξ<死を夢に ◆PvLsLjGm0M[] 投稿日:2010/10/26(火) 10:08:51 ID:SCTr1e0k [2/8]


::|     ! /-| |       ヽ   ヽ ヽ  ト、ヽ
::|:   /|. |  |. |       /ハ    ', li  i ', i
:::!. /  ! |  ,l. |==―`   | !_ -  ̄}i li  |. i |
:::|´    i |/ l |  .i    _.v:イ:.:.:.:./ |. | !. | i|
::::!.   /i.|  _.斗- マ ̄:.Y´ `くハ:.:./  | | i. |  |
::::|   _ -i|二 -‐七チ`:.:.fノ   ` く_  .| ! |/
:::::|=<_:.:.:.:.i|´`:.:.:.´i|:.:.:./      ノ  !|         ……オーケー。
::::::!    ―|――- - ´     r イ  /
::::::|                  >           ちょっと待ちな。アリカ。お前いまどこにいる?
::::::|\               ,. ´〉           周囲に耳はないだろうね?
:::::::!  \           /   イ
:::::::|   \              ',
::::::::!     \               }
::::::::|       ゝ _        イ
:::::::::!      ー―- ニ= ―― ´:.:! ̄  - _
:::::::::|     - 二ニ -イ:::::::::::::::::::::::::.:i::::::::::::::::::::::::-
::::::::::!           :|::::::::::::::::::::::::::.:i:::::::::::::::::::::::::::::::` 、
::::::::::|           ト、:::::::::::::::::::::::.:i::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ


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| 無い。お台場はオフィス街だ。
| 昼休みが終わった今、周囲の人間の数はどっと減った。閑散としていると言っていい。
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|「お台場。昨晩の話は聞いてる?」
|『なんのことだい?』
|「あれ? 『血族』から『悪魔像』が盗まれたって話。知らない?」
|『さあ……初耳だねぇ。それに『悪魔像』?
| 話が見えないね』
|
| アリカは困惑した。自分が状況をきちんと把握できていないからだ。
| エダに誤った情報を与えるわけにはいかないだろう。そう考え、頭の中で整理を始めた。
| 対するエダは、黙り込んだアリカに対し、失笑した。馬鹿馬鹿しい。
|
|「ええと、『血族』の昔の偉い人たちが、すごい悪魔を封印した像っていうのがあってね」
|
| たどたどしく説明を始めるアリカ。エダからの返事はない。
| ちょっぴり不安を覚えつつも、考えながら口を開く。
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|「で、それが盗まれちゃって……あ、盗まれたのは昨日の夜。それでその像……12個あるんだけど……」
|『あー、アリカ』
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885 名前:ξ*゚⊿゚)ξ<死を夢に ◆PvLsLjGm0M[] 投稿日:2010/10/26(火) 10:09:12 ID:SCTr1e0k [3/8]

         __
       /'´ ̄ __`ヽ __ _
      〃  /.:.:.:.::`´.:.:.:.\:.:`ヽ―ァ
       |!  /:/.:.l:.ヽ:.:\:.:.:.:!:.:ヽ:.:.:.ヽ:ヽ
       l   /:l:{:.:.:l\ト、:.:.ヽ:.:|:.:.:.l:.-‐ハく
         {:.ムト-` '⌒`丶l、!:.:.:.|:.:/.:.:.:ト、〉
         ヽlr;=、  r;=、 ノ j:.:.:/.:.:.__:./!〈:〉、
         l lj    {j   ///.:/r、V ハ:〉
         /!   '   、、 '´  'l:.f l-'/  ∨〈〉
           |/ヽ  _  U  ,ヽ!ィく  〈:〉〈:〉
       ,r‐ァ‐_-\゙ー'   /  ,ハ_  〈:〉 〈:〉       なあに?
        //´/´/ノ__>‐<_ / /:!ー―'-、':〉
     〈  ' / /´: /: : | /ヽ   /: :| : : : : : ヽ、
        ヽ   ヽ :/-一!:::|::::::ヽ/\: ! : : , -‐-、!
      ,.-‐i  _,.⊥:|: /::::l:::::::::!: : : :〉: / : : : : j
      !ー-`ニ´┐ l/_::::|::::::__|: : /:r' : : : : : : /
     |: : : : : : :l !ヽ ̄ヾl_/,r‐'!: //: :/ : : : /
       !: : : : : : L_!: :`ト、_|::::::, ┘'//: : : : : /
      l : : : : : : : |: : : !_ T´: : ://´: : : /
       j: : : : : : : : !-‐'l:ヽ`|`T// : : : : : /
      /: : : : : : : : j : : |: :} l lノ' : : : : : : :/:!

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|『それは新手の『交渉術』かい?』
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| エダの言葉に、アリカは虚を突かれた。『交渉術』? 何のことだろう?
| 困惑するアリカに、エダは大きなため息で応えた。
|
|『まったく、やりにくいねぇ。
| まあ、そんなこったろうと思っちゃいたさ。
| どうせあたしが『何者か』も知らないで連絡寄越したんだろ?』
|「???」
|
| エダの言葉の意味が理解できず、首を傾げるアリカ。
| 手の読み合いや化かし合いが、エダの普段の交渉だ。
| しかし、最初から手札をすべてオープンにし、その上で『質問』と来たものだ。
| あまりに勝手が違いすぎる。
|
|『『十二の悪魔像流出事件』だろ? 報告は受けてるよ。
| 普通はあたしの所に質問に来るやつは、なんかの『手土産』を用意すんだけどね、今回は勘弁してやる。
| 何が聞きたい?』
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886 名前:ξ*゚⊿゚)ξ<死を夢に ◆PvLsLjGm0M[sage] 投稿日:2010/10/26(火) 10:14:01 ID:SCTr1e0k [4/8]
満月の悪魔改造結果
-実行
--強化改造
---能力値上昇:魔 合計値11/9
---特定スキルの強化:《ジオ》 合計値9/9
---《アナライズ》習得 合計値12/9

--先行投資
---《電撃威力強化》の習得解放 合計値10/10
---耐性スキル習得解放 合計値10/10
---強化改造二割引 合計値15/15
---先行投資一割引 合計値12/10
---事故情報の提供 合計値7/5

-出力不足
--強化改造
---《蛇の道は蛇》ランクアップ 合計値5/9
---《生得武器:羽》習得 合計値7/27
---《一分の活泉》習得 合計値7/27

--先行投資
---スキル進化の解放 合計値6/10
---能力値上昇量増加 合計値6/10


-コペルニクス発動
--nbjuSvHfdk 悪魔の絆減少 → やらない夫との絆-9(27)

887 名前:ξ*゚⊿゚)ξ<死を夢に ◆PvLsLjGm0M[sage] 投稿日:2010/10/26(火) 10:14:26 ID:SCTr1e0k [5/8]
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            リハ、,ィ‐'´<イツ リ ノミi: ノ{∧ノ_ノ; : ': : : : :/     、_ノ
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        ,/.:.::::::::;;:::::::::::)XX/    ,.イ ノ;::イ     ゝ、 、_二つ
        </.::::::::::;'ー――=='―- '  r‐'{ノtノ       ヽ>
      /.::::::::/ヽ           ̄
     /.::::::::;ィ<::::::::::ヽ
   /.:::::::,.イ  ヽ::::::::::ヘ


ニャンコ先生 妖精ピクシー
レベル3

電撃に強い
ライト3・ヒーホー3

HP36
物理防護点6 魔法防護点6

力2 13% 格闘威力 5+1d
魔10 53% 魔法威力 13+1d
体3 18% 射撃威力 6+1d
速7 38% 回避 17%
運7 38% 

スキル
素手攻撃
 対象:前1 相性:剣 威力:5+1d 13%
投げ技
 消費:HP6 相性:剣 対象:前1 威力:11+1d 13% SHOCK30%付加(*1)
ジオ2
 消費:MP3 相性:電撃 対象:1 威力:33+3d 73% SHOCK20%付加(*1)
ディア
 消費:MP3 相性:補助 対象:1 威力:23+1d 自動 HP回復
ハピルマ
 消費:MP2 相性:精神 対象:1 威力:なし 53% HAPPY40%付加(*2)
アナライズ
 消費:なし 相性:情報 対象:1 威力:3+1d 38% 威力レベル以下の悪魔の情報を得る
□蛇の道は蛇
 情報収集スキル。情報を一つ得る。

*1 SHOCK:ビリビリして行動不能な状態。自分のターンに回復判定に成功したら治る。治るまで行動も回避もできない。
*2 HAPPY:幸せでアハンウフンな状態。自分のターンに回復判定に成功したら治る。治るまで行動できない。回避はできる。

896 名前:ξ*゚⊿゚)ξ<死を夢に ◆PvLsLjGm0M[] 投稿日:2010/10/27(水) 10:19:35 ID:bJzMOxdM [2/4]

                         __
                       ,ィ'´   `ヽ
                  ,. ----{{ 、     ヽ.
               ,. '´.:.:.:.:.:.:.:.―‐一- 、     l!
          __ ,.-_、_ /.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:`\:.\  リ
       ,r_ニ´ァ='´_ノソ.:.:.:.:.:.:.:/,ィ:.:.:.:.\:.:.:.:.\:.ヽ:ヘ
     _,rァ'´__ノ.:ノ´  ハ.:.:.:.:.:.:.:|:| !:ヽ.:.:.:.:.\:.:.:.:ヽ.:.!:.:!
   _/ノ  _/.:ノ´   ト、ヽ:.:.:.:.イヾ \!`ー--\:ト、ヘ!:.:|
  r'ノ  r'´/´      ト、`__:.:.:イ``''ー‐---ノ _,斗ヘ:|:.:l
 f/ r‐'/´     __ ヘ:/fゝV、 ィ云ハヽ    伝ハlリ:/
. fl ノ/     {{  `ヽ\ヾ !トヽ弋zソ     `´/イ/     『結社』の屍人操り、
 !|f.:j    ,. -、__!ヽ__ /!  j゙ー||、       '  /、      『クチキ』って人のことを、
 ン:〈   / L_//:::::ヾ<\ リ \    ^ /}} i      できるだけ詳しく。
 !.:/、   /   /:::::::::::::::ヽ_7ヽヽ.__> - '´┐ リ ノ
 ハヾヽ L_-一'!::::::::::::::::::::::::}ー}   ハY / {,. -、
 |:/  ヾヽ._)/|::::::::::::::::::::::::に | /゙=ヘ!'_,. ‐''´  ヽ
 }:ヽ   `{   l::::::::::::::::::::::::::}¨}-く::山:ハ    _ _ノ
 ヘ:〈    ゙ー、,ハ::::::::::::::::::::::::!イヘ ヽノ l|,. ‐''´ (´
  {:.}    /ノ!:::l:::::::::::::::::::::::::7! ヽ  + || ̄__ノ
  ヾヽ   ヾi|::::|!::::::::::::::::::::::::| ヽ ヽ._  ,!jヘ´(:l
    ヽ:!   //!:::::!:l:::::::::::::::::::::::l  `ーJ レ |‐':l



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|三三三三三三三三三三三/ /_. / / ̄ / ,ィ |  7 /ン ) / /_. / / ̄ 7 /ン ). // 〉 〉  // // / /三三三三三三三三三
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|『『クチキ』……? 『袖白雪』と『千本桜』の【『死神兄妹』】のことかい?
| ネクロマンサーだって話は初耳だねぇ。他の奴の間違いねーの?』
|
| そう言われても、アリカは困惑するばかり。仇は『クチキ』だと思いこんできた。
| だが……違うのか?
|
|『『朽木ルキア』と『朽木白哉』は『結社』の殺し屋だよ。
| 妹の方はたいした腕じゃあないそうだが、兄の白哉は達人だ。厄介な相手だね。
| そう言えば、兄妹仲は良くないそうだ』
|
| 『ルキア』と『白哉』……アリカはその名を胸に刻んだ。
| しかし、分からないことがある。
|
|「あたしさっきクチキを追ってて、ゾンビと戦ったんだけど……」
|「マジ? ……あー、もしかすっと、『犯人』は朽木兄妹じゃないかも知れないねぇ。
| そもそもあいつら、【『九鬼』】だし、動いたとしても正体バレしねーんじゃね?」
|_________________________________________________
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897 名前:ξ*゚⊿゚)ξ<死を夢に ◆PvLsLjGm0M[] 投稿日:2010/10/27(水) 10:19:53 ID:bJzMOxdM [3/4]


                      , '´j
                  ト,  , '  ム,.イ__                   _......_
            ,. '´ ̄``ー!::V    j/::::i  `` ,              , '´   `ヽ,
           /      !/   /:::::::,'     ` 、          , '´        ヽ,
          / ,       i'   i_;:イ::/r-、     `、   r‐-、  , '´     〉      ヽ,
         / /         i   iヒ;!ノ' /\ `'、    ', /:::::::::_>'´      /        ヽ,
       / /   厶    ',  ´r'´ノ  \_j     V-‐' ´        /   i        ',
     /   /    /     r-`、_ノ-く     j     /        _,.. -/    !         ',
      /   /    /      !      ` 、  r     '      ,. '´  /    i    i     i
    /   `>、_,ノ ,'  !  !        `、,'          rく. -‐-, '、     !    ,'     !
   /    /!     ,'  i  i         ∧   /`ヽ、  /  `、:::ノ  \  ,イ    ,'   ,'  !
  {    / i    ,'   i  i        i: : '、_/: : : : : :`、     ',ー、   `' ,'    ,'   ,'   i
   ` 、  / i    i   i  i          !: : : : : : : : : : : : : ',     ',::::j    ,'    ,'   ,'  i  !
     `'  !   ハ   L_..ノ          !: : : : : : : : : : : : : jr-‐    ト、    i    /    /   i  !
        `ー-' `ー--'             ',: : : : : : : : : : : /      j、:j    `、  /   /  ,'   i
                         /`、: : : : : : : : : i       ',      `'` 、  /   ,'   i
                         {  `、: : : : : : : :'、      i         `'` 、_ノ`ー-'´
                         '、   ` 、:_r‐-r‐-、     ノ
                    ,イ´{ ̄`ー-'、   ,! '、_ '、_ ヽ、  /|
                    ! 'ー`ー-   `  {`ー- 、     / ,'
                    `ー―--- .._  `)  i`ヽ   ,' ,'
                            `ー'  ,'  '、_ノ ,'
                                 ,'     ,'
                               /      /
                   、   ,       /     /
                   i::'、 /:i     /     /
                 __ ',::::V:::::i  _,.. '´     /
                 ` 、 ̄L_:::j ̄     _,. '´
                   ``ー-- ....__..... ' ´

(朽木ルキア イメージAA)

|lニニニニ三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三ニニニニ
|三三三三三三三三三三三/ /_. / / ̄ / ,ィ |  7 /ン ) / /_. / / ̄ 7 /ン ). // 〉 〉  // // / /三三三三三三三三三
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| じゃあ、なぜ? 考え込んだアリカは、ふと蒼星石の言葉を思い出した。
|
|『クチキはカリンの部下だという話だ』
|
| どこからそういう話になったか、正確な道筋は分からない。
| しかし、もしかしたら同じ名前の別人なのかもしれない。
| そう考え、アリカはおずおずと口を開いた。
|_________________________________________________
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898 名前:ξ*゚⊿゚)ξ<死を夢に ◆PvLsLjGm0M[] 投稿日:2010/10/27(水) 10:20:11 ID:bJzMOxdM [4/4]


            ,ィ⌒
            _ .ィ'亠.-..、
        ,イ::ハノ\ハ!ヽ:ヽ
      r={:::ハ!     i:::}      クチキはカリンの部下だって聞いたけど……。
       〃=ry rュ‘   ‘ rメ
     〃 !}Y_.    ヮ  ノハ
      {i {i ヽ_/ヽェ/i┬=く´ ノ
     /i  i} 」  (__ ._) 、 L
     `  ム iヽノ::::::r'  i _/
        |::::::::::/  イ:|

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|三三三三三三三三三三三/ /_. / / ̄ / ,ィ |  7 /ン ) / /_. / / ̄ 7 /ン ). // 〉 〉  // // / /三三三三三三三三三
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| 先ほど、エダは『九鬼』と口にした。アリカはそれが何なのかは知らない。
| ただ『九鬼』が有名な組織や称号であるなら、蒼星石が説明しない理由はないだろうと考えたのだ。
|
|『カリン……? 幽幻道士の華琳かい?
| そいつは『死神兄妹』よりも大物だねぇ。『結社』日本支部の大幹部じゃないかさ』
|
| 『結社』の組織図が分からないアリカにはそこら辺はよく分からない。
| しかし、エダには閃くものがあったようだ。
|
|『……もしかして、朽木じゃなくて【クツキ】なんじゃねーの?
| 『蝦蟇剣法』の屈木っつったら『死神兄妹』よりも厄介な剣士だよ……ただ』
|
|「ただ?」
|『武芸じゃなくて術を扱うために、華琳の部下なったって噂だね。
| 戦士としてはもう一流じゃないかもね』
|_________________________________________________
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905 名前:ξ*゚⊿゚)ξ<死を夢に ◆PvLsLjGm0M[] 投稿日:2010/10/29(金) 10:28:24 ID:uqcAnXwg [2/5]



              イ:,f:: ミ='´ ..:j:::.. 、 `=彡 r;.:}:}}|
                 |八r:‘r   r; ‘^ー'^’ ‘r;  r_;:ムリ
          __ . --一ベr;,::__r=ニー'ニ=、_,:: .r_;ソ / ` ー――‐ 、
       l ̄      /  |`ト、`ヾ二二二ア´,rィ´|        /
       |             | }: :|`ト::.. ー ..::ィf: :{  !    |     /
.       \          i |: :| :!:: `:i:´ :// : ハ       i   /|
           `ト-r: 、       | : ヾニヽ:レ/: : : :,:}      r: ´: V
         ヽ/: : |   :::::  {:、: : : : : :Y: : : : //  :::::   | :|: : :|
           /: : : |      \:ー、_:_;/: : : :/ :/      j :j : : `:┐
.         _〈: : i : L._        \ : : :_:_:_/ :/      / /: :/ : : |   ,.-、
        /: : : : :|: : :|: }       \ V´: : :/   __,/|/: :厶: ⌒ヽ/ハ._j
.       / : : : : : \ |: :T:ーヽ__》,__y≦...______,.イ: l/ : : : : /∨/
      /: : : : : : :\: }: :{\:/_:_/: :/:/: ://: :_;>ーく : ∨,r===ァ ∨/}
.     /: : : : : : : : : :`{: :{'´    ̄` ーァ:T:下、 \    ヽi/,r‐/∨/: :/
     ヽ:_;r==≠=xf⌒ソ     /  〈`Y Y´ l〉     に|{!{∨,.イハ∨
        ` ー/::   }: /____ ./    i⌒i⌒/      r:fヘ `´_,ハ__;}_〉
          !Y  人 ヽ: : :/: :i:L.__|: : !: :{_ ... -┬‐{{ 、__ ̄_ノ
          {_、| {yクヽ_〉´: :| :|: :{: : {: : : |: :/ : : /: : : !: : `T: T´ :〉
         ヾ.\う: : :i : | :|: : \:\: |:/ : : /: : : : !: : : :| : l: :/
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| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
|『だがね、奇襲からの必殺剣は恐らく健在だ。
| クツキは小柄な体に似合わぬ剛剣の使い手だ。先制攻撃で両膝を切断されないように注意すんだね』
|「……うん、気をつける」
|
| 膝を切断……具体的で生々しい注意に、アリカは息を飲んだ。
| その気配を読みとったのか、エダが受話器の向こうで苦笑する。
|
|『でも、いきなりどうしたんだい?
| アリカん所のばーさんは、ウチと違って『教えない主義』だったんだろう?』
|「ばっちゃは……」
|
| ああ、エダは知らないのだ。
| きっと、情報として事件は知っていても、誰がどうなったとか、そこまでは知らないのだ。
| 言わなければならない。そう考えると、涙が零れ落ちた。
|
|『……おい、アリカ』
|
| 小さなしゃくりあげを聞き咎めたエダが、不審げに尋ねた。
|
|『あのばーさん、怪我でもしたのかよ? それともあれか?
| ハッスルしすぎてギックリ腰かい?』
|_________________________________________________
|三三三三三三三三三三三_7 /〈 〈__ ./ /7|./ ∧\ ./ /__〈 〈__ / ∧\ 〈〈 / /  〈〈.∧∨,/三三三三三三三三三
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906 名前:ξ*゚⊿゚)ξ<死を夢に ◆PvLsLjGm0M[] 投稿日:2010/10/29(金) 10:28:43 ID:uqcAnXwg [3/5]


                /、\
               ,. -‐´―‐-<ニヽ_
           /.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ト、\:.:ヽ._
          /.:.:.:.:.:.:.:.:.:_:.:.:.l:.|:.:ヘ:.:.マY:ヘ._
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        _/:/.:.:.:.:.:.:.:.',:.:.:.:.:.:.:.:∨:.!:.:.:ハ:ム=ミY:ヘ_
       / 7:.;|:.:|:.:.:.:.:.:.:.ト、:.:\:.:.:∨:.:〃   ,辷f7ヌ      ばっちゃは。
      〃  !:/:!:.:!:.:.:.:.:.:.:.!:!:ハ:.:|ヽ:.:.:Vf{{ ___{_/  }}      ばっちゃは……。
    〃  .|:|!:|:.:ヘ:.:.:.:.:.:.|:|:| ':! |ヘ:.|_lリ/::::::::::::\__ノハ_
    ||   |:lヘ',:.:.:ヽ:.:.:.:.|:|:|、_ム斗イ(_/::::::::::::::::::::ヽ{辷ァヘ
    |!   |:| ハ:.:.:.:.\:.!ハ!  t::テ/::::::::::::::::::::::::::::ノ::ヽ  }}
          ヾv!:/\:.\ド=-   {:::::::::::::::::::::::::::::::::|:::::::::V/
         「メ、  ` 下、 ` -廴::::::::::::::::::::::::::::::!:::::::::::マ__
          /:ノ   /:\入了ア´:::\:::::::::::::::::::ノ:::::::::::::ハ:.:L_
.       ,レf´:: ̄/´ ̄ヽ\::::::::::/ ̄ ̄下、__:::::::::::::::::|`Y:.}
       / ,ム‐ァ'´ ̄`\_、 ヽ|:::/  、__   \::::::::::::!\`辷:、

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| 声に、ならなかった。
|
|『おいおいおいおい、ウソだろアリカ? うちの婆ァとあのばーさんは、殺しても死なないぞ?
| なあ、おい……なあ?』
|
| すすり泣くアリカに、エダは観念した様子で舌を打った。
|
|『ファック。近年まれに見る悪質な冗談だ。ド畜生。
| つまりアリカ、お前はばーさんのために『血族』入りしたってこったな?』
|「……うん」
|『じゃあ、一つ約束しな。いいか? あんたが思ってるより、ずっと大切な約束だ』
|
| 神妙な調子のエダに、アリカは生唾を飲み込みながら首肯し、電話口だと思いだして「うん」と答えた。
|
|『『あたし以外の『教会』は、疑ってかかれ』』
|「え……?」
|『忘れんなよ。っと、餓鬼どもが呼んでやがる。またな』
|「あっ、【エダ】ちゃん……」
|
| 呼び止める間もなく電話は切れ、アリカは茫然と立ち尽くした。
| どういうことなのだろう? 『教会』は、『血族』と同じく悪魔の敵ではないのだろうか?

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907 名前:ξ*゚⊿゚)ξ<死を夢に ◆PvLsLjGm0M[] 投稿日:2010/10/29(金) 10:29:05 ID:uqcAnXwg [4/5]


蟻 情報収集:【クチキ】
蟻 コネ:エダとの交渉(絆3レベル)成功
蟻 キーワード:【『九鬼』】【クツキ】【『死神兄妹』】【エダ】 ゲット
蟻 追加情報:クツキ レベル16(特攻隊改造)
       クツキの奥義 《切り落とし》《ギロチンカット》
アイテム:観音神符(消費アイテム) 一個 ゲット

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┣絆╋.  アリカ  ..┫
┣┻┻━━┻━━┛
┃蒼星石       23→26
┃やる夫     26→28
┃ばっちゃ    28→31 LVUP! ばっちゃのためにも頑張るよ!
┃エダ.         44→51 LVUP! 約束するよ。
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