マックスロボまとめ
- ドラマの中に登場するロボットアニメ作品とそのロボット。
隠密特殊部隊MAXに所属する5人の若者が主人公。
それぞれ実際の乗り物(軽自動車、ヘリ、潜水艦、路面電車、宇宙ロケット)
に乗り込み、ありえない変形でマックスロボに合体。平和を乱す悪と戦う
冒険活劇。
ドラマの中でのマックスロボの解説
データ
限界新時代マックスロボ(テレビアニメ)原作・稲葉(漫画家)
キャッチコピー 「愛と正義と勇気」?
放映日 |
話数 |
製作 |
平均視聴率 |
局 |
1979年火曜21時~ |
全30話(45話) |
トアルスタジオ |
1.4% |
日テレ |
限界新時代マックスロボ~愛の限界点~(映画)
キャッチコピー 「あの日、僕たちに限界は無かった・・・」
上映期間 |
上映方式 |
放映時間 |
製作 |
1980年ごろ? |
単館深夜 |
不明 |
トアルスタジオ |
主題歌
ドラマ中、ロボが常に口ずさんでいる重要な歌。サントラに収録されている。
ストーリー
その昔、インドの山奥で発見されたマクスタリウム合金という
金属が海底に沈み、それを食べた深海の鮫が自我を目覚めさせ、
シャークイーンとなってネプチュランティス帝国を築く。
MAXロボにも使用されているマクスタリウム合金を奪取?すべく
日本に攻撃を仕掛けるシャークイーンと戦い日本の平和を守ってい
るのが隠密特殊部隊MAXに所属する赤石猛を始めとする5人の若者
と我らがMAXロボ。日本の運命や、如何に?
登場人物
■赤:赤石猛(リーダー)。愛用しているのは赤いシトロエン2CV。
■青:青空流。クールな皮肉屋。ヘリコプターを乗りこなし、ライフルでの射撃が得意技。
■黄:黄川田デン。巨漢。あらゆる格闘技に精通している。
■ピンク:桃山チャコ。紅一点で、勝ち気だが女性らしい一面もあり、劇場版では猛と流の三角関係に発展する(!?)
■緑:緑原佐助。何と、IQ350の天才少年。元々は兄、武蔵が隊員だったが、第3話で壮絶な死を遂げてしまったため、弟の佐助が隊員になることに。唯一の弱点はおねしょ(笑)
武器
平常時はマックスロボではなく5つの武器に別れている。
■軽自動車
■ヘリコプター
■潜水艦
■路面電車
■宇宙ロケット
マックスロボ
- 5つの武器が合体してできる究極のロボット。ボディーはマクスタリウム合金。
- 蒼と鉄色を基本としたボディーカラー。大きな特徴は体の前面についた
黄色の「MAX」という装甲板(飾り?)である。
- 頭部には2本の角がついており、額は赤、顔は目状のものが二つ、顔の下
の部分はロボの愛車、シトロエン2CV(ベージュ)になっている。
- 両肩には赤い角状のものが2本づつついており、背後からの敵からも肩を
守れるようになっている。
- 両手はスムーズに敵をつかめるように5本の指がついている。
グッズ
フィギュア
- マックスロボのフィギュアは極めてレアものアイテムである。
マニア垂涎の超レアアイテム。高値で出回っているとかいないとか、
怪しい露天商が売っているとかいないとか。(公式より)
- 限定1000体。
- ロボが所有しているマックスロボはシリアルナンバー0522。
ビデオ
- VHSで全10巻が出ていることがロボの所有しているテープでわかる。
色紙
- ロボの家に原作者稲葉氏が描いたマックスロボの色紙と、
稲葉氏と思われる男性とロボが一緒に写っている写真が飾られている。
劇場版ポスター
- ロボの家の壁に劇場版マックスロボのポスターが張られている。
必殺技
・マックス・ビーム
胸の「M」 をこじ開け、約95%のエネルギーを集中して放つ必殺技
アニメの18話で突然登場した技で、数少ない視聴者を驚かせた。
・マックス・アタック
体当たり技?
・エックスブーメラン
腰から出る光線ブーメラン技
・エースソード
胸の「A」マークから出る光線ソード技
・マックス・パンチ
突き出した左手で敵を貫く必殺技
・マックス・ボンバー
究極の爆発技。
「これ一番大事でしょう!触っちゃダメだよ。爆発しちゃうよ!
マックス・ボンバー!なんてね!」(4話ロボのセリフ)
・マックス・ハリケーン
・マックス・ダッシュ
究極の速さで走る!
・マックス・ターン
究極の速さでバック走行!
(本来は前輪をフルブレーキングしたままアクセルを全開し、
タイヤを鳴らしながら地面に円形のブラックマ-クを残す走行テクのこと)
・マックス・スタート
車やロボットの発進のときに叫ぶ掛け声
・マックス・サンダー
カン様装備をはずすときに叫ぶ掛け声
・マックス・ズームイン
4/10の日テレのズームイン朝に番宣で生出演した松山氏が全国に放った技
・マックス・チャージ
ロボが好きな一海に会うときなどに叫ぶ気合技
3話でオタク仲間が言った言葉でプログラム用語のターミルだとすると、
頭部部分のこと?「これって、マックスターミル、動くんですか?」
マックスロボとその時代背景
1979年に放送されたロボットアニメ。マジン○ーZ、ゲッ○ーロボに代表される1960~70年代スーパーロボットアニメの人気にあやかり弱小アニメプロダクション「トアルスタジオ」が「合体ロボットアクションの究極形態」とし世に送り出した。
放送日は毎週火曜AM10:00。子供が学校に行っている時間帯に放送という冒険的な試みを強行するも平均視聴率1.4%と伸び悩み、当初予定していた全45話の放送が30話で打ち切りとなんとも中途半端な結末を迎えた。
同時期に放送された「起動戦士ガン○ム」が社会現象となるほどの爆発的大ヒット。一躍ロボットアニメはリアリティに富んだ人間ドラマとロボット=兵器という図式が主流となる。
そのため、破天荒なストーリー展開とありえないロボットアクションが売りだったマックスロボは放送時間帯も拍車をかけ社会的に認知されることはほとんどなかった。
しかしその意欲的で純粋なロボットアニメの面白さを追求した姿勢は、
マニアの中で高い評価があり、現在も生きつづけている。
トアルスタジオ
70年代から80年初めの弱小アニメプロダクション。当時のロボットブーム
に乗ろうとしてマックスロボで失敗、倒産に追い込まれた。
裏話
- マックスロボはドラマの演出でもある狩山俊輔氏がほぼ一人で構想した。
彼自身はロボットアニメ世代ではないため、この作品のためにロボットアニメを見て研究したという。狩山氏は仮面ライダー響鬼や555で助監督をした人物である。
- マックスロボのフィギュアは造形師による一点物で制作費80万。
- アニメはAIC A.S.T.AとGONZOいうアニメ会社の製作。
関連リンク
最終更新:2007年07月05日 22:13