「闇の力!悪い奴ら!」
【詳細】
アルゴスがゴーストドライバーにダークゴースト眼魂を装填することで、ダークゴーストを纏って変身するダークゴーストの基本形態。曰く「もう1人のゴースト」。
変身者は病で死別した筈のアランの兄、アルゴス。そんな彼がダークゴースト眼魂の力でタケルと同様に仮初の命を得ている。
オレ魂に似た外見だが、オレ魂の橙色のカラーリングにあたる部位が白く、複眼もオレのような楕円ではなくどちらかと言えば
闘魂ブースト魂のような燃えた炎を思わせる歪な形状をしている(厳密には闘魂ブースト魂の複眼の形状とも若干異なる)。
また、胸部の眼の紋章が、ピンク色に変わっている。
ゴーストの名を持つのだが、スペクターやネクロムと同様、基本形態で「○○魂」というような名称は付かない。
ゴーストと同型なので「ガンガンセイバー」などを装備する。
英雄たちを襲い、回収したゴースト眼魂を使って、ゴーストチェンジすることも可能。
【各部機能】
頭部をヴォイドリフレクター、顔面を視覚センサー兼フェイスシールドの役割を持つヴァリアスバイザーで守られたペルソナヴォイドと呼ばれる頭部に変化。
ヴォイドリフレクターは流線型のアーマーで物理攻撃を受け流し、表面の特殊粒子コーティングでエネルギー攻撃を反射することができる。
ヴァリアスバイザーは全面が分厚いクリアパーツで構成され、物理攻撃を防ぐ他、内部に流体視覚センサーを充填しており、バイザー全体を目として広い視野で周囲の状況を確認可能。
バイザーに充填された視覚センサーはドライバーにセットされたゴースト眼魂の影響で変色、移動し様々な模様に変化する。
ダークゴースト眼魂は複眼の黒色マスクフェイスヴォイドになる。
額から伸びるアンテナ、あるいは揺らめく角はアンテナブレードウィスプホーンと呼ばれ、半径5km以内に出現した眼魔などの気配を察知し、アラート信号を出して警戒を促す。
更に側頭部のフランジクリスタルと呼ばれる聴覚センサーは防御力を大幅に引き上げるエネルギーシールドで全身を覆うシールド発生装置にもなっている。
ウィスプホーンは武器として利用できる強度を備え、頭突きで敵の装甲を貫けるらしい。劇中では未使用。
ヴォイドコートは袖、裾、襟裏が白色の黒いパーカーの布地。頑丈かつしなやかな形状によって物理攻撃を受け止め、表面にコーティングされた特殊粒子がエネルギー攻撃を受け流してくれる。
肩部はヴォイドショルダー。周囲を取り巻くエネルギーの流れを読み取り、袖口から吸収して再利用することが可能。
フード部分はエフェクターフードと呼ばれ、特殊なフィールドで全身を覆い、残像などを発生させて敵を撹乱することができる。
必殺技は紋章のエナルギーを込めたキックを放つ「オメガドライブ ダークゴースト」。
【活躍】
テレビ本編39話から42話まで放送された『ショートムービー』にも登場。
ショートムービーの語り部の仙人(イーディス)によると、アルゴスのゴーストドライバーもまた今のゴーストと同じく仙人が与えたもの。
授けられた当初は仙人が進めていた「目的」に賛同して期待に応えようと忠誠を誓っていたようだが、後に仙人を裏切り、大きな障害になりつつあるとのこと。
実はタケル以前に15のゴースト眼魂を集めるように命じられた人間であり、「グレートアイ」の力で仙人が私利私欲の願いを叶えようとしていると誤解し、歪んでしまった。
彼は仙人の最初の犠牲者ともいえる。
歪んでしまった彼は別の世界(眼魂島)で100個のゴースト眼魂を集めて全ての世界を魂だけの世界にしようと目論んでいる。
第47話では仙人が同様のゴースト眼魂を用い変身する。
戦闘力は劇場版のものと同様と思われる。
変身シーンでは仮面ライダー1号の変身ポーズに似たもので変身を行った。上記の音声は流れない。
眼魔世界に潜入し、眼魔世界のモノリスを人間界のモノリスと繋ぐために奮闘した。
【仮面ライダーブレン】
悪のライダーの1人として登場。
使用武器としてブレードモードのガンガンセイバーを使っている。
【ジオウ】
アナザーディケイドの能力でアナザーワールドからダークライダーの1人として召喚される。
他のライダーたちとジオウなどと戦う。
【余談】
スーツは『ファイナルステージ』にて「アユム」という少年の変身する白い仮面ライダーゴーストに改造された。
最終更新:2023年06月28日 12:18