ウィザードの仮面ライダー

「さあ、ショータイムだ。」

平成仮面ライダー第14作目『仮面ライダーウィザード』に登場する仮面ライダー。
別名「魔法使い」。該当するのはウィザード、ビースト、白い魔法使い、メイジ、ソーサラーの5体(5種)。

各々の具体的な特徴は各ページを参照。

「魔法使い」という呼び名の通り、戦いや活動には「魔法」という事象展開型の能力を発揮し、自分達の「魔力」をそのエネルギー源とする。
基本的に「魔力」は体内に宿す「ファントム」そのものから供給されている。

従って、「魔法使い」になるには何らかの方法で「自分の体内にファントムを宿した上で、ファントムになりきらず自身の中で制御する」というプロセスが必要がある。

ウィザードと(テレビにおける)メイジは元は高純度の魔力を内包してファントムの素体になる「ゲート」と呼ばれる存在だったが、絶望してファントムになるはずが自我を維持するほどの強い心の支え(一種の衝動)でファントム化に耐え抜いて「魔法使い」に覚醒した。

しかし、遺跡で遭遇した「ビーストキマイラ」というファントムが寄生することで後天的に力を得たビースト、自らの研究成果である「魔法学」から編み出した人造ファントム(カーバンクル)を取り込むことで作為的に「魔法使い」になった白い魔法使い、更には「ファントム自体が変身する」という明らかにこれらの特徴から反する例外的なソーサラーなど、覚醒する経緯はまちまち。

主人公、ウィザードがファントムに「指輪の魔法使い」と呼ばれているが、
全員の共通装備として「ウィザードリング」と言う「魔宝石」から研磨して作り出した不思議な指輪を変身ベルトのドライバーを媒介に行使することで「魔法」を発動させる。

基本的には中指の部位にリングをはめた掌をドライバーのハンドオーサーに翳すことで力が発揮されるが、仕様が古いアーキタイプのビーストのみ、指輪を鍵穴のようにドライバーのスロットに挿入して使用する(従ってビーストのウィザードリングをウィザードが使用することができても、ウィザードや他のライダーの指輪をビーストが使うのは事実上不可能)。

ファントムに対抗する存在で彼らからも畏怖されていたが、実は白い魔法使いが影で干渉し覚醒を促したウィザードやメイジは白い魔法使いの最終目的「サバト」に必要な膨大な魔力を生み出すために集められた人柱で、それを実現するのに「魔法使い」に仕立て上げられていたことが判明した。
ベルトは現代において白い魔法使いが科学と魔法を融合させたものとして開発したものだが、ビーストドライバーのように古代から魔法使いに準じる者は存在していたようだ。

今までの平成ライダーもレジェンドライダーリング(ライダーリング)と呼ばれるウィザードリングから召喚され、イレギュラーな形態にも瞬時に変身できるものになっている。

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最終更新:2023年06月04日 05:09