仮面ライダージオウⅡ

「ライダータイム! 仮面ライダー、ライダー ジオウ、ジオウ、ジオウⅡ!」

【ライダー名】 仮面ライダージオウⅡ
【読み方】 かめんらいだーじおうつー
【変身者】 常磐ソウゴ
【スペック】 パンチ力:25.2t
キック力:58.3t
ジャンプ力:ひと跳び66.1m
走力:100mを2.4秒
【基本形態】 仮面ライダージオウ
【強化形態】 仮面ライダージオウ ディケイドアーマー
仮面ライダージオウトリニティ
【声/俳優】 奥野壮
【スーツ】 高岩成二
【登場作品】 仮面ライダージオウ(2019年)
【初登場話】 EP22「ジオウサイキョウー!2019」
【テーマソング】 「ジオウ 時の王者」

【詳細】

常磐ソウゴがジクウドライバーのD`9スロットの方にジオウライドウォッチⅡ(金)、D`3スロットの方にジオウライドウォッチⅡ(銀)をセットし変身したジオウ独自の強化形態。
視覚センサーは通常形態と同様に「ライダー」の文字が収められている。

ディケイドアーマーのようなアーマーによる強化形態ではなく、ジオウ本体を純粋にパワーアップさせた強化フォームであり、
歴代ライダーの強化フォームを見ても、「○○フォーム」などの表記のない、強化フォームは珍しい。

奇しくも初登場した時期が「龍騎編」であり、仮面ライダー龍騎の強化形態もまた龍騎サバイブというフォームという名のない強化フォームだった。

オーマジオウの片鱗として時間を操る力を持ち、頭部のセンサーを回転すると相手の挙動を未来を先読みすることで察知し阻止したり、時間を巻き戻すことで、なにかの失敗すらも回避することが可能。
スペックもノーマルのジオウに比べると大幅に向上しており、過去と未来を操る力で圧倒的な戦闘力を発揮する。

専用武器は「サイキョーギレード」。これは形態強化に応じて、常にジオウの最強武器として活用される。
更にジカンギレード(ケンモード)と合体、「サイキョージカンギレード」となる。

【各部機能】

頭部は時計の針を模したアンテナが2倍に増えたキャリバーAⅡ
プレセデンスブレードと呼ばれる観測装置は長針センサーのバリオンプレセデンスが回転し起こりうる事象を観測し、短針センサーのメソンプレセデンスが現在の事象を観測、額のソナクレストに送信する。
ソナクレストは各種センサーから送られてくる情報を統合して分析し、最適解を導き出す。
上記の通り、プレセデンスブレードからの情報を解析することでコアリューズⅡやインジケーションアイⅡに送る擬似的な思考ユニットとして機能する。
「ライダー」の文字がはめ込まれたインジケーションアイⅡは視野角270°のセンサーを複眼状に集合させたもので、ソナクレストから送られた情報を画像化して見ることが可能。
フェイス部分はクラッシュベゼルを2重化したクラッシュベゼル2が保護し、内外に硬度の差を作ることで攻撃を受けてもその衝撃を変身者まで伝えず受け流す。
また、グラフェニウムを用いた多層構造粒子の密度を引き上げたカメンダイアルⅡは美しい光沢感をそのままとしつつ、強度を向上させている。
ジオウの左側頭部にあったコアリューズも右の側頭部に増設されたコアリューズⅡに強化されており、ソナクレストから送られてきた情報を記録し、戦闘データベースを管理する。
常時ミラーリングにて左右のコアリューズが同じ情報を有し、保存の確実性をシステムの信頼性を上げている。
キャリバーAⅡにはバンドライナーが2倍に増加したバンドライナー・レクイエムが胴体から繋がっており、ベルトと頭部を繋ぐことでジクウドライバーが生み出すエネルギーを供給する他、
両サイドに異なるシステムを並行して運用するデュアルタイムスタックと呼ばれる機能を発動する。
コアリューズⅡにデータ保存の確実性が求められるのも、おそらくバンドライナーが倍加し異なるシステムを同時運用するようになったからと思われる。

全身を覆うインナースーツは機能が強化されたアジャストライクスーツⅡにパワーアップ。
身体能力を向上させる機能が大幅に強化された他、増設されたツインアングルの機能でマゼンタリーマジェスティを形成し、損傷の自動修復スピードを倍加させる。

胸部から型を保護する装甲は大型化したオーバルライトテクターⅡ
グラフェニウムコートプラスと呼ばれる金属コーティングが施され鋼鉄の400倍の強度を誇る装甲となっており、さらにマゼンタ色の特殊フレームであるツインアングルを装備し、
マゼンタリーマジェスティと呼ばれる特殊エネルギーフィールドを形成しジオウⅡの防御力を盤石のものとしている。
アナザーライダーの激しい攻撃も物ともしない耐久性を有する。

腕部、脚部のタイムラッシュアームⅡタイムラッシュレッグⅡはナノチューブ筋を通常の2倍の密度で封入したことで凄まじい攻撃力を生み出し、
タイムラッシュアームⅡの上腕部には装甲が追加されたことで防御力も向上した。
腕部、脚部用の防具であるフレックスアームガーダーⅡフレックスレッグアーマーⅡは機能強化が行われ、衝撃吸収力と圧力分散性能が大幅に向上。
強化された身体能力から放たれる打撃のキックバックを軽減し、ツインアングルが装備されたことで特殊エネルギーフィールド、マゼンタリーマジェスティを形成し、パンチ、キック攻撃にアナザーライダーを撃破する力を与える。

ジオウリープハンドⅡジオウリープシューズⅡも金属装甲により従来型と比べ全性能が倍加されている。
各部にあるカウントパッドもⅡとなり、受けた衝撃や対象物の情報を計測し、ソナクレストへ送信する。

必殺技はジオウ時よりも強化したキックを放つ「トゥワイズタイムブレーク」。
武器系必殺技は『ライダー』の文字の際は「ライダー斬り」、『ジオウサイキョウ』の場合は「覇王斬り」、武器系最強必殺技は「キングギリギリスラッシュ」。

【活躍】

EP22にて登場。

アナザーライダーの1体、「アナザーリュウガ」との戦いで初めて変身をする。
素の戦闘能力の高さに加え鏡を用いた攻撃反射能力を持つアナザーリュウガを相手にし、未来予測と凄まじい威力の技を駆使して、その攻撃をことごとく潰して撃破した。

アナザーライダーを独自の力で倒せる上、未来を予知した上で、それに対抗する行動を取ることで未来を覆すという圧倒的な力はオーマジオウの片鱗を伺わせ、
ツクヨミ、ゲイツの危惧を現実のものにし、2人が一時的に離れるきっかけとなってしまう。

ジオウトリニティ登場までは変身回数も多く、実質的に新しい主戦力となっていたが、ソウゴはゲイツ、ウォズと合体できるジオウトリニティを気に入ったらしく、そちらに変身することも増えた。

『仮面ライダー 令和 ザ・ファースト・ジェネレーション』では強化形態の1つとして登場。

【余談】

同形態の変身音声は2重に流れる。

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最終更新:2024年01月03日 21:54