ラテールの神~ENDLESSTomorrow~第1話


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1話~神を名乗る屑~

そして彼の学生としての最後の夏休み
授業の遅れを取り戻すべく“補修”が始まった。
彼が「抜群の頭脳は“建材”」と主張するので担任も敢えて黙っていた。
「親は一体どういう躾を…寧ろ以前の先生方がADHDを疑わなかったのか?夏期休暇中に次学期の準備やら内申書やら部活顧問もあるのになあ」
担任はババを引かされたような顔を教科書を上げて隠した…


その頃、彼のクラスメート荒河(仮名)は2号のブログを覗いていた。
登校日に友人から「保健室登校の奴」が面白い事になってると聞いたのだ。
「ひっ、中学生の書く文章じゃねぇ!www」
クラス変え直後の“糸甲”のあまりの電波具合から学級崩壊を皆が恐れ、
級友数人でヤツのトイレを撮影した。
「これ以上奇行を続けて皆に迷惑かけたらネットに放流するぞ」
と絶大なプレッシャーを与え、保健室登校に追い込んだ事は良心が痛んだが
彼のあまりの常識の無さを目の当たりにした今
「あれで良かったのかも」
と思った。休み明けに“投稿”するという文章に一抹の不安を覚えながら…

一方の糸甲の方は───

『おめでとうラテールの神君』
こいつは俺の彼女のかのん
ラクス似の女の子だ。
「ありがとう」
『凄いなぁ』
「え?」
『テストの成績もクラスで1番で、スポーツも出来て』
「そんなことはないよ(にこっ」
俺にとっての野球は遊びだ。
俺は小説家になることを夢見ているからな

…と相変わらずの電波人間ぶりを世間にアピールしていた。
背後に兄・拓也の怒り顔が迫っている事も知らず。

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