神機動戦史ガンダムラテール第6話


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終業式が終わって10日後、シンヤは母とともに中学校にいた。
わざわざ夏休みに登校した目的は三者面談だ。

入るなり母は「バカな息子がご迷惑をおかけしました」と深々と頭を下げる。
バカな息子は教師ごときに下げる頭はないと言わんばかりに、頭を下げるよう促す母を無視して椅子に座った。

「志望校はどちらをお考えですか?」
担任が母に話を振る。
母が口を開こうとした刹那、シンヤは「推薦で徳島商業」と言い放った。

担任は呆れ顔で母の方へ向き直り口を開く。
「お子さんの進学についてですが、不登校を受け入れてくる学校もあるので、
そういった所を受けてみてはどうでしょうか?」
シンヤは激怒し「徳島商業を受けるなといいたいのか」と叫ぶ。
担任はめんどくさそうな顔で「一般で徳島商業を受けるなとは言いません。こういう所を滑り止めに受験するのはどうでしょう」と諭すように言った。
自分が眼中に無いかのような担任の態度に恐怖を覚え、シンヤは面談中に口を開くことはなかった。

帰る道すがら、シンヤは面談の内容を振り返る。
全寮制の不登校があつまる学校だと?
そんな社会不適合者と共同生活ができるはずもない。
そもそも商業高校を受けること自体、俺の才能を考えればかなりの妥協の産物である。
そこまで妥協させておいて滑り止めを受けろなど、人を馬鹿にするにも程がある。

俺は毎日7時間も勉強しているんだ、滑り止め無しで合格してやる。

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