わたしの「夕」は確かに存在しているはずなのに 
わたしの「夕」は 
もうどこにもいない と感じられる 
涙を流すなど有り得ないのは 
互いを隔てる沈黙の河が あまりに静かな 
この日々を流れているからか … 
わたしはときどき叫び声をあげる 
深夜の高速道路を疾走しながら 

     一粒でいい

        わずかに頬を濡らすだけでいい

 涙を流してみたい 

追い越し車線をリミッタlまで加速し 
座席に張り付いて限界まで叫び続ける
 そのとき 
   号泣する瞬間が爆発して 
わたしの「夕」が フロントガラスに現れた

ユウ…