幻ノチカラ


※上記の広告は60日以上更新のないWIKIに表示されています。更新することで広告が下部へ移動します。

幻ノチカラは、ポケモン広場の小説。著者はキャンデー

ストーリー

主人公のビクティニ、アル=アングルは、幻のポケモンであるにも関わらず、それ相応の「チカラ」に恵まれなかった。
更に「天使の翼」なるものを秘めているとされ、日々いろんな組織から狙われ続けていた。
そんな逃亡生活の中で、アルはイーブイのルナに出会う。
ルナに助けてもらい、彼女の孤児が集う家に身を寄せる事になったアルは、しばらく平穏に暮らしていた。
だが、突然家にミュウが訪ねてきて、突然世界を滅ぼすと言い始めた。
ひとまず家でミュウの説得に成功した彼らは、世界を守るための旅に出た。

登場人物

アル=アングル

当小説主人公で、ビクティニの♂
伝説のポケモンであるにも関わらず、チカラを持っていなかった。
更に「天使の翼」を秘めているといわれ、いろんな組織につけ狙われていた。
「家」に身を寄せてからは平穏に暮らしていたが、持ち前の不運と他のメンバーのテンションに振り回され、本当に平穏と呼べるのかは保留。

ルナ=アンジェル

当小説ヒロインでイーブイ♀
序盤、アル君がスピアーにボコにされる中、さっそうと現れて見事にスピアーの針をボキっと折った。メチャクチャ強い。


一話


「ハァッ・・・・・、ハァ、ハァッ・・・・!!」
人気のない森の獣道、ただ一匹のポケモンが、大勢のスピアー達に追い回されていた。
ズドン!という轟音。
「ミサイルばり」が、逃げるポケモンのすぐ左に命中した音だった。
「ッ!!」
しかしそれでも、弱ったそのポケモンは右に吹き飛ばされ、茂みの中に突っ込んだ。
またもやズドン、という音がして、「ミサイルばり」が草むらの向こう側に命中した。と同時に、弱ったポケモンが再び獣道へと飛び出てくる。
ボロボロのポケモンは、それでも硬く瞑った目を弱々しく開き、起き上がって逃げようとした。
「もう、やめときな。無駄な抵抗はどうやってもムダなんだよ。」
声と同時、現れたロズレイドが地面に「つるのムチ」を放つ。
そのつるは、地面の中を通り、地に倒れているポケモンを硬く縛り上げ、近く木に絡めつけた。
「そして」
スピアーが、冷ややかな声をはなつ。
「弱者はどこまで行っても弱者なんだな。」
そして、
木の幹に縛り付けられたままいつまでも項垂れる、「チカラ」のない幻のポケモン、ビクティニをその場に残し、
彼らはその場を去っていった。