『(56) 442 翠玉色の炎』


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自らの思念感知を用いてもなぜかこの単語帳からは何も読み取れない。


だが、それでも、それでも心の奥底で、彼女にはわかっていたのだろう。
今の偽りの生活が長くは続かないことを…、必ず訪れる平和な日々の終わりを。
そして、もしかしたら、平和な日々の終わりが、
失われた記憶を取り戻す可能性への扉が開くきっかけになるのかもしれないことを。

譜久村聖は夜空を見上げる。

夜空には、月が輝き、星は、やさしくまたたいていた。















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