【体系的に学びたい、骨のある初心者】
『奇術入門シリーズカードマジック』高木重朗(東京堂出版)
・昔からの定番入門書。著者は日本奇術における最大級の功労者。
『ラリー・ジェニングスのカードマジック入門』加藤英夫(テンヨー)
・カレッジと比べると、安い。説明の丁寧さは落ちるし、記載事項は少ないが、
重要なものを選別しているので、内容が薄い訳ではない。巻末の演目は非常に面白い。
『ロベルト・ジョビーのカードカレッジ』ロベルト・ジョビー(東京堂出版)
・一冊が高い上に、四冊(五冊?)もありやがる。説明は丁寧。内容は充実。
量が多いため、重要度のメリハリを付けられないと持て余す。 演目はあまり楽しくない。
『JCS教科書』Mr.マリック 主催/加藤英夫 著(JCS発行)
・加藤英夫が書いているので内容は良い。フルカラー、写真、演技DVD付。収録演目が多い。小中高大の4冊。
順番でないと買えない。情報がない上に、購入順番が決まっているので買いづらい。所持者も少ない。
『トランプマジック』松田道弘(ちくま書房)
・テクニックらしいテクニックは解説されてないが、カードマジックの基本原理がやさしく書かれている読み物。
【とりあえず演じてみたい初心者】
『カードマジック19の秘宝』荒木一郎(里文出版)
『カードマジックおとぎ話』荒木一郎(東京堂出版)
『トランプタイム』ゆうきとも・庄司タカヒト(フォーサイト)
『セルフワーキングマジック事典』(東京堂出版)
『トランプマンの本各種』トランプマン(成美堂出版 他)
・案外良いネタが入ってる。
【レパートリーを増やしながら、楽しく上達したい初心者】
『奇術入門シリーズメンタルマジック』(東京堂出版)
『奇術入門シリーズトランプマジック+ステップアップカードマジック』気賀康夫(東京堂出版)
・技法や演目を減らし、セリフ等細かい部分が丁寧で初心者に優しい。真似するだけで演じられる。
『DVDで覚えるカードマジック入門』ヒロサカイ(成美堂出版)
・最近出たDVD付きフルカラーの本。DVD付きなので非常に人気がある。新たな定番。
『カードマジック入門事典』高木重朗・麦谷眞里(東京堂出版)
・入門でもいけるけど、初級くらいからが丁度良い。事典と併せれば、有名な古典技法・演目を一通りカバー出来る。
【そこそここなせるが、中級者になりたい人】
『カードマジック事典』高木重朗(東京堂出版)
・あくまで事典、辞書。非常に淡々とした記述。 ある程度の知識・経験がないと使いこなせない。
『テクニカルなカードマジック講座1~2』荒木一郎(東京堂出版)
・付属DVDはおまけ程度だが、有名人が出ているので価値はある。入門ではない。中級くらい。
最終更新:2010年04月08日 15:22