《Sp-シンクロ・デフューズ》
通常魔法
自分用スピードカウンターが2つ以上ある場合に発動する事ができる。
発動ターンのエンドフェイズ時まで、相手フィールド上に存在するシンクロモンスター1体のコントロールを得る。
この効果でコントロールを得たモンスターは攻撃する事ができない。
コントロール奪取のスピードスペル。同じコントロール奪取のスピードスペル、
《Sp-ダッシュ・ピルファー》と比較すると、
発動条件が緩いがこちらは攻撃表示モンスターを奪える。あちらは表側守備表示モンスターのコントロールしか奪えない。
という事がある。
確かにシンクロモンスターは流行っているが、表側守備表示のシンクロモンスターを奪うと考えると発動条件以外は
《Sp-ダッシュ・ピルファー》と変わらなくなる。もちろんシンクロモンスターは攻撃力の高いモンスターが多いため攻撃表示で存在することにはなりそうだが、
それでもシンクロモンスターのみを対象とするこのカードは使いにくいかもしれない。
デメリットはもう1つある。コントロールを奪ったモンスターは攻撃ができないことだ。コントロールを奪ってダイレクトアタックする事はできない。
奪ったモンスターが《氷結界の龍 ブリューナク》などの強力なモンスターだった場合、効果を使ってやるのもいいが、やはりエンドフェイズ時に相手フィールド
上に戻ることを考えるとシンクロ素材とする事やレベルの高いモンスターでシンクロ素材にしにくいならリリースしてしまうと良い。
場合によっては完全に腐る事もあるので、サイドデッキに入れておこう。
「遊星vs覆面Dホイーラー(ブルーノ)」において遊星が使用。
これを使って《TG パワー・グラディエイター WAX-1000》のコントロールを奪い、機皇帝のシンクロモンスター吸収を再現しようとしたが・・・。
最終更新:2023年08月10日 13:42