《呪いの双子人形》

(のろ)いの双子人形(ネクロツインズ)

永続魔法
このカードの発動時に相手は以下の効果から1つを選択する。
このカードが魔法・罠ゾーンに存在する限り、
相手は選んだ効果を、自分はもう片方の効果を適用し、プレイする。
●自分または相手のカードが墓地に送られる度に、1枚につき200LP回復する。
●適用時、自身の墓地から全てのカードを除外する。
自身のカードはいかなる方法でも墓地へ送る事はできず、除外される。

ファラオの記憶編で登場したカード。
一方にはライフポイント回復効果が、もう一方には墓地が消滅する呪いがデュエル中適用される。

どちらの効果を適用するかは相手が選択でき、相手が選ばなかった方が自分に適用される。
そのためコンボは相手依存となる面があり、注意が必要となる。

前半の効果は、カードが墓地へ送られる度にLPが回復するというもの。
相手にこちらを選ばれると、ライフを削り切ることが難しくなるため、注意が必要。

後半の効果は、墓地のカードが除外され、以降墓地へ送られるカードも除外されるようになるもの。
基本的に不利となるため、相手が選ぶ可能性は比較的低い。
ただ、除外された時に発動するモンスター効果や除外に関するカードも多いので、それを採用するデッキ相手なら塩を送る事になるかもしれない。

《次元の裂け目》《マクロコスモス》とは違い、即効性のある墓地のカード全除外が備わっており、《ネクロフェイス》との相性が異常に良い。
召喚して打点を引き上げてフィニッシャーとする、あるいは除外してデッキ破壊する、どちらもやりやすくなるだろう。
奇しくも闇バクラが使ったカードである(あちらは原作だと通常モンスターだったが)。

  • 原作・アニメにおいて-
「表遊戯vs闇バクラ」戦において闇バクラが使用。
表遊戯に「赤い箱か黒い箱、どちらを開けるか」と選ばせ、赤い箱が選ばれた。
表遊戯はライフが回復する効果が適用され、闇バクラには墓地が消滅する呪いがかかる。

ちなみに、原作における後半の効果は「墓地が消滅する呪い」とされている。
本来墓地へ行くはずのモンスターは浮遊霊のようにフィールドに留まり、プレイヤーを守ることこそしないが《死札相殺》の効果処理の際にカウントされていた。

詳しい処理は不明なのだが、結論から言うと除外ではないのだと思われる。
浮遊霊となったモンスターは 《破壊竜ガンドラ》 の効果で消滅するという演出がなされており、それにより闇バクラのコンボを打開している。
そもそも、「ゲームから取り除く」という言葉が原作においてはじめて使われたのが《破壊竜ガンドラ》であるため、それ以外のカードは厳密には除外する処理を行っていないのだろう。
(例えば、《光の封殺剣》は原作だと裏側表示でフィールドにセットする効果である)

ただ、「墓地へ送られずフィールドに残り続ける」などという処理をOCGで再現するのはほぼ不可能であろう。

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

最終更新:2021年07月07日 20:52