《ＧＥＮＥＳＩＳ ＯＭＥＧＡ ＤＲＡＧＯＮ》

《ＧＥＮＥＳＩＳ(ジェネシス)ＯＭＥＧＡ(オメガ)ＤＲＡＧＯＮ(ドラゴン)》

ペンデュラム・効果モンスター
レベル１２/Ｐスケール０/闇属性/ドラゴン族/攻撃力0/守備力0
①：このカードが相手の攻撃・効果の対象になった時に発動する。
手札・デッキ・ＥＸデッキの表側表示のカードの中から、自分のＰゾーンに
Ｐモンスター１体を置き、その攻撃・効果を無効にする。その後、このターンのエンドフェイズとなる。
②：お互いのドローフェイズ開始時に発動する。このカードの攻撃力は1000ポイントアップする。
③：１ターンに１度、自分のＰゾーンのカードの数まで相手フィールドのカードを対象として発動できる。
そのカードを破壊する。

漫画版ＡＲＣ－Ｖで登場した闇属性・ドラゴン族の最上級ペンデュラムモンスター。
攻撃・効果の対象となった際にＰゾーンにカードを置いてターンを終了させる誘発効果、ドローフェイズ開始時に攻撃力を上げる誘発効果、Ｐゾーンのカードの数まで相手フィールドのカードを破壊する起動効果を持つ。

自身の効果により場持ちは良いが、対象を取らない効果に対しては対処法がなく、特に《聖なるバリア -ミラーフォース-》や《ブラック・ホール》、《激流葬》は天敵。
②の効果により、お互いのターンの開始時に攻撃力が上がっていくが、ペースが遅い。
また、ペンデュラムゾーンが開いていなければ効果自体が使えないため、インパクトに反して単体の性能は控えめ。

このカードに限ったことではないが、《スキルドレイン》は天敵中の天敵であり、攻守０の弱小モンスターと化してしまう。

活用するならば《ペンデュラム・リボーン》などで召喚を補助し、③の効果による除去をメインに立ち回るべきだろう。
壁として使用する場合はペンデュラムゾーンのカードを能動的に除去する必要があるため、【イグナイト】や【メタルフォーゼ】での採用が検討できる。

• 原作・アニメにおいて―――

漫画版ARC-Vの事件の元凶というべき存在。
元々はワールドイリュージョンが発生する前の世界にて、ワームホールから発見されたモンスターカードだった。
その目的は、人々にそれぞれの望む時間を与えることで堕落させ、緩慢な滅亡へと導くことでその絶望を食らうことであり、零王に干渉して自らの力を高めようとしたが、察知した遊勝がワールドイリュージョンという荒業に出たことで阻止された。

その後はカードとしてEVEの手に渡り、素良や蓮の人生を捻じ曲げつつ力を取り戻していき、「遊矢vsEVE」戦の最中に《神科学ヘル・ゲート》のペンデュラム効果で特殊召喚されると同時にEVEの肉体を乗っ取った。

ターンスキップ効果で遊矢を圧倒し、Ｐゾーンが埋まる隙も《ノヴァ・ポータル》のＰ効果でカバーした。
しかし土壇場で召喚された《ゴッドアイズ・ファントム・ドラゴン》によって攻撃無効効果を逆手に取られ、戦闘破壊された。