《バックドラフト》

《バックドラフト》

速攻魔法
自分フィールドの炎属性モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターが相手に戦闘ダメージを与えた時、
そのモンスターの攻撃力分のダメージを相手に与える。

遊☆戯☆王GX第1巻「GX-7 真のデュエリスト!!」で登場した速攻魔法。
炎属性モンスターが戦闘ダメージを与えた時、そのモンスターの攻撃力分のダメージを相手に与えるバーンカードである。

発動条件こそあるが、速攻魔法となったリリース不要の 《火霊術-「紅」》 と言える。
自分バトルフェイズなら手札から発動でき、ビートダウンなら発動条件も厳しくはないので、炎属性デッキには使いやすいカードだろう。

直接攻撃時ならばダメージを実質2倍にできるため、 《逆巻く炎の精霊》 とも相性が良い。
元々の攻撃力を参照してダメージを与える《火霊術-「紅」》の場合は100ダメージしかないが、このカードなら効果で上がった攻撃力分ダメージが出る。

その他だと【BK】が好相性。炎属性のエクシーズモンスターを用い、ビートダウンを得意とするテーマであるため発動の機会は多い。特に《No.105 BK 流星のセスタス》ならば自前で戦闘破壊耐性を付与できるのと、戦闘ダメージを反射できる。

バックドラフト(英: backdraft)とは、火災の現場で起きる爆発現象である。
室内など密閉された空間で火災が生じると、不完全燃焼によって可燃性のある一酸化炭素ガスが溜まる。
その状態で窓やドアを開くなどの行動により外気が取り込まれると、酸素が熱された一酸化炭素と急速に結びつき、二酸化炭素への化学反応が急激に進み爆発を引き起こす。

  • 原作・アニメにおいて-
漫画版GXにおける「十代vs明日香」で十代が使用。
《E・HERO フレイム・ブラスト》の《アイス・ブリザード・マスター》への攻撃を 《ドゥーブル・パッセ》 で回避され、《アイス・ブリザード・マスター》の直接攻撃が迫る中で発動。
《E・HERO フレイム・ブラスト》の攻撃力分のダメージを与え、明日香のライフポイントを0にした。

ちなみに明日香が《ドゥーブル・パッセ》を発動しなかった場合、800の戦闘ダメージに加えて3300の効果ダメージを受け、やはりライフが0になる。
(戦闘ダメージはダメージステップに発生するため、効果処理時に《E・HERO フレイム・ブラスト》の攻撃力は上がったまま)
ただし、ダメージステップ中に攻撃力アップ以外の速攻魔法は発動できないため、そもそも漫画のようなタイミングでは発動自体できない。

なお、OCGの《ドゥーブル・パッセ》は発動時に効果ダメージを与えるため、このシーンを再現しようとすると発動された時点で十代の負けになる。
効果ダメージを無効にしない限り直接攻撃すらできず、当然このカードも発動できない。

漫画でのイラストは、《ファイヤー・ソウル》に酷似している。

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最終更新:2017年10月04日 09:32