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「ORとは、①執行部に、②その管轄下にあるオペレーション(作戦)関する決定に対して、③定量的(計量的)な判断の基礎を与える、④一つの科学的な方法をいう」 ~ P.M.キンボール(MIT教授)とG.E.モース(コロンビア大教授)による定義 |
ORの定義、4つの特徴 | ||||
ORとは | ① | 執行部に | ⇒ | スタッフ機能である |
② | その管轄下にあるオペレーション(作戦)関する決定に対して | ⇒ | ソフトであるオペレーション(作戦)を検討の対象とする | |
③ | 定量的(計量的)な判断の基礎を与える | ⇒ | 定量的な評価をしている | |
④ | 一つの科学的な方法をいう | ⇒ | 科学的な方法である |
① | 解決すべき問題を認識する | |
↓ | ||
② | 解決案を考え出す | |
(1)ハード面 | (2)ソフト面 | |
↓ | ||
③ | 各案を評価する | |
(1)定性的評価 | (2)定量的評価 | |
↓ | ||
④ | 意思決定する |
設備案 | ||
評価要素 | パンテル戦車100台製造 | ティーゲル戦車50台製造 |
①.信頼性 | ◎ | △ |
②.整備の容易さ | △ | ○ |
③.稼動性 | ○ | △△ |
総合評価 | 採用 | 不採用 |
以上は、ORの教科書に記述されている、(1)一般的な意思決定と、(2)ORを活用した意思決定、の違いの例です。 実際に観察される行動例では、定性的評価すら、果たして行っているのか怪しい人が多々見受けられます。 (例:児童ポルノ法は評価要素の一つに過ぎないのに、その一点で麻生総理への支持を止め、叩く方に廻ってしまう) ⇒ 意思決定をする場合には、少なくとも選択肢の比較までは行いましょう(その決定がもたらす効果まで考える)。
「しっぺ返し戦略」は、有名な「繰り返し囚人のジレンマ」ゲームで実証された、協調と裏切りの組み合わせに関する理論です。 この戦略のもとでは、交渉は以下のようになされるべきだとされます。 | |
(a) | 交渉において協調的に誠実に振舞うことが、まず出発点において重要です。 |
(b) | もし先方が交渉過程で不誠実な対応をした場合には、すかさず「しっぺ返し」をし、当方は単にお人好しではなく不誠実な対応を許しはしないこと、及び、そのような姿勢を相手に分るように伝えることが重要です。 |
(c) | しかし先方が「しっぺ返し」を受けて速やかに誠実な対応に復帰するならば、当方も先方の不誠実をいつまでも根に持たず水に流して、再び協調的に誠実に対応すること、及び、そのような姿勢を先方に分るように伝えることが重要です。 |
(d) | これらのプロセスを通じて、当方も誠実に対応し、また、相手方も不誠実になる誘惑を克服して誠実に対応することが確保され、長期的な協調関係の形成ができるというものです。 |
環境要因1 | 環境要因2 | 評価基準 | ||
作戦案 | ドイツ軍抵抗後転進 (損耗率3割:全滅) |
ドイツ軍徹底抗戦 (損耗率5割:壊滅) |
米英軍損耗予想 /両軍損耗予想 |
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ノルマンディー上陸 | (15 , 6) | (20 , 10) | 68.6% | 決定案 |
カレー上陸 | (21 , 9) | (32 , 15) | 68.8% | |
ブルターニュ上陸 | (8 , 3) | (11 , 5) | 70.4% | |
※(米英軍の損耗予想 , ドイツ軍の損耗予想) |
このようにORの様々な方法を活用することにより、問題を理解し易くしたり、合理的な結論を導き出す事が可能です。 私達一般人がORを十分に活用できる訳ではありませんが、少しでも合理的に考える習慣を持つように努めましょう。
常に合理的な結論を求め、かつ提示しよう。しかし採用は相手の合理性に任せよう。