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ときめき☆トゥランス◆I2ss/4dt7o



がはは、このSSはこのランス様の一人称だが。
俺様のことを知らない奴などいるはずもないだろうし、キャラ説明は省くぞ。いいな?
あのロワとかいう生意気乳でかい女の話を聞いた直後、いきなりどこかに転送させられた俺。
どんなお仕置きをしてやろうかと考えながらワープしていた俺様だったが、到着した先にはなんと!
白い長髪の、イ~イン匂いさせた女の子が、目の前に背中を晒していたのだ!
もちろん抱きついてエッチに持ち込もうとしたぞ、なんせ俺様はランス様だからな。
だが、胸に手を回した時に気付いてしまった……そう、そいつはオカマだったのだ!

「男が俺にひっつくな!」

余りの怒りに、振り向いたそいつを一刀の元に斬り付けてしまった。後悔はしていない。
内臓を出して倒れこんだオカマをまたいで、そいつが確認していたらしい、開いた袋を拾い上げる。
早速食料やらなんやらをゲットした俺様は気を良くして、オカマを蹴り飛ばしてその場でションベンを始めた。
それにしてもあのオカマ、この殺し合いで一番最初に脱落したんじゃなかろうか?
ロワとかいうやつ、サービスで女の子の居場所を教えてくれたりしないかな。
さっきの場所で相当可愛い子を何人か見たし、話を思い返してみれば、
あのロワって女はこの殺し合いの賞品の剣の化身らしい。
つまり、あの女を手篭めにすれば、女の子が殺されてしまうような馬鹿げたゲームを止められるのだ。
そして、このゲームに参加している女の子は全て俺の物になる。完璧な作戦ではなかろうか?

「一歩間違えば死んでしまうし、本当に可能かどうかもわからんが……女の子たちを抱かずに済む俺様じゃないのだ!」

というわけで、俺様は女の子たちの為に男を皆殺しにしつつ、この殺し合いを止めることにしたのだった。
ちなみに、ションベンが終わった後、後ろにあるオカマの死体に、屁をかましてやったぞ! オカマは死ね!



【D-6 草原/一日目/深夜】

【ランス@ランスシリーズ】
【状態】健康 
【装備】剣(詳細不明)
【道具】支給品 ランダムアイテム
【思考】基本:可愛い女の子を全て抱き、この殺し合いを止める!
1:男は全員殺す! ブスも全員殺す!
2:可愛い女の子を見つけたら、印象をよくしつつ犯す! できれば強姦は避けたい
3:ロワという女が化身の剣を手にいれる! 愛剣とセックスするっていいよな
4:む、なにやら背後から物音―――ガッ!?









四季崎記紀という刀鍛冶がいた。
彼は、未来を予知し―――当代では至るべくもない技術で、数多の"変体"刀を生産し続けた。
それらの刀は、一本一本が変体の名に恥じぬ、刀剣の常識を覆す力作であったが。
四季崎記紀にとってそれらは、たった一本の最上の刀を作るための、千回の習作に過ぎなかった。
予知による盗作ではなく、四季崎記紀という人間が作り出す、至上の完了形変体刀を作り出すための。
完了形変体刀を製作するにあたり、四季崎がまず着目したのは刀を扱う人間だった。
どれだけ優れた刀を製作しても、扱える人間は限られる。いや、誰にでも扱えるのでは、刀である意味がないのだ。

完了形変体刀を扱える者が限られるのはいい。
しかし、その人間が100年足らずで死んでしまうのが、問題だった。

そこで、刀鍛冶は一計を案じる。
刀を扱う人間……否、"その人間が紡ぐ血統"と完全に同調する、"家族"とさえ呼べる刀を作ろう、と。
四季崎記紀が選んだ正刀血統―――"記紀の血統"たる剣士の一族を、作ろう、と。
その一族は鍛錬も必要なく、刀に引きずられるように、最強の剣士として覚醒する。

まるでその遺伝子から未来の剣技を知らされているかのように、刀と一体となり、完了形変体刀として完成する。
それに名を付けるなら―――その、血統を巡り、色取り採りの一族の者の血の合間を流れ、血の錆を纏う刀に、
四季崎記紀が名前を付けたのなら。"血刀・錆"とでも、皮肉を込めて名付けたのではないだろうか―――。

それが、錆白兵が聞かされ続けてきた、錆の一族の怨讐であり、執念の言葉だった。
結局、四季崎記紀は錆の一族を選ばなかった。
剣士としての美しさを追求した、"血刀・錆(仮)"を選ばなかった。

彼は、面倒な手順を踏むこともなく、己が身を一本の刀とする虚刀流に傾倒し、彼らを真の"記紀の血統"としていた。
捨てられた錆の一族は、己が半身を製作される事もなく、ただの優れた剣士の一族として、歴史に埋没する。
どれだけ剣士としての技量を誇っても、何代血統を重ねても、本当の姿にはなれない。
出来損ないの、錆に塗れた、折れた刀。
それでも、一族は諦めなかった。史上最強の剣士を作れば。完成型変体刀ならば、半身の代わりにはならないか。
錆黒鍵も、錆白兵も、そんな夢の犠牲だった。いや――― 一族全てが、何かの犠牲だった。

集大成といえる黒鍵も、大成後といえる白兵も、完了型変体刀には及ばないという結論は、既に出ているのだから。



「だが、拙者はそれに反逆するでござる」

錆の末裔―――錆白兵は、高らかに宣言する。
どこか自分と近しい印象を覚えた奇策士・とがめを裏切り、薄刀・針を手に入れた。
自分の親戚とも呼べるその刀は手に馴染み、天に浮かぶ太陽さえ両断できる。
刀の毒にやられたか、ととがめは言うだろうが―――それは違う。
元より、錆の一族は"未完了"という名の毒に呑まれていたのだ。
だが、完了型変体刀―――虚刀流を倒せば、歴史に名を残せない宿命から、解き放たれる。
剣士として、誰よりも美しい錆白兵は―――揺るぎなく、鑢七花に立ち向かうはずだった。

「……しかし、またも拙者は歴史に見放されたようでござる」

決戦の直前、全国の読者が見守るはずだった大一番の開幕前に、錆白兵はこんなところに拉致されてしまっていた。
あれだけの決断の果てに手に入れた薄刀さえ、手元から消えうせていた。
自分を殺したと思って油断していた男を後ろから斬り殺し、扱いづらい刀に辟易しながら、白兵はつぶやく。
望みを叶えるなどという諌言は信じられないが、最後の一人になり、
これほどの事態を引き起こした刀を手に入れるのはやぶさかではない。
とりあえず内臓を無理矢理腹の中に収め、自分の針金のような髪で、傷口を縫い合わせた。
包帯も巻いたし、これで問題あるまい、と腹を叩く白兵に、声をかける者がいた。
そう、不意をつかれて斬られた、ランスその人である。

「―……―――……」

「遺言でござるか」


聞き届けよう、と耳を寄せたランスの口が痙攣するように動き、言葉を発する。
どうやら別に白兵に言っているわけでもなく、独り言のようなものであるようだった。


「お……俺様、格好いい」

「お美事でござる!」

剣士としての美しさを追求した錆白兵が刀を振るう姿に、大抵の人間は美辞麗句を送り、賞賛する。
そんな錆に斬られて、いまだ自分以外の男を認めない男など、白兵は皆目出会ったことがなかった。
実際、錆に"悪刀・鐚"が支給され、心臓に仕込んでいなければ、結果は逆のものだっただろう。

「しかし、拙者は情けをかけぬタイプでござる!」

ぐさり、と瀕死のランスの心臓を刺し貫き、その場を後にする錆。
情けはなくとも、誇りはあるようで、こそ泥のようにランスの刀や荷物を簒奪する事はせずに、その姿を消した。
堕剣士として裏切りを行った錆白兵だったが、自分が認めた剣士の死を汚す事はしない。
そういった性格も、彼が日本最強の美剣士と呼ばれる所以なのだろう。

「拙者にときめいてもらうでござる……」

それは、その決め台詞は、彼にとっては呪いの言葉だった。
もっと自分を見てくれ、自分は失敗作じゃないんだ、という、魂からの懇願だった。
故に堕剣士は野の道を往き、剣を振るう機会を探す。
残る命の全てを懸けて。


【ランス@ランスシリーズ  死亡】
【残り 50人】

※ランスの剣(詳細不明)、ランダムアイテム(詳細不明)、支給品一式が死体のそばに放置されています。



【D-6 草原/一日目/深夜】

【錆白兵@刀語】
【状態】健康 内臓が腹からちょっと見えてる
【装備】カリバーン@Fate/stay night
【道具】支給品 悪刀・鐚@刀語(電力残量65%)
【思考】基本:優勝し、元の世界に戻って失敗作から脱却する
1:拙者にときめいてもらうでござる

【備考】悪刀・鐚は活性化の性能が制限されているため、
     基本は疲労無視と痛覚遮断の効能しかありません。
     ダメージを追うごとにそれを治癒しますが、その度合いによって電量を消費し、
     電力がカラになると鐚の全機能が停止します。






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