琉夏単独・公園通り

「○○。オッス、買い物?」
「うん、これから夕飯の買い物して、帰るところ。琉夏くんは?」
「バイト帰り。店長に臨時で駆り出された。」
「お休みなのに?大変だね・・・」
「まあね、生活厳しいから。そうだ!カレー作れる?牛肉のやつ。」
「ビーフカレー?作れるよ?」
「難しい?」
「大丈夫、簡単だよ。琉夏くんが作るの?」
「バイト代入ったからさ、作ろうかと思って。コウのやつ、好きだから。」
「そっか・・・・・・優しいんだね?」
「え?あぁ・・・まぁ、たまには。世話かけてるしな。」
「よし、じゃあとっておきのレシピを教えてあげよう!」
「大体でいいんだ。どうせ味なんてわかんないんだ、アイツ。」
「(ふふ、照れてる。なんだかんだ言って、お兄ちゃん思いなんだ。)」

琉夏単独・繁華街

○○「琉夏くん!」
琉夏「○○。オッス、買い物?」
○○「うん、そんなとこ。あ、琉夏くんは買い出し?」
琉夏「そう。一週間分の食料。今週俺の当番だから。」
○○「気のせいか、お菓子ばっかりに見えるけど・・・」
琉夏「まあね。飴ちゃん食う?」
――
○○「飴にチョコにポテチにホットケーキミックスと・・・・・・二人でそんなものばかり食べてるの?」
琉夏「まさか。肉と魚も食うよ。コウが当番の時に買ってくる。」
○○「なんか、すごく偏ってる気がする。じゃあ、野菜は?」
琉夏「野菜?野菜か・・・・・・あ、大丈夫。食ってるよ。」
  「昼にさ、購買のサンドイッチ食べるから、あれにレタス入ってる。大丈夫。」
○○「(あんまり、大丈夫じゃない気がする・・・)」

琉夏・設楽「実は幼馴染み」

「家には帰らないのか?おばさん、心配してたぞ。」
「そっか、うん、まぁその内ね。」
「(あれ、あそこにいるの・・・)琉夏くん、設楽先輩!」
「ん?」
「○○。なんだ、こんなとこで。」
「設楽先輩は、お買い物ですか?」
「あぁ、運転手が母の使いで・・・それより、おまえたち知り合いか?」
「はい。琉夏くんたちも?」
「うん、実家が近所だから。」
「そうだったんだ?」
「しかし・・・・・・おまえちょっと見ない内にずいぶん変わったな。なんだそのアタマ?」
「カッコいい?」
「“なんだ”っていうのは、どういうつもりだってことだ。つまり、理解できないってことだ。」
「怒られちゃった。」
運転手「あの、坊ちゃま、そろそろ参りませんと、ご予定が・・・」
「うん。じゃぁな。琉夏、おばさんに連絡しろよ?」
「わかった。コウにも伝えとく。」
「琥一!?・・・・・・あ、あぁ、そうだな。」
「?」
「じゃあ!」
「はい! そっか、2人は幼馴染みなんだね?じゃぁ、コウくんも?」
「そう。小学校の頃は、3人で一緒に登校してた。」
「へえ!でもなんか、ちょっと想像できないかも。」
「昔からあんな感じだよ?それで、よくコウに泣かされてた。」
「(だからコウくんの名前が出たら慌てたのか・・・)」

琉夏・琥一 繁華街

琉夏「おかしいな・・・きっちり計算したんだ。なんか買い忘れた?」
琥一「忘れてねぇよ。台所洗剤と、サラダ油だろ?トイレットペーパーと・・・」
○○「琉夏くん、コウくん!」
琉夏「オッス、買い物?」
○○「そうだよ。琉夏くんたちも?」
琉夏「まあね。」
琥一「おい、ヤベェぞ。」
琉夏「なんだよ?」
琥一「シャンプー買い忘れた。」
琉夏「マジで?それはちょっとマズイな・・・」
○○「どうして?スーパーまだ空いてるよ?コンビニもあるし」
琥一「金がねぇ。こいつがたい焼きなんて買うから・・・」
琉夏「だって、コウが金が余ったって言うからさ」
○○「そんなにギリギリなんだ・・・」
琥一「どうするよ、おい」
琉夏「じゃ、洗剤で洗おう。コウのアタマ、ワックスだらけだから逆にいいかも。」
琥一「なるほど、逆にな?」
琉夏「だろ?」
琥一「笑い事じゃねぇんだよ。」
琉夏「○○、たい焼きと何か、交換しない?」
○○「交換?どうして?」
琥一「おお、それ続けりゃ、いつかシャンプーになるってことか?」
琉夏「コウ、冴えてるな。」
○○「(わらしべ長者みたいな話だな・・・)」

琉夏・大迫先生 はばたき駅

(のんびりしてたら遅くなっちゃった……)
???「先生、ケンカするなとか、そういうきれい事は言わない。先生も、昔ちょっと荒れてた時期があってな。」
???「大迫ちゃんが? ウソだぁ。」
大迫「ウソなもんか。」
○○(あれ、あそこにるの……)
  「ルカ、大迫先生!」
琉夏「○○ちゃん。」
大迫「おう!どうしたぁ、女子がこんな時間に?早く家に帰れ。」
○○「すみません!」
大迫「なぁ、琉夏。 なんでもいい、先生に話したいことがあるか?」
琉夏「ないよ?」
大迫「本当だな?」
琉夏「うん、本当。」
大迫「そうか……うん、まあよし!でもな、なんかあったら、すぐ先生に言え。全力でぶつかってこい。先生は絶対逃げない。」
琉夏「オッケー、そうする。 でも先生、俺が全力でぶつかったら、倒れちゃうよ?」
大迫「バッカヤロー、お前なんかにつぶされるか!こう見えても大学時代は、ラグビー部のNo.8だぁ!」
琉夏「そっか。なんか、スゲェ。」
大迫「フフン! わかりゃ、いい。じゃあ、二人とも早く帰れよ?」

○○「ルカ、何かしたの?」
琉夏「なんにも?」
○○「じゃあ、どうして大迫先生に――」
琉夏「大迫ちゃんはさ、俺のこと見つけるといつもなんだかんだ話しかけてくれる。」
○○「そうなんだ。」
琉夏「いい先生だよ、大迫ちゃん。ちょっと、ちっちゃいけど。」
○○(ふふ、でも……そうだね、いい先生だね)





更新日時: 2013/02/18 11:55:31
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