繁華街 | 森林公園 | はばたき山 | 臨海地区 | その他  

森林公園

森林公園(春)

琉夏「いけね……ゴメン、歩くの少し速かった。」
(選択肢)「今ごろ気づいてる!」
琉夏「ホント、今頃だな。」
○○「もう。」
琉夏「でもさ、こういうの、いいよ。」
○○「こういうの?」
琉夏「こうやってさ、少しずつ近づいてく感じ。歩く速さも、考えることも、ぜんぜん違う二人が。」
○○「そっか。」
琉夏「いつかさ、お互いに何の無理もなくなるんだろうな。ほら、空気みたいなってやつ?」
○○「空気か……ちょっと、寂しくない?」
琉夏「でも、それ無しじゃ、1秒も生きていけないんだ。」
○○「あ、そうだね……」
○○(ちょっと恥ずかしい……)
琉夏「ちょっと、キザだな?」

森林公園(花見)

琉夏「桜ってさ……もう会えない人のことを思い出させる。なんでだろうな。」
(選択肢)「春は出会いの季節だから」
琉夏「……ん? なんだかややこしいけど、そうだな……」
琉夏「オマエと初めて会ったのも、春だった。」
琉夏「高校に入学して、もう一度教会で会ったのも。」
琉夏「なんだ……俺が気付かなかっただけで、ちゃんと春は巡ってたんだな。」
○○「そうだよ!」
琉夏「ハハッ、そうだな?」
○○(琉夏くん、やっぱり辛い思い出を抱えてるんだろうな……)

森林公園(夏・噴水)

琉夏「ハァ! 今日も暑ぃな……あれ、バテちゃった?目がうつろだ。」
(選択肢)「琉夏くんに見とれてただけ」
琉夏「じゃあ、俺も見とれ返す。」
○○「ふふっ、いいよ?」
琉夏「…………」
○○「…………」
琉夏「……なぁ。」
○○「なに?」
琉夏「暑苦しいカップルって、こうやってできるんだ、きっと。」
○○(……そうかも)

森林公園(秋)

琉夏「こうやって、落ち葉を蹴って歩いてるとさ……」
(選択肢)「恋人同士みたいだね♡」
琉夏「じゃあ、キスしよう。ちゃんと、恋人同士のやつ。」
○○「えっ?」
琉夏「ほら、目、閉じなくていい?」
○○「あの、わたし――」
琉夏「冗談のつもりだった?」
○○「ゴメン……」
琉夏「俺も、冗談。」
○○「!! もう! ビックリした……」
琉夏「でも一つ忠告。俺、イカレてるからさ、冗談と本気の区別、キチンと出来ないよ?」
○○(気をつけたほうがいいかも……)

森林公園(冬)

琉夏「さて……あとどれくらいブラブラすればいい?」
(選択肢)「そんなに苦手なら帰ろうか?」
琉夏「いいよ。ゴメン、ちょっとガキっぽかった。」
○○「でも、寒いの苦手なら……」
琉夏「俺が寒いところに居たくなればいい。」
○○「でも、どうするの?」
琉夏「協力できる?」
○○「う、うん。」
琉夏「じゃあ、ほら。」
○○「?」
琉夏「くっつく!」
○○「あっ!?」
琉夏「ハハッ!」
○○「もうっ!」

温水プール

琉夏「……なんか俺たちさ、注目浴びてる?」
(選択肢)「ごめん☆ セクシー過ぎちゃった」
琉夏「いや、まあ、セクシーはちょっと置いといて。」
○○「ウフン♡」
琉夏「…………」
○○「ん?琉夏くん?」
琉夏「え?いや、べつに」
琉夏「ほら、冷えるからパーカー着ろよ。」
○○「大丈夫だよ?」
琉夏「こっちがダイジョブじゃないって。」
○○(……?)

スケート

○○「……あ、あれ? きゃ! 転んじゃうっ!」
琉夏「セーフ! ヒーロー参上!」
(選択肢)「どさくさに紛れてなんかした?」
琉夏「ひでぇ言い方。救助活動って言って。」
○○「ふふっ、ありがとう。でも、もう転ばないよ?」
琉夏「ホントに?」
○○「もちろん。」
琉夏「チェッ。」
○○「……ん?」
琉夏「こっちのこと。ほら、滑ろう!」
○○「もうっ……」

博物館

琉夏「何回も来てるうちにさ、だんだんわかってきた。」
(選択肢)「楽しむコツが?」
琉夏「そう。怪盗になったつもりで、お宝の盗み出し方を考える。」
○○「怪盗って、ルパンみたいな?」
琉夏「まあね。例えばさ、あそこに監視カメラがあって、ほら、そこにセンサーもある。」
○○「あ、本当だ……」
琉夏「この監視を掻い潜るにはどうしたらいいか、とかさ。」
○○「本格的だね……でも、入口に警備員さんがいるよ?」
琉夏「そういう時は、色仕掛けだ。」
○○「もしかして、わたしの役?」
琉夏「そう。これで共犯。」
○○(共犯になっちゃった)

植物園

琉夏「子供の頃さ、大きくなったら、こういう熱帯のジャングル、探検しようと思ってた。」
(選択肢)「探検しちゃおうか!」
琉夏「探検て、今ここで?」
○○「うん。ごっこみたいな感じ?」
琉夏「オッケー。じゃあ、隊長決めなきゃ。」
○○「琉夏くんでいいよ。」
琉夏「じゃあ、オマエを副隊長に任命する。」
○○「はい、隊長!」
琉夏「出発!」

フリーマーケット

琉夏「洗濯機見つけた。全自動だって、スゲェの。ギリギリ買えそう。洗濯機のある生活か……」
(選択肢)「琥一くんに相談したら?」
琉夏「俺さ、こんなことも、1人で決められなさそう?」
○○「ゴメン、そういう意味じゃ……」
琉夏「こっちもゴメン、捻くれてるワケじゃないんだ。ただ……きっとコウにもそう見えるんだろうな。」
琉夏「だから俺が、もっとしっかりしないとね? 生活力つけないと。」
○○「洗濯機があるもんね?」
琉夏「そういうこと。いつまでもWest Beachで遊んでるワケにはいかない。」
○○(そうだよね……少し、寂しいけど)

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

最終更新:2023年04月24日 02:43