三角関係
三角関係宣言
〇〇(あ、電話だ)
琥一「俺だ。」
琉夏「俺もいるよ!ちょっと、貸せ、コウ!」
〇〇「琥一くん、琉夏くんも? どうしたの?」
琉夏「俺俺。今ヒマ?これから出て来ない?」
琉夏「やった。そんじゃ、3人でデートだ。痛てっ!!」
琥一「駅前広場、わかんだろ。そこにいるからよ。そんじゃ。」
琉夏「待ってるよ!」
〇〇(3人でデートか……よし、支度しよう!)
琥一「あぁ?そうか、そんじゃ――」
琉夏「あぁ!そんじゃとか言ってんなよ、ちょっと貸せ……」
琥一「ウルセー。……そんじゃよ。」
〇〇(せっかく誘ってくれたのに悪いことしたかな……)
お誘い1回目
琉夏「〇〇ちゃん。今日はありがと。いつもコウと2人じゃん、なんか気がめいって。」
琥一「そりゃこっちのセリフだ。」
琉夏「でもさ、やっぱ3人だな、俺らは。」
琥一「まあな。これからも、たまには3人で繰り出すか。」
琥一「まあ、気が向いたらオマエからも声かけろ。」
琉夏「コウが恐かったら、俺に電話してもいいよ?」
〇〇「ふふっ、うん、そうするね。」
〇〇(3人でデートか……誘うときは、2人のどちらかに電話すればいいのかな?)
琥一「なんだよ、気のねぇ返事だな。」
琉夏「バカ、そこは引かなきゃ。わかってねーなぁ、コウは。」
〇〇「ごめん。」
琥一「おぅ、そうか? まあ、好きにしろ。」
〇〇(断っちゃって悪いことしたかな……)
お誘い2回目
琉夏「ハァ……面白かった。やっぱさ、コンビよりトリオでしょ、笑いは。」
琥一「わかりやすく言え。」
琉夏「〇〇ちゃん、また、こうやって3人で出かけようぜ?」
琉夏「よかったな、コウ?」
琥一「テメェのお守は独りじゃキツイからな?よぉ、オマエからも誘え。」
〇〇「うん、わかった。」
〇〇(3人でデートか……誘うときは、2人のどちらかに電話すればいいのかな?)
琉夏「あれ……そっか。やっぱコウ、恐ぇもんな。」
琥一「ウルセー。まあ、好きにしろ。」
〇〇「ごめんね。」
〇〇(断って悪かったかな。でも、仕方ないよね……)
三角関係解消
〇〇(そういえば、最近琉夏くんと琥一くんの3人で遊んでないな……)
〇〇(そういえば、全然琉夏くんと琥一くんの3人で遊んでないけど……)
〇〇(……まあ、いっか)
- 琉夏優勢(いずれかが友好かつ、いずれかが白線から出る)
〇〇「あっ、電話。琉夏くんからだ。」
〇〇「もしもし。」
琉夏「俺、琉夏。」
〇〇「うん、どうしたの?」
琉夏「コウとさ……ケンカした?」
〇〇「……何かあったの?」
琉夏「いや、いくら誘っても、3人で出かけたがらないからさ……心当たり無し、か。じゃあ、あのバカきっとまた……」
〇〇「……?」
琉夏「なんでも?コウはカッコつけだから、また、つまんないことで拗ねてんだろ?じゃあね。」
〇〇(琥一くん、どうしたんだろう……もう3人で遊びに行くのはムリなのかな……)
- 琥一優勢(いずれかが友好かつ、いずれかが白線から出る)
〇〇「あっ、電話。琥一くんからだ。」
〇〇「もしもし。」
琥一「俺だ。」
○○「うん。」
琥一「ルカのバカ、なんか言ってたか?」
○○「なんかって……」
琥一「いや……どうも最近、ヘンな気遣ってやがるみてぇだ……気づいたか?」
琥一「そっとしとくか。」
琥一「悪かったな。じゃあよ。」
〇〇(琉夏くん、どうしたんだろう……)
○○(もう3人で遊びに行くのはムリなのかな……)
3年目1/10特別イベント
※3年目兄弟△文化祭イベントおよび兄弟△クリスマスイベントを見る&兄弟△または兄弟が本命&親友が条件
1/10会話イベント
※各1/10下校時イベント後に追加される(琥一は夜のイベントがカット)
︙
○○「!! あ、琥一くん!」
琥一「ルカ、そっち行かなかったか?」
○○「うん、さっき家の前に来て――」
︙
琥一「昼間絡んできたのは、いつもの奴らだな?」
○○「うん。」
琥一「わかった……」
○○「琉夏くん、大丈夫かな……」
琥一「いつものことだ。オマエはつまんねぇこと心配しないで寝ろ。」
○○「でも――」
琥一「大丈夫だ。……じゃあな?」
○○(2人とも、危ないことしないで……)
︙
〇〇(琥一くん、大丈夫かな……)
〇〇「!!あ、琉夏くん!」
琉夏「〇〇ちゃん。……なんかあった?」
〇〇「今、コウくんが余多門の人達と――」
琉夏「……どっち?」
〇〇「多分、埠頭の方に……」
琉夏「埠頭ね?ちょっと行って来る。」
〇〇「あ、琉夏くん!」
〇〇(2人とも、危ないことしないで……)
1/11会話イベント
(1/10会話イベントから連続して発生)
○○(結局よく眠れなかった……2人とも大丈夫かな……)
︙
○○(やっぱり2人とも来てない。電話もつながらないし……)
大迫「○○。」
○○「あ、大迫先生。」
大迫「琉夏たち、探してるのか?」
○○「あの、はい……連絡もつかなくて。」
大迫「ちょっとケガしててな。2人とも総合病院だ。先生も、今帰って来た。」
○○「総合病院!?」
大迫「大丈夫。ちょっとケガしただけだ。2人ともピンピンしてる。」
○○「でも、怪我って――」
大迫「心配すんな、って言っても無理だな?……よし、行って来い!」
○○「はい!あ、でも授業――」
大迫「そんなもんどうでもいい!行け!」
○○「はい!」
︙
○○(えっと、病室は……)
看護師A「お見舞いの方ですか?」
○○「あ、はい。桜井琉夏さんと琥一さんの病室は……」
看護師B「あぁ、桜井さん達なら、屋上にいましたよ?」
○○「……屋上?行ってみます。ありがとうございました。」
看護師A「お大事に。」
看護師B「ねぇねぇ、どっちのカノジョかな?」
- 琉夏優勢:看護師A「琉夏君でしょ、やっぱり。カワイイ~~」
- 琥一優勢:看護師A「意外と琥一君だと思うなぁ。カワイイ~~」
○○(ちょっと恥ずかしい……)
???「○○ちゃん。」
???「あ?」
○○「琉夏くん、琥一くん!」
○○「!!」
琉夏「どうしてここに?」
○○「大迫先生から聞いて……」
琥一「あのヤロウ。黙ってろって言ったのによ。」
○○「……大丈夫なの?」
琥一「どうってことねぇよ。こいつは大げさに包帯巻かれただけだ。」
琉夏「不死身だからね?」
○○「もう……どうしてこんなこと……」
琥一「ほらルカ、聞いてんだろ?」
琉夏「うん、えぇと……ゴメン。」
琥一「それじゃわかんねぇだろうが。」
琉夏「ホントに、ゴメン。でももう、これで終わりだ。」
○○「どうして?」
琥一「聞くな。でもまあ、俺も保証してやる。これで終わりだ。」
○○「?」
琉夏「学校、まだ午後に間に合うかな?」
琥一「あ?」
○○「えぇ!?無理しちゃダメだよ!」
琉夏「行きたいんだ。もう、学校に行けるの、あと少しだろ?」
○○「琉夏くん……」
琥一「わかった。不死身のヒーローだオマエは。コイツ、着替えさせるぞ。手伝え。」
○○「でも――」
琉夏「行こう。3人で、学校に。」
○○「うん、わかった。」
???「チッ、呼ぶな、つったろ。」
???「俺じゃねぇよ。」
〇〇「あ、琉夏くん、琥一くん!」
〇〇「!!」
琉夏「コウ、ケガしちゃって。」
琥一「テメェもだろ。」
〇〇「……大丈夫なの?」
琉夏「俺はね?コウは?」
琥一「どってことねぇよ。」
〇〇「もう……どうしてこんなこと……」
琉夏「ゴメン……ほら、コウもあやまれ。」
琥一「あぁ……まあ、悪ぃ。」
琉夏「許してやって。これで終わりだから。な?」
琥一「まあな。もうアイツらも、俺らは眼中にねぇだろ。」
〇〇「どうして?」
琥一「聞くな。」
琉夏「名誉の負傷だ。」
〇〇「?」
琥一「そろそろ行くぞ。」
琉夏「あいよ。」
〇〇「ちょっと、行くってどこに?」
琉夏「学校。まだ、午後に間に合うだろ?」
〇〇「でも、そんなケガしてるのに……」
琥一「そうもいかねぇンだよ。出席日数がよ。」
琉夏「コウはさ、学校に行きたいんだ。」
〇〇「コウくん……」
琥一「ウルセー。ほら、行くぞ。」
〇〇「うん!」
最終更新:2024年03月18日 21:31