事故までの経緯(掘削前)


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事故までの経緯


事故の現場は、世界有数の石油開発エリア、メキシコ湾(Gulf of Mexico,通称GOM)。
世界で最も石油開発の自由競争が盛んなエリアの一つで、豊富なインフラ(パイプライン網)、機材(流通量が多い)、サービスプロバイダーの存在により、鉱区取得(リース権の取得)から開発までの期間が短いのが特徴。

このメキシコ湾、ルイジアナ州沖約80Kmに位置する石油開発鉱区、Mississippi Canyon 252(以降MC252)は、2008年3月、アメリカ内務省のMMS(Mineral Management Service)が監督する公開入札にかけられる。結果、BPがオペレーター権益を落札(65%)。残りの権益はAnadarko社が25%、MOEX(三井石油開発)が10%を、それぞれ取得した。

この開発鉱区は、水深が1500mと深く、大水深(Ultra-deep water)に分類される。
従来のジャッキ=アップ(Jack-up)型のリグが使えるのが水深100から150m(海流の速さによっては200m以上も可能)であることを考えれば、如何に深いかがよく解る。メキシコ湾は、大水深での石油開発の最前線の一つである。

鉱区取得から1年半後の2009年10月。鉱区内で、油の集積が期待される『Macondo』プロスペクトへの掘削が、開始された。


補足:プロスペクト(Prospect)とは、実際に井戸で油ガスを確認してはいないが、その存在が強く期待される構造のこと。発見確率がより低い、または評価が進んでいない構造に対してはリード(Lead)という呼称が用いられる。


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