花京院秀夫(かきょういんひでお)はGP2に挑み散って行ったレジスタンス。異母弟に黄金蟲邦夫がいる。出身地はアラブ首長国連邦で豊島区育ち。初登場は『駆仁王之拳』。同作品内で死亡したため、これが唯一の登場になると思われる。
注意:以降の記述には花京院秀夫に関するネタバレが含まれます。
町に引っ越してきて間もない邦夫に、この町で暮らす限りは注意すべき人物「GP2」の噂を伝えていたところ、なんとご本人登場。あわや粛清されるかかったところで、邦夫を置き去りにして逃走した。
しかし、そのまま邦夫が行方不明になったことで自らの行動を悔やんだらしく、2年後に再会した時にはGP2に対抗するレジスタンスになっていた。
そしてGP2タワーに乗り込むが、あえなく返り討ちにあい、駆け付けた邦夫の腕の中で何度も何度も息を引き取った。
死の直前には、ようやく自分が実は腹違いの実兄であったことを邦夫に明かした。
根っからの臆病者で、肝心な時にはすぐ逃げ出すタイプ。しかし、最後だけはGP2に立ち向かう勇気を見せた。(公式ホームページではそれを「身の程を知らぬ哀れな一面」と評していた。ひどい) 邦夫の腹違いの実兄だが、亡くなった母の遺言であったためそれを隠し、友人として見守っていた。
使用武器は、外道に効果がないことから長編シリーズ内では滅多に使われることのない拳銃。
公式ホームページで設定されていた得意技はこれであった。こんなものが得意技認定されるほど逃げ続けた彼が人生の最期、兄弟を倒してまで強大なGP2に立ち向かっていったのだと思うと、その決意の重さに泣けてくる。
公式ホームページで設定されていた必殺技はこれであった。ひどすぎる! ひどすぎる!