松越義穴(まつこしぎあな)は、イタ飯屋経営者。初登場は『人でなき者たち』。現在の登場作品はこの一作のみ。同作品内で死亡したため、これが唯一の登場になると思われる。
注意:以降の記述には松越義穴に関するネタバレが含まれます。
友人である山田雨損のためにカルボナーラ・スパゲッティを出していたところ、運悪く橋之巻末太郎に遭遇。殺害されてしまった。
彼が出前として雨損に届けた可能性もあるが、台詞からすると二人で(隣組の練習をサボって)お弁当を持って山に遊びに来ていたものと思われる。
享年32歳。
戦時中に「敵国のメニュー」とされるイタリア料理を主に提供する店を営んでおり、かなり度胸のある人物と言える。
また、友人のためとはいえ、外道や熊の出る森林地帯へ踏み込んでおり、その恐れを知らなさは底なしである。
結果的には、その命知らずな行動が原因で、命を落としてしまった。