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第31回後編 刑務所を出よう!

希望崎学園爆破犯・押尾先生を救出せよ――!
押尾先生を救うべく難攻不落の大監獄インペルダウンへと突入した、
フランソワ、チェン・アルト、大宇宙そら、月読一樹、新島マリオ。
度重なる艱難辛苦を耐え忍び、ついに到達したLEVEL5極寒地獄。
だが押尾先生を救出した束の間、彼らにさらなる脅威が降りかかる――!
待ち構えるLEVEL5看守たつきちの愛の巣に絡め取られる新島マリオ。
そしてあまりの方向音痴ぶりに鬼の袖引きによって姿を消す月読一樹。
次々と仲間は消えていき、チェンとそらの生死は未だ不明のまま――
LEVEL5にたった2人で取り残されるフランソワと押尾先生。絶対の窮地。

だが、2人を取り囲む軍隊ウルフを蹴り飛ばしながら、新たな仲間が現れる!
「先生…監獄占拠ライブなんて超クールっす!!!俺も捕まりました!!!」
彼の名はLEVEL5囚人柳楽UYA!押尾先生に選ばれし、『LIV』を体現する男の一人!
また一人、心強い仲間を得た押尾先生。だがその上階……チェンの取り残された
LEVEL2猛獣地獄にて、新たなる敵の到来、新たなる激闘が今始まろうとしていた!
チェン・アルトを始末すべく迫る刺客の名は……警視庁巡査長・両津勘吉!!
胡散臭い話術で囚人達の暴動を抑え込み、無体にも拳銃でチェンを追い立てる!
だが、謎のエージェントチェン、最大トーナメント2位の実力は伊達ではなかった!
チェンの総合格闘技。漫画の世界では拳銃より肉体の方が強いのだ……!
巨大BTの勃起力に突き上げられ、勢いよくLEVEL2天井を突き破る両さん。
エッフェル塔の直撃により脆くなった構造。重力加速度は容赦なく鉄の塊を引き込み、
LEVEL3、LEVEL4を貫いて、今エッフェル塔と大監獄インペルダウンが完全に融合した。
「フフ…でもこれでいい。フランソワちゃんに武器を渡す事ができるなら」
全てはチェン・アルトの捨て身の策であった。地階のフランソワに全てを託す――!

だが同じ頃、その極寒地獄では衝撃的な犯罪が引き起こされていた!!
早死魔栖美。夏祭りの毒物混入によって逮捕された異形の砒素キラー、悪意の逆襲犯罪。
「1番好きな英語の単語は『DREAM』」――思わずやばいクスリ(砒素)に手を出す押尾先生。
押尾先生がヤクのやりすぎで倒れた……!?
先生のあり得ないロック精神を思わずリスペクト、
囚人をレイプするマリオをバックダンサーに、LIVの「Are You Allive?」をかき鳴らす柳楽UYA。
ライブだからドラッグをキメるんじゃない。ドラッグをキメるからライブ中なのだ!
柳楽UYAのカート・コバーンコールと、今を生きる、生きているLIVの圧倒的ロックの中。
「俺はカート・コバーンの生まれ変わりかも」。半死半生ながらも朦朧と立ち上がる押尾先生。
押尾先生を支えながらも、辛うじてLEVEL4へ逃れる。そらがまだ生きていさえいれば――

「何ですか もう少しで ハァ…! 新作缶蹴りゲームが完成するのに…!!」
甘かった。立ち塞がるは地獄の支配者。ドクドクの実の毒人間、監獄署長マゼラン!!
「フランソワちゃん、これを使うのよ!」天井を突き破り出現するエッフェル塔!
「うわああああ!!」OSR(押尾・リスペクト)の精神を胸に、無謀な戦いに挑むフランソワ!
がっ……!駄目っ……!フランソワ敗北……!ダンゲロス史上に残る 歴史的大敗北……!
216分の1の大惨殺劇。鎧袖一触の圧倒的実力差。
これが、これこそがマゼランの恐怖なのか。

残されるは半死半生の押尾先生と、一人必死で演奏を続ける柳楽UYAのみ……
もはや孤立無援。この地獄の釜の底、もう救いはどこにもないのか。
それは否。かつて敵同士であったはずのマタンゴリラ。命を知る賢いゴリラがここにいる!
生命の危機に瀕した押尾先生にバナナを食わせ、ビタミンCの中和作用で意識を覚醒。
ついに押尾先生が、押尾先生の中のカート・コバーンが目覚めるのか……!?
だがその時。歪む時空、謎の凶刃。唐突に現れた、異次元からの転校生。SRRの攻撃――!

衝撃的急展開の中、インペルダウンLEVEL3では更に不可解な存在の侵略が開始されていた。
脳噛ネウロ!ジャンプ史上最凶のドS精神が、サディちゃんと獄卒獣をただのM奴隷に改造する……
同時に新島マリオはその瞬間移動能力により監獄内を自在にカツヤク。
小泉ヒズミと共に囚人達をアナル奴隷へと変貌させ、さらなる混沌を巻き起こすのであった。
そして今、SRRの殺害衝動の前に、押尾先生もこの混沌の渦の塵と消えていくだけなのか……

その時だった。横合いからオヤジギャグを飛ばす何者かの影。まさかお前は――!
死んだはずの! 海軍大将黄猿にレーザーを撃たれ 死んだはずのッ! 大宇宙・そら!!
「 YES, I AM!」――
そうだ。たとえ何もかもが絶望的でも。死地に叩き込まれ踏みにじられても。
俺達は今を生きる、生きているのだ――!
結晶体を利用した、大宇宙そらの決死の輸血。そしてロック精神。
彼女の心が、今インペルダウンに、押尾先生に奇跡を呼んだ……!
襲い掛かるSRR、杉崎ルミネ、そしてマゼラン。しかし彼らの攻撃は悉く防がれる!
「エッフェル塔は壊せても……たった一人のロックンローラーは壊せないようだな……」
言い知れぬ感覚に慄然とする3人。
「な……何者だ……」一度の交錯で、マゼランは感じた。
こいつは違う。既にこいつは今までのLEVEL5囚人、押尾マナヴでは……ない……!
「とっくにご存知なんだろ?」
「オレはヨコハマ米軍基地から貴様を倒す為にやって来たオシオ人……穏やかな心を持ちながら、激しいバナナによって目覚めた伝説のカート・コバーンの生まれ変わり……」
          「 超(スーパー)オシオ人押尾マナヴだ!!!!! 」 

仲間から託された命。漲るビタミンC。
ついに覚醒した(クスリ的な意味でなく)、押尾先生の圧倒的パワー!
押尾先生は毎日のように父親と相撲をとっていた。本気をだせばマゼランくらい軽い……!
あのマゼラン署長すらも圧倒的ロックに翻弄され、
連戦のダメージに疲弊した所をついに突破される!

東の空に、結晶体に乗った3つの影が飛んでいく。
大宇宙そら。柳楽UYA。そして……押尾マナヴ。

「これが人間の可能性というやつか……フン、面白い」
沈む夕陽を眺めながら、かすかに呟くネウロ。
ぽぽ一族エージェントであるチェンは、マリオと共にアナル移動能力で脱出を果たし、
毒に侵され風前の灯であったフランソワも、どさくさに紛れニューカマー達に救助された。
そう、彼らは地獄から救い出した押尾先生に、今度は逆に命を救われたのだ……
押尾先生は語る。「うちの親父がやり返せ、ここで逃げるなと。こっちは脱獄させてくれると思っていたのが、びっくりしちゃって。そっからですよ、強くなったのは。戦わなくちゃだめだと思うようになったんです」――

インペルダウン・イズ・デッド。今ここに、海底監獄インペルダウンの伝説は打ち破られた。
そして始まるのは、生まれ変わった押尾先生の新たなる伝説である。
ありがとう押尾先生。そしてさようなら押尾先生。

「最高の俺は他人は当然、俺自身も超えられない」

――押尾・イズ・フォーエバー ――