M/Sとは、モノラルとステレオの事です。
イマイチよく分からないと思いますが、説明します。

音が鳴っているときに、物凄く浮いて聞こえている部分がステレオ。
真ん中で固まっている音がモノラルであると考えてください。

実は最近のエレクトロとか、音が広がりまくってる曲はココに秘密があります。

例えば中田ヤスタカ。彼はM/Sを上手く使いこなし、あの音圧とキラ付きを手に入れています。
恐らくデ、デデ、デ・・・!マウスもこれを多用しています。

このM/Sを処理するというのは、モノラルとステレオを臨機応変にエンコード、デコードし、
間に音圧稼ぎのミックスをする事でステレオ成分を底上げするということです。
これにより聴感上の派手さがプラスされ、とてもキレイに聞こえるのですね。

しかし個人的に言わせてもらえれば、使いすぎると非常にダサいです。
飽くまでも最近流行の処理法で、その内飽きるということは念頭に置いた方がいいでしょう。

・M/S処理の方法

まず、ステレオにエンコード出来るエフェクトをインサートします。
その後に音圧を上げる処理をし、出来上がったらデコードします。

順番としてはエンコーダー→音圧処理→デコーダーです。
これでステレオを底上げして、最後にBrainworxのプラグインを挿します。


もちろん割れてるんですけど、このdb_digitalってのはかなりヤバイです。
ていうか別にエンコードとかしなくてもコイツ1本で大丈夫です。

どのような事が出来るかというと、M/SそれぞれのEQ、PAN、GAINを調整できます。
買ったら5万もするところが流石っすね。

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

最終更新:2010年07月30日 00:18