市民のための自由なラジオLIGHT UP! 第39回、今週はジャーナリストの今西憲之さんの司会で東京の自由な隅田川スタジオからです

今西さん、福島から大阪に避難された方(20km圏)からお話されて、今年もクリスマス、正月を大阪で過ごす、親戚ともバラバラ、孫にも会えず、そこに核という壁があり、今西さんもこんな話は聞きたくない(この方には今西さんも何度も会われている)けれども聞かなければならないと言われました。



 今週のゲストは前新潟県知事の泉田裕彦さん、4選確実であったのに、断念であり、新潟県知事を退任した泉田さん、その背景をお話されました。

 その泉田さん、新潟県知事を12年されて、これを振り返り、あっという間であり、4選撤退表明から、こんなにたくさんの人々から支援されたことを感謝されて、そして米山氏が着任して、泉田さんの知事の県政を新潟県民も8割が評価して、これはありがたく、12年で評価してもらい、大勢の人に助けられて、12年前はマニフェスト選挙が流行り、泉田さんが書いたのではなく、支援者の要望で、これだと支援者だけの知事になるので、応援しなかった人たちの意見も、アウトカム指標、幸せに過ごせる、道路を作るアウトプットではなく、しかし最初の選挙で、握手してもらうのも大変で、霞が関から来て知られず、2回目は震災対応で握手しきれず、しかし3回目は、マスコミは誰が通るか関心がなく、投票率が30%を切ると見ていたら40数%、これは泉田さんにありがとうと投票した人が来たものであり、泉田さんはずぼらで(笑)、職員が成績良く出ているのはやってもらい、やってほしいけどやってもらえなった人たちが、自分を支援してくれて、知事への便りが激減、当時30通、窓口で相談しても埒の開かなかったものが、8割の評価はマニフェストをやったためで、お結びの会、もう一回たすきかけてくれと、4選への支援者が5チームもあり、分厚い署名をくれて、12年間、支援してもらったのが最高の思い出であるのです。

 知事の一期目、2007年の中越沖地震にて柏崎刈羽原発でトラブル、地震は知事公舎で会い、そして知事就任時(2004年)にも中越地震、土曜の夕方であり、そして災害はいつどこでもやってくるものであり、そして中越沖地震で柏崎刈羽原発から火災で、これをテレビで泉田さん知り、中越沖地震の柏崎刈羽原発を、燃えているのを見てエライこととち思い、しかしホットラインがあるのに連絡がつかず、地震でドアが歪んでホットラインのある部屋に入れず!であり、これを何とかしろと、免震重要棟が柏崎刈羽原発にできて、東電に要求して、東電もこれを作るのに役員会でもめて、当時の勝俣会長が作ろうとして、そして同じ東電の施設なら、新潟だけでなく、これを教訓に福島第一原発に免震重要棟が作られて、それも東日本大震災、3・11の8か月前、これにより福島原発は壊滅的な状態に落ちるのを首の皮一枚免れたことであり、おかしいと思ったらいうべきで、3・11で東日本壊滅の可能性もあり、世界に500数十機原発があり、今西さんも、福島事故で日本を救ったのは日本を救ったのは泉田さんかも知れないと言われました。



 LIGHT UP! ジャーナル、今週は元京都大学原子炉実験所の小出先生の柏崎刈羽原発に関するお話です。泉田さんも参加されます。

 今週のお話、柏崎刈羽原発の再稼働がテーマで、7つ原子炉があり、世界最大の原発サイト、問題も多く、劣悪な地盤のところで、西山層があると東電が言っても、劣悪&活断層があるのに、それを無視して柏崎刈羽原発を作られて、今防波堤を作っても、2007年の中越沖地震では液状化して、海抜5mの1~4号機と、12mの5~7号機、再稼働を想定する6,7号機も、津波に万全ではなく、「予測は当たったためしがない」、中越沖地震はマグニチュード6.8とそれほど大きくなく、しかし東電はマグニチュード6.5が最大と嘯いており、勝俣氏は、予想を超えた地震と嘯き、津波が原発を超える危険性は、福島事故を経た今、そんな予想があるから大丈夫という考えを捨てるべきと小出先生も言われるのです。

 問題は1~4号機の防波堤、もちろん5~7号機も無事ではなく、東電は柏崎刈羽原発の再稼働を急いでおり、これについて泉田さん、県との関係は、再稼働のために規制基準ではなく、東電の判断では自信がなく、他にお墨付きを東電は欲しく、福島の事故から不備にどう対応するかであり、IAEAの深層防護の考え、第4層~第5層、しかし避難の責任は自治体のみであり、再稼働の議論にならず、しかし東電はお金に関わるので、急ぐ方向で、民主党政権の馬淵氏、凍土壁ではダメと発表直前に、東電が債務超過になのアカンなど、お金のことで、積み上げたものがひっくり返り、再稼働の雰囲気もお金によりやらないと、という雰囲気になり、今西さんもマスコミは再稼働の時期の論議になると言われて、泉田さん、それはおかしく、福島の犠牲をチェックしておらず、再稼働には県ともちゃんと論議されていないと言われました。

 これを小出先生、さすが泉田さん、しかしそういう泉田さんをマスコミが新潟日報を筆頭に攻撃、追い落とす方向になり、一人一人がマスコミの報道を吟味すべきであり、もちろん原発なしで電力は足りていると、3・11の以前からわかっており、核はともかく、止めるべきなのです、以上、今週の小出先生のお話でした。



 皆さん、自由なラジオには企業スポンサーはなく、支援、寄付をお願いいたします。

 また、12/29に公開録音、渋谷ロフトナインで行い、参院議員の山本太郎氏、河合弁護士、蓮池透さんも出られます。



 ここで音楽、サザンオールスターズの桑田さんの、日本社会風刺、白い恋人たち、桑田佳祐さんです。これはyou tubeにありました。




 後半は、新潟知事選に、地元紙が東電の意を受けて泉田さんを攻撃、4選を断念された、その背景を語られます。

 10/24に退任されて、しかし2月には4選を目指して立候補を目指し、ところが辞退であり、新潟日報、新潟の県紙の報道で、新潟→ロシアの航路、中古の船を買っても、問題と報じられたものの、泉田さん、新潟日報には事実と異なる記事を書かれて、訂正を求めてもダメであり、県民に伝えるべきことを伝えず、事実に反することを伝えられてしまい、フェリー問題で知事の首を取るプロジェクトの取材もあり、新潟日報に知事の首を取るのは容易だとも言われて、また幹部から大丈夫かと打診もあり、独立系のメディアが新潟日報を調べて、東電よりテレビより先に広告が、謹告の扱いで、通常より高く受けて、東電は国が51%持つ準国有企業であり、新潟日報の紙面で論じてほしく、この3セクの問題を新潟日報は泉田さんに疑惑があるように報じて、泉田さんの反論もHPにしか載らず、40数万部の新聞で、読者投稿欄で、知事は説明責任を果たせとあり、なら載せてくれと言ったら「総合的判断」として断り、新潟日報の編集局長も、知事選の撤退には言及しており、しかしフェリー問題は論じず、これは民主主義の原点に立つなら、県の主張のどこがおかしいかと言うべきであり、反論が掲載されないのは今西さんも不思議であり、泉田さんに圧力をかける記者も幹部もあり、今西さんも柏崎刈羽原発の再稼働に関与するのかと思い、泉田さん、肝心なところを載せてくれない、核防災の観点で、フィルターにより守られるところ、避難訓練など、しかしその先はどうして助けに来てくれるのか、核事故だと、屋内退避が最初で、500マイクロシーベルト/時間=2時間で一般の限度を超えて、新潟だと44万人をどうやって2時間で退避させるのか、指針に載らず、理由は「総合的判断」であり、県民の健康、安全をちゃんと論じていない。

 泉田さん、柏崎刈羽原発の再稼働に厳しく、東電に情報公開を求めた=東電、原子力マフィアには泉田さんは邪魔だと今西さん言われて、泉田さん、新潟日報は東電からいくら広告料をもらったか、ちゃんと公開すべきであり、今西さん、新潟日報の広告について聞かれて、泉田さん、これはちゃんと広告のお金を公開すべきと言われました。

 そして、泉田さん、立候補して、有権者に正当性を問うべきとの声もあったのに、しかし撤退表明の前は報じてくれない、橋下氏は全国が報じるのに、新潟の情報環境は、大手紙はほとんど報じず、泉田さんは関与していないと報じても、全国のマスコミは報じず、新潟日報に叩かれても、反論の機会はなく、それで選挙戦は日本海横断航路の問題で戦うことになり、泉田さんには海外のメディアも取材して、新潟の未来を問う選挙が、日本海横断航路を争点にしてしまったら、話にならず、田中委員長も泉田さんに会うのは嫌で、規制委は、原発のテロや、ミサイルに狙われることを規制委は論じたくなく、しかし原発は全国的な規模での災害になり、泉田さん、全国の知事会で、熊本の方に、屋内退避について、地震があったら屋内退避は無理と言われて、つまり地震+原発事故だと処置なし、規制委には地方のことを知っている人がおらず、 いざと言う時どうするかわかっている人がいないとだめであり、そのために地方の声を聞くべきで、日本海横断航路を争点にしたらだめで、過疎化、核の防災をどうすべきかとして、泉田さん引かれた(つまり、泉田さんが出馬したら、原発がマスコミに争点化されないため)のです。

そして11/22にまた福島で地震、津波、東電が情報公開をしてこず、3・11の後、1号機は12日、3号機は14日に爆発、柏崎刈羽原発のことは、一段階してから、新潟県民の避難のこともあり、技術に明るい人に来てもらい(3/18)、何日も空焚きしたらメルトダウンしているのは明らかなのに、3/18の段階でメルトダウンしていないと、立地県の知事に嘘をいい、情報を、未だに真実を言えない体質が東電にあり、消防も当時柏崎になく、問題点を知りつつ口をつぐんだら、後世に責任を持てないことになる。

 泉田さん、柏崎刈羽原発の立地県の知事を退任されて、日本の核の政策について、泉田さんは経産省の石油、石炭の部署にもいて、どれだけのエネルギーが必要で、どこから得るか、カントリーリスクも考えてやっており、しかし核では、避難も含めて何が必要か、その結果核の電気は高くなるのか安いのか、福島の検証、総括が終わらないと、出来ない=今のままでは再稼働どころではないと、泉田さん締めくくられました。



 今週の内容、スタジオに泉田さんを招いて、今西さん、びっくりする話ばかりで、マスコミは知事の座を追い落とすのは簡単だということや、そして情報公開の大切さを知り、なぜ情報公開しないのか、今西さんは不思議であり、東電にますます疑問を持ち、東電に福島の処理を任せていいのかと言われました。以上、今週の自由なラジオでした。
最終更新:2016年12月24日 15:45
ツールボックス

下から選んでください:

新しいページを作成する
ヘルプ / FAQ もご覧ください。