STです、一週間ほど沖縄・辺野古と高江に行ってまいりました。辺野古の浜には富士市の平和学習グループが親子連れが30人ほどが訪れていました。安次富ヘリ基地反対協共同代表が危険なオスプレイの話をしていました。オスプレイは空中空輸ができるので岩国に飛んだりあなたがたの近くの富士演習場まで行くことができること。オスプレイがあちこちで事故を起こしている大変不安定な機種であることは私も知っていました。普通の飛行機は排気が後方にあるのですが、この機種は排気が腹部にあるので大変危険だと言うことでしたが私は初めて知りました。今までに多くの森林火災を起こしているということでした。訪問者もこれにはぎょっとされたのではないかと思いました。欠陥だらけのオスプレイの配備を許すわけにはいきません。7月から北部訓練場にある高江では沖縄防衛局がオスプレイのヘリパッド工事の再開を狙っていましたが、市民や団体の車がゲート前に駐車してので大型車両は入れません。現地では6月半ばから24時間体制で交代で監視を行っています。頭上をヘリコプターがせわしく行ったり来たりしていました。夕方轟音に何事かと外に出ると戦闘機まで飛んでいました。3日ほど座り込んで名護に戻り、明日はまた辺野古へと思っていたところ夜間友人に連絡が入りました。私が帰った後高江に沖縄県警15名、名護署員4名、沖縄防衛局が数人現れ車をチェックしていったとのこと、至急高江に戻って欲しいという連絡でした。友人と私は翌朝5時に高江に向かい6時には着くことができました。着いた時は人影もなく心配しましたが、緊急連絡をうけた人々が集まって来るのでほっと安心しました。その日は何事もなく過ぎました。この日辺野古では、海上でヘリがホバリングを行い、海兵隊員を次々に海に落とし、そのままキャンプシュワブまで泳がすという訓練があったそうです。寒気がします。8月23日〜26日まで(26日は予備日)、那覇地裁で高江の住民に対するスラップ(嫌がらせ)訴訟の集中審理がありました。高江の住民が自分たちの生活を守るための座り込みが通行妨害罪に当たるとして2009年に訴えられていたあの裁判です。23日は高江に座り込んでいましたので傍聴できませんでしたが、その日は元沖縄防衛局の偉い人(現在は岩国に配転)の陳述があり、沖縄県警に「いつでも住民を逮捕できるよう県警に要請していた」という証言を行ったということでした。担当弁護士の追及でその証言が引き出されたそうです。かなり盛り上がったようです。その場にいなくて残念!私は翌日24日に傍聴するため那覇に向かいました。住民側の一人の陳述と証言です。反対尋問は何とか罪に陥れようとねちねちやっていましたが的が外れ、失笑を買う場面もありました。私は裁判終了後東京へ向かいました。翌25日は、前田哲男さん(軍事史研究家・評論家)、花輪一郎さん(WWFジャパン)が住民側の証人として出廷されました。このように権力・財力を持つ原告が弱い立場の住民を見せしめとして訴えるなんて許せません。これがまかり通ると全国で権利としての座り込みをしている人たちにとっても大打撃です。多くの人たちに関心を持っていただきたいと思います。
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