ガザ攻撃に関する申し入れ書への賛同お願い 皆様 現在こちらのページで、イスラエルが再びガザ侵攻をすることなどないように、日本国外務省に積極的に影響力を行使するよう求める「玄葉光一郎外務大臣への申し入れ書」への賛同を受け付けています。残り少ない玄葉大臣の在任中に、この声を届けたいと思います。 http://gaza2012.exblog.jp/ 署名専用サイトを使っていませんので少しご面倒をおかけしますが、ページの一番下の「コメント」欄に 名前(肩書き または職業※あれば) を書き込んでください。後ほどリストに加えさせて頂きます。 または、こちらのメールアドレスまでご一報下さい。 midan.filastine@gmail.com ※いずれにしても、http://gaza2012.exblog.jp/ 上での公開が前提となります。公開可の方のみ、ご連絡下さい。 (申し入れ文の下に賛同者リストがあります)。 締め切りは2012年12月10日(月)です。 現在77名の方が賛同を寄せてくださいましたが、日本の外交政策の再考を求めるにしては、あまりにもさみしい数字です。締切までの数日で一気に数を増やしたいと思います!選挙が近づきお忙しいかと思いますが、どうぞよろしくお願いします。また、転送・転載、ツイッター等での拡散も歓迎です。 ================== 2012年11月25日 ガザ侵攻:イスラエルの軍事行動・市民攻撃を即時停止させるために 日本国外務省は積極的に影響力を行使することを求める 外務大臣 玄葉 光一郎 殿 「STOP!ガザ攻撃―緊急行動」実行委員会 私たちは、イスラエルによるガザ攻撃の報を知り、急遽集まった市民有志のグループです。 日本政府・外務省に対し、イスラエル政府およびイスラエル軍が現在惹き起こしているパレスチナ自治区・ガザ地区での計画的かつ圧倒的な軍事攻撃、人口密集地での無謀な殺戮行為、世界中が非難した4年前の戦争犯罪の再現を一刻も早く阻止し、停戦の持続とガザをめぐるイスラエルの封鎖問題を解決するために、積極的な介入行動を要請します。 現地時間11月21日夜にエジプトなどの仲介により、停戦協定が合意・実施され、イスラエルの軍事攻撃は中断していますが、これまでの経緯を振り返ると予断を許しません。 去る2011年11月14日、イスラエル軍は空爆と艦砲射撃によるガザ地区への攻撃を開始し、同日、ガザ地区の行政に責任を有するハマース政権のアハマッド・アル・ジャアバリ氏を移動中の車両もろともミサイルで暗殺しました。マスメディアではジャアバリ氏を単に軍事部門の司令官としか説明していませんが、同人はこの間イスラエル政府との交渉の窓口として和平に尽力していた人物に他なりません。イスラエル軍はパレスチナ側のロケット攻撃を理由に軍事拠点を選んで爆撃していると言い募っていますが、世界有数の人口密度で知られるガザ地区での爆撃や砲撃の結果は明白です。11月22日現在、死者は140名に達しており、負傷者は1,000名を超えています。 また、報道機関への砲撃・爆撃も報告されています。当初マスメディアではハマースの広報部門が破壊されたと伝えられましたが、実際は海外の報道機関も入居するビルが攻撃を受けたもので、ジャーナリストが重傷を負っています。このような蛮行は即刻停止されねばなりません。また、まとまりつつあった和平交渉をご破算にして交渉担当者を爆殺した理由とその責任は、徹底して追及されなければなりません。 今回の事態は否応なく4年前のイスラエル軍のガザ侵攻を想起させます。2008年12月末、総選挙を前に得票目的で計画されたといわれる「キャスト・レッド作戦」が実施されると、イスラエルの圧倒的な陸海空の軍事力は22日間の侵攻の果てに1,400人以上を殺害しました。世界でも最も人口密度が高いといわれるガザ地区には逃げる場所もなく、市街地への爆撃は意図的かつ違法な「集団懲罰」に他なりません。 また封鎖地域であるガザは、イスラエルの長期にわたる軍事占領と従属経済を強いられた挙句に切り捨てられ、二重三重に疎外された地域です。そのうえインフラや各種の工場、農場・畜舎が無残に破壊され、ガザの経済や日常生活は徹底的に傷めつけられました。いまだにそれらは再建途上にありました。 この事態は国連の場でも激しい非難を浴び、特別調査団による通称ゴールドストーン報告書は戦争犯罪があったことを認定しました。しかし、イスラエルは法的な追及を逃れ、国連報告を無力化することに成功しました。国際社会はイスラエルによる国際法無視の軍事行動、殺戮行為や破壊、あるいは土地没収や住民追放、入植地建設や隔離壁建設による軍事占領地の現状変更に対して、未だに実効力ある抑止と制裁を行えずにおり、パレスチナ人住民の犠牲と苦難はいや増すばかりです。 イスラエルによる居住地域・市民への攻撃は数え切れないほど繰り返されてきました。イスラム組織がロケット攻撃をするからイスラエル軍が報復している、したがって原因たるロケット発射の停止とイスラエルの自重が必要だ、という論理はガザの抱える問題の本質を隠蔽するものです。 こうした状態が国際社会の怠慢により放置された挙句に、またしても破壊と虐殺が繰り返されていることを、ガザ現地の人びとは痛烈に批判しています。 こうした状況下で国連事務総長、アラブ連盟、周辺各国政府が停戦に向けた努力を払いましたが、イスラエル政府は召集した地上軍の侵攻も選択肢としてちらつかせながら、市民に対する攻撃を続行しました。軍事同盟関係からイスラエル政府とは関係の深いアメリカは、オバマ大統領がさらに4年の任期を保障されたにも拘らず、イスラエルの一方的な軍事的蛮行を自衛権として承認するとしか言明していません。国内の親イスラエル派におもねった姿勢といわざるを得ず、この殺戮を止める明白な意思、実効的な力を発揮できていません。 上記の経過や事実を踏まえ、まずイスラエル政府に対し、武力攻撃を今後も停止しガザ市民の虐殺をやめるよう、断固たる姿勢で要求することを切望します。また日本国政府として、繰り返される組織的軍事暴力とそれによる目的完遂を放棄させるため、今後積極的に介入活動を執られることを要請します。
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