第29回市民のための自由なラジオLIGHT UP

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第29回市民のための自由なラジオLIGHT UP、今週はジャーナリストの今西憲之さんの司会で東京の自由な隅田川スタジオから放送されました。今西憲之の毎度おおきに、です。  もんじゅが閣僚会議で廃炉の公算が大きくなり、今西さんは原子力ムラの陰謀、動燃のデタラメを書いたもので、故・西村さんの機密ファイルから描かれて、その中で本に使われなかったもの、86年のセミナーの会議録、原子力マフィアが総結集した会議で、東電の福島原発の生みの親である豊田氏は、動燃だけでもんじゅはダメと言い、もんじゅは高く、実用は2030年でアウトと、もう20年以上前に語られて、もんじゅは商業炉ではなく原型炉なのに稼働せず、それに1兆円国費を投入し、今西さん情けなく、その中で、今週のゲストはジャーナリスト、元読売新聞記者、元巨人GMの清武英利さんです。読売新聞で、自分にしか書けないテーマを追われて、プライベートバンカー、カネ守りと新富裕層という本を出されたことについてのお話です。清武さん、活字ジャーナリストの意味や、巨人「軍」のことを語られます。  清武さんのお話、今西さんの大先輩であり、読売新聞のスクープ記者、宮崎の出身、立命館→読売、2004年には巨人軍の取締役、2011年の清武の乱で巨人を追われて、今はノンフィクション作家であり、ジャーナリストが新聞の経営に行くこともあるものの、球団の経営にかかわるのは珍しく、裏金疑惑で生意気なことを言ったら、球団を経営しろと言われて、清武さんは書き続けたかったが、組織の危機の前で球団に入られて、今は著作も多く、清武さんは新聞記者時代の人脈を使うのではなく、大企業のエリートコースから外れた、窓際の方を書かれており、自分しかできないことをやりたい、自分がいなければなかつたスクープ、本を書きたく、フロントには人材もいるので、企業社会の後列の人で、その会社を支える人を書きたい、それがやるべきことと言われて、近著のプライベートバンカー、非正規雇用、生活保護の半面、大金持ちが注目されて、パナマ文書のことが問題になり、富裕層が税金を逃れていて、その極秘データがパナマ文書で出て、世界の政治家、経営者の名前が出て、清武さんは富裕層の実態をとらえられて、これは前作の本、ソニーのリストラ部屋について書かれて、金融は清武さんのテーマ、戦争取材をライフワークにする人があり、清武さんの世代の戦争はバブル戦、国税庁を担当しており、社会部の人間であったが、経済も見て、税金から見ると社会は違って見えて、富裕層はなぜ海外に行くのか、それを扇動して、税逃れを助ける人はどんな顔で、どれだけの収入なのかと調べて、他人のやらないことを清武さんやられて、シンガポールは2000年に取材して友人も作り、当時は製造業、建設業の汗して働く人たちが多く、みんなとやる社長たちを見て、今も付き合っており、しかし近年大きく変わり、金の戦場、富裕層の視点でシンガポールに行くと、週刊現代の取材で行けて、新しい世界がそこにあり、オールドマネーの人と、ニューマネーの人があり、これを書いて本にされて、日本の税制もあり、5年ルール、これは富裕層の中で信じられており、相続するものと、されるもの、これが国外にいたら、日本の国内資産のみ課税されて、だから5年いなかったら日本で課税されない(国税の見解ではなく、過去の判例による)ので、皆さん5年して贈与しても非課税になると信じられて、しかしこれで成功したと大声で言う人もあり、中には5年がつらくて日本に帰る人もある。  去年7月から、出国税が導入されて、海外で株は課税されず、それで税逃れされるので、水際で課税することになり、国外に出て節税する人は、国内でとらえる方向になり、昔のように、海外で逃れられず、しかしそれでシンガポールに行く人もあり、それでもさみしい生活を送っているのであり、清武さん、彼らを退屈が待っていて、お金はあっても、伸るか反るかをやっても、日本人のいる飲み屋などはあり、小さな日本の村があり、しかし英語を喋れないとだめ、日本人の仲間も欲しく、そういう環境がないと生きづらいものもあると言われました。 LIGHT UPジャーナルは、もんじゅ廃炉についての元京都大学原子炉実験所の小出先生のお話です。  もんじゅはお釈迦であり、しかし核燃料サイクルを維持する意味、核燃料はウラン、原爆も広島と長崎に落とされて、広島型はウラン爆弾、長崎はプルトニウムであり、しかし天然に核分裂するウラン235は0.7%しかなく、核は未来のエネルギーと言われても、ウランは枯渇してしまい、それでウランの99.3%の、ウラン238(ゴミにするしかない)をプルトニウム239にして燃料にして有効利用するものであり、ウラン238に中性子を当てるとプルトニウムになり、有効な核物質にして、ウラン238をプルトニウム239にするのが高速増殖炉、役に立たないウランを有効利用するためのものであり、世界で核を推進していた人たちが、高速増殖炉でウラン238の有効利用を考えても世界で撤退、日本だけバカげた悪夢を追い続けて、もんじゅは94年に開始して、200日ほど動いたのみ、フルパワーはゼロ、プルトニウム増殖のために原子炉冷却に金属ナトリウムを使い、水と触れたら爆発、空気と触れたら発火で、そんなものを工業的に利用できるわけはなく(永岡注:私は大学の実験室で、有機試薬の微量な水分を取るために金属ナトリウムを0.1グラムほど使うことをやっていましたが、こんな危険な物質は企業では使えないと先輩たちから言われており、そんな危険な金属ナトリウムを1000トンも使うもんじゅがどうやって認可されたか私には理解できず、要するに、核は一般の安全に関する規定の枠外の無法地帯なのです)、もんじゅは95年にナトリウム漏れでアウト。  核燃料サイクルについて、核エネルギーは、プルトニウムを生み出さないと資源として成り立たず、石油の数分の一、石炭の数十分の一、それで核はいいものだと言い続けるためのものがもんじゅと核燃料サイクル(プルトニウムを取り出して再利用する)で、これが正しいと言い続けないと核の正当性はなくなり原子力マフィアは崩壊し、原子力マフィアは自分たちの存在意義を言い続けるために、できるわけのないもんじゅに1兆円捨ててこれであり、もう嘘をつくのはいい加減止めるべきと(太平洋戦争で、戦争を止めずに破局になったのと同じ)小出先生、締めくくられました。  自由なラジオは、大企業のスポンサーはなく、言いたいことを言えて、清武さんも正しいことを言ったために巨人を追われて、皆様の寄付により番組は成り立ち、これからも皆様のご支援をお願いしたいと、今西さん強調されました。  ここで音楽、清武さんが大学卒業、就職時のヒット曲、吉田拓郎さん作曲の、かまやつひろしさんの歌で我が良き友より、です。これはyou tubeに動画がありました。 https://www.youtube.com/watch?v=2va2GuF3Uig  後半のお話、大金持ちを世話するプライベートバンクの杉山さんが主人公であり、清武さんは本当のことをしゃべってくれる人を探して、元山一証券の方や、野村証券の人などに会われて、杉山さんは父が岐阜・大垣の野球部の監督、星一徹のようなイメージの人であり、それとお金のこと、杉山さんは野村証券に入り、日本人的な高校野球と、父は野村に行くのに反対されて、それも興味深い人生であり、分かりやすい構図で、この人を描きたい、もまれにもまれて、野村と山一、山一がつぶれたのは、いい会社、のどかでファミリー的であり、それが企業の競争力から見たら弱みであり、野村は研修→名刺営業で大変であり、野村を描くのは、金融から見たら日本を描くことであり、野村も金融不況を生き抜いた大野村であり、それが嫌になったのも興味深く、杉山さんは出世コースから外れて、縦軸と横軸、時系列で、地域、大垣、東京、シンガポールが横軸、縦軸は時間で、杉山さんバブルの時期を生きて、野村の証券不祥事の発覚した91年に入社して、ノルマをこなしても、97年の総会屋事件、野村と第一勧銀で逮捕者が出て、杉山さんはそれがショックで、野村のノルマは100億、ヘッドハンティングされて、前の顧客も連れてくる=うちの会社にどれだけお金を持ってくるか、さらに営業、預金獲得があり、それはかつて自分のやった行為を、プライベートバンカーとして資産を預かり、様々な営業をしていたのを、富裕層のみ、1億以上、出来たら100億以上持っている人を扱い、これは日本だとなじみがなく、杉山さんはお金集めのみは苦痛として、また転職されて、プライベートバンカーから、教育、医療をサービスする仕事をやりたく、どこに行って元野村の上司に干渉されるので、自分らしくやりたく、その中で、野村証券の利益供与事件、山一の飛ばし、第一勧銀の利益供与と、バブル期に不祥事が多く、それは今もあり、オリンパス、東芝の不正経理、企業には問題もあり、自分の意識の中で不正をやらないとしないと、不正で深みにはまり、利益供与は今でも繰り返されて、経営者は、自分がいるうちは発覚しないようにと、築地、豊洲の問題も、本質を知っていたのは一人二人ではなく数十人であり、野村も山一も真実を何十人も知っており、上司が出世すると、その下も黙っておくと出世できて、トップの責任が最も重く、そして背信の会談を上るのはおかしいと言える社会が健全であり、それがなかったため、山一はつぶれて、今の企業社会では正しいことを言いづらく、定年で65歳を超えて、会社を自分が救ったと言ってほしい、心に晴れ晴れとしたものを持ってほしい。  清武さんも読売を出て、言いたいことを言えるようになり、ジャーナリストは人を叩くことがあり、経営者として、不正は許さないというべきであり、しかし自分も不正をするかも、という人は人を批判する資格はなく、ジャーナリストは覚悟を持つべきであり、企業人は定年になつたら、建物を残したとかいうが、どうあるべきか、一強多弱の中で、マスコミがしっかりしていないと言われて、今西さんも週刊誌で働かれて、ものが言いにくくなったと言われて、清武さん、ネット社会、顔の見えない人が叩くものがあり、企業人として、新聞記者は一匹狼であるべきで、しかし今はエスタブリッシュメントの一人、車で乗り付けるものであり、しかし批判者たるべきなのに、海外のメディアの方から、番犬、危機の際に吠えるのがジャーナリストであるべきなのに、日本は声が小さく、自分のいるメディア組織が優先されてしまい、今の読売新聞についてそれは強く感じて、企業社会で、一生記者でいるか、会社で出世するものになるのか、初心は、批判精神にあり、もう一つは、自分の意見が社内で通り、外に本を出せる、外に発信できる、異才のある記者が出ることを望まれるのです。  今西さん、原発報道をマスメディアがちゃんとできなかった、読売は核の推進であり、それについて清武さんは、読売だと、核にマイナスのことは書けなかったかと聞かれて、清武さんは青森が出発、原子力船むつ、そして青森が核の根拠になると、住民との意見があり、清武さんは青森支局で核を批判する記事も書いて、潰されたが、書き続けることが大事であり、一面トップから落とされても、書き続けるべきであり、様々な人間があり、核を推進する人も、疑問を持つ人も、自分の立場で書き続けるべきなのに、保身になってしまい、記者より、企業人として守りに入り、清武さんは企業人が全部だめではなく、ナベツネ氏も大きくなり、他のところで書くことも必要だと言われました。今西さん、清武さんには書く力、ペンで活躍されるようにと締めくくられました。   今回の放送、新聞記者の皆さんのこと、記者は50歳で終わり、管理職、65歳で定年後は書くことがない人が多いのですが、清武さん書き続けるべき、一面トップから落とされても、書き続けるべきというのが今西さん、心に残り、ノンフィクションを大切にする人のため、自由なラジオも続けると締めくくられました、以上、今週の自由なラジオでした。  

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