「辺野古・高江報告」の編集履歴（バックアップ）一覧はこちら
「辺野古・高江報告」(2011/09/03 (土) 01:38:53) の最新版変更点
追加された行は緑色になります。
削除された行は赤色になります。
<p>STです、<br />
一週間ほど沖縄・辺野古と高江に行ってまいりました。<br /><br />
辺野古の浜には富士市の平和学習グループが親子連れが<br />
30人ほどが訪れていました。<br /><br />
安次富ヘリ基地反対協共同代表が危険なオスプレイの話を<br />
していました。オスプレイは空中空輸ができるので<br />
岩国に飛んだりあなたがたの近くの富士演習場まで<br />
行くことができること。<br />
オスプレイがあちこちで事故を起こしている大変不安定な<br />
機種であることは私も知っていました。<br />
普通の飛行機は排気が後方にあるのですが、この機種は<br />
排気が腹部にあるので大変危険だと言うことでしたが<br />
私は初めて知りました。<br />
今までに多くの森林火災を起こしているということでした。<br />
訪問者もこれにはぎょっとされたのではないかと思いました。<br />
欠陥だらけのオスプレイの配備を許すわけにはいきません。<br /><br />
7月から北部訓練場にある高江では沖縄防衛局がオスプレイの<br />
ヘリパッド工事の再開を狙っていましたが、市民や団体の車が<br />
ゲート前に駐車してので大型車両は入れません。<br />
現地では6月半ばから24時間体制で交代で監視を行っています。<br /><br />
頭上をヘリコプターがせわしく行ったり来たりしていました。<br />
夕方轟音に何事かと外に出ると戦闘機まで飛んでいました。<br />
3日ほど座り込んで名護に戻り、明日はまた辺野古へと<br />
思っていたところ夜間友人に連絡が入りました。私が帰った後<br />
高江に沖縄県警15名、名護署員4名、沖縄防衛局が数人現れ<br />
車をチェックしていったとのこと、至急高江に戻って欲しい<br />
という連絡でした。<br />
友人と私は翌朝5時に高江に向かい6時には着くことができました。<br />
着いた時は人影もなく心配しましたが、緊急連絡をうけた人々が<br />
集まって来るのでほっと安心しました。<br />
その日は何事もなく過ぎました。<br /><br />
この日辺野古では、海上でヘリがホバリングを行い、<br />
海兵隊員を次々に海に落とし、そのままキャンプシュワブまで<br />
泳がすという訓練があったそうです。<br />
寒気がします。<br /><br />
８月２３日〜２６日まで（２６日は予備日）、那覇地裁で<br />
高江の住民に対するスラップ（嫌がらせ）訴訟の集中審理が<br />
ありました。高江の住民が自分たちの生活を守るための<br />
座り込みが通行妨害罪に当たるとして２００９年に<br />
訴えられていたあの裁判です。<br />
２３日は高江に座り込んでいましたので傍聴できません<br />
でしたが、その日は元沖縄防衛局の偉い人(現在は岩国に配転)の<br />
陳述があり、沖縄県警に「いつでも住民を逮捕できるよう<br />
県警に要請していた」という証言を行ったということでした。<br />
担当弁護士の追及でその証言が引き出されたそうです。<br />
かなり盛り上がったようです。その場にいなくて残念！<br />
私は翌日２４日に傍聴するため那覇に向かいました。住民側の<br />
一人の陳述と証言です。反対尋問は何とか罪に陥れようと<br />
ねちねちやっていましたが的が外れ、失笑を買う場面もありました。<br />
私は裁判終了後東京へ向かいました。<br />
翌２５日は、前田哲男さん(軍事史研究家・評論家)、<br />
花輪一郎さん（WWFジャパン）が住民側の証人として出廷されました。<br /><br />
このように権力・財力を持つ原告が弱い立場の住民を<br />
見せしめとして訴えるなんて許せません。これがまかり通ると<br />
全国で権利としての座り込みをしている人たちにとっても<br />
大打撃です。<br />
多くの人たちに関心を持っていただきたいと思います。</p>
