「「再生可能エネルギーに関する特別報告書」」の編集履歴（バックアップ）一覧はこちら
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<p>5月9日にIPCCが出した「再生可能エネルギーに関する特別報告書」の中で、<br />
R水素が言及されています。<br /><br />
環境省が翻訳しまとめた日本語版はこちら↓<br /><a href="http://www.env.go.jp/press/file_view.php?serial=17513&hou_id=13786">http://www.env.go.jp/press/file_view.php?serial=17513&hou_id=13786</a><br /><br />
30ページと32ページに「再生可能エネルギー由来の水素」が登場します。<br /><br />
どのように書かれているかというと、<br /><br />
■再生可能エネルギーを既存のエネルギーシステムに統合する際の注意点 という<br />
テーブルで、「ガス供給網に『再生可能エネルギー由来の水素（RE水素）』を統合可能」（30ページ）とか。<br /><br />
※これについては、2010年3月に取材した某イワタニ産業の技術員の方が、<br />
「日本のパイプラインは技術基準が高いので、今のままでも水素に使える」と非公式発言されたほか、2011年2月に行われたイワタニ水素エネルギーフォーラムの中で、<br />
HySUT（水素供給・利用技術研究組合）理事長の吉田正寛氏（JX日鉱日石エネルギー株式会社
執行役員研究開発企画部長）が、「既存のガスパイプラインの転用は視野に入っているのでしょうか？」という私の質問に対して、「可能であり、それを示唆するデータが現在進行中の北九州水素タウン実証プロジェクトで出てくるだろう」と回答しました。<br /><br /><br /><br />
IPCCの報告書に戻りますが、32ページの「最終消費部門ごとの再生可能エネルギー統合における特徴」のところで、<br /><br />
輸送部門に関して、<br /><br />
■液体及び気体バイオ燃料を燃料供給システムへ既に統合しているか、あるいは統合を続けると見<br />
込まれる国は増加しつつある。統合の選択肢には、RE電力とRE水素の現場生産や集中生産が含<br />
まれ、それはインフラ及び自動車の技術開発に左右される。<br /><br />
と書いてあります。<br /><br />
また、農業・食品産業・繊維産業部門に関しては、<br /><br />
■現場での直接的な熱・動力の需要にバイオマスを利用する。また余剰の燃料、熱、電気は隣接の供給システムに送ることができる。産業利用のため再生可能エネルギーの間接的統合（電気・熱技術的、RE水素利用等で）を進めることは、いくつかの業種においては1つの選択肢である。<br /><br />
と書いてあります。<br /><br />
つまり、<br />
水素には、再生可能エネルギーを、<br /><br />
・輸送に使えるぐらいに高密度化したり、<br />
・電気だけ、から、電気と熱を併給（コージェネレーション）に転用したりする機能があるということです。</p>
<p> </p>
<p>ーーーーーーーー</p>
<p>「70年代のオイルショックの頃からエネルギーの専門家の間では<br />
未来の理想は太陽と水からのRenewable-Hydrogen つまりR水素といわれてきました。<br />
そして「未だに未来の理想はR水素」という言葉から解放され「今」に実現させるために」<br /><a href="http://www.youtube.com/watch?v=kg3oUmkplBQ">http://www.youtube.com/watch?v=kg3oUmkplBQ</a><br /><br />
＾＾＾＾＾＾＾＾＾＾</p>
<p>R水素ネットワーク</p>
