「おりづるVoyageマガジン第31号:航行中の第4回おりづるプロジェクトからの報告 ほか」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら
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おりづるVoyageマガジン <br />
◆◇◆ 〓NO.31〓 ◆◇◆<br />
2011/2/25<br />
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【目次】…………………………………………………………………………<br />
◆ 映画上映情報 『2011年2月・3月の上映会』<br />
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◆ ヒバクシャ地球一周 周航中!<br />
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◆ 世界からの声 『マイケル・サンデルさんからメッセージ』<br />
……………………………………………………………………………………<br />
◆ 証言 ─ 私の体験 ─ 『山中恵美子さん』<br />
……………………………………………………………………………………<br />
◆ 核をめぐる動き 『原発輸出と核拡散』<br />
…………………………………………………………………………………… <br />
◆ Action for PEACE ─ あなたといまできるコト ─<br />
…………………………………………………………………………………… <br />
◆ 行ってみよう!読んでみよう! ─ イベント&参考本紹介 ─<br />
…………………………………………………………………………………… <br />
◆ 募集 『軍縮・不拡散教育グローバル・フォーラムに参加できる方』<br />
…………………………………………………………………………………… <br /><br />
みなさま、すっかりご無沙汰してしまいました。今年初めてのメールマガジンです。<br />
今年も、おりづるプロジェクトが蒔いている種が世界でどのように実を結んでいるか、<br />
また被爆者のみなさんの活躍をタイムリーにお伝えしたいと思っています。よろしくお願いします。<br /><br />
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◆◇ 「核のない世界」をつくりたい <br />
ヒバクシャドキュメンタリー最新上映会情報 ◇◆ <br />
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【ニューヨーク】<br />
●ニューヨーク・フィルム・フェスティバル<br />
「フラッシュ・オブ・ホープ」の上映 <br />
日付:3月12日(土)<br />
場所:All Souls Unitarian Church<br />
1157 Lexington Avenue (at 80th Street), NYC<br />
Subway: #6 Line 77th Street Station<br />
時間:15:30(アメリカ現地時間)<br />
詳細:http://nypff.eventbrite.com/<br /><br />
【長崎】<br />
●軍縮・不拡散教育グローバル・フォーラム <br />
「ヒバクシャとボクの旅」「フラッシュ・オブ・ホープ」の上映 <br />
日付:3月17日(木)<br />
場所:長崎原爆資料館平和学習室<br />
時間:15:30ー17:45<br />
ウェブサイト:<br />
http://blog.canpan.info/global-forum/ (外務省)<br />
http://www1.city.nagasaki.nagasaki.jp/peace/japanese/action/projects/forum.html(長崎市)<br /><br />
◆映画の内容をお知りになりたい方はこちら<br />
http://www.peaceboat.org/info/hibakusha/<br /><br />
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◆◇ ヒバクシャ地球一周 周航中! ◇◆ <br />
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1)1月23日の出航の様子が、菅総理のブログ(カンフルTV)に動画でアップされました。<br />
『第14話【平和】「非核特使」9人、世界一周証言の旅へ』ということで、<br />
今回の被爆者の壷井さん、阪口さんのインタビューや出航式の様子も含まれています。<br />
http://kanfullblog.kantei.go.jp/2011/02/20110204.html<br /><br />
2)9名の被爆者、タヒチからの核実験被害者と若者、オーストラリアのウラン採掘場被害者支援を<br />
している若者、日本各地からの高校生平和大使5名が、横浜からタヒチまでの2週間で行った<br />
グローバル・ヒバクシャ・フォーラム。タヒチではオスカー・テマル前大統領に面会し、証言会や<br />
地元の学生との交流をしました。<br />
最後には、「グローバル・ヒバクシャ・フォーラム声明」と「若者共同声明」が採択されました。<br /><br />
・高校生平和大使<br />
http://ameblo.jp/hibakushaglobal/entry-10795074844.html<br />
http://ameblo.jp/hibakushaglobal/entry-10803134436.html<br />
・オスカー・テマル前大統領との面会<br />
http://ameblo.jp/hibakushaglobal/entry-10798606545.html<br />
・フォーラムの報告と2つの声明<br />
http://ameblo.jp/hibakushaglobal/entry-10803109750.html<br />
・高校生帰国記者会見<br />
http://ameblo.jp/hibakushaglobal/entry-10800820628.html<br /><br />
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◆◇ 世界からの声『マイケル・サンデルさんからメッセージ』 ◇◆ <br />
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NHKの「白熱教室」で有名かつ社会的な話題にもなっている、<br />
アメリカのハーバード大学のマイケル・サンデル教授から、<br />
おりづるプロジェクトに応援メッセージを頂きました。<br />
サンデルさんが「核なき世界に向けて動く『私たち』」として<br />
くださったことに、とても勇気づけられます。<br />
(直筆メッセージはこちら:http://ameblo.jp/hibakushaglobal/entry-10796247949.html)<br /><br />
被爆者の記憶を今を生きる世代に伝える皆さんの努力に感謝します。<br />
核のない世界に向けて動く私たちを後押しする皆さんの活動が、どうか成功しますように。<br />
マイケル・サンデル(ハーバード大学教授)<br /><br />
(渡辺里香)<br /><br />
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◆◇ 証言 ─ 私の体験 ─ <br />
『山中恵美子さん』 ◇◆ <br />
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1945年8月6日の朝、切れたゲタの鼻緒を直すために建物の中に入りました。<br />
原爆が落ちたのはその瞬間でした。まるで太陽が目の前に落ちたような光と音、<br />
そして地面にたたきつけられました。爆風で息をすることも困難で気を失ってしまった山中さん。<br />
ぼろぼろの靴を履いて前掛けをしたおじさんが瓦礫の中から助けてくれました。<br />
手をつかむと、おじさんの腕の皮は腐ったバナナのようにズルッとむけました。<br />
お礼を言う余裕もなく見上げた町は、一面暗い灰色。ぼんやりと見えた人影はみな、<br />
爆発したようにふくれた髪の毛をしていたといいます。<br />
火の手から走って逃げ、助けを求めた顔見知りの叔父さんには<br />
「あんた誰かいのう」と尋ねられる程変わり果てた姿。瓦礫から助けてくれた<br />
「おじさん」だと思った人も若者であったかもしれず、前掛けだと思ったものは<br />
おそらく火傷で剥がれた胸の皮だったと知ったのは、ずっと後のことでした。<br />
医師に反対された出産は、三日三晩自らと胎児の身の危険をおかしながらでした。<br />
産後は一年間床につき、その後も血小板が少ないために出血が止まらなくなったり、<br />
戦後30年以上も体からガラス片が出てくる状態でした。<br />
思い出したくも、語りたくもなかった被爆体験ですが、被爆者遺族代表として献花をしたり、<br />
広島の原爆祈念館を訪ねることで、心の整理がつき、生かされた命をつかって平和のために<br />
行動し始めたのが4年前のことです。<br /><br />
「戦争ほど残酷で不幸なものはありません。核保有国は研究を重ね、核を小さく強度なものに<br />
しています。被爆者は怒りをあらわにして、核廃絶を叫び訴えなければなりません。<br />
被爆、断念せざるを得なかった結婚、病気、いろいろなことがありましたが全て意味のあること。<br />
それを体験するのが私の宿命なら、それを使命に変えて生きていこうと思っています。」<br />
この言葉には山中さんの人生が凝縮されているように思います。<br />
(渡辺里香)<br /><br />
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◆◇ 核をめぐる動き <br />
『原発輸出と核拡散』 ◇◆ <br />
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昨年末、日本がエジプトやサウジアラビアなど、国際原子力機関(IAEA)との<br />
追加議定書を結んでいない国への原発の輸出を検討していることが報道されました。<br />
核不拡散条約(NPT)の下で非核保有国は査察を受け入れなければいけませんが、<br />
北朝鮮のように隠れて核開発する国を防ぐために、近年査察が強化されてきました。<br />
それが追加議定書です。それを結んでいない国に原発を輸出していくことは、核不拡散の<br />
ルールを弱体化させるおそれがあります。(川崎哲)<br /><br />
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◆◇ Action for PEACE ─あなたといまできるコト─ ◇◆ <br />
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★映画を見る!<br />
日本各地・世界各国で続々と上映会が行われています。<br />
まずは、2本のドキュメンタリー映画を観てみよう!<br />
上映日程⇒http://ameblo.jp/hibakushaglobal/<br /><br />
★映画のDVDを購入する!<br />
ご友人などにもぜひ紹介してください!<br />
ご購入希望⇒http://www.peaceboat.org/info/hibakusha/<br /><br />
★冊子を読んで広める!<br />
ダウンロード希望⇒http://www.peaceboat.org/info/hibakusha/<br /><br />
★上映会を開こう!<br />
上映権付きでのDVD販売を行っています。<br />
学校や地域で上映会を開いてみませんか?<br />
ご購入希望⇒http://www.peaceboat.org/info/hibakusha/<br /><br />
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◆◇ 行ってみよう!読んでみよう! <br />
─ イベント&参考図書紹介 ─ ◇◆ <br />
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◆◆◆読んでみよう!◆◆◆◆<br />
─『命つないで 在韓被爆者・金文成さん救援の記録』 <br />
編著:茅野丈二、平野伸人 協力:長崎友愛病院 出版:長崎新聞社 <br />
本体価格:1,500円(税別)<br /><br />
原爆後遺症に苦しむ韓国人被爆者・金文成さん。<br />
「彼を救いたい」という人々の小さな力が結集して生み出した「心の宝」。<br />
長崎友愛病院の人々と被曝二世の仲間たちが「不信を信頼に」変えた歩みの記録です。<br /><br />
◆◆◆行ってみよう!◆◆◆<br />
1)世界遺産 <ビキニ>から拡がる死の灰<br />
日時:2月26日(土)14時から16:30<br />
場所:BumB 東京スポーツ文化館(夢の島公演内)03ー3521ー2551<br />
資料代:500円<br />
主催:公益財団法人第五福竜丸平和協会<br /><br />
証言:大石又七(第五福竜丸元乗組員)<br />
講演:豊崎博光(フォト・ジャーナリスト)<br /><br />
*第五福竜丸展見学会もあります*<br />
http://ameblo.jp/hibakushaglobal/entry-10788804509.html<br /><br />
2)武力は悲劇しか生まない 北東アジアに非核・軍縮の仕組みを<br />
日時:2月26日(土) 13:30ー16:30<br />
場所:日本青年館 501会議室<br />
資料代:1000円(一般)、500円(学生)<br />
主催:NPO法人ピースデポ<br />
http://www.peacedepot.org/new/110226_soukaievent.htm<br /><br />
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◆◇ 募集 『長崎でのグローバル・フォーラムにご参加できる方』 ◇◆ <br />
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核兵器のみならず地雷、クラスター弾、小型武器等の通常兵器も含めた幅広い問題を扱うとともに、<br />
軍縮・不拡散教育分野における政府の立場と市民社会の立場からの協力のあり方について、<br />
国内外から様々な立場の参加者を得て、建設的かつ活発な議論を行います。<br />
世界の専門家の話を直接きくチャンスです。是非お申し込みください。<br /><br />
<開催日時><br />
2011年3月17日(木曜日)9時30分―18時00分<br />
2011年3月18日(金曜日)9時30分―17時00分<br /><br />
<開催場所><br />
長崎原爆資料館(長崎市)<br />
http://www1.city.nagasaki.nagasaki.jp/peace/japanese/map/index.html<br />
日英同時通訳あり<br />
入場無料<br /><br />
<予定プログラム><br />
3月17日(木曜日)<br />
午前 開会式<br />
午後 核兵器セッション,通常兵器セッション<br />
3月18日(金曜日)<br />
午前 教育の視点からのセッション<br />
午後 交流プログラム,総括セッション<br /><br />
<公式ブログサイト><br />
http://blog.canpan.info/global-forum/<br /><br />
<お問い合わせ・お申し込み先><br />
詳細については長崎市長崎原爆資料館平和推進課までお問い合わせください。<br />
(電子メール:heiwa@city.nagasaki.lg.jp 電話番号:095-844-9923/ファックス:095-846-5170)<br />
なお,追加情報は上記公式ブログサイトにも随時掲載いたします。<br />
http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/event/gunshuku_forum.html<br /><br />
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◆◇ 編集後記 ◇◆ <br />
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2011年1月23日から、第4回おりづるプロジェクトが出航しました。<br />
すでに、南太平洋のタヒチ、ラテンアメリカのペルーを経て、コロンビアに<br />
寄港しています。<br />
すでにたくさんの「よき出会い」や「心に響く証言」がされています。<br />
これからも現地からの熱気あふれる報告をお送りしますので、<br />
おりづるブログにもご注目ください。<br />
次回は3月中ごろを予定しています。<br />
(渡辺里香)<br /><br />
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→http://www.mag2.com/m/0001118107.html<br /><br />
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おりづるVoyageマガジン<br />
編集・発行: ピースボート<br />
〒169-0075 東京都新宿区高田馬場3-13-1-B1<br />
Tel . 03-3363-7561 (担当:渡辺) Fax. 03-3363-7562<br />
E-mail: info@peaceboat.gr.jp<br />
ウェブ: http://www.peaceboat.org/<br />
おりづるブログ: http://ameblo.jp/hibakushaglobal<br />
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