ルーターの設定 知識編


※上記の広告は60日以上更新のないWIKIに表示されています。更新することで広告が下部へ移動します。

ルーターとは、各家庭に1本しかないネット回線を、複数のパソコンで使えるようにする、回線分割機器です。

※光回線で「ひかり電話」を利用している場合(普通の電話より安くなるので光回線の人はほとんど該当すると思います)は、たとえパソコンが1台しかなくても電話機に回線を分割するのにルーターを使用しています。

回線が分割できることは非常に便利なのですがその反面、ルーターの使用を想定していないアプリケーションソフト(ソフトorツール)で、ルーターを介して通信しようとすると、うまく通信できないトラブルが発生します。

このトラブルのを回避する「やり方」だけ紹介したいところですが、ルーターのメーカーごとに専門用語&やり方が激しく違うので、Windowsのように一律の「やり方」を紹介できません。

ここでは「やり方」の基本を学んでいただき、のちに自分のルーターのマニュアルを見ながら設定してください。

 

ルーターを使うならば他のソフト(ゲーム)でも同様の設定を迫られることが多々あると思いますので、がんばって読みきってください!


ポートフォワーディング 準備知識

ポートフォワーディングとは、通称:ポート開放と呼ばれている行為です。

開放とは「何か閉まっているものを開く」という意味、フォワーディングは転送という意味で、これから行う作業を考えるとどちらでも間違いではありません。

しかし、ポート開放と聞くとWindowsのFireWallのポート開放と勘違いして関係ないところをいじりだす人が少なからずいるので、当サイトではなるべく「ルーターのポート開放」もしくは「ポートフォワーディング」という言葉を使うことにします。

これから行う作業の大雑把な流れは

MACアドレスを利用してローカルIPアドレスの予約/固定

固定したローカルIPアドレスにポートTCP7144の通信を許可する

ルーターの再起動 の3本です笑

これらの作業をさらに細かく下記では説明しています。


下準備

ルーターの設定画面の開き方

ほとんどルーターの設定画面は、webブラウザ(IE)で開くように設計されています。

説明書で書かれている 「 http:// 」で始まる文字列を入力してください。
それでルーターにアクセスすることになり、設定画面が開けます。

  • http://192.168.1.1/
  • http://192.168.0.1/
  • http://192.168.11.1/ (Buffalo)
  • http://ntt.setup/ (NTT等)
  • https://ctu.fletsnet.com/ (NTT西の光プレミアムのCTU)

などが代表的なルーターのURLになります。

URLにアクセスするとIDとパスワードを要求されると思いますので、打ち込んじゃってください。
はじめてルーターにアクセスする場合でもIDとパスを要求されることがありますが、説明書に書いてあるIDとパスを打ち込めばOKです。

ルーター設定で使われる言葉

メーカーによって、使われる言葉が、かなーり違います。
意味は同じなのですが、考え方/設計の仕方の違いのせいで統一されていません。

用語説明をみっちり作ってみましたので、コレを読めばルーターが何をやっているかは何となく分かっていただけると思います。

WAN

Wide Area Network の略。

いわゆるインターネットのこと。

LANの反語で、LANとインターネットを明確に区別する場合によく用いられる。

LAN

Local Area Network の略で、地域限定のネットワークのこと。

地域限定の地域が、どの程度の規模のネットワークになるかは設置した人によりけり。一般家庭では地域=家庭内。

ルーターはこのLANとWANの橋渡し的存在で、ルーターより内側がLANで、外側がWAN。

グローバルIPアドレス
WANアドレス

パソコンがインターネットに接続するときにプロバイダから与えられる、世界で唯一のパソコン識別番号。

インターネットに接続したパソコン同士は、この番号でお互いを個別認識している。

プロバイダ1契約につき1つだけ配布してもらえる番号で、接続のたびにその時ほかの誰もが使っていない新しい番号がもらえる。
255.255.255.255 の形式で表され、およそ43億通りの組み合わせがある。

回線に直接パソコンをつないでいる場合はパソコンがグローバルIPアドレスを持つことになるが、ルーターを使用する場合はルーターがグローバルIPアドレスを持つことになり、これが特定のアプリケーションソフトやゲームで、うまく接続できない原因。

(プロバイダのIDとパスを、パソコンが持ってるか、 ルーターが持っているかで判別できる)

ローカルIPアドレス
プライベートIPアドレス
LANアドレス

ルーターよりも下流(家庭内:内側)だけで通用するパソコン識別番号。

ルーターが下流に接続されている端末(パソコン等)を識別するのに用いられる。

192.168.1.1 の形式で表され、ルーターの設定を何もしていなければ、パソコンの電源を入れた順番に192.168.1.1>192.1681.2>192.168.1.3>・・・・と振り分けられる。

ローカルIPアドレスの固定
MACアドレスの固定
アドレスの予約
DHCP設定

LANボードやLANカードには、世界で1つしかないシリアルナンバーが内包されてる。

シリアルナンバーは AA:AA:AA:AA:AA:AA の12文字形式で表される。

ルーターはこのシリアルナンバーを見て、現在どのパソコンが起動したのかを識別することが出来るが、ルーターにこのシリアルナンバーを教えておかないと意味/効果が無い。

ルーターの初期状態では、ルーターに接続してきた順番(パソコンの電源を入れた順番)にローカルIPアドレスが割り振られることになっているが、これではパソコンの電源を入れる順番を変えただけで、その都度ローカルIPアドレスが変わってしまう恐れがある。

このままでは1つのローカルIPアドレスにした設定が他のパソコンに反映されてしまう恐れがあるので、ルーターの特定設定いつも同じパソコンで使いたい場合は「このシリアルナンバーを持つ端末が接続してきた場合には、毎回特定のローカルIPアドレスを割り振る」ように前もって教えておく必要がある。

この作業をローカルIPアドレスの固定と言い、シリアルナンバーと固定したいローカルIPアドレスをルーターに登録し、ほかで使われないように予約しておく。

ポート(ポート番号)

通信を必要とするアプリケーションソフトやゲームでは使用するポート番号というものが決まっていて、パソコンはこのポート番号を見て「000のソフトからの通信だ」と判断する。

ただしルーターには、ソフトがインストールされているわけではないのでポート番号を見ても何の通信だか分からないし、ルーターより下流のどのパソコンにデータを渡せばよいかもまったく分からない。

こういったルーターにとって何だか分からない外部からの一方的な通信があったらならば、ルーターの初期設定ではどんな通信であろうとも関係なく全て破棄してしまう決まり(ルール)になっている。

もちろん、このルーターにとって何だか分からない接続要求の中には、悪意のある接続もあるかも知れないので、それはそれでセキュリティ的には良いことなのだが、その中にはPeerCastやゲームに代表されるようにあなたにとって必要な通信も含まれてしまうことになる。

そこでルーターには前もって「ポート00番の通信があったら、下流のローカルIPアドレス△△の端末に渡せ」と教えておくことで、△△の端末であるあなたのパソコンが通信できるようになる。

※ルーターの設定を何もしていないのに、サイトやメールやチャットができる理由

Yahooサイトやこのサイト、メールやチャットなどは、ルーターを使っていても特別な設定無く利用できる。

その理由は「外部からの一方的な通信」ではなく、あなたのパソコンから送られた命令に対する返信であって、一方的ではないからだ。

あなたのパソコンからだされた通信(命令:サイトを開け等)には、ルーターが勝手にポート番号をつけていて、その応答が発信時につけたポート番号と同じならば、外部からの通信であってもルーターは受け付けているのだ。

だから、サイトを見る/メールを受け取ることは、ルーターにとっては外部からの一方的な通信ではなく、あくまで内部(下流)からの命令に対する返信ということで処理されている。

このおかげで一般的な用途ではルーターが障害になることはないのだ。

IPマスカレード
ポートフォワーディング
静的NAPT
バーチャルサーバ

ポート番号付きで外部からルーターに通信があった場合、その通信をルーター下流のどのパソコンに渡すかを登録するためのルーター設定名称。

ざっと挙げただけでもメーカーによってこれだ違いがある(笑)

・通信を許可する(ソフトやゲームで使う)ポート番号
・ルーターからパソコンまでのポート番号
・転送するパソコンのLANアドレス

の3項目は入力する必要があるので、これをヒントに設定画面を探し出してもいいかもしれない。

例:ポート8000でルーターに通信が来たら、ポート8000で192.168.1.2のパソコンに転送する。

TCP/UDP

通信プロトコルのことで、通信規格とも言う。

TCP= 一般的に良く使われるプロトコルで、通信はやや遅いがデータに損失がないか何度も確認するため確実。ポート開放といわれて特にプロトコルの指定が無ければ、だいたいコレ。

UDP= 高速通信が必要な時に使われるプロトコル。通信損失の確認を一切行わないことで、高速化を実現したプロトコル。一瞬の遅れが命取りになるゲームでよく使われる。

ルーターの再起動

ルーターに施した設定を反映させるには、必ずルーターを再起動する必要がある。

ルーター設定内に[ 再起動 ] の項目があるので、そこから再起動することができる。

ルーターの電源を抜き差ししても同じ効果が得られる。

どんなルーターでも電源が入り直して(起動/再起動)から、ルーターが正常に動作するようになるまでは1~2分の時間がかかる。

ルーターによる細かい違い

MACアドレスから割り当てるローカルIPアドレスを固定する設定と、特定のポート番号による通信をルーター下流の指定したローカルIPアドレスに渡す設定の2種類の設定はどんなルーターでも設定可能。

ただし、機種により使われている用語以外にも細かいところが違っている。

例:機種によりポートのフォワーディング設定が出来る数に制限がある場合がある。

例:フォワーディングするポート番号は10~15まで、と一度に複数指定できるものがある。当然入力項目が増える。

例:自動で割り当てられるローカルIPアドレスの番号が1からではなく、いきなり10から始まる機種もある。

例:MACアドレスの隙間に入る記号が「:」ではなく「-」の場合もある。

例:設定した項目に任意でコメント(あなた用のメモ書き)を追加できる場合もある。

こういった微細な違いは「名前からして違って半信半疑なのに、入力項目の数すら一致しない」という事態を招き、パソコン初心者をさらなる混乱へ導いてしまっている。

全ポート開放
DMZ設定

外部からの一方的な通信があった場合、どんなポート番号であろうとも指定したパソコンにデータを転送する設定。
入力項目はローカルIPアドレスだけ。

DMZは非武装地帯という意味がある。

取扱説明書では、危険だからやらないで~みたいに書いてあるが、ルーターなしで直接接続しているのと同じ状態になるだけでそれほど危険は無い。

直接接続と違う点は、ルーターの電源が入っている限りパソコンの電源を切ってもインターネット回線はつなぎっぱなしの状態であること。


ツールボックス

下から選んでください:

新しいページを作成する
ヘルプ / FAQ もご覧ください。
添付ファイル