null値の設定


前回のdemの海の部分は-9999.0という値を持っています。
値を持ったままだと、カラーテーブルに反映される可能性があるので、値を持たないnullに変更します。

Q-GISを立ち上げる。

→GRASSマップセットを選択で以下のように設定し、了解をクリックする。
           Gisbase   C:GRASS
           位置     kushida
           Mapset   自分の名前

→左端のアイコンの下から三番目(GRASSツールを開く)をクリックする。

→shell-GRASS-shellをクリックし、コマンドプロンプトを立ち上げる。

→コマンド上で以下のように入力する。
r.null dem set=-9999.0

すると下のような地図になります。
※左が設定前で、右が設定後


カラーテーブルの変更


先ほどと同じようにGRASSマップセットを選択で以下のように設定し、了解をクリックする。
           Gisbase   C:GRASS
           位置     kushida
           Mapset   自分の名前

→左端のアイコンの下から三番目(GRASSツールを開く)をクリックする。

→shell-GRASS-shellをクリックし、コマンドプロンプトを立ち上げる。

→コマンド上で以下のように入力する。
r.colors dem col=srtm

すると、下のような地図ができます。

これ以外にもさまざまなカラーテーブルがあるのでいろいろ試すとよさそうです。


対象範囲の変更


このままだと、櫛田川を見るにしては、範囲が広すぎるので、範囲を変更します。

先ほどと同じようにして、shell-GRASS-shellをクリックし、コマンドプロンプトを立ち上げる。

→コマンド上で以下のように入力する。
g.region -p

これで、現在の領域が表示されます。


g.region n=34.63 s=34.30 w=136.06 e=136.66 -p


これで、変更後の領域が表示されます。
※nsewの順番は気にしなくても大丈夫です。また、値は度で入れてください。

このままだとcellの値が大きく処理に時間がかかるので、次のように入力します。
g.region res=0:00:04 -p


これと、前回作ったareaとriverを出力し表示すると、下のような地図ができます。


※プロパティでriverの線を赤に、areaを塗りつぶしなしにして、そしてレイヤをriver,area,demの順で並べています。

今回はここまでです。お疲れ様でした。


タグ:

+ タグ編集
  • タグ:

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

最終更新:2011年05月12日 11:58