不要なベクター部分を削る

地図 「tsu_old」の不要なベクターを選択して、削除します。
ここでは、エリア20を削除します。

まず、grass-shell上で、「tsu_old」 のエリア数(およびセントロイド数)を確認します。
v.info tsu_old
上のコマンドより、以下のようにベクターマップの基本情報が表示されます。
これより、206のエリア(およびセントロイド)があることがわかります。
よって、次のコマンドでエリア20を削除します。

v.extract in=tsu_old out=tsu_old1 list=1-19,21-206
もしくは、
v.extract -r in=tsu_old out=tsu_old1 list=20
でもOKです(-rで20だけを除外することになります)。
ここで、削除した地図を 「tsu_old1」 と名付けました。

次に、人口が1000人以上のエリアを取り出し、「tsu_old_1000」 と名付けます。
   ※ ベクターマップには、人口や世帯といった様々な属性が含まれています。
    Q-GIS画面上端の「レイヤ(L) ⇒ 属性テーブルのオープン」より確認できます。
    もしくは、shell画面上で、「v.info tsu_old -c」 より属性テーブル名が表示されます。
v.extract in=tsu_old1 out=tsu_old_1000 where="JINKO">1000


不要な地図の削除

以前に作成した地図 「dem523604」 を削除します。

!!注意!!
ここでは、データベースから完全に削除します。
もし、作成した地図を下記のコマンドで削除する場合は、本当に消していいものか、何度も自問した上でおこないましょう。

では、あらかじめQ-GIS画面上から 「dem523604」 の表示を消しておきます。
(削除する前に画面上から消しておかないとエラーが起こります。)

以下のコマンドで削除します。
g.remove rast=dem523604


大事なファイルをオリジナルとして残しておく

もしものために用心深く、大事なファイルは複製しておきましょう。
g.copy vect=tsu_old1,tsu_old1_original
これで、「tsu_old1」 の複製地図 「tsu_old1_original」 が加わりました。


津市のみを切り取る

津市内の各エリアを区分けしている共通の線を消し、津市全体を一つのエリアとセントロイドにします。ベクターマップの属性より津市は201と番号付けられているため、ここで作成する地図のカテゴリー値も同じく201としておきます。
v.extract -d in=tsu_old1 out=tsu_old_boundary new=201










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最終更新:2010年06月14日 08:00