玄霧藩国 @ ウィキ

詠唱戦行為

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詠唱


作戦

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  • 詠唱の途中で邪魔されないように、歩兵その他でガードする。
  • 魔方陣を描きやすいように場所を確保。
  • 杖を振り回し身振りを行う事になるので足場に気をつける
  • しっかりと深呼吸をし、発音を行う
  • 韻を踏みリズムを取ることで正確な詠唱を行いやすいようにする
  • 魔法をぶつける相手をしっかり目視する
  • 敵の柔らかそうな所にぶつけるようにする
  • 魔法攻撃は収束して与えるようにする
  • 敵の動きを止めたいときは魔法を分散させて当てる
  • 神々を讃えて歌って踊り、加護を求める
  • 平時や移動時に、外套等で口を覆い保護する事により、戦闘時に発声できなくなる事態を防ぐ
  • 詠唱ポーズ、杖などを準備しておき、集中する媒体を確保する
  • 呪文詠唱を忘れないように、カンペを保持しておく
  • 数回詠唱行為をしているので、周囲との連携が取れている
  • 長時間の発声に耐えられるよう日常的に訓練している
  • しっかり発声出来るように腹式呼吸を心がける

【地形】(開けた場所)
  • 必要と思われる方陣を、あらかじめ記入したマットを持ち込んでその場に敷く。
(その場で書くより素早く展開できる・あらかじめ時間をかけて準備できる)
  • すでに数回詠唱しているので場の用意が整っている

イラスト

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SS

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【幻影使い・詠唱戦 pickup:如月敦子・黒霧】

攻撃命令が下りるその直前、黒霧はぼんやりと戦場を眺めながらこんな事を呟いていた。
「俺こないだまで忍者だったんだけどなぁ。いつの間に幻影使いに」
 ぼんやりとした口調は、その実緊張の裏返しである。ついこの間までオペレータやコパイやらをしていたために、肌身で戦場の空気を感じるというのが実は初めてなのだった。そんな様子を見て、隣で苛々と足をならしていた如月がきれた。
「いつまで惚けてるんのよあんたはっ!?」
 容赦呵責無い大音量の文句と共に、すっきりと伸ばされた足が黒霧の腰を蹴り飛ばした。前のめりになって倒れる黒霧。
「その蹴りは敵に放つべき何じゃないのか?」むくりと起き上がりながら、黒霧はむすっとして言った。
「私達が白兵やってどうするのよ! 守備範囲外じゃー」
「おお、いい具合に熱くなってる」
 黒霧は苦笑しながら如月から一定距離を置いた。奇襲は敵からだけで充分である。何故に味方に奇襲を喰らわねばならぬと言うのか。
 と、そんなことをしていると攻撃命令の連絡が届いた。黒霧は如月の表情を確認する。そしてすぐに後悔した。その時如月が浮かべていた表情はまさに獲物を見つけた猛獣のそれであり、はっきり言って、かなり近寄りがたい物があった。リアルのレポートのせいでゲームできないと言っていたから、そのストレスがきているのかも知れない。
「始めるよ。準備は出来て?」
 如月が満面の笑みを浮かべて訪ねてくる。黒霧は無言で頷き、懐から呪文をメモしたカンペを持ち出した。
「では詠唱開始しまょう」
 黒霧は相変わらずぼんやりと言った。如月はすでに詠唱を開始している。黒霧は「気が早いなぁ」と思いながら、オペレータ業で鍛えた声で詠唱を開始した。

【優しい死神・詠唱戦 pickup:睦月・越智大治郎・影法師・雅戌】

「おお、何か如月君がいい具合に熱くなってるわ」
「憐れ黒霧。何ターンも前の黒い恋人事変につづいてまた味方から攻撃か」
 きゃほーといいながら前方数メートル先で繰り広げられる幻影使い達の様子を眺めている睦月。その隣で、腕組みして応じたのは越智大治郎であった。
「しかし緊張感がないなぁ、あれでいいの?」
 睦月がぶつくさ文句を言う背後で、緊張感の無いのはお前らもだ、と低くうなるような声が響いた。睦月が振りかえる。そこにいたのは、影法師に肩を借りて、胃を抑えた雅戌だった。顔がすでに青い。
「どうしたの? 神経性胃炎?」睦月が聞く。
「いや、腹を下したんじゃない?」越智が言う。
「違う。僕の靴下を食った」
「断じて違うわ!」
 最後に影法師が言いかけたところで、本人からすさまじい大声で否定のつっこみがいれられた。それから雅戌は派手にため息をつく。先日から神経性胃炎であった。理由は簡単で、藩王が(リアルに)ぶっ倒れたりしたため、一気に作業量が増えたからだった。
「いやまあ、それはいい、それはいいんだが、お前らもうちょっと……」
 真面目に、と言いかけたところで攻撃命令が下った。睦月、越智、影法師は一斉に表情を改めた。睦月はまだ微かに笑っているようだったが、鋭すぎる視線の印象が微かな表情を完全に消し去ってしまっている。
「始めようか」越智がぼそぼそと言った。
「OK。あー、雅戌? 大丈夫?」影法師が聞いた。
 雅戌が驚いている前で、睦月と越智が詠唱を開始する。遠くから聞こえてくる戦場の轟音などまるで聞こえていないかのような、歌うような声。影法師は笑いながら言った。
「さて、我々も始めましょう」
「……ああ、そうだな」
 雅戌は頷いた。いつの間にか胃の痛みが消えている。
 歌うような声が、幾重にも重なり始めた。

【一斉詠唱】

「というわけで、ここいらで皆で協調行動をとっていただきたいわけなんですが」
 胃のあるあたりを抑えながら雅戌は言った。その表情は、今や青ざめすげて土気色になっており、端的に言えばすさまじい物があった。声が妙に響くのもそのすさまじさに拍車をかけている。その場に集まっていた如月、黒霧、影法師、睦月、越智は全員が息をのんで静聴していた。はっきり言って、下手な口答えした次の瞬間に雅戌が倒れてしまいそうで皆おそるおそるだったのである。
「よろしいですか? 次の指示で一斉に行動します。いいですね? わかりましたね? アンダースタン?」
「わ、わかりしました」
 震える声で応じたのは越智だった。ちなみに、腰が引けている。これなら敵のど真ん中に突っこんだ方がましだと思った。
 と、そこにまさしく天使の救いの声というべきかな、オペレータからの連絡が入った。詠唱行為開始、詠唱行為開始。
 全員が一斉に頷いた。敵のいる方角を見る。戦場も雅戌の顔色くらいすさまじい物となっていた。それを視界に修めつつ、震える声を叱咤して、はっきりと詠唱を開始する。それはどこか歌うような、あるいは願うような、良く響く声の連鎖だった。
 祈り混じりの声は響く。やかましい戦場を一つの旋律が駆け抜けていく。それは詠唱という名の歌唱だった。
 ある物は目を瞑って歌った。祈りながら歌った。カンペを見る物もいたし、胃を抑える者もいた。それぞれに異なる声色が、問いかける。それは無駄なことか? それは無意味なことか? 確かにそうかもしれない。
 だがそうではない。そんなことは無いだろうと、彼らは声を張りあげる。それはどこか悲しくすらある光景だったし、見る者次第では滑稽だと笑うこともあったかも知れない。
 しかしそれも、この声を聞いてなお笑うことなど出来なかっただろう。否、誰が笑おうか。その声は、その心を目の当たりにして誰が無意味と嘲ろうか。
 それは詠唱と言うよりも歌だった。祈りを込めた歌だった。
 詠唱という名の歌が、ゆっくりと戦場に満ち始めていく……。


RP

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雅戌「みんな、攻撃用意だ」
黒霧「では、行きましょうか」
如月「自分の身くらい自分で守るわよっと!」
如月「射線…よし。射程…よし。今なら、あたるっ!」
如月「見えてるっ!貰った!!続け、第二撃!」
黒霧「それにしても、どうした物か。こう敵だらけでは狙うも何も……まあとりあえず撃っておくか」
黒霧「たとえばの話、敵も死にたくはないんだろうな……。が、まあ。それはこっちも同じだ。恨む理由も悲しむ理由も最早無い。ここにあるのはただ戦うという意志。ただ生きたいという意思。もとよりただ戦いの最中にある者にとってはそれしかないもの。なら始めよう。戦うぞ。待っていろ、敵」
雅戌「どんな戦いだろうと基本は同じ。カバーリングを行って助け合えば二人は四人分の力にもなる」
雅戌「白兵攻撃が出来なくても、僕らには詠唱戦があるからね。そう簡単に負けるほど弱くはない」
雅戌「相手の生き残りに警戒! 着弾のブレは把握してるね? 補正していくよ」
雅戌「悪いけど、容赦無しだ。賭けてるもんがあるから、お前らには光になってもらわないといけない!!」
雅戌「理を唱えて力を行使する。数は少ないがね、使い手はここにいる!」
雅戌「『祖の霧は我らを……』」
越智大治郎 「まずは呼吸を整えて,全ての基礎は呼吸よ」
睦月 「ラジャー!(すぅぅと深呼吸して丹田に力を篭める」
越智大治郎 てか詠唱ってマジムズ
睦月 「敵位置確認。理力攻撃用意(杖をクルクルと回しつつ」
越智大治郎 「おーけー,こちらも準備おーけー,行くよ?」
睦月 「OK 息を合わせるよ 越智さん」
越智大治郎 「おうさ,意識を敵に,」
越智大治郎 「そしてその奥に,さあ!!」
睦月 「おう!       おう?」
越智大治郎 「放て!!」

応援RP

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