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「元ネタ2」(2012/01/15 (日) 01:58:59) の最新版変更点
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#contents
作中に出てくる単語や各キャラのスキルなどにまつわる由来について。
ロイド・エリィは『英雄伝説 零の軌跡』、ジュリオ&クリスは『英雄伝説III 白き魔女』のキャラクターだが便宜上、ここに所属させる。
*作品の説明
**英雄伝説III 白き魔女
ガガーブ三部作の第一弾。
PC-98とWindowsで発売され、PSとPSPで他社により移植される。
主人公のジュリオとクリスが成人の儀式である巡礼の旅で世界を回る。
作中に登場する小説「大魔導師オルテガの竜退治」のオルテガの年齢と今作のミッシェルの年齢が一致している。
なお、オルテガとミッシェルは同一人物。
**英雄伝説Ⅵ 空の軌跡シリーズ(PC、PSP)
2004年~2007年に全3部作をPCで発売し、その後PSPにて追加要素を加えて移植された。
『FC』と『SC』はエステル、『the 3rd』はケビンが主人公。
雑誌などで「日本ファルコム看板作品のひとつ」とされているほどの人気作品。
**英雄伝説 零の軌跡(PSP)
2010年9月30日発売。『空の軌跡』シリーズの続編。
主人公はロイド。
リベールから北東のクロスベル自治州、クロスベル警察特務支援課を主軸に物語が展開する。空の軌跡のキャラクターも何人か登場している(名前又はCGだけ、と言うキャラクターも含めると結構出ている)。
*スキル
SC・the 3rdにおけるクラフト(技)は一部を除いてLvが上がると強化され、漢字名なら頭に真or極、カタカナ名なら末尾にⅡorⅢと付くようになる。
**エステル
・捻糸棍…敵指定・直線貫通タイプの攻撃クラフト。
・金剛撃…ダメージを与えて駆動中の技・アーツを解除するクラフト。初期は単体だが、真・金剛撃以降は敵指定・中円タイプになる。
・旋風輪…地点指定・中円タイプの攻撃クラフト。微調整が効きHIT演出数が多いのでセピスボーナス使用に便利。
・ファイアボルト改…敵指定・中円タイプの攻撃アーツ。火属性。
・プラズマウェイブ…位置指定・直線貫通タイプの攻撃アーツ。風属性。「封技」の追加効果あり。
・桜花無双撃…Sクラフト。敵単体を攻撃する。真・桜花無双撃になるとHP吸収の効果も付く。
・太極輪…Sクラフト。SCでは“奥義・太極輪”。3rdでは“絶招・太極輪”に強化され、HP吸収の効果も付く。零の軌跡を除きエステルのSクラフトは全て単体攻撃。桜花無双撃よりも威力が高く、全Sクラフト中一・二を争う高威力を誇る。
**ヨシュア
・ソウルブラー…単体攻撃のアーツ。時属性。「気絶」の追加効果あり。
・絶影…敵指定、直線貫通タイプのクラフト。ダメージを与えて行動順を遅らせる。本作とは異なり、掻き消えるように突き抜ける。そして攻撃後は宙から降ってくる…。
・魔眼…敵指定、中円タイプのクラフト。ダメージを与えて行動順を遅らせる。
・E-ドレイン…単体攻撃のアーツ。時属性。敵のHPを吸収する。
・断骨剣…Sクラフト。敵単体を攻撃する。
・漆黒の牙…Sクラフト。敵全体を攻撃する。『FC』では唯一の全体攻撃クラフト。
・幻影奇襲…Sクラフト。敵全体を攻撃する。漆黒の牙よりも威力が高い。SCでは身喰らう蛇の紋章が砕け散る演出が、過去との決別を象徴する。登場以降作品毎に細かく演出が変更されている。
**クローゼ
・ケンプファー…単体攻撃のクラフト、ジークが攻撃して攻撃力、防御力を下げる。
・アクアブリード…敵単体を水塊で攻撃するアーツ。
・シュトゥルム…単体攻撃のクラフト。駆動中の技・アーツを解除する。
・ダイヤモンドダスト…位置指定・小円タイプのアーツ。水属性。「凍結」の追加効果あり。
・ランツェンレイター…単体攻撃のクラフト。駆動中の技・アーツを解除する。元は『SC』および『the 3rd』でPCとして登場するユリアの技。
・コキュートス…全体攻撃のアーツ。水属性。「凍結」の追加効果あり。
・サンクタスノヴァ…Sクラフト。範囲は敵指定・中円タイプ。『SC』ではSTR依存だったが、『the 3rd』でATS依存に変更されている。発動時の台詞『エイドス』は原作で度々名前のみ登場する『空の女神』のこと。
**オリビエ
・クイックドロウ…位置指定・中円タイプの攻撃クラフト。「クイックドロウII」になると範囲が大円に広がる。
・ダウンサイド…敵指定・中円タイプの補助アーツ。敵単体の防御力を下げる。幻属性。
・カオスブランド…敵単体を混乱させる補助アーツ。幻属性。耐性が無ければ確実に効くので、特定の戦闘では猛威を振るう。
・スナイプショット…単体攻撃のクラフト。駆動中の技・アーツを解除する。
・ハウリングバレット…Sクラフト。範囲は敵指定・中円タイプ。
・レクイエムハーツ…Sクラフト。範囲は敵指定・中円タイプ。ハウリングバレットより威力が高い。
**ティータ
・スモークカノン…位置指定・中円タイプの攻撃クラフト。「暗闇」の追加効果あり。スモークカノンIIになると範囲が大円に広がる。
・ダークマター改…位置指定・中円タイプの攻撃アーツ。空属性。敵を範囲の中心に引き寄せる上に移動力ダウンの追加効果あり。元々は『SC』でワイスマンが使用したクラフト。
・カノンインパルス…Sクラフト。範囲は敵指定・中円タイプ。ティータの技で唯一、導力停止現象中でも使える。PSP版『SC』で登場した攻撃範囲の異なる「カノンインパルスF」もある。
・テンペストフォール…全体攻撃のアーツ。空属性。オーブメントのライン上、ティータで使用するにはクォーツのセットが実用性に欠け易い(使えるように組めない?)。
・サテライトビーム…Sクラフト。範囲は敵指定・中円タイプ。カノンインパルスより威力が高い。
**アガット
・フレイムスマッシュ…敵指定・小円タイプの攻撃クラフト。当てた相手を非常に大きく吹き飛ばす。
・バッファローレイジ…HPを消費してCPを溜めるクラフト。HPが足りない場合は戦闘不能になる。
・ドラグナーエッジ…敵指定・直線貫通タイプの攻撃クラフト。駆動中の技・アーツを解除する。
・スパイラルエッジ…単体攻撃のクラフト。行動順を遅らせる。
・ダイナストゲイル…Sクラフト。単体攻撃タイプ。
・ファイナルブレイク…Sクラフト。範囲は敵指定・中円タイプ。
・ドラゴンダイブ…Sクラフト。敵全体を攻撃する。
**レン
・ブラッドサークル…位置指定・中円タイプの攻撃クラフト。即死の追加効果あり。
・カラミティスロウ…敵指定・直線貫通タイプの攻撃クラフト。即死の追加効果あり。
・クロックダウン…敵指定・中円タイプの補助アーツ。敵の行動力を下げる。時属性。
・レ・ラナンデス…Sクラフト。範囲は敵指定・中円タイプ。50%で即死の追加効果があり、『SC』では代表的な初見殺し。名前はレン・ラン&デスの意。
・パテル=マテル…Sクラフト。範囲は敵指定・直線タイプだが非常に広く、実質全体攻撃技。
**レーヴェ
・シルバーソーン…位置指定・中円タイプの攻撃アーツ。90%という高確率で混乱の追加効果。『FC』ではロランス少尉(偽名)専用だった。
・零ストーム…駆動中のアーツを解除する効果のあるクラフト。
・アークドレイン…敵全体が対象の補助アーツ。幻属性。EPを吸収する。本編では使わない。
・鬼炎斬…Sクラフト。高確率で気絶の追加効果あり。
・冥皇剣…Sクラフト。凍結の追加効果あり。
**ロイド
・アクセルラッシュ…位置指定・小円タイプの攻撃クラフト。エステルの旋風輪に近く、CP消費が少ないかわりに範囲が狭くヒット演出も少ない。
・ストーンスパイク…単体攻撃のアーツ。土属性。「石化」の追加効果あり。
・スタンブレイク…単体攻撃のクラフト。駆動中の技・アーツを解除する。「気絶」の追加効果あり。
・タイガーチャージ…Sクラフト。単体攻撃タイプ。耐性がなければ確実に「封技」にもできる。
・バーニングハート…自身のSTR、DEF、SPDを強化し、状態異常を防ぐ効果のある補助クラフト。ただし、効果が切れると1ターン気絶する。
・クリムゾンレイ…単体攻撃のアーツ。火属性。基本威力は『零の軌跡』に登場する全アーツの中で最も高い。
*ステージ
・ブライト家…エステルの実家。ロレントから少し離れた場所にある。
・ロレント…ブライト父娘の生まれ故郷。オリビエいわく「野菜は美味」とか。
・グランセル城…リベール王国の王都グランセルにある城。『FC』・『SC』では立て続けに襲撃されており、危険と苦労の絶えない城。地下の古代遺跡(「封印区画」)が『FC』のラストダンジョン。
・ルシタニア号…『the 3rd』のプロローグでケビンが乗っていた客船。“表向き”は世界最大の飛行船。
・ツァイス中央工房…工房都市ツァイスにある施設。工房長はマードック。
・ラヴェンヌ村…アガットの故郷。ボース地方にある果樹栽培が盛んな農村。
・幻影城…『the 3rd』のラストダンジョン。4手に分かれて探索することになる。
・アクシスピラー…『SC』のラストダンジョン。レーヴェが待ち受けていた場所は、その屋上である。
・クロスベル…『零の軌跡』における中心舞台だが、実は『SC』でも少し名前は出ていた。本作は中央広場をステージグラフィックとして採用されている。
・ハーケン門…リベール王国とエレボニア帝国の国境を守る関所。守将であるモルガン将軍は遊撃士嫌いだったが、エステルの活躍を目の当たりにしたことなどから態度はやや軟化している。
*BGM
・D.A.Y./BREAK
・Dive into your fate Instrumental Ver.
・Challenger Invited
・Cry for your Eternity
・Fighting Right On
・Dragon Dive ~アガットのアは赤毛のア~
・Maybe it was fated Instrumental Ver.
・銀の意思…スーパーアレンジヴァージョン。SCではレーヴェとヨシュアの一騎打ちの時に使用されている。スタッフも「星の在り処(『FC』のEDソング)と同じく空の軌跡の代表曲」としている。
・Get Over the Barrier! -Roading Version-…『零の軌跡』のイメージ曲。冒頭の部分が「銀の意思、黄金の翼」に似ている。本編では終盤で使用された。
・Till the Night of Glory
*サポートキャラクター
・ジュリオ&クリス(英雄伝説III 白き魔女)「銀の短剣」
・アネラス(空の軌跡FC/SC/the 3rd)「風花陣」
同名のクラフト。STRを上げ、DEFが下がる自己強化技。
・カシウス(空の軌跡FC/SC/the 3rd)「麒麟功」
自己強化技。STR・SPD上昇。
ボスとして登場。闘技場ではレーヴェとコンビを組んでいる。
・カンパネルラ(空の軌跡SC/the 3rd)「道化の戯れ」
・ギルバート(空の軌跡FC/SC/the 3rd)「僕が悪かった」
同名の技。突如土下座して謝りだし、握手をしようと近づく。近づいたところで相手に対してポカポカ殴りながら悪口を言いまくり、怒った相手に吹き飛ばされる。一連の行動のマヌケさに、相手はやる気が削がれて攻撃力、防御力が下がる。
・ケビン(空の軌跡SC/the 3rd )「セイクリッドブレス」
同名のクラフト。HP回復+状態異常回復をする大円範囲の技。間違っても魔槍は飛ばさない。
・シェラザード(空の軌跡FC/SC/the 3rd)「ヘヴンズキス」
同名のクラフト。行動順を速める技で決め手に欠けるシェラザード(中には「ヘヴンズキス要員」なんて人も…)にとって数少ない有能な技。CPが許す限りなら、「ずっと俺のターン」なんて事も…。
・ジョゼット(空の軌跡FC/SC/the 3rd)「ラ・クレスト」
地属性のアーツの1つ。防御力を高くする広範囲アーツ。
・ジン(空の軌跡FC/SC/the 3rd)「龍神功」
同名のクラフト。STRとDEFをそれぞれ上げる自己強化技。
・リース(空の軌跡the 3rd)「ホーリーブレス」
同名のクラフト。戦闘不能解除+HPとクラフトポイント回復。
このため、アガットは安全にバッファローレイジを使えるようになっているが、ホーリーブレスは45CP消費するので使う際は計画的に。
・エリィ(零の軌跡)「オーラレイン」
同名のSクラフト。HP回復+蘇生効果のある雨を降らせる。
*アクセサリー
・グラールロケット…『空の軌跡』シリーズに登場するアクセサリ。即死以外全ての状態異常を防ぐ。
・怪盗の仮面…『空の軌跡』シリーズの登場人物《怪盗紳士》ブルブラン。世間では「怪盗B」という呼称で知られている。
・道化の仮面…サポートキャラとして登場するカンパネルラの異名が《道化師》である。(ただし、こちらは仮面をつけていない。)
・身代わりマペット…『空の軌跡』シリーズに登場するアクセサリ。戦闘不能を1回だけ防ぐ。
・人形の騎士…カルバード共和国大使館で読める小説。
・不動の御守…サポートキャラとして登場するジンの異名が《不動》である。
・重剣の御守…プレイヤーキャラとして登場するアガットの異名が《重剣》である。
・銀閃の御守…サポートキャラとして登場するシェラザードの異名が《銀閃》である。
・ジェニスカラー…『SC』の男性専用防具。クローゼの通うジェニス王立学院の制服。
・ジェニスブレザー…『SC』の女性用防具。同上。
・闘魂ハチマキ…CP増加量が上がるアクセサリ。若干攻撃力が上がり、防御力が下がる。零の軌跡はステータスの付加効果は無くなっている。
・方術使いの槍…空の軌跡シリーズに、クルツという槍と方術を使う遊撃士が登場する。ちなみに企画段階ではアネラスとペアでサポートキャラになる予定だったとか。
・にゃんだふるコス…『零の軌跡』に登場する防具。ちなみに『空の軌跡』でも『SC』でねこスーツ、『the 3rd』でベチねこスーツと言う似た様な防具があった。
・隠者の方石…『the 3rd』に登場するアーティファクト、レグルスの方石。『the 3rd』の舞台となる影の国に『隠者の庭園』という場所が存在する。
*劇中の台詞
・秘密のお茶会へようこそ(レン、キャラクター選択時)
彼女は『SC』で仕組んだ一連の出来事を「お茶会」に見立てている。
・オーバルギア(ストーリー上でのティータの台詞)
『the 3rd』で登場する兵器。今作のジャンプ攻撃(昇)でも腕のみ登場。
*勝ち台詞
元ネタと言うより、台詞に対するバックボーンについて。
・何なら、今度は釣りで勝負する?爆釣王が相手になるわよ!(エステル)
爆釣王…ひょんなことからリベールの釣り協会・釣公師団のメンバーから次々と勝負を挑まれ、最終的には団長のフィッシャーに勝ってしまったエステルに贈られた称号。一連の話は、『the 3rd』のミニゲーム「爆釣伝説エステル」で見ることができる。
・方石によって導かれた《影の国》とも違う世界……これが《ザナドゥ》ですか……(クローゼ)
《影の国》…『the 3rd』の舞台である異世界。
方石…「レクルスの方石」は《影の国》に干渉するための古代遺物。
・勝利の美酒に酔いしれたい所だが…ハッ、酒絡みで嫌な過去を思い出してしまったぢゃないか!(オリビエ)
嫌な過去…『FC』でエステル&ヨシュアと分かれた後、アイナ&シェラザードの酒豪コンビと一緒に呑んで、彼女達のペースについていけずに、ぶっ潰れた時の事。
アイナという女性はエステルの故郷ことロレントで遊撃士協会の受付をしている女性。元お嬢様だが、相続問題でシェラザードと知り合うことになる。
・どこもかしこも強敵ぞろいか……こいつぁレイヴンの奴らにとっていい修行場になるかもな。(アガット)
レイヴン…港湾都市ルーアンの倉庫街を根城にしている不良集団で、かつてアガットがリーダーを務めていた。現在はディン、ロッコ、レイスと言う3人の幹部が仕切っている。この3人は『the 3rd』で準遊撃士となっており、その修業の過程を体験するエピソードもある。
・早いとこティータを連れて戻らねぇとな。……チッ、エリカの奴に何されるか分かったもんじゃねぇ。(アガット)
エリカ…ティータの母親の名。かわいいもの好きと言う性格もあってティータに対する執着心が強く、アガットのことを悪い虫として目の敵にしている。ちなみにドラマCD同梱版のドラマCDでも登場する。
・カリン……どうか、この世界とアイツらを見守ってやってくれ……(レーヴェ)
カリン…ヨシュアの姉の名。レーヴェとは恋仲でもあった。ハーメルの悲劇でヨシュアをかばって死亡。
・まだまだ兄貴の足元にも及ばない……でも、これからだ!(ロイド)
兄貴…ロイドには、ガイという名の兄がいた。クロスベル警察に務める優秀な捜査官であったが、ロイドが15歳の時に何者かに殺害されている。
#contents
作中に出てくる単語や各キャラのスキルなどにまつわる由来について。
ロイド・エリィは『英雄伝説 零の軌跡』、ジュリオ&クリスは『英雄伝説III 白き魔女』のキャラクターだが便宜上、ここに所属させる。
*作品の説明
**英雄伝説III 白き魔女
ガガーブ三部作の第一弾。
PC-98とWindowsで発売され、PSとPSPで他社により移植される。
主人公のジュリオとクリスが成人の儀式である巡礼の旅で世界を回る。
作中に登場する小説「大魔導師オルテガの竜退治」のオルテガの年齢と今作のミッシェルの年齢が一致している。
なお、オルテガとミッシェルは同一人物。
**英雄伝説Ⅵ 空の軌跡シリーズ(PC、PSP)
2004年~2007年に全3部作をPCで発売し、その後PSPにて追加要素を加えて移植された。
『FC』と『SC』はエステル、『the 3rd』はケビンが主人公。
雑誌などで「日本ファルコム看板作品のひとつ」とされているほどの人気作品。
**英雄伝説 零の軌跡(PSP)
2010年9月30日発売。『空の軌跡』シリーズの続編。
主人公はロイド。
リベールから北東のクロスベル自治州、クロスベル警察特務支援課を主軸に物語が展開する。空の軌跡のキャラクターも何人か登場している(名前又はCGだけ、と言うキャラクターも含めると結構出ている)。
*スキル
SC・the 3rdにおけるクラフト(技)は一部を除いてLvが上がると強化され、漢字名なら頭に真or極、カタカナ名なら末尾にⅡorⅢと付くようになる。
**エステル
・捻糸棍…敵指定・直線貫通タイプの攻撃クラフト。
・金剛撃…ダメージを与えて駆動中の技・アーツを解除するクラフト。初期は単体だが、真・金剛撃以降は敵指定・中円タイプになる。
・旋風輪…地点指定・中円タイプの攻撃クラフト。微調整が効きHIT演出数が多いのでセピスボーナス使用に便利。
・ファイアボルト改…敵指定・中円タイプの攻撃アーツ。火属性。
・プラズマウェイブ…位置指定・直線貫通タイプの攻撃アーツ。風属性。「封技」の追加効果あり。
・桜花無双撃…Sクラフト。敵単体を攻撃する。真・桜花無双撃になるとHP吸収の効果も付く。
・太極輪…Sクラフト。SCでは“奥義・太極輪”。3rdでは“絶招・太極輪”に強化され、HP吸収の効果も付く。零の軌跡を除きエステルのSクラフトは全て単体攻撃。桜花無双撃よりも威力が高く、全Sクラフト中一・二を争う高威力を誇る。
**ヨシュア
・ソウルブラー…単体攻撃のアーツ。時属性。「気絶」の追加効果あり。
・絶影…敵指定、直線貫通タイプのクラフト。ダメージを与えて行動順を遅らせる。本作とは異なり、掻き消えるように突き抜ける。そして攻撃後は宙から降ってくる…。
・魔眼…敵指定、中円タイプのクラフト。ダメージを与えて行動順を遅らせる。
・E-ドレイン…単体攻撃のアーツ。時属性。敵のHPを吸収する。
・断骨剣…Sクラフト。敵単体を攻撃する。
・漆黒の牙…Sクラフト。敵全体を攻撃する。『FC』では唯一の全体攻撃クラフト。
・幻影奇襲…Sクラフト。敵全体を攻撃する。漆黒の牙よりも威力が高い。SCでは身喰らう蛇の紋章が砕け散る演出が、過去との決別を象徴する。登場以降作品毎に細かく演出が変更されている。
**クローゼ
・ケンプファー…単体攻撃のクラフト、ジークが攻撃して攻撃力、防御力を下げる。
・アクアブリード…敵単体を水塊で攻撃するアーツ。
・シュトゥルム…単体攻撃のクラフト。駆動中の技・アーツを解除する。
・ダイヤモンドダスト…位置指定・小円タイプのアーツ。水属性。「凍結」の追加効果あり。
・ランツェンレイター…単体攻撃のクラフト。駆動中の技・アーツを解除する。元は『SC』および『the 3rd』でPCとして登場するユリアの技。
・コキュートス…全体攻撃のアーツ。水属性。「凍結」の追加効果あり。
・サンクタスノヴァ…Sクラフト。範囲は敵指定・中円タイプ。『SC』ではSTR依存だったが、『the 3rd』でATS依存に変更されている。発動時の台詞『エイドス』は原作で度々名前のみ登場する『空の女神』のこと。
**オリビエ
・クイックドロウ…位置指定・中円タイプの攻撃クラフト。「クイックドロウII」になると範囲が大円に広がる。
・ダウンサイド…敵指定・中円タイプの補助アーツ。敵単体の防御力を下げる。幻属性。
・カオスブランド…敵単体を混乱させる補助アーツ。幻属性。耐性が無ければ確実に効くので、特定の戦闘では猛威を振るう。
・スナイプショット…単体攻撃のクラフト。駆動中の技・アーツを解除する。
・ハウリングバレット…Sクラフト。範囲は敵指定・中円タイプ。
・レクイエムハーツ…Sクラフト。範囲は敵指定・中円タイプ。ハウリングバレットより威力が高い。
**ティータ
・スモークカノン…位置指定・中円タイプの攻撃クラフト。「暗闇」の追加効果あり。スモークカノンIIになると範囲が大円に広がる。
・ダークマター改…位置指定・中円タイプの攻撃アーツ。空属性。敵を範囲の中心に引き寄せる上に移動力ダウンの追加効果あり。元々は『SC』でワイスマンが使用したクラフト。
・カノンインパルス…Sクラフト。範囲は敵指定・中円タイプ。ティータの技で唯一、導力停止現象中でも使える。PSP版『SC』で登場した攻撃範囲の異なる「カノンインパルスF」もある。
・テンペストフォール…全体攻撃のアーツ。空属性。オーブメントのライン上、ティータで使用するにはクォーツのセットが実用性に欠け易い(使えるように組めない?)。
・サテライトビーム…Sクラフト。範囲は敵指定・中円タイプ。カノンインパルスより威力が高い。
**アガット
・フレイムスマッシュ…敵指定・小円タイプの攻撃クラフト。当てた相手を非常に大きく吹き飛ばす。
・バッファローレイジ…HPを消費してCPを溜めるクラフト。HPが足りない場合は戦闘不能になる。
・ドラグナーエッジ…敵指定・直線貫通タイプの攻撃クラフト。駆動中の技・アーツを解除する。
・スパイラルエッジ…単体攻撃のクラフト。行動順を遅らせる。
・ダイナストゲイル…Sクラフト。単体攻撃タイプ。
・ファイナルブレイク…Sクラフト。範囲は敵指定・中円タイプ。
・ドラゴンダイブ…Sクラフト。敵全体を攻撃する。
**レン
・ブラッドサークル…位置指定・中円タイプの攻撃クラフト。即死の追加効果あり。
・カラミティスロウ…敵指定・直線貫通タイプの攻撃クラフト。即死の追加効果あり。
・クロックダウン…敵指定・中円タイプの補助アーツ。敵の行動力を下げる。時属性。
・カラミティブラスト…全体攻撃のアーツ。時属性。ADFダウンの追加効果あり。
・レ・ラナンデス…Sクラフト。範囲は敵指定・中円タイプ。50%で即死の追加効果があり、『SC』では代表的な初見殺し。名前はレン・ラン&デスの意。
・パテル=マテル…Sクラフト。範囲は敵指定・直線タイプだが非常に広く、実質全体攻撃技。
**レーヴェ
・シルバーソーン…位置指定・中円タイプの攻撃アーツ。90%という高確率で混乱の追加効果。『FC』ではロランス少尉(偽名)専用だった。
・零ストーム…駆動中のアーツを解除する効果のあるクラフト。
・アークドレイン…敵全体が対象の補助アーツ。幻属性。EPを吸収する。本編では使わない。
・鬼炎斬…Sクラフト。高確率で気絶の追加効果あり。
・冥皇剣…Sクラフト。凍結の追加効果あり。
**ロイド
・アクセルラッシュ…位置指定・小円タイプの攻撃クラフト。エステルの旋風輪に近く、CP消費が少ないかわりに範囲が狭くヒット演出も少ない。
・ストーンスパイク…単体攻撃のアーツ。土属性。「石化」の追加効果あり。
・スタンブレイク…単体攻撃のクラフト。駆動中の技・アーツを解除する。「気絶」の追加効果あり。
・タイガーチャージ…Sクラフト。単体攻撃タイプ。耐性がなければ確実に「封技」にもできる。
・バーニングハート…自身のSTR、DEF、SPDを強化し、状態異常を防ぐ効果のある補助クラフト。ただし、効果が切れると1ターン気絶する。
・クリムゾンレイ…単体攻撃のアーツ。火属性。基本威力は『零の軌跡』に登場する全アーツの中で最も高い。
*ステージ
・ブライト家…エステルの実家。ロレントから少し離れた場所にある。
・ロレント…ブライト父娘の生まれ故郷。オリビエいわく「野菜は美味」とか。
・グランセル城…リベール王国の王都グランセルにある城。『FC』・『SC』では立て続けに襲撃されており、危険と苦労の絶えない城。地下の古代遺跡(「封印区画」)が『FC』のラストダンジョン。
・ルシタニア号…『the 3rd』のプロローグでケビンが乗っていた客船。“表向き”は世界最大の飛行船。
・ツァイス中央工房…工房都市ツァイスにある施設。工房長はマードック。
・ラヴェンヌ村…アガットの故郷。ボース地方にある果樹栽培が盛んな農村。
・幻影城…『the 3rd』のラストダンジョン。4手に分かれて探索することになる。
・アクシスピラー…『SC』のラストダンジョン。レーヴェが待ち受けていた場所は、その屋上である。
・クロスベル…『零の軌跡』における中心舞台だが、実は『SC』でも少し名前は出ていた。本作は中央広場をステージグラフィックとして採用されている。
・ハーケン門…リベール王国とエレボニア帝国の国境を守る関所。守将であるモルガン将軍は遊撃士嫌いだったが、エステルの活躍を目の当たりにしたことなどから態度はやや軟化している。
*BGM
・D.A.Y./BREAK
・Dive into your fate Instrumental Ver.
・Challenger Invited
・Cry for your Eternity
・Fighting Right On
・Dragon Dive ~アガットのアは赤毛のア~
・Maybe it was fated Instrumental Ver.
・銀の意思…スーパーアレンジヴァージョン。SCではレーヴェとヨシュアの一騎打ちの時に使用されている。スタッフも「星の在り処(『FC』のEDソング)と同じく空の軌跡の代表曲」としている。
・Get Over the Barrier! -Roading Version-…『零の軌跡』のイメージ曲。冒頭の部分が「銀の意思、黄金の翼」に似ている。本編では終盤で使用された。
・Till the Night of Glory
*サポートキャラクター
・ジュリオ&クリス(英雄伝説III 白き魔女)「銀の短剣」
・アネラス(空の軌跡FC/SC/the 3rd)「風花陣」
同名のクラフト。STRを上げ、DEFが下がる自己強化技。
・カシウス(空の軌跡FC/SC/the 3rd)「麒麟功」
自己強化技。STR・SPD上昇。
ボスとして登場。闘技場ではレーヴェとコンビを組んでいる。
・カンパネルラ(空の軌跡SC/the 3rd)「道化の戯れ」
・ギルバート(空の軌跡FC/SC/the 3rd)「僕が悪かった」
同名の技。突如土下座して謝りだし、握手をしようと近づく。近づいたところで相手に対してポカポカ殴りながら悪口を言いまくり、怒った相手に吹き飛ばされる。一連の行動のマヌケさに、相手はやる気が削がれて攻撃力、防御力が下がる。
・ケビン(空の軌跡SC/the 3rd )「セイクリッドブレス」
同名のクラフト。HP回復+状態異常回復をする大円範囲の技。間違っても魔槍は飛ばさない。
・シェラザード(空の軌跡FC/SC/the 3rd)「ヘヴンズキス」
同名のクラフト。行動順を速める技で決め手に欠けるシェラザード(中には「ヘヴンズキス要員」なんて人も…)にとって数少ない有能な技。CPが許す限りなら、「ずっと俺のターン」なんて事も…。
・ジョゼット(空の軌跡FC/SC/the 3rd)「ラ・クレスト」
地属性のアーツの1つ。防御力を高くする広範囲アーツ。
・ジン(空の軌跡FC/SC/the 3rd)「龍神功」
同名のクラフト。STRとDEFをそれぞれ上げる自己強化技。
・リース(空の軌跡the 3rd)「ホーリーブレス」
同名のクラフト。戦闘不能解除+HPとクラフトポイント回復。
このため、アガットは安全にバッファローレイジを使えるようになっているが、ホーリーブレスは45CP消費するので使う際は計画的に。
・エリィ(零の軌跡)「オーラレイン」
同名のSクラフト。HP回復+蘇生効果のある雨を降らせる。
*アクセサリー
・グラールロケット…『空の軌跡』シリーズに登場するアクセサリ。即死以外全ての状態異常を防ぐ。
・怪盗の仮面…『空の軌跡』シリーズの登場人物《怪盗紳士》ブルブラン。世間では「怪盗B」という呼称で知られている。
・道化の仮面…サポートキャラとして登場するカンパネルラの異名が《道化師》である。(ただし、こちらは仮面をつけていない。)
・身代わりマペット…『空の軌跡』シリーズに登場するアクセサリ。戦闘不能を1回だけ防ぐ。
・人形の騎士…カルバード共和国大使館で読める小説。
・不動の御守…サポートキャラとして登場するジンの異名が《不動》である。
・重剣の御守…プレイヤーキャラとして登場するアガットの異名が《重剣》である。
・銀閃の御守…サポートキャラとして登場するシェラザードの異名が《銀閃》である。
・ジェニスカラー…『SC』の男性専用防具。クローゼの通うジェニス王立学院の制服。
・ジェニスブレザー…『SC』の女性用防具。同上。
・闘魂ハチマキ…CP増加量が上がるアクセサリ。若干攻撃力が上がり、防御力が下がる。零の軌跡はステータスの付加効果は無くなっている。
・方術使いの槍…空の軌跡シリーズに、クルツという槍と方術を使う遊撃士が登場する。ちなみに企画段階ではアネラスとペアでサポートキャラになる予定だったとか。
・にゃんだふるコス…『零の軌跡』に登場する防具。ちなみに『空の軌跡』でも『SC』でねこスーツ、『the 3rd』でベチねこスーツと言う似た様な防具があった。
・隠者の方石…『the 3rd』に登場するアーティファクト、レグルスの方石。『the 3rd』の舞台となる影の国に『隠者の庭園』という場所が存在する。
*劇中の台詞
・秘密のお茶会へようこそ(レン、キャラクター選択時)
彼女は『SC』で仕組んだ一連の出来事を「お茶会」に見立てている。
・オーバルギア(ストーリー上でのティータの台詞)
『the 3rd』で登場する兵器。今作のジャンプ攻撃(昇)でも腕のみ登場。
*勝ち台詞
元ネタと言うより、台詞に対するバックボーンについて。
・何なら、今度は釣りで勝負する?爆釣王が相手になるわよ!(エステル)
爆釣王…ひょんなことからリベールの釣り協会・釣公師団のメンバーから次々と勝負を挑まれ、最終的には団長のフィッシャーに勝ってしまったエステルに贈られた称号。一連の話は、『the 3rd』のミニゲーム「爆釣伝説エステル」で見ることができる。
・方石によって導かれた《影の国》とも違う世界……これが《ザナドゥ》ですか……(クローゼ)
《影の国》…『the 3rd』の舞台である異世界。
方石…「レクルスの方石」は《影の国》に干渉するための古代遺物。
・勝利の美酒に酔いしれたい所だが…ハッ、酒絡みで嫌な過去を思い出してしまったぢゃないか!(オリビエ)
嫌な過去…『FC』でエステル&ヨシュアと分かれた後、アイナ&シェラザードの酒豪コンビと一緒に呑んで、彼女達のペースについていけずに、ぶっ潰れた時の事。
アイナという女性はエステルの故郷ことロレントで遊撃士協会の受付をしている女性。元お嬢様だが、相続問題でシェラザードと知り合うことになる。
・どこもかしこも強敵ぞろいか……こいつぁレイヴンの奴らにとっていい修行場になるかもな。(アガット)
レイヴン…港湾都市ルーアンの倉庫街を根城にしている不良集団で、かつてアガットがリーダーを務めていた。現在はディン、ロッコ、レイスと言う3人の幹部が仕切っている。この3人は『the 3rd』で準遊撃士となっており、その修業の過程を体験するエピソードもある。
・早いとこティータを連れて戻らねぇとな。……チッ、エリカの奴に何されるか分かったもんじゃねぇ。(アガット)
エリカ…ティータの母親の名。かわいいもの好きと言う性格もあってティータに対する執着心が強く、アガットのことを悪い虫として目の敵にしている。ちなみにドラマCD同梱版のドラマCDでも登場する。
・カリン……どうか、この世界とアイツらを見守ってやってくれ……(レーヴェ)
カリン…ヨシュアの姉の名。レーヴェとは恋仲でもあった。ハーメルの悲劇でヨシュアをかばって死亡。
・まだまだ兄貴の足元にも及ばない……でも、これからだ!(ロイド)
兄貴…ロイドには、ガイという名の兄がいた。クロスベル警察に務める優秀な捜査官であったが、ロイドが15歳の時に何者かに殺害されている。