■カッツバルゲル


  • Ⅰ 黄金で作られたS字の鍔を持つ幅広の長剣。
  • Ⅱ 刃の鋭さよりも重さで断ち切る両刃の剣。STR+1 VIT+1
  • Ⅲ 幅広で分厚い両刃の片手剣。空き×2
  • S字もしくは8字型の輪状の鍔が特徴的な剣。その語源は「喧嘩用」や「猫の皮」など諸説あり正確には不明。
  • マカブインを手に入れたならば買う価値は特にないと思われる(手に入る時期も遅い)
  • 全長50~85cm程度、うち柄が10cm程度。身幅4~5cm、重量1~2kg程度。15世紀から17世紀にかけて用いられた、やや広めの刀身を持つ刀剣で、近接戦闘用のショートソードの一種。神聖ローマ帝国の兵士、とりわけ皇帝マクシミリアン1世によって編成された歩兵による傭兵部隊ランツクネヒトが装備していた。S字型もしくは8の字型の鍔と魚の尾ビレの形をした柄頭が特徴である。当初は刺突を目的としていたが、刀身は時代が下るにつれ長くなり、斬りつけることも可能となった。 その名前の由来はさまざま考えられており、猫の皮(ドイツ語でKatzeは「猫」、balgenは「皮をはぐ」の意がある)が握革や鞘代わりに用いられたところから来ているとする説や、ランツクネヒトの主武器である竿状武器が使えない、「取っ組み合いの喧嘩をする(katzbalgen)」ような乱戦で用いられた剣であることから来ているとする説がある。
  • ちなみにランツクネヒトは、神聖ローマ帝国のドイツ王マクシミリアン1世が、ブルゴーニュ公国をめぐるフランスとの紛争の中で自分の歩兵部隊の必要性を痛感し、スイス傭兵を教師にして1486年に組織したとされる。彼らの登場によって、まだ決定的なものでないにしても、それまでの騎士を中心とする中世ヨーロッパの戦争のあり方が徐々に変わっていった。主に槍及び矛を、それ以外にも両手剣や白兵戦用の剣(カッツバルゲル)を装備していた。服装は非常に派手で、ショス(パンツ/ズボン)は左右で縞模様や色の違ったものを履き、上着には縦に切れ目を入れて下地の色が見えるようになっており、この衣装で戦いに赴いた。服装に厳格であった中世においてこの衣装は非常に趣味が悪いとして顰蹙を買ったが、「あまりに危険な立場の彼らが、少しぐらいの楽しみの誇りのために、このような格好をしてもよいではないか」というマクシミリアン1世の発言により、死ぬ間際の娯楽として許可されたという。
  • また、ランツクネヒトはスイス傭兵とは違い初期には弩、後の時代には火縄銃や大砲を使用する事もあった。15世紀後半から16世紀にかけて活躍し、ルネッサンス期の普遍的な傭兵として名声が高かった。三十年戦争でも戦い、彼らが大活躍したからこそ戦後のドイツの人的、経済的被害は壊滅的になったとも言われている。スイス傭兵とはいわば師弟の関係になるが、同時に商売敵でもあった為、戦場で両者が対面した時は特に悲惨な戦闘が繰り広げられたという。
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