Windows Server 2003でターミナルサーバ構築
この記事を書いた日:2010/07/09
Windows Server 2003でターミナルサーバ構築
Windows Server 2003でターミナルサーバを構築した時のメモです。
といっても大した作業量ではないですし、メモ程度に。
わざわざ2003を使わなければいけない環境でなければ2008とかを使ったほうが機能面でよろしいです。
以下の手順で構築します。
Windows Server 2003のインストール
省きます
Windows Componentの追加
Terminal Server,Terminal Server Licensingの2つのコンポーネントをインストールします。
License Serverのアクティベーション
Administrative Tool->Terminal Server Licensingを開き、Action->Activate Serverを実行します。
CALの取得とインストール
Administrative Tool->Terminal Server Licensingを開き、Installation Licenseを実行します。
途中でCALの所得についての画面になるので、必要数分取得します。
CALについてはmicrosoftのページなどを参照するとよいでしょう。
CAL方式の切り替え
ターミナルサーバ側ではUser CALとDevice CALを同時に管理することができないため、管理するCALを変更したい場合が以下の作業を行います。
Administrative Tool->Terminal Services Configurationを開き、Server Settingを開きます。
Licensingの項目でPer UserもしくはPer Deviceを選択することで管理するCALの種類を変更することができます。
同一ユーザでセッションを複数張れるようにする
通常同じユーザで別の人がリモートログインした場合、それまでログインしていたセッションは切断されてしまいます。これを防ぐことができるようになります。
Administrative Tool->Terminal Services Configurationを開き、Restrict each user to one sessionをNoに変更します。
以上です。