フィエロとエルファバ、今は敵同士の身の上の二人。
許されぬ仲とは知りながら、ひととき情熱をぶつけ合います。
原初の力を感じる森の中、燃え盛る炎の傍らで・・・
全曲中最もロマンチックでセクシーな曲。
最後のエルファバのセリフが利いています。



エルファバ:hum... hah....

激しくキスして
強く強く抱いて
あなたが今夜私と こうしていることを信じられるように
私の奔放な夢の中でも かつて見たことがなかったわ
あなたが私を求めて こうして共に横たわっているなんて

ただこのひととき
あなたが私のものであるかぎり
私は抗うことも忘れ 一線を超えてしまえるわ
もしこのときが あまりに早く飛び去ってしまうのなら
私はその最後の一瞬を 永遠に続かせてみせるわ
あなだ私のものであるかぎり・・・

フィエロ:僕が愚かであろうと 僕が賢者であろうと
君は物事を 違った角度でみせてくれる
僕が君の魔力によって 「落ちて」いくのだとしても
なぜか気分は どこまでも舞い上がるみたいなんだ

両者:どんな瞬間も
あなたが私のものである限り
私の身体は目覚め
失ったときを取り戻せる

フィエロ:そう 僕ら二人に
明日など来ないとしても

両者:たとえそれがわかっても 私はゆるがない・・・
ただこのひととき
あなたが私のものであるかぎり
もうどうされてもいい
こんなにも二人は眩しく輝くから
月が過ぎ去る前に その光を借りて
私が今ここで あなたを抱いていることを 確かめたい
あなたが私のものである限り・・・

(フィエロ、いとおしくエルファバの顔をみつめる)

フィエロ:どうしたの?

エルファバ:なんでもないの。ただ、生まれて初めて私・・・よこしまな気持ちを抱いたわ・・・


大抵の男性は、エルファバの最後の一言にキュン死にしそうになることでしょう。
ぜひ世の女性は参考になさってください?

最終更新:2007年07月25日 21:32