キャンペーン各話あらすじ

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キャンペーン各話あらすじ」(2007/09/25 (火) 14:42:06) の最新版変更点

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**第1話『始まりの入学試験』GM:森の守人 ヴァンブレスト冒険者養成学園。 其処はレギアス島と呼ばれる島にある学園である。 そして、其処に集う入学希望者達。 ルッカ、ハクビ、ピリカ、カナディア、アリアスの5人は同じPTのメンバーとして一つの部屋へと集められる。 試験用と評されたそのダンジョンの試練を知恵と勇気で突破していくメンバー達。 そして、最後に待ち構えていたものはサラマンダーに対し、冒険者となるべく志を問われる試験であった。 彼らはサラマンダーに己の志を告げ、試験に合格した。 こうして、彼らの初めてのダンジョン実習は無事に終わり、入学者歓迎会が続く最中。 彼らの意識は深い眠りの中へと誘われるのであった。 **第2話『始まりの祭典 入学式』GM:冬摩 入学者歓迎会の最中、眠りに落ちた生徒達が目覚めると学園の教師が既に迎えに来ていた。 生徒達はトクメイと名乗る教師に入学式が開かれるという講堂に案内される。 トクメイから支給された朝食代わりのアンパンを頬張りつつ案内されるメンバー。 学園長が居ないと言う最中、入学式は始まり、そして、メンバーのクラスが決定する。1-B組、ジミーという担任教師に教室へと案内される最中、メンバー達は一人の男子生徒、ミタライ=レイジに遭遇する。 後にクラスの決め事を定め、すべての行程を終えた後。 メンバー達は各男子寮、女子寮へと案内され、入学式は終わりを告げるのであった **第3話『白熱の攻防・科学室と運動場』GM:はも 入学してから数日、そろそろクラスにも慣れてきた中で、火口箱の使用法についての授業が始まる。何人かの生徒が苦戦する中で、授業はあっという間に終わる。 しかし、その直後、シーフ、ファイター志望の者はグラウンドで戦闘訓練を。 ソーサラー志望の者は別教室での講義をすると言う事になった。 そして、グラウンドに向かった者はラフィニアと。 たった一人ソーサラー志望のピリカはドリルカルテットと出会いを告げる。 この出会いは、果たしてメンバーにどんな物語を見せてくれるのだろうか。 **第4話『財宝まで何マイル?』GM:りんく 先日の模擬から一週間後、いつもと同じくして学園生活は始まりを告げた。 当初はジミーが教室に授業に現れたのだが、次の授業。 ジミーが急な体調不良で倒れたらしく、セラ・スプリングフィールドという女性講師が急遽授業に現れる。2時間目は1時間目の授業で書かされた冒険者に必要な物を セラから受け取り、其れをうまく活用してダンジョンにある宝物を取って来るという物だった。何故かメンバーの知り合いであるミタライは彼の班が全員欠席である事からメンバー達の班へと組み込まれる事になった。 途中はずれの道を選び、ダンジョンに苦戦するメンバーだったが無事にダンジョン奥地にある宝箱から数字の書かれた石を確保する。 いつの間にか消えていたミタライはどうやら抜け駆けをしようとして持って行く石を間違えた様だった。ミタライは先に戻っているだろうと自分達も帰還をするが、何故かミタライの姿は最後まで確認出来る事は無く、この日の冒険は幕を閉じたのであった。 第5話『ヘベレスト・トライアスロン』GM:髯伯爵 **第6話『法を求めるもの、自由を求めるもの~前編~』GM:セプトパス 一部の男子生徒が会議室で何かの陰謀を巡らしているという噂を聞きつけた風紀委員長が、偵察部隊を派遣したことから、この事件が始まった。 アリアスとカナディアを除く1年生風紀委員がラーナを除き全滅。犯人側の巧みな情報操作によって、アリアスが首謀者であるとの容疑が挙げられる。 必死の捜査の末、事件の首謀者がクレージー=エキセントリックという2年生が率いる、2年生三馬鹿トリオであり、アリアスは無実であったことが判明。 その後の調査で、彼らの潜伏している男子寮前の秘密基地を発見し、襲撃を仕掛けることになったのだった。 **第6話『法を求めるもの、自由を求めるもの~後編~』GM:セプトパス 秘密基地を発見した、アリアス、カナディア、ハクビ、ピリカ、ルッカ(五十音順)の5人は2年生三馬鹿トリオの秘密基地に襲撃をかけた。 突然のことに、戦闘の準備をしているはずもなく、三馬鹿トリオは徒手空拳で応戦する。 激しい戦いの末、2人は逃がしたものの、リーダーのクレイを捕獲することに成功した。 だが、この時、ピリカとアリアスが喧嘩をし、ピリカが走り去ってしまう。 ハクビ、カナディアの二人が彼女の後を追い、ルッカは女湯の警戒に向かった。 一人取り残されたアリアスは寮母さんに愚痴をこぼす、という状態になってしまい、パーティーは解散の危機に陥っていた。 そんな時、三馬鹿トリオの残り2名が女湯への覗きを強行した。 それに気付き、一人阻止に向かうアリアス。 彼を守らんがため、散り散りになっていたパーティーは次々と集まり、一丸となって2人に立ち向かった。 苦戦しつつも何とか一人を撃退。残った一人をピリカが説得し、事件は解決した。 苦難を乗り越え、彼らは絆を強めたのだった。 **第7話『学園七不思議?』GM:森の守人 事件解決から数週間。その時の流れは、陰で違う物語を進行させていた。 ミタライ・レイジ。彼がクラスからいなくなって早三週間が過ぎ、クラスメイトたちの間ではその失踪事件が噂話として上げられていた。 アリアス、カナディア、ピリカ、ハクビ、ラフィニア、アハト、ルッカ等はその調査に乗り出そうと決意する。 思い出したくない過去の幻影と相対する5人と離れ、アハトは一人訓練に勤しみ、仕方なく学園の調査をアリアスは一人で決行する。 いくつかの奇怪な噂を耳にして、アリアスは西塔に何かがあると推測するに至った。 情報を交換し合い、夜、ミタライ・レイジ救出に乗り出したそこでは思いがけぬ経験を積んだらしいが……。 学園の七不思議。結局それは全員の記憶からそこでの経験を失わせる物だったのかもしれない。 失踪者であったミタライ本人でさえ、そこでの経験を事後、記憶している事はなかった。 ただ、ミタライがその後しばらく奇怪なポーズを取って変身!!と叫ぶようになったとかならなかったとか。 全ては闇の中。あの笑い声だけが知っている……。 『イーッヒッヒッヒッヒッヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒ』 **第8話『小さな奇跡』GM:冬摩 そろそろ夏に差し掛かる頃、ルッカはある妖精リーヴィと出会う。 その出会いから数日後、リーヴィとの仲も育めた頃。学園にとって有ってはならない出来事が起きてしまう。 『ドロップアウト』学園からの怪我による退学者が出てしまったのである。 学園七不思議にすらなるほどに、この学園では怪我によっての退学者は全くでた事が無かったのである。 そして、影で動いた2人のある者達。彼等は深夜、睡眠の時間中にリーヴィを浚おうとする。 しかし、片方の犯人は逃がしたものの、もう片方の犯人は確保に成功するメンバー達。 その正体はアリアス・シュベルツァー。ルッカ達の仲間のはずの生徒であった。 また、もう片方の犯人もミタライ・レイジである事が発覚する。 リーヴェリア。かつてはこの島に多くの樹を茂らせていたが、今はもう校庭に1本しか残っていないと言われる 学園にとっての霊樹。その霊樹の妖精がリーヴィであり、そして、学園からの怪我による退学者が出たのは リーヴィが樹の妖精としての使命を果たさなかったからであると告げられるルッカ達。 そして樹へと戻らなければ、今日の日が落ちる頃にはリーヴィが消えてしまうという事実もまた。 彼等は決断する。何処かに、この学園の何処かにどうにかする方法があるはずだ。そう考えたルッカ達は 全校生徒に呼びかけ、その方法を模索する。やがて一部の希望が見えた。 学園長であるヴァンブレストと呼ばれる血族であるならば、その使命。かつて、人と妖精とが交わした約束を変える事ができるのではないか?その結論と共にヴァンブレストを探すが、その血族は見つからない。 時間切れ、そんな言葉が頭をよぎったその時、リーヴィからある言葉がルッカ達に贈られる。 「私のこと、たまにで良いですから、思い出してくださいね…!」 そうして時間が来る、別れの時が訪れたのだ。誰もがそう思ったとき、クリミナの書類の中から一枚の手紙が舞い落ちる。 リーヴィは、消える事は無くただ、呆然と立ち尽くす。…消えない。 その事実を知った時ルッカ達はただ、リーヴィと共に喜びを分かち合うのであった。 たった一人、釈然としない表情でその光景を見ているアリアス・シュベルツァーを除いては…。 **第9話前編『ドタバタ遺跡探索集?』GM:はも  夏休みを目前に迎え、イオは動物小屋と化していた一室を改装。特別訓練施設を作る。 その作業を共に手伝っていた一行。その後、イオから射撃のことについて軽く学ぶこととなった。  午後の実習は遺跡の探索。 ネフ主導のもと、各班に分かれて遺跡へと潜り込んだ。 ギアトラップを抜け、タライに引っ掛かり、順調に進んでいく。 しかし目の前に置かれた箱は一行を大いに悩ませた。 ここでピリカの決断が功を奏し、精神力を切らせながらも何とかこれを切り抜ける。 奥もそろそろ見えてくる。そんな時に起こった大きな揺れ。 落ちていくピリカ・ルッカを助けようとするアリアスの甲斐も空しく、パーティーは分断されてしまった。 **第9話後編『謎を秘めるもの』GM:はも  分断されたパーティー。 それでもアリアス・カナディア・ハクビ組は、悶着ありながらも仲間を信じて最深部へ足を進める。 軟らかい地面に助けられたピリカ・ルッカ組も、偶然居合わせたアハト・ラフィと共に仲間の下へ走る。  先に到着したアリアス・カナディア・ハクビが見たものは―― 襲い来る謎の生物に、否応なしに応戦を強いられる3人。しかし想像以上の体力・硬さに驚きを隠せない。  そこに現れたピリカ・ルッカ・アハト・ラフィ。 途中、何度か劣勢に持ち込まれそうになりながらも、辛くもこれを撃破。 しかし、現れたもう1体の攻撃を庇ったアリアスが一撃で瀕死状態に追い込まれる。  この状況を打破したのはネフだった。注意を自分へ向けさせ、一行を外へ逃がす。  瀕死となったアリアスは何とか応急処置で蘇った。 それを素直に喜ぶ一行。 遠巻きには紫煙を燻らすネフの姿があった。 **第10話前編『愛も勇気も単なる言葉』GM:りんく 誰が受難やねん。あ、いや、違う。つい指が。 えー、各々が珍しくも同時期に問題を起こしてしまったメンバー達。 そして、その罰として魔法科準備室の整理整頓を命じられる。 無事に整理整頓が終わるかと思いきや、其処にミタライが現れる。 メンバー全員に嫌な予感が駆け巡る、そして、事件は起きた。 なんと、20点もの精神点を貯めていた魔法の壷が壊れてしまったのである。 当初はミタライを大人しく先生に突き出す気満々だったメンバーであったが、ミタライのある提案によって其れは回避された。 その提案とは、学園七不思議に頼るという物であった。 『レーティ=パルフィールドと、テウコメッツが重なる時、鏡の中に移る自分が、その内なる願いを叶えてくれる』 丁度いい事にテウコメッツ彗星は明日最も近づき、その鏡の在り処も明日向かうダンジョンに在ると言う事だった。 学園七不思議には多少の信憑性があると知っていたメンバーはこの作戦に乗る。 翌日、外からラッテ講師が招かれたと言う事もあり、当日はそれなりに浮かれるメンバー達だったが、重要な情報も無事入手。幾つかの問題が発生した様だったが、どうにか逸れも拗れる前に回避。無事当日は予定通りダンジョンへと赴く事が出来た。 ラッテの冒険者としての腕前を確認しつつ自分達も訓練をし、鏡の在り処も探索するメンバー達だったが、どうやって抜け出すべきかを考えている間にとうとう出口まで辿り着いてしまう。そこでメンバー達が執った行動とは…。 第10話後編『信じれば其れは確かな力』GM:りんく **第11話『チェンジ! チェンジ! チェンジ! ~強襲!パープルローズ~ 』 **GM:髯伯爵 学園の魔法講師エンリコに頼まれ教室の掃除をする一同。 そんな彼等に掃除の礼として紅茶とケーキを振舞うエンリコ。それは、翌日の騒動の始まりであった。 翌日、目を覚ました一同は自分の体に異変が起きていることに驚愕する。 戸惑う彼等を呼び出したデ・ギンと学園特殊防衛軍のガランドア軍曹から変身の原因を聞きだした一同は、自分達の体を元に戻すため学園倉庫に魔法薬を取りに行く事になる。 一同が倉庫へと出発した頃、イオのファンクラブ会長であるシャルロッテは、最近イオに近づいている(彼女的主観)ピリカを抹殺するべく同クラブの会員達を動員して罠に掛けようとしていた。 そんな事に気づかず倉庫のあるテロン峡谷へと赴く一同。 だが、シャルロッテの用意した罠は杜撰を極め、悉く失敗に終わる。 業を煮やしたシャルロッテは謎の仮面美少女戦士パープルローズに変装して、雇った用心棒2人を率いて薬を強奪する。 薬を盾に一同を倒そうとしたパープルローズであったが、当人の読みの甘さと猫耳となったラフィニアの活躍で戦闘はあっさり終了。無様に逃走する事となる。 パープルローズを余裕で撃退し薬を手に入れた一同。 そんな彼等を物陰から見つめる一つの影が、その者の名は”宵闇の白鴉”。 彼は【黒鳳連】なる組織から依頼された調査は終了したと呟きつつ姿を消すのであった。 **第12話前編『風は吹き抜ける』GM:はも  ネフは年来の友と久し振りに再会する。  そして愚痴を言われつつも渡された1枚の紹介状。  ジミーからラフィニアが転校すると聞かされ、各々の反応を見せる一行。  しかしジミーは詳細を全く知らず、ただ事実を言うのみであった。  動向がいまひとつつかめないという事で、調査を始めるルッカ・ピリカ・カナディア。  片や屋上で物思いに耽るアリアス。 校内をうろうろと探し回るハクビ。  呆けている講師を叩き起こし情報を得、風紀委員を尋ね、イオにたどりつく。  しかしこの日、イオは珍しく研究室にこもっていた。  アリアスは屋上でアハトと会う。彼もいろいろな意味で心配なようだ。  「当人の意見を尊重する」と2人は話し、別れた。  ハクビはにおいでラフィニアを探してみるものの、これといった識別は出来ずにいた。  次の日になり、講習はなし。  この時を使って、再び調査に赴く4人。  イオがピリカに渡したコモンルーン『ホーリーレイス』。  少なからずも力になってあげたいと思うイオのささやかな気持ちでもあった。  同時刻、ルッカは街へ。  船の動向を探ったところ、まだ出発はしておらず、次の船まであと4日という事を知る。  ハクビは1/1296を成し遂げ、満足気にリーヴィと昼寝をしていた。  ぼんやりと学園をさまよっていたカナディアに、直感が走る。  かつての動物小屋は訓練施設へと変わっており、その中から音がするのだ!  悩みつつもノックをするカナディア。  出てきたのはネフだった。  ちらりとラフィニアを確認したが、ネフによって追い返される。  次の日に呼び出すと言っていたが、それは何のためなのだろうか…? **第12話後編『絆は消えない』GM:はも ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――  私がこの学園を離れるまで、あと2日。  今日は女の子みんなで街に遊びにいった。  いろいろ服も見て、巨大なあんみつにもみんなすごい勢いで食べちゃって。  すごいって思った。 特にリーヴィちゃん、身体は小さいはずなのに。  その後も、あんみつ完食の賞金(?)を貰って、みんなでいろんな事をした。  楽しかった。  今まで、こんな事したこともなかったから。  学校に帰ってきた時、みんなが意気込んでたけど、なんなんだろう…? ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――  不覚にも、泣いちゃった。  みんな、祭りの準備をしてたんだね。 全然気が付かなかった…。  花火の代わりに、魔法の光が学園を包み込んだあの景色は、忘れられない。  それと、アリアス君に励ましてもらった。 らしくないけど、言葉の一つ一つが嬉しかった。  マフラー、ちゃんと持っててくれるよね……? ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――  今はもう船の上。  夜風がさらさらと流れてく。  『またすぐ会えるだろう』って、ウェガさんに言われたけど…、 会えるよね?  みんなからは大切なものをもらったし、私だってお礼もしたい。  私も頑張るから。  みんなの頭脳として、先頭を引っ張ってくルッカちゃん。  子猫みたいで、なでたくなるようなハクビちゃん。  一本気が通ってて、それでも何か私に似てる気がするカナちゃん。  まっすぐものを見つめて、正面から受け止めてくれるピリちゃん。  いつもはしぶしぶしてるのに、いざという時、みんなのために動いてくれるアリアスくん。  よくあのあんみつ食べたなぁって思う、リーヴィちゃん。  本当は一人一人に手紙を書きたかったんだけど、時間がなくて…。  でもね? 私も―――  (くしゃくしゃになっていて読めない) ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――― **第13話『学園の裏に潜む者(前編)』GM:セプトパス 夏休みの登校日、各班に課題が与えられた。 アリアス班の課題は『レギアス島の歴史を調べること』。 これは本来の『甘味屋3件のメニューを調べること』という課題をクレイが書き換えたものであった。 街で11以上、図書館で12以上の達成値を出さないといけない難解な課題であったはずが、PLのダイス運によって一日目であっさりとクリアー。 しかし、その過程でカナディアが本棚を倒したことにより、隠し通路を発見。 ピリカとカナディアの二人がその奥に進むと、そこでアーティアという、二人にそっくりの少女を発見する。 仲間を伴って再びここを訪れた時、ルッカは、このレギアス島の裏で行われていた衝撃の事実を知る。 すなわち、神に仕える少女たちの人柱の儀式を……。 そして、近々、アーティアも人柱とされることを……。 **第13話『学園の裏に潜む者(後編)』GM:セプトパス 校内でジミーが暴れている!ハカセの発明した刀が原因らしい。 その刀は精神を強くする代わりに無限の魔力を供給する諸刃の剣であった。 アリアスたちはその刀をジミーから奪い、アーティアを救う作戦を思い付く。 刀を奪い、アーティアの元へ行くと、彼女の父ダルガスがやってきた。 彼の口から告げられる真実。 それは、ピリカ、カナディア、アーティアが元は一人の人間であったこと……。 島を沈没から守るため、島の中央にあるクリスタル柱に刀を突き刺し、ダルガスの使命は終わった。 解放されたアーティアは学園に転入し、誰も恨むことなく、今までの分も楽しもうとしているようだ。 第14話『ある夏の思い出』GM:森の守人 第15話前編『狼 脱走 大脱走?』GM:冬摩 第15話後編『友情と』GM:冬摩 第16話『月灯りプレリュード』GM:りんく 第17話『激突! 大運動会の巻』GM:髯伯爵 **第18話『ベノムハザード』GM:セプトパス 新PC、べイオウルフが転入してきた。 次の日は実技試験。第7実験室で、ピリカが四隅にあった機械に触れると同時に煙が部屋を満たす。 目が覚めたら彼らはツキアカの冒険者になっていた。 街の人が次々とゾンビになる毒。これを解決するためには、街の中央にある塔で解毒薬をばらまけばいいことがわかった。 その塔の最上階で、機械化されたジミーとハカセに出会う。 彼らはアリアスたちの妨害をすべく、襲い来る。 二人を撃退し、薬を撒いた時、みんなは目を覚ました。 今まで見ていたのは、ハカセの作りだした夢(脚本:ヒロミ・ゴー)であり、これこそが試験であったのだ。
**第1話『始まりの入学試験』GM:森の守人 ヴァンブレスト冒険者養成学園。 其処はレギアス島と呼ばれる島にある学園である。 そして、其処に集う入学希望者達。 ルッカ、ハクビ、ピリカ、カナディア、アリアスの5人は同じPTのメンバーとして一つの部屋へと集められる。 試験用と評されたそのダンジョンの試練を知恵と勇気で突破していくメンバー達。 そして、最後に待ち構えていたものはサラマンダーに対し、冒険者となるべく志を問われる試験であった。 彼らはサラマンダーに己の志を告げ、試験に合格した。 こうして、彼らの初めてのダンジョン実習は無事に終わり、入学者歓迎会が続く最中。 彼らの意識は深い眠りの中へと誘われるのであった。 **第2話『始まりの祭典 入学式』GM:冬摩 入学者歓迎会の最中、眠りに落ちた生徒達が目覚めると学園の教師が既に迎えに来ていた。 生徒達はトクメイと名乗る教師に入学式が開かれるという講堂に案内される。 トクメイから支給された朝食代わりのアンパンを頬張りつつ案内されるメンバー。 学園長が居ないと言う最中、入学式は始まり、そして、メンバーのクラスが決定する。1-B組、ジミーという担任教師に教室へと案内される最中、メンバー達は一人の男子生徒、ミタライ=レイジに遭遇する。 後にクラスの決め事を定め、すべての行程を終えた後。 メンバー達は各男子寮、女子寮へと案内され、入学式は終わりを告げるのであった **第3話『白熱の攻防・科学室と運動場』GM:はも 入学してから数日、そろそろクラスにも慣れてきた中で、火口箱の使用法についての授業が始まる。何人かの生徒が苦戦する中で、授業はあっという間に終わる。 しかし、その直後、シーフ、ファイター志望の者はグラウンドで戦闘訓練を。 ソーサラー志望の者は別教室での講義をすると言う事になった。 そして、グラウンドに向かった者はラフィニアと。 たった一人ソーサラー志望のピリカはドリルカルテットと出会いを告げる。 この出会いは、果たしてメンバーにどんな物語を見せてくれるのだろうか。 **第4話『財宝まで何マイル?』GM:りんく 先日の模擬から一週間後、いつもと同じくして学園生活は始まりを告げた。 当初はジミーが教室に授業に現れたのだが、次の授業。 ジミーが急な体調不良で倒れたらしく、セラ・スプリングフィールドという女性講師が急遽授業に現れる。2時間目は1時間目の授業で書かされた冒険者に必要な物を セラから受け取り、其れをうまく活用してダンジョンにある宝物を取って来るという物だった。何故かメンバーの知り合いであるミタライは彼の班が全員欠席である事からメンバー達の班へと組み込まれる事になった。 途中はずれの道を選び、ダンジョンに苦戦するメンバーだったが無事にダンジョン奥地にある宝箱から数字の書かれた石を確保する。 いつの間にか消えていたミタライはどうやら抜け駆けをしようとして持って行く石を間違えた様だった。ミタライは先に戻っているだろうと自分達も帰還をするが、何故かミタライの姿は最後まで確認出来る事は無く、この日の冒険は幕を閉じたのであった。 第5話『ヘベレスト・トライアスロン』GM:髯伯爵 **第6話『法を求めるもの、自由を求めるもの~前編~』GM:セプトパス 一部の男子生徒が会議室で何かの陰謀を巡らしているという噂を聞きつけた風紀委員長が、偵察部隊を派遣したことから、この事件が始まった。 アリアスとカナディアを除く1年生風紀委員がラーナを除き全滅。犯人側の巧みな情報操作によって、アリアスが首謀者であるとの容疑が挙げられる。 必死の捜査の末、事件の首謀者がクレージー=エキセントリックという2年生が率いる、2年生三馬鹿トリオであり、アリアスは無実であったことが判明。 その後の調査で、彼らの潜伏している男子寮前の秘密基地を発見し、襲撃を仕掛けることになったのだった。 **第6話『法を求めるもの、自由を求めるもの~後編~』GM:セプトパス 秘密基地を発見した、アリアス、カナディア、ハクビ、ピリカ、ルッカ(五十音順)の5人は2年生三馬鹿トリオの秘密基地に襲撃をかけた。 突然のことに、戦闘の準備をしているはずもなく、三馬鹿トリオは徒手空拳で応戦する。 激しい戦いの末、2人は逃がしたものの、リーダーのクレイを捕獲することに成功した。 だが、この時、ピリカとアリアスが喧嘩をし、ピリカが走り去ってしまう。 ハクビ、カナディアの二人が彼女の後を追い、ルッカは女湯の警戒に向かった。 一人取り残されたアリアスは寮母さんに愚痴をこぼす、という状態になってしまい、パーティーは解散の危機に陥っていた。 そんな時、三馬鹿トリオの残り2名が女湯への覗きを強行した。 それに気付き、一人阻止に向かうアリアス。 彼を守らんがため、散り散りになっていたパーティーは次々と集まり、一丸となって2人に立ち向かった。 苦戦しつつも何とか一人を撃退。残った一人をピリカが説得し、事件は解決した。 苦難を乗り越え、彼らは絆を強めたのだった。 **第7話『学園七不思議?』GM:森の守人 事件解決から数週間。その時の流れは、陰で違う物語を進行させていた。 ミタライ・レイジ。彼がクラスからいなくなって早三週間が過ぎ、クラスメイトたちの間ではその失踪事件が噂話として上げられていた。 アリアス、カナディア、ピリカ、ハクビ、ラフィニア、アハト、ルッカ等はその調査に乗り出そうと決意する。 思い出したくない過去の幻影と相対する5人と離れ、アハトは一人訓練に勤しみ、仕方なく学園の調査をアリアスは一人で決行する。 いくつかの奇怪な噂を耳にして、アリアスは西塔に何かがあると推測するに至った。 情報を交換し合い、夜、ミタライ・レイジ救出に乗り出したそこでは思いがけぬ経験を積んだらしいが……。 学園の七不思議。結局それは全員の記憶からそこでの経験を失わせる物だったのかもしれない。 失踪者であったミタライ本人でさえ、そこでの経験を事後、記憶している事はなかった。 ただ、ミタライがその後しばらく奇怪なポーズを取って変身!!と叫ぶようになったとかならなかったとか。 全ては闇の中。あの笑い声だけが知っている……。 『イーッヒッヒッヒッヒッヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒ』 **第8話『小さな奇跡』GM:冬摩 そろそろ夏に差し掛かる頃、ルッカはある妖精リーヴィと出会う。 その出会いから数日後、リーヴィとの仲も育めた頃。学園にとって有ってはならない出来事が起きてしまう。 『ドロップアウト』学園からの怪我による退学者が出てしまったのである。 学園七不思議にすらなるほどに、この学園では怪我によっての退学者は全くでた事が無かったのである。 そして、影で動いた2人のある者達。彼等は深夜、睡眠の時間中にリーヴィを浚おうとする。 しかし、片方の犯人は逃がしたものの、もう片方の犯人は確保に成功するメンバー達。 その正体はアリアス・シュベルツァー。ルッカ達の仲間のはずの生徒であった。 また、もう片方の犯人もミタライ・レイジである事が発覚する。 リーヴェリア。かつてはこの島に多くの樹を茂らせていたが、今はもう校庭に1本しか残っていないと言われる 学園にとっての霊樹。その霊樹の妖精がリーヴィであり、そして、学園からの怪我による退学者が出たのは リーヴィが樹の妖精としての使命を果たさなかったからであると告げられるルッカ達。 そして樹へと戻らなければ、今日の日が落ちる頃にはリーヴィが消えてしまうという事実もまた。 彼等は決断する。何処かに、この学園の何処かにどうにかする方法があるはずだ。そう考えたルッカ達は 全校生徒に呼びかけ、その方法を模索する。やがて一部の希望が見えた。 学園長であるヴァンブレストと呼ばれる血族であるならば、その使命。かつて、人と妖精とが交わした約束を変える事ができるのではないか?その結論と共にヴァンブレストを探すが、その血族は見つからない。 時間切れ、そんな言葉が頭をよぎったその時、リーヴィからある言葉がルッカ達に贈られる。 「私のこと、たまにで良いですから、思い出してくださいね…!」 そうして時間が来る、別れの時が訪れたのだ。誰もがそう思ったとき、クリミナの書類の中から一枚の手紙が舞い落ちる。 リーヴィは、消える事は無くただ、呆然と立ち尽くす。…消えない。 その事実を知った時ルッカ達はただ、リーヴィと共に喜びを分かち合うのであった。 たった一人、釈然としない表情でその光景を見ているアリアス・シュベルツァーを除いては…。 **第9話前編『ドタバタ遺跡探索集?』GM:はも  夏休みを目前に迎え、イオは動物小屋と化していた一室を改装。特別訓練施設を作る。 その作業を共に手伝っていた一行。その後、イオから射撃のことについて軽く学ぶこととなった。  午後の実習は遺跡の探索。 ネフ主導のもと、各班に分かれて遺跡へと潜り込んだ。 ギアトラップを抜け、タライに引っ掛かり、順調に進んでいく。 しかし目の前に置かれた箱は一行を大いに悩ませた。 ここでピリカの決断が功を奏し、精神力を切らせながらも何とかこれを切り抜ける。 奥もそろそろ見えてくる。そんな時に起こった大きな揺れ。 落ちていくピリカ・ルッカを助けようとするアリアスの甲斐も空しく、パーティーは分断されてしまった。 **第9話後編『謎を秘めるもの』GM:はも  分断されたパーティー。 それでもアリアス・カナディア・ハクビ組は、悶着ありながらも仲間を信じて最深部へ足を進める。 軟らかい地面に助けられたピリカ・ルッカ組も、偶然居合わせたアハト・ラフィと共に仲間の下へ走る。  先に到着したアリアス・カナディア・ハクビが見たものは―― 襲い来る謎の生物に、否応なしに応戦を強いられる3人。しかし想像以上の体力・硬さに驚きを隠せない。  そこに現れたピリカ・ルッカ・アハト・ラフィ。 途中、何度か劣勢に持ち込まれそうになりながらも、辛くもこれを撃破。 しかし、現れたもう1体の攻撃を庇ったアリアスが一撃で瀕死状態に追い込まれる。  この状況を打破したのはネフだった。注意を自分へ向けさせ、一行を外へ逃がす。  瀕死となったアリアスは何とか応急処置で蘇った。 それを素直に喜ぶ一行。 遠巻きには紫煙を燻らすネフの姿があった。 **第10話前編『愛も勇気も単なる言葉』GM:りんく 誰が受難やねん。あ、いや、違う。つい指が。 えー、各々が珍しくも同時期に問題を起こしてしまったメンバー達。 そして、その罰として魔法科準備室の整理整頓を命じられる。 無事に整理整頓が終わるかと思いきや、其処にミタライが現れる。 メンバー全員に嫌な予感が駆け巡る、そして、事件は起きた。 なんと、20点もの精神点を貯めていた魔法の壷が壊れてしまったのである。 当初はミタライを大人しく先生に突き出す気満々だったメンバーであったが、ミタライのある提案によって其れは回避された。 その提案とは、学園七不思議に頼るという物であった。 『レーティ=パルフィールドと、テウコメッツが重なる時、鏡の中に移る自分が、その内なる願いを叶えてくれる』 丁度いい事にテウコメッツ彗星は明日最も近づき、その鏡の在り処も明日向かうダンジョンに在ると言う事だった。 学園七不思議には多少の信憑性があると知っていたメンバーはこの作戦に乗る。 翌日、外からラッテ講師が招かれたと言う事もあり、当日はそれなりに浮かれるメンバー達だったが、重要な情報も無事入手。幾つかの問題が発生した様だったが、どうにか逸れも拗れる前に回避。無事当日は予定通りダンジョンへと赴く事が出来た。 ラッテの冒険者としての腕前を確認しつつ自分達も訓練をし、鏡の在り処も探索するメンバー達だったが、どうやって抜け出すべきかを考えている間にとうとう出口まで辿り着いてしまう。そこでメンバー達が執った行動とは…。 第10話後編『信じれば其れは確かな力』GM:りんく **第11話『チェンジ! チェンジ! チェンジ! ~強襲!パープルローズ~ 』 **GM:髯伯爵 学園の魔法講師エンリコに頼まれ教室の掃除をする一同。 そんな彼等に掃除の礼として紅茶とケーキを振舞うエンリコ。それは、翌日の騒動の始まりであった。 翌日、目を覚ました一同は自分の体に異変が起きていることに驚愕する。 戸惑う彼等を呼び出したデ・ギンと学園特殊防衛軍のガランドア軍曹から変身の原因を聞きだした一同は、自分達の体を元に戻すため学園倉庫に魔法薬を取りに行く事になる。 一同が倉庫へと出発した頃、イオのファンクラブ会長であるシャルロッテは、最近イオに近づいている(彼女的主観)ピリカを抹殺するべく同クラブの会員達を動員して罠に掛けようとしていた。 そんな事に気づかず倉庫のあるテロン峡谷へと赴く一同。 だが、シャルロッテの用意した罠は杜撰を極め、悉く失敗に終わる。 業を煮やしたシャルロッテは謎の仮面美少女戦士パープルローズに変装して、雇った用心棒2人を率いて薬を強奪する。 薬を盾に一同を倒そうとしたパープルローズであったが、当人の読みの甘さと猫耳となったラフィニアの活躍で戦闘はあっさり終了。無様に逃走する事となる。 パープルローズを余裕で撃退し薬を手に入れた一同。 そんな彼等を物陰から見つめる一つの影が、その者の名は”宵闇の白鴉”。 彼は【黒鳳連】なる組織から依頼された調査は終了したと呟きつつ姿を消すのであった。 **第12話前編『風は吹き抜ける』GM:はも  ネフは年来の友と久し振りに再会する。  そして愚痴を言われつつも渡された1枚の紹介状。  ジミーからラフィニアが転校すると聞かされ、各々の反応を見せる一行。  しかしジミーは詳細を全く知らず、ただ事実を言うのみであった。  動向がいまひとつつかめないという事で、調査を始めるルッカ・ピリカ・カナディア。  片や屋上で物思いに耽るアリアス。 校内をうろうろと探し回るハクビ。  呆けている講師を叩き起こし情報を得、風紀委員を尋ね、イオにたどりつく。  しかしこの日、イオは珍しく研究室にこもっていた。  アリアスは屋上でアハトと会う。彼もいろいろな意味で心配なようだ。  「当人の意見を尊重する」と2人は話し、別れた。  ハクビはにおいでラフィニアを探してみるものの、これといった識別は出来ずにいた。  次の日になり、講習はなし。  この時を使って、再び調査に赴く4人。  イオがピリカに渡したコモンルーン『ホーリーレイス』。  少なからずも力になってあげたいと思うイオのささやかな気持ちでもあった。  同時刻、ルッカは街へ。  船の動向を探ったところ、まだ出発はしておらず、次の船まであと4日という事を知る。  ハクビは1/1296を成し遂げ、満足気にリーヴィと昼寝をしていた。  ぼんやりと学園をさまよっていたカナディアに、直感が走る。  かつての動物小屋は訓練施設へと変わっており、その中から音がするのだ!  悩みつつもノックをするカナディア。  出てきたのはネフだった。  ちらりとラフィニアを確認したが、ネフによって追い返される。  次の日に呼び出すと言っていたが、それは何のためなのだろうか…? **第12話後編『絆は消えない』GM:はも ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――  私がこの学園を離れるまで、あと2日。  今日は女の子みんなで街に遊びにいった。  いろいろ服も見て、巨大なあんみつにもみんなすごい勢いで食べちゃって。  すごいって思った。 特にリーヴィちゃん、身体は小さいはずなのに。  その後も、あんみつ完食の賞金(?)を貰って、みんなでいろんな事をした。  楽しかった。  今まで、こんな事したこともなかったから。  学校に帰ってきた時、みんなが意気込んでたけど、なんなんだろう…? ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――  不覚にも、泣いちゃった。  みんな、祭りの準備をしてたんだね。 全然気が付かなかった…。  花火の代わりに、魔法の光が学園を包み込んだあの景色は、忘れられない。  それと、アリアス君に励ましてもらった。 らしくないけど、言葉の一つ一つが嬉しかった。  マフラー、ちゃんと持っててくれるよね……? ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――  今はもう船の上。  夜風がさらさらと流れてく。  『またすぐ会えるだろう』って、ウェガさんに言われたけど…、 会えるよね?  みんなからは大切なものをもらったし、私だってお礼もしたい。  私も頑張るから。  みんなの頭脳として、先頭を引っ張ってくルッカちゃん。  子猫みたいで、なでたくなるようなハクビちゃん。  一本気が通ってて、それでも何か私に似てる気がするカナちゃん。  まっすぐものを見つめて、正面から受け止めてくれるピリちゃん。  いつもはしぶしぶしてるのに、いざという時、みんなのために動いてくれるアリアスくん。  よくあのあんみつ食べたなぁって思う、リーヴィちゃん。  本当は一人一人に手紙を書きたかったんだけど、時間がなくて…。  でもね? 私も―――  (くしゃくしゃになっていて読めない) ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――― **第13話『学園の裏に潜む者(前編)』GM:セプトパス 夏休みの登校日、各班に課題が与えられた。 アリアス班の課題は『レギアス島の歴史を調べること』。 これは本来の『甘味屋3件のメニューを調べること』という課題をクレイが書き換えたものであった。 街で11以上、図書館で12以上の達成値を出さないといけない難解な課題であったはずが、PLのダイス運によって一日目であっさりとクリアー。 しかし、その過程でカナディアが本棚を倒したことにより、隠し通路を発見。 ピリカとカナディアの二人がその奥に進むと、そこでアーティアという、二人にそっくりの少女を発見する。 仲間を伴って再びここを訪れた時、ルッカは、このレギアス島の裏で行われていた衝撃の事実を知る。 すなわち、神に仕える少女たちの人柱の儀式を……。 そして、近々、アーティアも人柱とされることを……。 **第13話『学園の裏に潜む者(後編)』GM:セプトパス 校内でジミーが暴れている!ハカセの発明した刀が原因らしい。 その刀は精神を強くする代わりに無限の魔力を供給する諸刃の剣であった。 アリアスたちはその刀をジミーから奪い、アーティアを救う作戦を思い付く。 刀を奪い、アーティアの元へ行くと、彼女の父ダルガスがやってきた。 彼の口から告げられる真実。 それは、ピリカ、カナディア、アーティアが元は一人の人間であったこと……。 島を沈没から守るため、島の中央にあるクリスタル柱に刀を突き刺し、ダルガスの使命は終わった。 解放されたアーティアは学園に転入し、誰も恨むことなく、今までの分も楽しもうとしているようだ。 第14話『ある夏の思い出』GM:森の守人 第15話前編『狼 脱走 大脱走?』GM:冬摩 第15話後編『友情と』GM:冬摩 第16話『月灯りプレリュード』GM:りんく 第17話『激突! 大運動会の巻』GM:髯伯爵 **第18話『ベノムハザード』GM:セプトパス 新PC、べイオウルフが転入してきた。 次の日は実技試験。第7実験室で、ピリカが四隅にあった機械に触れると同時に煙が部屋を満たす。 目が覚めたら彼らはツキアカの冒険者になっていた。 街の人が次々とゾンビになる毒。これを解決するためには、街の中央にある塔で解毒薬をばらまけばいいことがわかった。 その塔の最上階で、機械化されたジミーとハカセに出会う。 彼らはアリアスたちの妨害をすべく、襲い来る。 二人を撃退し、薬を撒いた時、みんなは目を覚ました。 今まで見ていたのは、ハカセの作りだした夢(脚本:ヒロミ・ゴー)であり、これこそが試験であったのだ。 第19話『紅葉の舞う頃に』GM:森の守人 第20話『饅頭騒動~トマガミ編~』GM:冬摩

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