中国で作られた喫茶用の
茶碗。
日本では容器形態を意味し、低く、小さな
高台〈未〉、漏斗状の形、すぼまったのちに外に開く口辺高台の土見せが特徴の茶碗。
七種の天目とは、曜変(ようへん)、建盞(けんさん)、烏盞(うさん)、油滴(ゆてき)、灰被(はいかつぎ)、黄盞、玳皮盞(たいひさん)をいう。
七種の天目
曜変(ようへん)
建盞(けんさん)
中国福建省にある建窯で造られていた天目茶碗。口縁部が強く反るタイプのものと、あまり反らないタイプ(いわゆる天目形)の2種類がある。
烏盞(うさん)
油滴(ゆてき)
灰被(はいかつぎ)
黄盞
玳皮盞(たいひさん)
その他の天目
伊勢天目
和物天目茶碗の一種。一般に朝顔型で高台は低く、小ぶりなもの。
最終更新:2011年06月28日 13:56