けんすい
点前の時にすすぎの湯水を捨てる器。
「水こぼし」ともいう。
唐銅、 砂張、毛織(もうる)、七宝、鍍金、真鍮(しんちゅう)などの金属や陶磁器、竹木製でつくられ、特に定まった形はない。
昔からのかたちとして、「大脇差」「差替」「棒の先」「槍の鞘」「瓢箪(たんぴょう)」「餌畚(えふご)」「鉄盥(てっぱつ)」の建水七種がある。
七種建水
大脇差
差替
棒の先
槍の鞘
瓢箪(たんぴょう)
餌畚(えふご)
鷹匠が用いる餌入れに形が似ていることからこの名称がある。
袋状で上部が開いている。
鉄盥(てっぱつ)
最終更新:2011年06月30日 22:30